朽木~マキノ~琵琶湖キャンプツーリング(2日目)

マキノ メタセコイヤ並木

 今回は4月の「琵琶湖~」と同様、最もコンパクトなネイチャーハイクのソロテントにナンガの450FPのシュラフと云った装備できたのですが、些か寒い思いをする事に。インナーがメッシュのテントだと云う事よりも、風が強くてフライの裾から吹き込む風が堪えました、標高もそんなにある訳でもなく、地面からの冷たさは感じなかったのですが、陽射しが入って風が凪ぐまで寝袋から出られず仕舞い、もう少し設営場所を考えるべきだったかな。まぁ今日の予定はマキノのメタセコイヤ並木に立ち寄ってからのんびりと湖岸を南下して小松浜か船酔島のキャンプ場まで向かうつもりなので、ゆっくりさせて貰います。
 さて残り物で軽く朝食を済ませ撤収開始、陽射しもあってフライやフットプリントも良く乾きます。キャンプ場としては平日とあって空いていて騒ぐキャンパーとかも居らず快適だった事もありますがなかなかお勧めです。あえて欠点を挙げれば、真横がR367なので結構遅くまで行き交う車の音がうるさい事、トイレがその国道を挟んだら山側の梅ノ木休憩所と云う建物で少々離れている事、川べりのキャンプ場なので仕方もないのですが、歩く距離は笠置キャンプ場で使うのとさして変わらないかと。あとベンチの類いは一切なくて、バーベキューなどに使って貰うためでしょうかコンクリートの側溝が並べてあるだけ、テーブルとかあまり積んでこれない自転車キャンパーには辛い処です。
 さて8時を回っても、9時を回っても集金の管理人さんはやってきません、案内板とかに「梅ノ木自治会下河原管理組合」とはありますが電話番号とかはありません、さすがにこれ以上ゆっくりともしてられませんので、後で調べれば支払う方々は幾らでもあるかと、0940キャンプ場を後にします。そう云えば昔々、紀伊長島のオフシーズンの海水浴場のキャンプ場で、集金に来ないので翌朝電話したら「自転車の人ね、お金はエエですよ」と云われた事がありましたね。
 少々ゆっくりし過ぎた感もありますが、再びR367を北上し朽木からも安曇川に沿った県道23号小浜朽木高島線に入りマキノを目指します、距離的にはR367~R303経由の方が近いかも知れませんが。天気も上々、気温も快適、交通量も思いの外少なくて、そして初めてのルートが新鮮です。
 今津の街中を抜けて県道335号今津マキノ線を北上、湖北バイパスができるまでの旧R161ですね、お昼にはメタセコイヤ並木に到着、平日にも拘わらず車や観光客の多い事、おまけに観光バス、そして並木内駐車禁止にも拘わらず車を停めて写真を撮る輩も。とにかく「自撮り」するつもりで来ていますのでセットはしてみますが、とてもタイミングはとれません、結局は事後裏技を駆使する事が前提の撮影になります。その上並木の北に抜けた辺りでなにやら工事をしていますので並木の間からマキノの山並みを見上げられるポイントもよろしくありません。なお巻頭の写真は3枚の写真を合成したものです。
 13時半にマキノを後にし湖岸沿いの「びわいち」ルートへ入ります。今津の古い街並みを行きますが、高島郡の今津町道路元標は健在です。滋賀県では10基の現存情報がありましたが、最近新しい情報がありませんね。
 県道333号安曇川今津線いわゆる「風車街道」を南下しますが、今津町木津の交差点から湖岸寄りに「さざ波サイクリングロード」の標識があります、大方のびわいちローディは無視、実際踏み込むとダートや木橋があったりして大変ですが、竹生島を望む木津港跡の史跡があります。
 さて今日のルート、今津町からメタセコイヤ並木まで往復した格好になって意外と距離が、改めて計ると琵琶湖大橋まで行くと100キロになる計算、手前の小松浜海水浴場でキャンプをする案もあったのですが、陽の長くなったこの季節ですし、脚の方もまだまだ走れそう、出来れば明日にゆとりを持ちたいので、一気に琵琶湖大橋を東岸に渡る事に。
 17時には一息入れようと大橋西詰の道の駅「琵琶湖大橋米プラザ」に立ち寄ると1台の今風4サイド、声を掛けると九州佐賀は小城(知る人ぞ知る羊羹で有名な街なんです)から日本一周17日目の青年、今日はこの道の駅で野営して明日は湖東を北上する予定、ならば後10キロ余りだから中主(ちゅうず)吉川公園の無料キャンプ場を一緒しようと云う事になりました。
 琵琶湖大橋を渡り東詰のローソンで補給の後、湖岸道路を走り18時前に中主吉川公園に到着、トイレや四阿が整備された公園で24時間以内を条件にキャンプが認められています、平日ですが金曜とあって数組の先客がいますが余裕のスペースです。明朝出発までご一緒する事になったR.K.君22才、九州を立って山陰海岸を鳥取まで走り、弟のいる大阪に滞在した後、京都から滋賀へ、なかなか良いペースですね、スポーツサイクルの経験は殆んどなくて、MASIのMTBにキャリアを付けてオーストリッチのS-7の4サイドは地元の自転車さんにチョイスして貰ったとか、殆んどぶっつけ本番、いざとなればネットで何でも調べられる、最近の自転車日本一周事情なんですね。本日の走行108.4キロ、登りと云える様な道もなかった事もありますがAVS20.0km/h、今日はのんびり走ろうと思っていたのですが、相変わらずの弾丸キャンツーにしてしまいました、反省。

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「朽木~マキノ~琵琶湖キャンプツーリング(2日目)」への1件のフィードバック

  1. キャンプツーリング楽しそうです。季節的には今がベストでしょうね。雨が降ったらいやだけど、いつかやってみたい。

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