さて7月上旬には1ペア出来上がったサイドバッグ、後1ペアを作る為に手配してあったパニアバッグが到着、改造に必要な部材は大方準備できていますので、早速加工に取り掛かります?
内側パネル、5.5mm厚のMDF合板にM6の板ナットを3ヶ所埋め込んでいます、これでバッグ内側にネジの先やナットと云った突起物を無くす事ができます(写真左)。外パネルは最終的にアルミ板にするつもりでしたが、コストと重量の点からMDF合板で、こちらにはM4の板ナットを片側6ヶ所埋め込んでいます(写真右)。
バッグのない状態、この様にキャリアに固定されます。
外パネルにはしっかり塗装を仕上げ、バッグの背の部分を2枚のパネルで挟み込む様にして完成です。将来キャリア等が変わって固定位置の変更が必要な場合も、外パネルの変更だけで済むかと。
あまり要らない様に思える手提げハンドル、取り外しとかで付いていないと困るものです。元のパニアバッグに付いていましたが、左右に切り離したので、2つ自作する事に、切り売りのPPベルトを入手、握り部分に皮でも巻けば格好良いのですが、適当なものがなかったので、たこ糸を巻いて仕上げました。
4つ揃って4サイドバッグ完成です。
なおこのバッグは撥水加工がされた生地を使用しているのですが、シーム部分を含め防水性は高いとは云えないので、レインカバーを用意しておく必要があります、以前のオーストリッチのものはやはり一回り小さくて流用できません、市販のリュック用のものは大きなサイズが主で、なかなか適当なサイズのものがありませんし、小さなサイズがあっても結構良いお値段がします、4つだとバカになりません。幸いAMAZONで15リッターとしているものを見つけ、これが廉価な上に送料無料、ただ中国から送られてくるまで半月は掛かりました。とりあえず2つ頼んで、寸法や品質を確認して残りを追加しました。ご覧の様にぴったりサイズです。
海外の通販サイトで見つけたパニアバッグを改造したサイドバッグ、なんやかやで2ヶ月程掛かりましたが、どうにか満足の行くものが出来たような、さて本番のキャンプツーリングは。