「写真」カテゴリーアーカイブ

鉄道写真

小学生高学年から高校にかけて鉄道写真に凝っていた時期があったが、世の中SLブームとやらで騒ぎ出した頃に、持ち前の天の邪鬼な性格からさっさとやめてしまった。
 少しは古い写真でも整理してやろうと今年になってフィルムスキャナを買い替えたのだが、デジカメの便利さに慣れてしまった身にはスキャンは大変に邪魔くさい作業である。 と思いつつネガをひっくり返していたら1970年から1971年に掛けて足繁く通った姫新線の写真が何枚か出てきた、姫新線は姫路から岡山県の山中の新見までの150キロ程のローカル線である、当時の新見と云えばSLファンならずとも知れ渡っていた「布原の三重連」には脇目もふらず、一日数本のSL列車を目当てに通ったものである、以来沿線に行く事すらないが、写真に写ったひなびた風景に、今では中央道もできて周辺の風景も様変わりしてしまっただろうと思いつつ、一度自転車で訪れてみようかと思った。
 姫新線のSL写真をうちの「CanCanHomePage」の「懐かしの鉄道写真集」に何枚かアップしました。


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モノクロ現像

自転車仲間のwindyさんのブログに面白い書きこみがあった、写真の「モノクロ現像」を始めたそうである。 彼は老舗ツーリング系自転車サイトのオーナーとしても知られているが、最近まで風景写真のサイトとして充実した作品と多くのアクセスで知られていた。 色々思う処あったそうて風景写真のサイトは閉じてしまわれたが、多少なりとも若い頃に写真を志した身には嫉妬心を起こさせる程の素晴らしい作品が並んでいた。
 若い頃には白黒写真が当たり前だった私の世代では、どうも白黒作品にはノスタルジックな思い入れが入ってしまうが、さりとて白黒写真に全くといって良い程、経験のない若い人とも違う、私より一世代下の彼がどんな作品を作ってくれるか非常に愉しみである。 技術的に写真の事が詳しい人なら判る事だが、カラー写真やデジカメ画像をグレースケールにしたところで白黒写真(狭義の)にはならない、色彩と云うものを撮影の段階から排除し、感材の特性を理解した上でなければ、素晴らしい白黒写真は生まれないだけに興味深い。


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