「写真」カテゴリーアーカイブ

桜三昧 飛鳥~津風呂湖~宇陀

 お花見サイクの話がまとまらず、お天気も良いのでErbaロードを駆って1人で出掛ける事に、「WAKAYAMA800 2度目の南紀へ」でダメージのあったタイヤを交換し、バーテープとシフトワイヤーも交換、とりあえず芋ヶ峠を越えて津風呂湖畔へ向かう事にしますが、お昼の弁当を仕入れてまずは明日香村は石舞台へ。
 石舞台界隈の桜は今が盛りです。稲渕から栢森とのんびりと写真を撮りながら芋ヶ峠へ、身軽なロードですがまだまだ本調子じゃない様でして…


 平尾吊橋を渡って木の子広場で早めのお昼にします。北岸の入野まで続く道は先年整備された道ですが、車が入れるのは両端と離合できる幅員がないので、釣り客の車と山仕事の軽トラしか入って来ません、但しカーブの連続に落石が多いので注意です。なお入野までダムと県道経由より距離は倍程にもなります。
 津風呂湖北岸を行きます。
 入野の桜並木ですが、桜の木の高齢化?かして勢いと云うかボリュームがなくなりましたね。
 坂を登ってR370に取り付き川上村へ向かおうかと思っていたのですが、ヘッドライトを忘れてきたので入野トンネルを避けて北へ、と云っても短いトンネルが2つばかりあるのですがね。
 三茶屋の交差点を右折して県道28号吉野室生寺針線へ、この県道日の森峠の部分が車道未開通ですが、町道経由で宇陀市へ抜ける事ができます、交通量が少なく快適なルートです、写真は小名にて。
 宇陀市へ入ったものの、何のプランもなかったので行き当たりばったり、桜の咲いている方角に向かって適当に、大熊で県道219号に入り佐倉峠へ抜けて、R166を松井橋へ下り県道31号へ。写真は下芳野の旧道沿いの枝垂桜。
 芳野まで入ってきたので、せっかくですので昨年岩端に移転した「月うさぎ」へ顔を出す事に。まだ平日営業はしていなくて、番頭さんも出掛けていたのですが、コーヒーを頂く事に。
 東吉野の時の様にキャンプをするスペースがありませんが、立派な古民家カフェになりました。
 今週末に第1回の「いわっし村」さくら祭が行われ「月うさぎ」でもライブがあります。岩端の桜は咲きだしたばかり、週末が身頃かと。



 芳野川に沿って帰途に就きますが、伊那佐文化センターの前から右岸の桜並木に入ります、桜の頃にこちら側を走るの初めてですが、なかなか見事なものです。本日の走行81.8キロ。

桃源郷へ

 風邪のせいで棒にふった半月、ようやく体調も回復してきたので、昨年タイミングを逃した下市町西山のいわゆる桃源郷へ向かう事に、毎年の様に出掛けているK氏の情報では今週を逃す訳には。昨年からスランプ続きの「自撮り」、重い三脚を積み満を持して出発。
 さてキャラダイスの大型サドルバッグ、ネルソンのロングフラップモデルに取り付けられる様にした三脚ですが、脱着が楽でこれはなかなか重宝しているのですが…
 昨年同様、下市から県道20号下市宗桧(むねひ)線で樺の木峠を目指しますが、峠手前の光円寺の枝垂桜が盛りです、せっかくですので「自撮り」に挑戦しようと三脚を準備したのですが、しょっちゅう車がやってきます、その上地元では知られた枝垂桜だけに、車を停めて写真を撮ったりする人が、お陰で「自撮り」をする間合いがありません、その上外部タイマーが上手く動作しません、間違って調子の悪い方のタイマーを持って出てきた様です、仕方がないので内蔵タイマーでピンポンダッシュするか、コンデジのタイムプラス機能を使うしかなく、先が思いやられます。
 とにかく撮るには撮ったのですが、道が広いせいか何やら雰囲気のない写真になってしまいました。そんなこんなで40分余りを浪費してしまいました。


 普通なら昨年同様に十日市から丹生川沿いの県道138号赤滝五條線に入るのですが、昨年「自撮り」向きのポイントが見つけられなかったので手前の尼ヶ生から山に取り付き町界を越えて西山に向かう事にしたのですが、とんでもない激坂の連続を推す羽目に。ただ植林された針葉樹の合間に点在する農家の回りには桜、梅などに混じってサンシュユを見る事ができます。しかし標高400mを超えるこの斜面に暮らされているのには驚きです。
 サンシュユこそありませんが良さげなポイントでトライ。
 山腹を縫ってゆく道の途中でピンクとサンシュユの黄色が織り成す彩りが良いポイントがあったのですが、金属製の猪垣と電柱が目障りでパスしたのですが、結局今日一日この様なロケーションに出遭う事はありませんでした、後になってここで撮っておくべきだったと後悔先に立たず、ましてこの画像を見ると灰色の猪垣や電柱は殆ど目立たないのでは、ただ再びここまで登る気持ちは。
 下市町に入ったと思われる辺りからはやや緩やかな下りとなり、昨年反対側から登ってきた辺りまでやってきました。眼下には素晴らしい風景が拡がるのですが、別にネイチャーな写真を撮りに来た訳でもないので程々に。
 丹生川沿いの谷あいには箱庭の様な風景が、ただ下西山では目ぼしいポイントを見つけられずに県道まで下り上西山へ。
 上西山では貝原の枝垂桜を見下ろす反対側の山腹へ、写真では平坦にも見えるのですが、実は激下り、お陰で真っ直ぐ下る事ができずコース取りが不自然になってしまったのが気に入りません(写真左)。
 何やら消化不良のまま遠目にも満開の貝原の枝垂桜へ向かう気にもなれず、丹生小学校跡で一息入れて、黒滝から地蔵トンネル経由で帰途に就く事に、本日の走行90.8キロ。ここ2~3週間はまともに走っていなかったのと、結構風のきつい一日だったので、最後の裏芋には些か参りましたが、樺の木峠を越えてからの道筋に沿って里山を彩る桜や木蓮や色とりどりの花木が、国中の川筋の桜並木に些か食傷気味な身には新鮮だったかと。

2019年CanCan謹製カレンダーができるまで

 20年近く続いている「CanCan謹製カレンダー」、卓上版は2001年からフロッピーディスクケースのサイズで続けてきたのですが、S氏からA4/3サイズのケースを400個程頂く事になり仕様が変わる事になりました。
 従来は6ヶ月分をA4サイズで印刷していたのですが、今回のケースサイズは内寸206×105とA4サイズに3ヶ月分がぎりぎりで収まらないと云う微妙なサイズ、それどころが2ヶ月分すら横向きにしても余白が取れないサイズなのです。実際のところ表紙裏表紙を含めてA4が2枚と1/3で間に合っていた用紙がなんと6倍以上の14枚も必要になる計算なのです、B4なら3ヶ月分、B5なら1ヶ月分入る訳ですが、プリンタをA3機に買い換えるのもなんですし、B5用紙はA4に比べて種類が少ないですし非常に割高になります。
 そこで最近普及しているネット印刷に依頼する事を考えてみました、丸投げすれば楽なのですが、表紙裏表紙を含めて両面印刷の7枚もの(コート紙135kg)にしたとして100部印刷すると3万円近くかかる計算になります。基本手作りするスタンスですので、そこで表紙裏表紙をB5両面、1月から12月を3ヶ月づつ、B4片面で4台印刷だけして貰う事にしました、それでも2万以上の印刷代はかかってくるのですが。従来から用紙、ラミネート、インクに1万以上はかかっていた訳でして。
 まず表紙裏表紙を依頼、PDF入稿で何故か自動縮小がかかって少し小さくなって刷り上ってきたのですが、こちらの責任と云えないので原寸になる様に無償で再印刷をして貰う事ができました。本文の4台も両面印刷にすれば2台で済むのでコストダウンできるのですが、オンデマンド印刷では表裏の見当がちゃんと合うのか不安があるので今回は片面にしたのですが、このデザインでも裏面の地色を工夫すればどうにかなりそうな按配です。
 手間のかかるカット作業、写真の様な裁断機が仕事先にあったり、もう少し枚数の切れるロータリーカッターを検討してみたのですが、やはりカッターナイフでちまちまやるのが一番安全確実な様です。
 カットして丁合をします。
 ところで今年からカレンダー表面右下にQRコードを入れてあるのですが、スマホなどで読み込ませると、写真の撮影場所をグーグルマップで表示する様になっています。
 ケースに入れてOPP袋に入れれば出来上がり、とにかく12月24日の「石川ポタ」までの分は用意できました。なお2019年版は7月に山川さん、9月にskuramさん、10月におつねさんの写真を使わせて頂きました。
 A5版のプレミアムバージョンは図らずもモデルになって頂いた方に進呈します。

 

 なお余っていた材料で従来型の中味だけ(リフィル)を少し作りました、数に限りがありますので「石川ポタ」参加者に早い者勝ちで進呈します。

 

 最後にお願い、カレンダーの材料費、昔は仕事の経費で賄っていたのですが、リタイヤ後はそうも行きません、20年も続けてきてなかなか止める訳にも行きません。ケース裏面にAMAZONヘリンクしたQRコードを貼っています、よろしければAMAZONでお買い物の切は、こちらのリンクからお願いします。

来年のCanCan謹製卓上カレンダー

 毎年恒例の「CanCan謹製卓上カレンダー」ですが、年毎に3.5吋フロッピーディスクケースが入手(廉価で)しにくくなる中、ある方からA4/3サイズのカレンダー用ケースを大量に頂きました。10数年続いた今までのデザインですが、現在新デザインで製作中です。
 2~3年分は間に合う量があるのですが、206×105mmと云うサイズが微妙なんですね、A4サイズのプリンターで効率よく印刷できないので、ネット印刷にトライしてます、コスト削減の為にカットは今迄通り手作業です。
 左が試作品、従来サイズの倍です。色々と検討しなくてはならない事が多くて「笠置キャンプ」にはちょっと間に合いそうにはありませんが…


今年の案山子コンテスト

 毎年この季節に行なわれる明日香村の案山子コンテスト、既に展示が始まっていますので、カメラ担いでちょっと覗いてきました。
 毎年、話題になっている人物とかに変身する巨大案山子ですが、今年は「せごどん」です。






 コンテストの投票は9/22~23に行なわれますし、暫く雨予報が続いていますので、ビニールを被せたもののあるのですが。今年で23回目とか、出品者もマンネリなのでしょうか、ここ2,3年少し今一つな感もあるのですが。

 彼岸花の方はまだまだ、蕾も僅かに出てきたばかりです、稲渕の棚田近くでは黄色いのが若干見られますが。(正しくは彼岸花ではなくショウキランかと)



2017年(昨年)の模様 2016年(一昨年)の模様 2015年の模様

2014年の模様 2013年の模様 2012年の模様

久しぶりに鳥見山へ

 今日は行き当たりばったりで走り出し鳥見山公園へ登ってきました。鳥見山公園は桜井市と宇陀市の間にある標高734mの鳥見山の中腹にある公園です。実は桜井市外山(とび)にも同名の鳥見山がありますが、こちらは標高わずか245m、いずれも神武天皇所縁とか共通する伝承があるので、どこかでごっちゃになっているのかも知れません。
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野迫川キャンプツーリング(2日目)

奈良県吉野郡野迫川村 高野辻にて

 幸い風はなかったものの相当気温は下がっていた様です、夜中に湯たんぽのお湯を沸かし直す事に、後で聞いた情報では高野山では氷点下だったとか。それでも雲海狙いのアマチュアカメラマンと思しき車が5時前から何台もやってきます。一昨年はまったく見られなかったのですが、今朝はどうかな。
 5時半頃、東の空が明るくなってきて、野川谷を雲が覆っているのがどうにか判る、幾らかは期待できそう。

 まぁあまり人と同じ様な写真を撮っていても仕方がないので、自転車を入れながら何枚か、ブログやSNSのタイトル画像になりそうな位のものは何とか。
 7時過ぎにはすっかり太陽は昇ってしまい、コーヒーを飲んだりしながら9時過ぎには撤収完了。雲海狙いのカメラマンの姿はもう、雲海も野迫川村の貴重な観光資源ですが、お金は落ちませんね。
 昨夜登ってきた荒神口まで下ってくると食堂「グリーン」が開店した処なので、ここで2度目の朝食に。昔からあるのですが、平日しか相手いないのでは入るのは初めてです。丁度立里荒神へ登って行くバスが。奈良県でありながら村役場のあるここへは奈良交通はやってきません、高野山から南海りんかんバスが1日2往復やってきます。

 超のつく激坂が続くのですが、恐らく20数年ぶりに立里荒神へお参りにきましたが、さすがに4サイドでは登れません、参拝の車も結構やってくるので蛇行も敵わず、一度降りるともう終りです。

 お盆にも走ったのですが、川津高野線を川原樋川まで下ります、紅葉の方は些か期待外れでした、適当な「自撮り」ポイントも見当たらず。
 川原樋川にて
 野迫川村で唯一確実の食事のできる処はここだけです、村営の野迫川温泉ホテル。荒神さんへ参ったりして結構時間が推してしまったので、遅めの食事と菓子パンを2個ばかり調達、水の補給も。川原樋川沿いは結構あちかちで水が出ているのですが。
 桧股経由で高野龍神スカイラインの方(棒)峠に取り付いたのはもう16時近く、少し走ると野迫川村の案内所も兼ねた「鶴姫」があるのですが、今は営業をやめたのか廃墟の様になっています。

 タイノハラ林道に入り少し走ると四阿があり、ここが今夜の野営地です。なお水場もトイレもありません。高野山から野迫川温泉ホテルへの送迎バスはこの林道を通るのですが、暗くなる通う車は殆どありません。西側の稜線をスカイラインが走っているので単車の音とかも聞こえてくるのですが、ドコモですら電波状態が悪くテントの中では全く通信はできません。

 和歌山県との県境の稜線に陽が沈みます、遥かに紀伊水道が見えるはずなのですが、しかし9月の淡路島と云い今年は日の出と日没に縁がありますね。本日の走行41.6キロ。

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