「道路元標」カテゴリーアーカイブ

道路元標蒐集の旅 (九州篇 4日目)

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今日は昨日の雨がうらめしい好天、せっかくの九州なのでもう1日でも色々回りたいところだが、明日に仕事の予定が入ってしまっているので、早めの時間設定で帰途に就きます。

福岡0537発、小倉、下関、新山口、岩国、糸崎、相生と乗り継ぎます、春休みの日曜、お天気とあって倉敷辺りから結構混んでいます、相生~尼崎は座れず仕舞い。

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尼崎からは東西線、おおさか東線、関西線経由の直通快速で奈良まで乗り換えなし、おまけにこっちはガラガラ、元城東貨物線のおおさか東線に初めて乗ります、奈良で桜井線に乗り換えて桜井1947着、14時間10分、10,020円分乗車。

道路元標蒐集の旅 (九州篇 3日目)

今日は佐賀市周辺に残る5基の道路元標を巡る予定ですが、天気だけは期待通りにはならず予報通りの雨、でもお昼前後から雨は止むような予報なのでとりあえず最寄の久保田駅まで輪行し様子をみる事にしたのですが、一向に止む気配がなく無人駅で2時間以上待つ事に、途中から降り出した雨なら諦めもつきますが、なかなか最初から雨の中を飛び出すのも、ここまできて手ぶらで帰るのも、そろそろタイムリミットなので、覚悟を決めてポンチョを被って飛び出す事に…

 

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佐賀市を囲む様に佐賀環状自転車道がありますが、天気が良ければ少しコースをアレンジして走ってみたかったのですが、ここは元標巡りの途中で交差した自転車道の「徐福サイクルロード」と呼ばれる区間で、旧国鉄佐賀線の廃線跡で見事な桜並木が続いています、今日は花散らしの雨となってしまいましたが。   

 

 旧国鉄佐賀線が筑後川を渡るところに架けられた昇開橋、廃線後も保存され重要文化財となっています、自転車、バイク、ペット連れ不可となっています、こちら岸にまだ道路元標が1基残っているのでここで渡らずに、下流の新しい橋を渡りましたが、次回はきっと押してでも渡ります。  

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筑後川を渡って福岡県に入り水郷柳川へ、雨なのに水郷めぐりの観光客が、まぁ雨の中を自転車で道路元標漁りをしている方がよっぽど物好きでしょうがネ。

水郷柳川と云えば「柳」でしょうが、「桜」もあり。  

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柳川と云えばこれ「柳川丼」だと、ところが「柳川丼」とここ柳川は何の所縁もないとか、でも「うなぎ」の店は多かったです。 日頃一人旅ではあまりグルメしないのですが、西鉄駅前まで走り終えて駅前のお店で1,600円の定食を戴きました。 結構キツいものが出てくるのかと思っていたのですが、臭みはなく綺麗に開いてあって、和え物まで付いていてなかなかも美味しかったです。
ところで柳川は大林宣彦監督で映画化された「廃市」の舞台なのですが、柳川駅はありきたりの私鉄電車の駅でした。
本日の走行41.4キロ

道路元標蒐集の旅 (九州篇 2日目)

青島村道路元標を昨日のうちに回ってしまったので、今日は「石」ではなく「鉄」の日に。 まず宮崎から始発で吉都線京町温泉駅まで輪行し、肥薩線真幸駅まで走ります、距離は6キロ余りですが標高差が150m程あります。

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と云っても一応は未知の元標の捜索は、見つけたのは明治の里程標でした、残念。  

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肥薩線真幸駅、肥薩線は最初鹿児島本線として開業したので、この駅は宮崎県最初の駅。  

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真幸駅は有名なスイッチバック駅、人吉?吉松間は一日5往復、うち日中の二往復は「いさぶろう・しんぺい」と云う観光列車、一応自由席が7席ありますが。 次の上りで大畑駅まで輪行します。  

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大畑駅で下車、ここもスイッチバック駅でループ線の途中にあります。 戻ってきた下り列車を待ってから人吉へ200m程のダウンヒル。 本日の走行26.1キロ。

人吉から佐賀まで輪行、明日は佐賀市周辺の道路元標を回る予定なのですが、天気が…

道路元標蒐集の旅 (九州編 1日目)

1238713354.jpg大阪南港から13時間20分の船旅、宮崎にやってきました。 1238713361.jpg 綾町に向かって大淀川河畔の「綾宮崎自転車道」を走ってます。 1238713779.jpg綾町道路元標八代村道路元標を回った後、再び自転車道を走って宮崎市街へ戻り「宮崎県文書センター」、もちろん目的は「道路元標ノ件」が掲載されているかも知れない「県報」の閲覧です。 開館日や開館時間は事前に調べてあったのですが、閲覧には本人と住所の確認できる身分証明が必要との事、遠方からとのことで閲覧はさせて貰えましたが、別に借り出す訳でもないのに身分証明が必要なんでしょう、HPにはその旨の記載がない事も言っておきましたが。 ところで肝心の「道路元標ノ件」、大正9年と10年の県報を閲覧しましたが残念ながら見つかりませんでした、この手がかりあるのとないのでは大違いです。 P1000902.jpg まだ時間があるので、KHSを宿に置いて明朝の予定だった青島村道路元標まで往復。 青島駅では20吋のタイヤを背負った輪行の若者が、鹿屋経由の計画を断念して、国分までショートカットするそうです。 1238713790.jpg 夜は食事の後、ネットで見つけておいた市内のJAZZSPOT「LIFE TIME」に、アマチュアでしょうかノーチャージでライブをやっていました、珍しい女性のチューバで「Stella by Starlight」他を演奏していました。

道路元標蒐集の旅 (島根篇 3日目)

今回の旅は19日(金)に予定があるので、3泊4日までと考えていたのですが、昨日予定の8基をこなせたのた、ノートPCの充電器を忘れて来たのと、いささか風邪気味の様なおかしな体調なので、3日目で切り上げ明日はゆっくりしようと、今日は国道187号線で岩国側に抜けて帰途に就く事にして、益田駅始発0625発の山口線で日原駅へ向かいます。

1237408873.jpg山口線と岩徳線に使用されているキハ40、キハ47のこのカラーは結構好きですね。  

 

 

1237408879.jpg日原は津和野川と清流高津川の合流する山峡の町、津和野より大きく感じられる町ですが、平成の大合併で今は津和野町になってます。

 

1237408889.jpg 一路国道187号線を旧柿木村、今回の最後の目的、、柿木村道路元標を収めて、郵便局で余計な荷物を「ゆうパック」にして、七日町、六日町と探索しながら山口県境の傍示ヶ峠へ向かいます、しかし国道187号線は中国道六日市ICへのアクセス路になるので結構車が多いのが、ただほぼ8割方、段差の少ない歩道部分が整備されているのが救いです。 岩国側へ超えると元の国鉄岩日線、現在の錦川鉄道があって、錦町駅1414発に乗車すれば余裕で桜井に戻れる訳です。 ちなみに津和野駅だと1158発がリミットとなってしまいます。  

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六日町を出ると4キロ程で標高400mにも満たない傍示ヶ峠です、ふと前を見ると一人のローディが、適度な斜度なのでそっ?と詰め寄って楽をさせてもらっていると、気づかれてしまいました、どうぞお先にとの事(^_^;) 抜かしてヘタる訳にも行かないのでハァハァしながら勢いであっと云う間に峠へ、もしかすると錦町駅で1本前の1223発に乗れるかも。
もちろんこの峠にも峠おやじナワさんの足跡が、県界標があるとの事なので探していたり、峠から岩国側は結構な急坂で減速帯があったり、工事で交互通行になっていたりしていて、時間がかかってしまい1223発は駅手前で見送ってしまいました。

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錦町駅周辺の旧広瀬町を探索したり食事をしたりして、「18きっぷ」は使えないので川西駅までの930円の切符を買って1414発岩国行きに乗車、帰途に就きました。
※ 錦川鉄道の列車はすべてJR岩徳線で岩国駅まで乗り入れていますが、ここでは錦川鉄道の列車に乗車していても「18きっぷ」が有効な様です。

本日の走行59.1キロ

道路元標蒐集の旅 (島根篇 2日目)

今日は出雲市から益田市にかけて山陰本線に沿って8基の元標を巡る予定で、「18きっぷ」は元が取れない計算なので利用しません。 まず1駅戻って直江駅前の伊波野村道路元標、5駅西へ小田駅で下車、久村道路元標、田儀村道路元標と巡ります。

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途中でしっかり日本海をバックに「鉄」な写真をば... 国道9号上からなんですけどね。

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次の鳥井村道路元標まで国道9号や海岸沿いの道を西へ、天気はよいのですが、向かい風が強いのには閉口します、それに黄砂も発生している様です。

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大田市の手前で国道9号を避けて海岸寄りの道を、ちゃんと標識も地図にもでているのですが、これがなんとダート、しっかり踏まれているので走りやすかったですが。

鳥井村道路元標の後、静間駅から再び山陰本線に乗車、浜田駅で次の列車までの56分間に約1キロ程の距離にある浜田町道路元標まで往復、徒歩でも行けなくない時間と距離ですが、輪行袋のままのKHSをほっては行けないので、組み立てて往復して再び輪行支度、ほぼ30分あまりで浜田駅のホームへ戻ってきました、さすがKHS。

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三保三隅駅で下車、三保村道路元標を回って山間部を経て益田へ向かう県道171号線、小さな峠を越えます。


 

1237408865.jpg益田市域に入り北仙道村道路元標吉田村道路元標を回って益田着。 昨年1月の来た時に目をつけていた駅前のビジネスホテル泊、3,500円とリーズナブルで部屋も清潔で悪くはありません。 そして山陰の片隅と云えば失礼ですが、この益田駅前には著名なジャズメンが時々ライブもやっている、ご機嫌なJAZZの店があるのです、朝夕の寒暖の差に少し風邪気味ですが、しっかり飲んで2時間程過ごしてきました。

本日の走行63.3キロ 

道路元標蒐集の旅 (島根篇 1日目)

今回は島根県下で新たに確認された道路元標を巡ります。 と云ってもいつもの「青春18きっぷ」での旅ですから、1日目は移動だけで終わってしまいます。 平日ならば大阪駅0652発の新快速で伊波野村道路元標近くの山陰本線直江駅へ1655着がとどうにか明るいうちに可能なのですが、日曜なのでそれはあきらめて姫路からのんびりと姫新線経由で向かう事に、と云っても本数の少ない姫新線を新見まで乗り継げるスジは限られていて、桜井からでは姫路駅1012発にしか乗る事ができませんので、桜井から近鉄には乗らずにオールJRで向かう事にします、それでも余裕の出発時間になるのですが、休日とは云え込んでそうな時間帯に輪行袋を担いで大阪市内を通過したくないので、桜井0532発の奈良行きの始発に乗り奈良から学研都市線経由を考えたのですが、余裕をかましすぎたせいか、駅で輪行支度を済ませた後で携帯電話を忘れた事に気がつく始末、0552発の王寺行き始発で関西線経由で大阪へ向かう事になりました、でもまだまだ余裕です。
 しかしこの季節朝夕の温度差が大きくて着るものには悩んでしまいます、自転車で走る事は考えると厚着で準備すると荷物になるだけなので軽装にすると、早朝の電車で移動している時が一番寒い思いをする事に...

それでも姫路駅では1時間程の余裕があるので、駅までのロッテリアでお茶して、ファミマで補給をして姫新線ホームへ、姫路駅の改良工事も進んで姫新線も播但線も上に上がってしまいました、以前の跨線橋は解体されるのでしょうが、駅ビルも新しくなるのでしょうかね。
やってきた車も新系列のもの。 しかし18きっぷのシーズン、休日、春休みと相まって「鉄」ちゃんの多い事。  

津山以西は38年ぶりに乗車、佐用、津山で乗り継ぎ、新見の3つ手前の刑部駅1356着、ここから僅かの距離です未知の元標を求めて少し走ります。  

姫新線岩山駅付近、この写真を撮ったのは正面の山からでしょうか... 

刑部駅は改修されていましたが、岩山駅は昔のままで感激ものです。  

未知の道路元標は見つかりませんでしたが、再び訪れてみたい場所でした。 この後、新見1624発で岡山県を後にして出雲市へ、今夜はいつもの東横イン泊まり、日曜はメンバーなら30%引きなんです、それに今回で10泊目になるので無料宿泊券が貰える事になります。

道路元標蒐集の旅 (丹後編)

「18きっぷ」のシーズンに入り早速、昨年9月に続いて丹後地方の元標を巡ってきました。 1日天気も良さそうなのでKHSを担いで行こうかとも考えたのですが、路線バスを駆使して旨く回れそうなので身一つで出かける事に。

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西舞鶴からは旧国鉄宮津線の北近畿タンゴ鉄道のお世話になります、以前は「18きっぷ」を提示すると500円で乗り放題の「KTR青春フリーきっぷ」が買えたのですが、さすがにこれは安すぎたせいか、同社のHPに地元客からクレームがついたりしていて、そのせいかは知りませんが今期は無くなってしまいました。 なお通期で「KTR1日フリーきっぷ 」が1,200円で発売されていて、これでも西舞鶴から天橋立以遠へ往復するなら元が取れる勘定です、実際同鉄道を2,930円分乗車させて頂きました。

1236904222.jpg 今回は地元の路線バス丹後海陸交通を駆使して移動します、ご多聞に漏れず1日僅かな本数しか走っていないのですが、昨夜京丹後市のHPからバス時刻表のPDFファイルをダウンロードして出掛けます。 丹後大宮駅1150着、少し歩いて以前の大宮町役場だったろう京丹後市大宮庁舎前を1244発に出る延利行きバスに乗って五十河村道路元標のある延利ですぐ折り返す計画。

 

1236904228.jpg2004年に6町が合併してできた京丹後市、本庁舎は峰山の様だが、建物はここが一番立派、とても人口1万人の町役場だったとは、わが桜井市や隣の橿原市より立派。 ところで庁舎前のバス停に立つと、翌々日の3/14に時刻改正があるので両方の時刻が掲示されているものの、いずれにも1244発どころか延利行きすら書かれていない。 ちょうど大宮庁舎の目の前なので、役場の受付で尋ねてみると、少し調べてバス停の表示が間違っていると宣う、そんな事もあろうかとバス停に戻り、あまりに怪訝なのでバス会社に電話をすると、バス停の掲示に誤りはなく、延利行きは小町公園行きに延長されていて、親切にも私の見ている時刻表は昨年10月の先の時刻改正の前の時刻だと教えられた。 さすがに頭にきたので役場へ戻り、先の受付氏に詰問すると、我関せずの態、繰り返しても「すみません」の一言もない、間違った案内を出していて「すみません」の一言も云えんのかと怒鳴って、ようやく「すみません」の一言を引き出す事ができた。 時流には付いて行かねばと作ったHP、実際どれ程見て貰っているかも知れない地元の路線バスの時刻表、それも内部リンクと云えPDF、更新が行き届かない事もあるだろうが、半年も前の情報とは。 百歩譲って受付氏に直接の責任が無いとしても、役場の一員として指摘を真摯に受け止めて最低でも「ご迷惑をお掛けした様で、間違いがある様でしたら調べて対処します」位の事は云えないのかネ、入れ物だけは立派だが横柄な対応は相変わらずのお役所体質だった。
 なお京丹後市では「上限200円バス市内全域へ拡大」「公共交通ネットワークの充実によりますます便利!住みよいまちづくりをめざします!」と謳って京丹後市内相互の運賃は上限200円で運用してもらい、地域の公共交通機関の維持と活性化に尽力されている様で、それはそれで私の様な他所者にも有難い事で、この日4回乗車させてもらいましたが、とんだオチがついてしまいました。 きっと先の受付氏やHP担当者は自ら路線バスなんぞ利用した事ないんでしょうね。
 ともあれ35分遅いバスで延利まで往復し、折り返しのバスで長善村道路元標を回って峰山駅へ、網野駅から網野町道路元標までの1キロ半を片道バス利用、復路は一生懸命走って列車に飛び乗って日没直後に丹後由良駅まで戻り由良村道路元標を、アクシデントがあったものの予定の4基の道路元標を回る事ができました。

 

1236904235.jpg【637】京都府 中郡 五十河村 (現 京丹後市)
【638】京都府 中郡 長善村 (現 京丹後市)
【639】京都府 竹野郡 網野町 (現 京丹後市)
【640】京都府 加佐郡 由良村 (現 宮津市)


これで京都府で設置されていただろう274基のうち73基、後現存が確認されているものは与謝郡伊根村、日置村、船井郡西本梅村、葛野郡小野郷村の4基、伊根村あたりは気候が良くなったら丹後半島一周がてら回ってみたいものです、そうそう加悦の鉄道広場のにもまた行きたいなぁ(^^) しかし京都府に関しては新たな発見がまだまだあるかも。  

道路元標蒐集の旅 (北関東篇 4日目)

FI2613228_1E.jpg お天気が続いていた関東地方も今日から下り坂、「18きっぷ」も残り1日分と計画通り、です。 前橋0540発で高崎から八高線へ、群馬県下の元標も一つ位は寄って見たかったのですが、この時期は7時を回らないとなかなか写真を撮るのも難しいので、埼玉県比企郡の小川町道路元標と入間郡の越生町道路元標を回ります。

FI2613228_2E.jpg 八高線を高麗川で乗り継ぎ、拝島で青梅線、立川で南武線に乗換え府中本町へ、この辺り、路線が錯綜している上に土地勘がないので大変です。 僅かな時間で府中町道路元標まで往復し、中央本線経由で帰ろうと云う計画です。 ← 東京都下では貴重な道路元標、平成2年に復元したとの説明がついていますが、「復元」とはどう云う意味なんでしょう。 撤去され保管されていたものを再度設置したのでしょうか、少し欠けたりもしているのですがレプリカなのでしょうか?

FI2613228_3E.jpg 高尾で小淵沢行きに、さらに小淵沢で長野行きに乗り継ぎ青柳駅へ、長野県諏訪郡の金澤村道路元標を目指します。 東海道本線経由で帰れば少しは早いのでしょうが、今後の元標を巡る計画を考えると、後々どうもこの金澤村が回りにくいのでこの機会に回っておく事に。

FI2613228_4E.jpg 往復2キロ程、国道を避けて金澤宿の雪の旧街道を元標までのんびり往復して、青柳駅1548に乗車し帰途に就きます、さすがに最後までJRで帰り着く時間はありませんので、名古屋からは近鉄のお世話になりましたが。 「18きっぷ」4日分で大府→東京→水戸→郡山→福島 \9,560_福島→岩沼→日立 \4,310_日立→いわき→郡山→磐城棚倉/新白河→前橋 \6,830_前橋→高崎→府中本町/府中本町→塩尻→名古屋 \8,250_と乗車、4日間で既知の処ばかり24基とは多くないですが、結構「乗り鉄」を愉しんでいたもので(^_^;)

今回の実績
【613】 千葉県 東葛飾郡 我孫子町 (現 我孫子市)
【614】 千葉県 東葛飾郡 小金町 (現 松戸市)
【615】 茨城県 新治郡 土浦町 (現 土浦市)
【616】 茨城県 新治郡 石岡町 (現 石岡市)
【617】 茨城県 西茨城郡 岩間町 (現 笠間市)
【618】 茨城県 那珂郡 菅谷村 (現 那珂市)
【619】 茨城県 那珂郡 山方村 (現 常陸大宮市)
【620】 茨城県 久慈郡 大子町
【621】 宮城県 柴田郡 大河原町
【622】 福島県 双葉郡 新山町 (現 双葉町)
【623】 福島県 双葉郡 木戸村 (現 楢葉町)
【624】 福島県 石城郡 湯本町 (現 いわき市)
【625】 福島県 石城郡 泉村 (現 いわき市)
【626】 福島県 石城郡 渡辺村 (現 いわき市)
【627】 福島県 石城郡 錦村 (現 いわき市)
【628】 茨城県 多賀郡 平潟町 (現 北茨城市)
【629】 福島県 田村郡 滝根村 (現 田村市)
【630】 福島県 東白川郡 棚倉町
【631】 福島県 西白河郡 金山村 (現 白河市)
【632】 栃木県 那須郡 那須村 (現 那須町)
【633】 埼玉県 比企郡 小川町
【634】 埼玉県 入間郡 越生町
【635】 東京都 北多摩郡 府中町 (現 府中市)
【636】 長野県 諏訪郡 金沢村 (現 茅野市)

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道路元標蒐集の旅 (北関東篇 3日目)

FI2613226_1E.jpg再び常磐線を北上していわきから磐越東線へ、磐越西線には何度か乗っていますが、郡山以東の東線は初めてです。 神俣駅で下車し滝根村道路元標へ。 25分で次の列車に乗り郡山へ、再び水郡線に乗り、今日は棚倉町道路元標のある磐城棚倉駅まで往復の予定だったのですが…←磐越東線神俣駅道路元標探索には現存情報をノートPCに入れていますし、予定している場所は地図をプリントアウトして持って行く他、ハンディGPSにもウェイポイントとして登録してあるのですが… 福島県東白川郡の棚倉町道路元標を尋ねて磐城棚倉駅を下車、プリントアウトした地図に従って目的地に向かいますが、何故かハンディGPSの示す位置と違うのです、距離で1キロ余り、駅からの方角だと全く反対になってます。 ひとつは街の中心から少し外れた神社の鳥居の前、もうひとつは街の中心に近いそれっぽい場所、いずれかが間違って登録しているか、オンライン地図の印刷時に中心点をずらせてしまったのか、道路元標が移設されたかして参考にしている複数の現存情報にズレがあったのか。 その場でノートPCを起動して情報を再確認すればよいのですが、次の列車への時間が微妙なので、GPSの示す街の中心に近いポイントに引き返したものの、道路元標やらしき場所も見当たりません、ぐずぐずしている内に列車の時間が迫ってきて、仕方なく1本送らせる事にしてノートPCを開く事に。 どうやら先の神社前が正しかった様で、そちらへ向かう事にしましたが、なんと次の列車は2時間先。 まぁのんびり道路元標を尋ねて、この山あいの盆地の街で昼食でもする事にします。


FI2613226_2E.jpg ← 棚倉城址、丹羽長秀の息子が江戸時代初期に築城して、戊辰戦争で板垣退助に攻め落とされたそうです、立派な石垣こそありませんが規模の割りにしっかりした堀が残っています。  城址内には町立図書館があったので時間潰しも兼ねて立ち寄ってみます、県告示の棚倉町道路元標の字番地を調べると、やはり先の神社前になっていて、移動はしていない様で、どうやら間違いはハンディGPSへデータを転送したカシミールへの登録間違いだった様です。  図書館で色々見ているとここ棚倉からは東北本線の白河へJRバスの路線があって、それも1時間に1?2本も出ている様です、これ利用すると水郡線で郡山へ戻らずとも、2時間の遅れを回復できそうです、大急ぎで図書館を後にしバス停へ。

FI2613226_3E.jpg 棚倉と白河を結ぶJRバスは白棚(はくほう)線と云って、国鉄の廃線跡の専用道を利用していました、ただJRバスの地方路線にしては本数が多いので五新線の様に一般車が入ってきたり自転車で走ったりなんて事はできそうにありません、間違って走って出くわすと高野山の南海バス専用道の様に怒鳴られる事請け合いです。 それに一般道との交差は専用道優先の様です、踏切こそありませんが。  ところで棚倉町へは時間の掛かる水郡線を利用するよりも東北新幹線の駅もある新白河からこのバスを利用する方が安くて早い様なのです。


FI2613226_4E.jpg ハンディGPSのデータを見ていると白棚線沿線にも道路元標がある様で、調べて見ると福島県西白河郡の金山村道路元標が、それもバス停から適当な距離、次のバスへは1時間ありますが、再び乗る機会があるか判らないバス路線、これは途中下車しない訳には行きません、転んでもタダでは起きません。 ← 雪が積もっていると吹き溜まりの様な処にある道路元標探索には不利ですが、雪をなすりつけてやるとご覧の様に、でも気温が高いとすぐに溶けてしまうので、いつもうまく行くとはいかない様です。



FI2613226_5E.jpg 結局、棚倉では食事をする時間はなかったので、次のバスを待つ間に適当な店が無いかと探すと、「手打中華」なる店が、東日本へ来るとそばやうどんの黒いつゆには閉口するのですが、ラーメンならば(^_^;) チャーシュータンメンを戴きます、チャーシューそのものは今一つでしたが、麺もスープもなかなか美味しかったです。


FI2613230_1E.jpg 東北本線新白河から東北本線に乗車、栃木県に入り黒田原駅で下車、那須郡の那須村道路元標を尋ねます。

← 古い街並に廃郵便局舎、黒田原郵便局

FI2613230_2E.jpg 今も営業しているのか、いないのか判らない様な自転車屋のすすけたショーウィンドの中に PEUGEOT が、私は旧車やオールドパーツの目利きはできないので価値の程は?

FI2613230_3E.jpg 今夜は群馬県の前橋泊まりなので、小山から両毛線へ乗換えるのですが、両毛線は伊勢崎近くで踏切事故があった様で運休や遅れがでている模様、その上高崎線でも人身事故で遅れがでている様です。 とにかく両毛線は30分以内の遅れで運転はされている様で無事に前橋へ、実は両毛線は未踏区間でして、これで沖縄を除く46都道府県の全ての県庁所在地に降り立った事になりました。

← 前橋駅にて、一部の列車には湘南色の115系が健在でした。

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