南紀ツーリング

 今日のツーリングコースは古座川町の一枚岩から県道<229>古座川熊野川線を北上してくるU兄氏一行と旧熊野川町小口付近で合流し、<44>那智勝浦熊野川線~<45>那智勝浦本宮線~<43>那智勝浦古座川線で一枚岩へ戻る計画です。 <229><44><45>は先月「小口キャンプツーリング」でも走っているのですが、<43>の篭から滝の拝の間は暫く走っていませんし、自転車にとってとても魅力的なコースなので案内役ををかってでる事にしました。 川湯温泉から小口までは近年開通したホイホイ坂林道を経由する事も考えたのですが、先日の台風で道路状況が判らないのと、万が一越えられないと戻って迂回していると間に合わなくなるので、素直にR168にでて小口を目指す事にしました。

 R168の旧本宮町から旧熊野川町かけての区間は2つの新しいトンネルが開通して1キロ程もショートカットされました。 お陰でこの敷屋大橋に入る熊野川沿いの区間は殆ど車が入ってこない様になってしまいました。 
 先月キャンプしたばかりの小口は南方商店で、パンと缶飲料と買って<229>古座川熊野川線を畝畑方面へ5キロ程入ります。 かつてスーパー林道と云われた古座川熊野川線ですが、一番のハイライトは素堀のトンネルとガードレールが殆ど整備されていない断崖絶壁が続く小口~畝畑間です。 一枚岩を朝7時にでている一行、標高差550m程の峠越えですが健脚の2人なので45キロを早ければ3時間少しで走ってくるのではと踏んでいたのですが、うまい具合に10時半に落ち合う事ができました。
 小口に戻って再び<44>那智勝浦熊野川線へ、先月走ったばかりですが暫く小口川沿いの平坦な道の後、土手の本の最初の激坂へ、やっぱりキツいですわ。

滝本へ下る始めるピークで休憩、U兄氏がコーヒーを入れてくれます。 車が全くと云ってやってこないとは云え、県道の白線の上です。



 今回は「宝龍滝」へ立ち寄る時間の余裕はありませんでしたが、滝本からの登りをこなし小麦集落を過ぎたあたりから太平洋を遠望する事ができました。 しかし旧熊野川町側はそうでもなかったのですが、那智勝浦町側は先日の台風の影響があって、飛んで来た芝やまだ青い葉が普通でも悪い路面を覆い尽くしています。 いつもの様に籠のおばあちゃんの店へ立ち寄りますが、先日の台風で停電し、下から順番に復旧はしてきたそうなのですが、一番奥のここまで復旧したのは3日目だったそうです、もとより水道やガスはありませんが、3日間も電気が使えないとは。
 籠から<43>那智勝浦古座川線へ入りますが、高野林道の舗装と高野小森川トンネルの開通で古座川方面へ抜けるのはそちらが主になっている様で、坂足経由の県道の荒れ方は台風の被害だけではない様で、とても舗装路だとは云えない様な状況です。 とにかく暗くならないうちに滝の拝へ抜けたいので走るのが精一杯で、写真を撮る余裕もありませんでした。
 16時半に滝の拝到着、ここまで来れば道も良くなり、日が暮れても心配ありません。




 明神橋で<38>すさみ古座線に入り、もう少しで一枚岩へ。 本日の走行106.5キロ