我らがQCR(関西クラシックレーサーズ)、今年もクラシックロードを連ねて恒例の「スズカ8時間エンデューロ」に参加しましたので、応援がてら写真を撮りに行ってきました… と今年もそれで済む話だったのですが、何と今年は走る側になってしまいました。 これまでの経緯は既にブログをご覧になって頂いている方にはお察しの通りで、3チーム18名もの大所帯を画策したものの欠員が3名も出てしまい、走れるもんなら誰でもエエ状態へ。 基本的に自転車は旅の道具「カネ払ろて同じ処クルクル回って何がオモロイねん」と豪語する私、「ツールド紀伊」の様なスタンプラリーならまだしも、いわゆるサイクリングイベントにも「決められたコースを走って何がオモロイねん、サイクリングの醍醐味はプランニングから…」と、その手のものには参加しない事にしています。 まぁ確かに自転車屋のお付き合いで30年程前にNCAのサイクルアタックとかMTBの草レースに出た事がなくもないのですが、正直云って知らない人の集団の中に混じって競う様に走るのは好きではありません。 ここ1年はコンスタントに月1,000キロと距離だけは人並み以上に走っていますが、概ね平均速度は20キロ未満、その1.5倍以上のスピ-ドで走るなんて事はちょっと考えられません。
その上、虎の子のロードバイクkoga-miyataを直前に壊してしまい、九度山人さんから急遽asukaロードをお借りしてカスタマイズ、事故や怪我のない様にと少しでも慣れておこうと5月の後半はすっかりスズカに忙殺せれてしまいました。 確かにエンデューロと云っても中には仮装をしたりママ〇〇〇とか、パフォーマンスで走っているチームもいるのですが、少なくともうちは結果はともかくマジに走っているので、もう後は開き直るだけです
未明3時半にtatsumi御大の車に便乗させて貰い鈴鹿へ向かいます。 先週に続いて降水確率70%の予報までいっていた天気が好転してきていて、借り物の自転車を濡らさずに済みそうなのですが。 今週は何やら所用が錯綜してしまい生活のリズムが狂って殆ど眠れず仕舞いのままで不安がよぎります。
もとよりモータースポーツにも興味はありませんし、鈴鹿サーキットについても何度かこのエンデューロの応援に来た事があるだけで、一体一周何キロあるのかも把握していませんし、写真を撮るために歩いて行ったシケインより先がどの様になっているのか全く知りません、とりあえず試走だけでもしておかなければと、その前に初心者向けのブリーフィングをやっていると云う事なので、今回初参加の3人と一緒に覗きに行きます。 一通りの自転車の点検方法とコース取りの注意点を伺って試走へ、シケインへの登りよりもパナソニックの広告をくぐってからの登りが辛いなと思いつつ、一番驚いたのはコースの幅、日頃田舎道ばかり走ってますし、第一に自動車を運転しないのでこの幅員の広さには当惑します、一体自分がコースのどの辺りを走っているのかがちょっと把握できません。
QCRは3チーム、K(狂犬)、E(エキスパート)、B(別嬪)チームと云う事でそれぞれ6名、私はスズカ初参加と云うよりロードバイクそのものが初心者2名を含む女性3名を含んだBチーム、それぞれが2周回します。 ノルマは本来走る予定だったtetsさん以上、ofはやま夫人未満とある意味気楽な立場なんですが、3人目に走れとのお達しです。 しかしこの大集団の中をスタートする1人目は大変でしょうね、ごくろうさまです。
とにかく順番は回ってきましたので「お昼までには帰ってきますわ」と云い残して出掛ける事に。 とにかく事故や怪我なく、借り物のasukaをぶっ壊さない様に、26年前のサンツアーオーレ、今どきのディレラーと違いなかなかデリケートなんです。
どうにかシケインまで登りきりコバンザメ走法で適当な人に付いて行く事に、やはり2つ目の登りが堪えます、わき腹に痛みがやはりオーバーペースかなとメーターを見ると31.5キロ、こりゃイカン少しペースダウンせんと2周回目がもたんわ。 とにかく1回目は22分30秒程で無事戻って参りました。 (写真:UG兄さん)
うちは決して早くはない6人チームですから、休憩時間はたっぷりあります。 本来の任務の写真撮影もしっかりやっておかなくてはなりません。 しかしKチーム、Eチームの皆さん早いですねぇ。 自分が走ってみるとその差が良く判ると云うものです。
ところで「ツールド紀伊」の賞品で頼んでおいた「金魚ロール」、GWの「月うさぎキャンプ」で日頃お世話になっている皆さんに振舞おうと思っていたのですが一向に届かず、それがここにきてやっと届きましたので持ってきたのですが、さすがに人数分はありません、たとえうまく切り分けられた処で伊達巻の様になってしまいますので、今回QCRの「ossan」ジャージを着て頂いた女性陣限定で頂いて貰う事にしました。
2回目の順番が回ってきました。 この時間帯になると1158から1223までのピット閉鎖が気になる処、どうやらそのクジは引かずに済みました。 しかし風が強くなってきたのが堪えたのと、ちょっと作戦ミスと云うかアテが外れたのと、事故出動の救急車につかまってしまい見事にタイムを落としてしまいました。
KチームのギンタロウさんのZUNOWと並べて記念撮影、実は代車のasukaロード「シクロサロンあすか」の親爺さんの手になるものではなくてZUNOWのフレームなのです。 (写真:UG兄さん)
2回目を走り終えたら早速カメラを担いでシケイン脇へ、いつもなら一巡するまでここで頑張っているのですが、さすがに今回はそう云う訳には行きませんので、走っている皆さん全員の写真を押さる事はできなかったのですが。
(左上)貴重なワンオーナーチネリを駆るtatsumi御大、田植えの準備やらで忙しかったとは云え元国体チャンプ走りが違います。 (中上)元乗鞍入賞だけあって軽い走りのなべちゃんはkogaのフラットバーロード。 (右上)あのインナーで芋を登りきってしまう明日香村のチネリ怪人VIVVAさん。 (左中)なんとロードバイク4日目のしおちゃん。 (中中)名門ダイモンレーシングOBのあびさんはプジョーで。 (中右)QCR総帥のUG兄さんはエバレストで。 (左下)代走は代走でもレベルが違いますギンタロウさん。 (中下)QCRエースのまえださん腰に爆弾かかえて、自転車間違ってますよ。 (右下)りみどさんはピンクのオルモ。
すみません、3回目はさらにタイムを落としてしまいました。 結局は10:28.9-12:00.8,12:14.4-12:40.5,12:36.7-13.02.6とだんだん悪くなるなんとかでした。
応援団長のなおじさん有難う。 てっちゃんリハビリ中なのに応援ご苦労様でした。
と云う訳で8時間エンデュ-ロ男女混合144チーム中、Kチーム26位、Eチーム41位、Bチーム91位と云う事に。 結果はともかく全員無事に大人の運動会を終える事ができました。 そしていつもの全く反省のない反省会と云う名の打ち上げに「みさきや」へ。
なにやら我がBチームのベストラップは私だった様なのですが、きっとその時だけ風が凪いでいたのでしょう、代車と云う事もあるのでしょうが、正直云ってコースを走るのは怖いなぁと云うのが実感です。 なにやらkoga-miyataの代わりのフレームをダシに次回もなんて算段もある様ですが、やはり皆さんがヒイヒイ云いながら走ってくる姿にレンズを向けている方が私には合っている様です、明日から再びのんびりツーリストに戻ります。
例によって集合写真を含む「鈴鹿8時間エンデューロ」の写真をうちのHPにアップしています。 [BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2015]と辿って下さい、大きなサイズの画像もダウンロードできます、参加者の方は再利用して頂いて結構です。 ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号下4桁です、CanCan謹製カレンダー等でご確認下さい。
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