やる気無いのネ 奈良県道路環境課

20160722a.jpg 今日は一日時間があるので何処かへ走りに行こうかと、ここ最近大和高原づいているし、そう云えば6月に続いて今月もまだ東吉野へ行ってないのでは、と云う事で芋峠を越え川沿いに遡上するいつもの定番コースを走る事にしました。
 一応は重いカメラと三脚を積み「自撮り」の準備を整えて出掛けたのですが、もとより月一で走っていたこのコース、正直「自撮り」のネタは尽きているのですが…
 芋峠~高見川河畔~オオカミ像~丹生川上神社~高見山定点観測ポイント~投石の滝~染谷峠~室生ダム~と走り、女寄峠をバヒュンと下ってお昼過ぎにクソ暑い下界に、案の定三脚の出番はなかったですが、がっつり108.5キロを走って帰ってきました。
 
20160722b.jpg ところで吉野川沿いの道と云えば「ならクル T-1 大和青垣ルート」の誤表記、設置以来5年になるかと思うのですが、知ってか知らずかそのまま放置されています。 R370吉野町菜摘と矢冶の2ヶ所、4キロの隔たりがあるのですが、柳生までの距離はいずれも48キロになっています、走れども距離が縮まらないミステリーゾーン、柳生への道は遠いのであります。 どれだけの人がこの標識を頼りにしているかは疑わしい処ではありますが、判ってて県の恥を晒しておくのも忍びないので、5月に「ならくる」宛てにその旨をメールしておいた処。
 
奈良県道路環境課 自転車・交通企画係■■と申します。
 「ならクル」をご利用しただきありがとうございます。
 報告ありがとうございます。
「ならクル」サインの誤記については、現地確認させていただき対応させていただきます。 よろしくお願いします。 (原文のまま)
 
 との回答、これで一件落着と思いきや足掛け3ヶ月、一向に直っていないやおまへんか。 恐らく菜摘の方が52キロ位になる計算なのですが、当面は訂正シールでも作って貼れば済む話ではないかと、無視無策、やる気ないんでしょうかね。 それに世間の礼儀なら、現地調査の後、報告位してくるのが常識だと思いますがね。 ところでメールの発信元が「奈良県道路環境課(外部)」となっていた処をみると、おいおいこれも外部業者に丸投げかい。 以前に「なるクル」のフォトコンテストの不手際でお詫びの電話を入れてきた方も、実は業務を嘱託されていたとか。 頭下げる時位は自分で下げろよお役人!
 
20160722c.jpg さすがお役所、こう云った形のものは対応が早かったです、助命下萩線は正しくは県道245号、明日香村祝戸の標識左折方向は多武峰見瀬線で県道155号が正解、供用前日の写真でカバーがかかっています、今や近隣の坂馬鹿のメッカに。
 しかし「ならくる」の距離誤記で迷惑する人がいても、県道番号間違って困る人はそうはいないでしょ、しかしこれに気が付いた私が普通ではないのか。
 
20160722e.jpg 本名、別名、愛称、乱立する奈良県の自転車道の標識、そして知らないうちになんだこれは「上北山ルート 北部一周コース」「行者還コース」、なにやら水面下で次なる企みが。
 
 
 
 結局「ならくる」なんて「奈良県自転車利用促進計画」とやらで結構な口上を唱えて、サイクリストをダシにして、自分たちと業者の仕事を作って、利用活用されていようといまいお構いなし、後はほったらかし。 にも拘わらず性懲りもなく「全長75キロ、奈良県縦断サイクリングロード整備」とやらで27年度補正予算に3,100万円を計上したとか。
 
 ちょっと待てよ、私の指摘を受けて県の担当氏は「現地確認」に出たのかも、さすがに県庁にスポーツバイクなどなかろうし、公用自転車で県庁を出発しR369を登り円成寺と阪原の坂を越え、そして柳生から「ならくる」の中でも悪名高き「T-1 大和青垣ルート」を「現地確認」しつつ香酔峠の激坂をトラックに迫られながら効かないブレーキで恐々下り、吉野への旅を続けているのかも知れない、まさか入野峠の旧道に踏み込んでのたれ死んでいるのではなかろうか、そう思うと何やら不憫に。 「52キロ」の訂正シールを作って私宛に送ってくれれば両日中には貼りに行ってあげるのに。