鍋三昧

 決してグルメでも何でもないのでブログではあまり食べ物ネタは取り上げないのですが。冬になると週一以上のペースで一人鍋を、ある意味手っ取り早いですからね。一人鍋で悩ましいのは野菜、買うとどうしても量が多いですから、野菜が高騰すると売り場に現れる1/4カットは助かりますが、それでも白菜1/4でも多いです、やはり重宝するのはカット野菜を混ぜてパックとかにしたものになります、やはり手っ取り早いしね。
 「常夜鍋」元は仙台の方の郷土料理だとか、今ではそんな情報はネットで幾らでも入ってきますが、30年以上も前でしょうか、母親がそっちの方出身の友人から教えてきて貰ったもの。要するに豚バラ肉とほうれん草の水炊きです、ほうれん草、椎茸、えのき椎茸、絹ごし豆腐と使いきれる材料で作れるのが、そしてヘルシー。ほうれん草のあくが少なからず出るので〆の麺ってのはなし。今回は「ほうとう鍋」で余ったしめじを入れてみたのですが、見た目は良いのですがあまりお勧めでは。
 「ギョーザ鍋」手っ取り早さでは断トツ、市販のスープ餃子(紀文が一押し)にカット野菜、〆の中華麺、スープ餃子に付いているスープだけでは足らないので、鍋キューブ1個を投入(私は濃厚白湯)。カット野菜の代わりに安上がりなもやしをドサッと入れて豆板醤で頂くのも、超リーズナブルで貧乏学生料理の域に。
 「ほうとう鍋」一昨年位からラインナップに加わりました、ご存じ山梨の郷土料理。よくスーパーなんかで売っているきしめんとさして変わらないうどんみたいな「ほうとう」もどきは如何なもんでしょう、試しに本場の半生麺の「ほうとう」を取り寄せてみたのですが、別物です、しっかり煮込むともちもち感が、ぐずぐず煮込んで最後はとろとろかぼちゃのスープみたいになるのも温まります。ちなみに私は肉類は入れずに揚げを入れます。
 鍋と云えば暫く食べていないのが「きりたんぽ鍋」、昔鳥見山公園や万灯呂山で秋田県出身のら氏が産地直送の「きりたんぽ」と「比内自地鶏スープ」でやってくれましたね、「きりたんぽ鍋」と云えばささがきゴボウとせりですなぁ。
 そう云えば今年は鍋料理の範疇に入る「おでん」を一度もやっていません。例年ならキャンプとかで振舞う機会もあるのですが、と云う訳で今夜は「おでん」に…

 暖かい部屋の中で一人鍋も良いですが、みんなでお外で「おでん」とか囲める日はくるのでしょうかねぇ。みんなが抗体を持って特効薬ができるまで駄目なのかなぁ…



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