前回に続いて7/21~22に参加を予定していた「第2回しまなみキャンプライド」、むらまさ君を始め今治「シクロの家」の皆さんと久しぶりにお逢いできる事も愉しみにしていたのですが。先日の西日本豪雨により「しまなみ海道」の道路状況やキャンプ地となる弓削島の断水と、相当の影響がでていて、20日にはどうにか目処がつくと云う事で、予定通り開催はされる事にはなったのですが、帰りに予定していた「とびしま海道」と呉線の不通に加えて、四国側も予讃線の一部が不通になって特急が運休、同じく参加を予定していたskuram氏一行も22日中に帰る目処がたたないと云う事に。私も不通区間のバス代行では輪行には不自由な状況に、まずは別送する荷物が確実に届くかも不安があり、今回は残念ながらキャンセルする事にしました。ただ折角確保した休みと「青春18きっぷ」、さてどうしようかと考えた末、矛先を変えて北陸石川県は能登半島へ宿利用も含めて5泊6日のキャンプツーリングに向かう事にしたのです。
ところで七尾辺りまでは2008年と2011年に行っているのですが、いわゆる奥能登へは2001年6月以来の17年ぶり、その時はデビューしたばかりのasuka号を駆って金沢スタート、宿利用の2泊3日、時計回りに406キロ(155.5キロ~輪島(泊)~103.0キロ~宇出津(泊)~147.5キロ~金沢駅)を走ったのでした。写真は2001年当時、能登島大橋をバックに黄色塗装時代のasuka号、リア2サイド支度ですが全く野営は想定していない荷物でした。
今回は4サイドキャンプ装備で宿利用も含め5泊6日の予定、前回同様海岸沿いに時計回り、立ち寄りたいポイントは皆月と木浦、テーマは18基の未踏の道路元標、なにしろ2001年当時はまだ道路元標フリークではなかったので珠洲郡と鳳至郡(現在の鳳珠郡)は全く手付かずなのです。加えて昨年から始まったらしい「いしかわ里山里海サイクリングルート」のモバイルスタンプラリー、県下に68ヶ所のポイントが設定されています、ただ今年の開催期間中にクリアするのはとても無理なので、予定コース最寄りのポイントを幾つか回る程度のつもりで、日程は…
7/19(木)移動日 ~七尾線羽咋駅まで「18きっぷ」輪行して、別送の荷物を受け取って羽咋市内のビジホ泊。
7/20(金) 西海岸を北上し外浦海岸の皆月のキャンプ場。(約70キロ)
7/21(土) 輪島、白米千枚田を経て木浦野営場。(約66キロ)
7/22(日) 道路元標の加減で禄剛崎はパスするかも知れませんが、内浦海岸側へ、夜はゲリキャンかも。
7/23/(月)能登島を経て和倉温泉へ、サイドバッグ等の荷物はゆうパックか宅急便にして、宿泊。(2日約で113キロ)
7/24(火) 和倉温泉または七尾から「18きっぷ」輪行で帰途に就く予定です。

キャンプ機材他を押し込んだサイドバッグ4つを宅急便で別送するのですが、ヤマト運輸の営業所などで販売している段ボール箱(クロネコボックス14)にうちのサイドバッグ4つがすっぽりと収まるのです、実際のところは詰めたサイドバッグ3つに1つを畳んで「自撮り」用の三脚やリア用のサイド枠を詰め込んでいます。なおリアのサイド枠は付けたままにしておけば、エンド保護にもなるのですが、やはり輪行はコンパクトにする事が肝要です。羽咋の営業所止めで17日には発送を済ませ、asuka号を輪行袋に入れ準備は完了、19日朝の出発を待つばかりだったのですが…
前夜になって、明日は19日、よくよく考えると「18きっぷ」夏のシーズンの利用期間は7/20から9/10、当初の「しまなみ」案では往路は東予港へのフェリーだったの大阪南港19日夜出航、そのつもりで休みを段取りしていたのが災いに、気が付かなかったら今朝駅で大恥をさらす事だったのです。
6,000円近く払って普通のきっぷで行く手もありますが、だったらもう少し走り易い季節に行きますよね。ただ20日出発なら始発からのスタートで現地には明るい内に到着が可能、ならば鹿島郡の未収の道路元標2基を回る時間もあります、ただ24日の夜には予定がありますのでる4泊5日への短縮は致し方ないかと。
7/20(金)移動日 ~七尾線能登二宮駅まで「18きっぷ」輪行、鹿島郡久江村道路元標他を回り、別送の荷物を受け取って羽咋市内のビジホ泊。
7/21(土) 西海岸を北上し外浦海岸の皆月のキャンプ場。(約70キロ)
7/22(日) 輪島、白米千枚田を経て木浦野営場。(約66キロ)
7/23(月) 禄剛崎はパスして内浦海岸側へ、珠洲市のヤマト運輸営業所でサイドバッグ分の荷物を宅急便にし身軽になって七尾へ、七尾泊。
7/24(火) 七尾駅始発で「18きっぷ」輪行で帰途に。
しかし心配なのは連日の猛暑、標高の低い海岸線ルート、アップダウンも結構ある、以前は苦労した記憶はないが、6月上旬の梅雨入り前、ざっと300キロ、果たして走れるのだろうか…
プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目(総括)
7月より開催されている「ならサイクルスタンプラリー」(~11月30日)、吉野郡に残る後5ヶ所を昨日から一気に回り、全24ヶ所を本日無事にクリアしました。
昨年、愉しまさせて貰った奈良・和歌山・三重3県30箇所のポイントを自転車で巡るスタンプラリー「ツールド紀伊」なのですが、今年も新たなポイントで行われる事を期待していたのですが、和歌山・三重両県の賛同が得られなかったのでしょうか、名称を「ならサイクルスタンプラリー」と名前を変えて、奈良県下だけの24箇所のポイントで行われる事になりました。 期間は今日7月18日から11月30日までで、昨年同様なにがしかの賞品とフォトコンテストも行われるとの事。 2,3箇所昨年と同じポイントもある様ですが、昨年は全く無かった吉野郡南部、すなわち熊野川水系にもポイントが設定されていますので、奈良県下だけと云ってもツーリングやロングライド志向の方も愉しめるかと。 なおあくまでもGPS機能を持ったスマートフォンを利用したスタンプラリーですので誤解なき様。 HPはこちら「ならサイクルスタンプラリー」、案内パンフレット(PDF)はこちらです。
早速、チェックポイントの一覧を「轍」で作ってみました。 GPXファイルの出力も可能ですが、「大きな画面で見る」のリンクをクリックして「download GPX」へ。 あくまでも個人的に用意したデータですので、内容の正確さを保証するものではありません事をご了解下さい。
意外とご存知の方が少なかった様なのですが、奈良県が中心となって和歌山、三重の3県で開催された「ツール・ド・紀伊」。 私自身も「ツール・ド」なんとかと聞いて、どうせレースまがいのイベントかなんかと思っていたのですが、実は3県に属する紀伊半島30ヶ所のポイントを巡る、スマートフォンを使ったスタンプラリーやフォトコンテスト、なかなか面白そうなイベントなんです、いかんせん昨年暮まで使っていたスマホ REGZA Phone T01-C で試してみたのですが、タコなGPS機能ではチェックポイントの取得がうまくできませんので諦め、フォトコンへの応募でお茶をにごしていました。 ところが暮れにスマホを最新機種に買い換えたのと「ツール・ド・紀伊」の実施期間が今年3月16日まで延長されたので、30ヶ所を巡るコースを検討してみると、以前から考えていた和歌山県那智勝浦町に残る色川村道路元標へ向かうプランを上手い具合に重なるので、にわかにやる気が湧いてきました。 さすがに700キロを一気にまわる訳にも行かず「青春18きっぷ」や「近鉄株式優待乗車券」を使った安上がりな輪行プランを組み合わせて走り、開催期限を目前にして、最後に1泊2日の紀伊半島縦断240キロツーリングで「道の駅おくとろ」「熊野本宮大社」「熊野那智大社」と回り、全30地点を回り終える事ができました。
表向きはどうあれ結果早さを競ったり品評会の如きイベントに、脚力もなければ自慢できる様な自転車も持ち合わせていない、個人的には決められ与えられたコースを走って何が面白いのかと、自分で自分にマッチして自分が愉しめるプランを、情報収集から始まって考える事、自転車ツーリングの愉しみの1/3位はそれではないか思います。 順序こそ自由ですがオリエンテーリングの様な愉しみもあります。 紀伊半島の30ヶ所のポイントはいずれも過去に通った場所ではありましたが、新しい施設もあったりして色々と再発見もあり愉しむ事ができました。
スタンプ履歴
2014/12/27(土) 15:19 奈良公園
2015/01/08(木) 09:35 稲葉根王子
2015/01/08(木) 11:53 道の駅 志原海岸
2015/01/08(木) 13:40 イノブータンランドすさみ
2015/01/08(木) 15:49 道の駅 くしもと橋杭岩
2015/01/10(土) 13:02 鬼ヶ城
2015/01/10(土) 14:05 七里御浜
2015/01/10(土) 14:33 紀宝町ウミガメ公園
2015/01/10(土) 15:09 熊野速玉大社
2015/01/20(火) 15:43 石舞台古墳周辺
2015/01/21(水) 14:46 法隆寺駅周辺
2015/01/24(土) 10:37 鳥羽展望台
2015/01/24(土) 11:59 相差海女文化資料館
2015/01/24(土) 15:24 海女資料館
2015/01/25(日) 11:38 天誅組義士の墓
2015/01/25(日) 15:36 道の駅 宇陀路大宇陀
2015/01/28(水) 14:29 平城宮跡
2015/01/28(水) 14:57 西ノ京駅周辺
2015/01/29(木) 10:31 まちや館(五條新町)
2015/01/29(木) 15:52 金峯山寺周辺
2015/02/04(水) 16:44 外宮前観光案内所
2015/02/04(水) 17:09 美し国観光ステーション
2015/02/14(土) 13:22 吉野水分神社周辺
2015/02/15(日) 14:55 紀伊長島マンボウ
2015/02/15(日) 17:24 熊野古道センター
2015/03/05(木) 13:33 月の瀬温泉ぼたん荘
2015/03/05(木) 15:35 くじらの博物館
2015/03/12(木) 14:05 道の駅 おくとろ
2015/03/12(木) 17:24 熊野本宮大社
2015/03/13(金) 14:31 熊野那智大社
結果的には地元の国中(大和盆地内)の5地点を除いても930キロ余りを「ツール・ド・紀伊」のスタンプラリーのために走った計算になりました。
残念ながら始めての企画だった事もあるのでしょうか、宣伝不足と云うか周知不足を云うか、最近の多くの自転車乗りのニーズや嗜好にマッチしていないのか、参加者は決して多くはなかった様です、一時的に多くの人が集中するイベントは何かと目立つでしょうが、この様な企画の方が観光や地域振興に寄与し、自治体の行うイベントとして相応しいのではないかと思います、是非ともこの企画が次年度も新たなポイントで続けられる事を願っています。
12月末になって急遽参戦した「ツール・ド・紀伊」のスタンプ・ラリー、2月4日で全30地点中22地点達成までこぎつけました。 期限は3月16日まで残すは奈良県1地点、和歌山県5地点、三重県2地点ですが、当然と云うか結果的に難儀な処が残ってますわ。 一気に回っている訳ではなく出来るだけ費用の掛からない様に、且つ他の要素も取り入れて愉しみながら回っていますので、効率は良くなくて既に600キロは走っている計算になるのですが。 世の中には2日で回るなんて豪語している御仁もおられる様で、まぁ私の様な暇人ならともかく、世間一般の方は貴重な休日を利用して走られる訳ですから、いかに早く回ろうとされるのは当然の事でしょう、自転車趣味であってものんびりツーリングよりもレース志向で目標を果たして行こうとする風潮と云うか、その現実が少し寂しい気がします。
(緑色:履修済、赤色:未達)「轍 ONLINE」を利用していますので、 ブログの日付にかかわりなく更新させるつもりです。
さて残り8地点をどうこなすか、奈良県下では「五新線跡に沿って西吉野サイク(3)」の折に時間切れで取りこぼしてしまった「吉野水分神社」は坂さえ登れば済む話なんですが。
三重県は尾鷲周辺の2地点「道の駅紀伊長島マンボウ」と「熊野古道センター」は先日の「3日連続100キロ超えは伊勢ツーリング」で越えた高見越で自走していく予定です。 このコースは過去に何度か走っていますが、尾鷲駅1905発で帰ってくる予定にしていますので、先日の様に旧道巡りをのんびりとはしていられません、とりあえずR42に入るまでは頑張らなくては。
恐らく一番不便であろう和歌山県北山村の「道の駅 おくとろ」を含む1泊2日の紀伊半島縦断コース、何も無理に泊りがけで旧熊野川町から那智勝浦町への山越えコースを取らなくても良いのですが、このプランは「ツール・ド・紀伊」以前から色川村道路元標を訪れるために暖めていたコースなんです、恐らくこのコースと「ツール・ド・紀伊」のポイントがマッチしなかったらこの参戦はなかったと思います。 北山村から宮井大橋までのR169は長い事走っていませんし、先の旧熊野川町から那智勝浦町への山越えコースは私の紀伊半島フリークの原点みたいなコースです。 色川から那智高原公園経由で熊野那智大社へ越えなければならないので、あの宝龍滝へ寄り道する余裕はなくなりましたが、籠の田村商店のおばあちゃんはお元気でしょうかねぇ。 2日目は76キロですが那智駅1718発が最終ですから,私の脚力ではなかなかタイトです。 残るのは古座川町の「南紀月の瀬温泉ぼたん荘」と太地町の「くじらの博物館」の2地点はKHS往復輪行で現地滞在時間4時間程でこなす算段なのですが。 18きっぷの使える3月になってからですね。
ご存知の方も多いと思いますが、奈良県が中心になって和歌山、三重の3県で開催している「ツール・ド・紀伊」、名前は大層なんですがスマホを使ったスタンプラリーやフォトコンテストなんです。 スタンプラリーなんか面白そうなんですが、いかんせん昨年暮まで使っていたスマホ REGZA Phone T01-C のタコなGPS機能ではチェックポイントの取得がうまくできませんので諦め、フォトコンへの応募でお茶をにごしていました(フェイスブックをお使いでしたら応援よろしく)。 ところが暮れにスマホを最新機種に買い換えたのと「ツール・ド・紀伊」の実施期間が3月16日まで延長されたので、にわかにやる気が湧いてきました。 ロングライド志向のツーリング派としては自力で走って行きたいところなのですが、さりとてこの季節に走って行くのもね、そこで多少開催の趣旨には外れるかも知れませんが、南紀は輪行で行ってみようかと。 それに内陸部の幾つかのポイントが、かねてから計画している色川村道路元標履修ツーリングのコースと微妙に重なっています。
そうなると動きは早いです、1月10日までが有効期限の今冬の「青春18きっぷ」を早速ヤフオクで探します、残り日数が少ないのですが期限が週末にあたるせいなのか、やや高めな落札相場にとまどい幾つか競り負けながらも、振込費用がかからない出品者の送料込残2回分を3,881円で落札し、今日後3日の有効期限を残して無事に手元に届きました。 と云う訳で明日から南紀」へ行きます。
古稀に至ってもなお「走」「工」「趣」三拍子揃って三流のサイクリスト。ライフワークは「道路元標」と「自撮り」。なお「■ャリ」等の自転車に対する卑しい言葉をコメント等ではお使いにならないで下さい。