「京奈和自転車道」タグアーカイブ

ゆるゆるCC「大和郡山ゆるポタ」へ

大きなサイズの写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。

 通勤はともかくこの蒸し暑さには「遠回り通勤」もままならず、誰かと約束でも無ければ走る気力もおこらず休日=休足日が続いています。今日7日は「ゆるゆるCC」の「ジェラートを食べに大和郡山市ゆるゆるポタ」、勤務明けですが集合時刻が柏原市役所前0900、新王寺駅前に1015と云う事ですので、新王寺駅へ馳せ参じる事に、しかし前夜には参加者が何と24名に。

 何事もなく定刻には職場を出る事が出来、下ッ道を北上し9時半過ぎには西田原本駅に到着、このまま新王寺駅まで走っても間に合いそうですが、せっかくですのでサイクルトレイン利用させて貰います、西田原本~新王寺間所要時間18分360円也。しかし閑散区間の穴埋めやなしに積極的に大阪線とかでも走らせてほしいですよね、大阪上本町〜榛原〜伊賀神戸とか、個人的には大和朝倉停車ね。
 箸尾駅でローデイが一人乗り込んできたと思ったら大和高田から走ってきたHさん、同じく高田のMさんは1本先に乗ったそうです。
 新王寺駅に着くと柏原からの大阪組が既に到着、都合25名の参加となっている様です。そこで乾さん率いるS班、DeGuchiさん率いるD班、そして私がC班として走る事になり、14時に大和郡山城跡追手門に再集合する事に。

 私がコースリーダーのC班は大和川左岸に出て沈下橋を渡って大和川右岸から富雄川右岸に入ります。大和郡山市街は避けて山田橋を渡り金魚田が広がる風景の中へと…
 金魚田の中を抜けて「金魚資料館」へ。その後近鉄橿原線を渡って下街道へを北上します、郡山市街に入った処で柳通商店街となるのですが、その右角にある「K COFFEE」以前裁判沙汰にもなった「金魚ボックス」があったお店、情報ではここでジェラートがあるとの事でしたがメニューにはジェラートはありません。
 と云う事で「K COFFEE」には入らず「源九郎稲荷」へ。お昼はどうするかと云う事になったのですが、8人が入れる処と云う事で、少し離れていますが郡山警察署の前の「HAMP 3nd」へ向かいます。

 ずいぶん久し振りなのと下街道を南下したので少々迷いましたが、タイミング良く席に着く事ができました。なんと2016年1月の「ツィードラン」以来ですからなんと8年半ぶり。定番のオムライスとサラダとドリンクのセットにします、乾杯しているのはもちろんノンアルですよ。
 「HAMP 3nd」を後にして再び郡山市街へ戻りますが。
 再集合時刻にはまだまだ時間がありますので箱本舘「紺屋」へ、少し涼んでいたもののやはりジェラートか氷が頂きたいので「やまと郡山城ホール」のカフェレストランへ向かいますが、満席の上に順番待ち。
 郡山城内に氷をやっているカフェがあるみたいとの情報でそちらに向かう事に、再集合場所の追手門を抜けて「番屋カフェ」へ。すんなり入れて氷が3種、これが大正解、すみません再集合に少し遅れましたがね。

 14時を少し回って追手門へ、すみませんお待たせしてしまって、記念撮影するために再集合した様なのですが、一緒に走れなかった他のグループの方々とお話したりし、メンバーを再編成して流れ解散と云う形に。(ゆるゆるCCのアルバムから写真をお借りしました)
 Oさんを除く中和方面組4名でJR大和郡山駅前から佐保川沿いの京奈和自転車道へ入ります、自転車道は快適と云えば快適ですが、さすがに日陰がないのはね、行き交うサイクリストの姿も見えません。今日は先月12日にYさんとご一緒した折に教えて頂いた「樹の実カフェ」に寄れるかなと思っていたのですが、今日は臨時休業なんだとか、残念。
 三郡橋で大和高田へ帰るMさん、Hさんとお別れ、下ッ道に入り天理市庵治町でYさんとお別れして大和川沿いに帰途に就きますが、桜井まで後10キロ程ですが一人になった途端どっと疲れが、三輪山を望む自販機とトイレのある休憩所、水道水を被って暫し休憩です。
 16時過ぎには無事帰投しましたが、たかだか走行48.8キロにしてはこの暑さには疲れました。ジェラートにはありつけませんでしたのでタイトルが「ジェラートを食べに大和郡山市ゆるゆるポタ」が「大和郡山ゆるポタ」に、でも全然ゆるくなかったです、皆さん熱中症にならずに無事帰宅できた様でなにより。
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帳尻り合わせに遠回り通勤

平城宮址 朱雀門にて

 明日はお天気が悪いと云う事ですので、今日は帳尻合わせに遠回り通勤へ…
 まずは橿原神宮の境内を抜けて西へ、深田池の向こうに金剛葛城のやまなみが。
 例によってまずは腹ごしらえ、1月ぶりに来たら「松のや」さん改装されて他店同様セルフ計形式に、それは構わないのですが外側も改装されて自転車が置きにくくなってしまいました。
 葛城川沿いまで戻り京奈和自転車道を北上します。


 ここのトラップは相変わらずです、奈良県道路マネジメント課は危険性を認識していないのでしょうか、まぁ彼らは机上でした物事を考えていませんからね。

 いつまでやってんの、とにかく迂回路が難解、北行きに関して土庫川と葛城川の間を鳥居大橋まで走るのが良いかと、どうやら6月28日までの様ですが。
 桜橋西詰で京奈和ルート
から離れ飛鳥葛城自転車道を、大和川右岸太子橋北詰から御幸橋北詰近くまでの通行止区間を対岸から見ると、巨大な遊水地でも造っているのでしょうか。
 御幸橋南詰までやってきました。さっきから目に付く新しい標識「世界遺産周回サイクルルート」、何なんでしょうね。まずは標識ありきは毎度の事で、南部一周コースや不動七重の滝コース、東ノ川・薬師コース、はどうなった!

 御幸橋を渡り富雄川沿いの自転車道に入ります、治水上の問題もあると思いますがR25と交差する米寿橋とかJRとの様にアンダーパスにしてほしいものですよね。
 近鉄大和郡山駅北の立体交差、もう長い事やってますなぁ… 後何年掛かるのでしょうか。

 秋篠川沿いに入ります、再び京奈和ルート、歩行者自転車専用道路とは云え、狭い上に散歩する高齢者やランナーが多い。
 とにかく平城宮址までやってきました、水上池あたりまで北上しようかと思っていたのですが、予定の50キロはクリアするので帰途に、みやと通りを南下し柏木町から佐保川河畔へ。

 京奈和ルートへ。
 三郷橋を渡り菅田神社参道下ッ道(中街道)へ、天神橋で大和川を渡り、庵治町でR24を跨いで大北橋西詰で再び大和川河畔へ。桜井イオンで買い物を済ませ 65キロ程走って14時半には無事帰宅。昨年5月の910キロをクリアして「帳尻合わせ」もできました。

久し振りに「二つの丹生川」へ(前半)

 今日は久しぶりに和歌山県と奈良県にそれぞれある丹生川と云う川に沿った道を遡るサイクリングに出掛ける事にしました。
 この二つの丹生川、何れも紀の川の支流で一つは和歌山県高野町富貴を源流とし九度山町で紀の川に流れこみ、もう一つは奈良県吉野郡黒滝村を源流とし五條市で紀の川に合流しています。Geoshapeリポジトリ > 国土数値情報河川データセット より
 ここでは「丹生」の由来は割愛しますが、全国には10以上の丹生川があり多くの土地に「丹生」の地名があり、また丹生神社もあります。この丹生川沿いの道は以前から何度も走っているのですが、雰囲気の良い山峡を縫って走るコースで、大阪方面からの輪行を前提とした「二つの丹生川を遡るランドナーサイク」と銘打ってして2018年9月2022年10月にRRCB有志で走っています、起点は南海高野線九度山駅、一応の終点は近鉄吉野線吉野駅として距離は約75キロになります。ただ私の場合は奈良桜井から九度山駅まで自走し、吉野駅から自走で帰途に就くとなると150キロ前後と結構な距離になってしまいます。

 朝6時に桜井の自宅をスタート、明日香村を抜けて近鉄飛鳥駅前から吉野口駅前(写真左)、そこからはJR和歌山線に沿って走ります。吉野口駅の手前からは京奈和自転車道のルートが利用できますが、大阿太高原には入らず重阪(へいざか)峠(写真右)を越えてR24に入ります。。

 五條市今井から二見の手前まで旧道を行きます。本陣交差点をパスできるのがメリット。最近になってサイクリングルートを示す青矢印が北行きのみマーキングされています。五條市街を抜けるまでは先々週の「四国の右上…」とほぼ同じコースですね。

 上野公園の脇を通ってJR和歌山線沿いの小径へ、現在の和歌山線は紀の川寄りを走っていますが、昭和26年頃まで山側の真土(まつち)トンネルが使われていて現在も廃トンネルを見る事ができます(写真左)、和歌山線唯一のトンネルだったのですがね。小径は暗渠になっていますが、線路は鉄橋で奈良和歌山県境を越えています。(写真右)

 和歌山県で最も北に位置する隅田(すだ)駅、紀の川サイクリングロードの終点にもなっています。かつての木造駅舎は取り壊され今どきの簡易な待合室のみになっています、決して綺麗とは云えなかったトイレも撤去されました。
 恋野橋で紀の川左岸へ渡り、再び京奈和自転車道へ。橋本橋南詰を少し行った処から快適な専用道となり、南海高野線学文路駅の手前まで続いています。

 約43キロ走って九度山駅に到着、九度山の交差点から駅前への僅かな距離は和歌山県道114号九度山停車場線なのですが、50mで10m余り登らされる激坂です。
 現在、九度山駅にはおむすびスタンド「くど」がOPENしています。売り場は下りホームに面していますが、自動改札を通らずに行く事も可能です。「みかん鶏味噌カツ」と「おかかはちみつ梅」を買い求めて今日のお昼にします。さてここからが「二つの丹生川」のコースになりますが、奈良県黒滝村の道の駅「吉野路黒滝」まで食料品の調達は期待できません。

 出発しようと思っていたら「特急こうや」が、初代の20000系より洗練されていますが、やはり昭和のデザインですよね。
 九度山をスタート、赤瀬橋までの僅かな距離ですが R370を行きます。向こうの赤いアンダートラス橋は近代化産業遺産にもなっている丹生川橋梁。2020年に撮った「自撮り」とてもタイミングが合わせられないので合成。

 赤瀬橋交差点で高野山へ向かうR370と別れ県道102号宿九度山線へ、「玉川峡」と呼ばれる丹生川右岸のガードレールも途切れ途切れの1~1.5車線路を行きます。以前に一度お世話になったキャンプ場「どーむびれっじ」ですが、その後「ごりょう橋キャンプ場」として再開されている様ですが、利用期間が限定されている様です。

 彦谷で橋本橋から狼頭峠を越えてきたR371に合流、国道と云っても紀伊半島の山間部を縦走する酷道、道路状況は県道102号と変わりありません、と云うかそれ以下の区間も。

和歌山県道102号宿九度山線から酷道371号へ 玉川峡を行く(3分27秒)


 途中、橋本市宿にある「やどり温泉」改装前の2009年ですが「峠おやじ弐千峠」サイクの前日はここに泊まりましたね。現在は火水木曜が休館日となって自販機は利用できますがトイレが使用できません。

 河合橋の三叉路で右折して高野山へ向かうR371と別れ、町道筒香線を筒香へ、「つつごう」ではなくて「つつか」です。
 標高436m、以前に「自撮り」もした、下筒香の集落を見上げるビューポイント、1155 お昼前ですしおあつらえ向きのコンクリートブロックもある事ですし「くど」で買ったおむすびをここで頂く事にします。
 下筒香で県道733号川津高野線へ、三叉路を右折すると紀和隧道(今井峠)を越えて野迫川村へ行く事ができます。五條から奈良交通の路線バスが和歌山県高野町の富貴と筒香を経由して野迫川村野川へ通っていた時代もありました。現在の高野町コミニティバスのバス停も「野迫川口」となっています。

 上筒香の風景、既に田植えが終わっています。
 「ここで写真をとると成金になれるらしいぞ!」で知られる成金バス停、初めて通ったのは40年近く前だと思うのですが、まぁ成金にならずとも飢えずに生き長らえているので良しとしましょう。

 標高600m近い高野町富貴の街並みにある「やきもちカフェ」は原則月2回第2,4日曜日のみの営業です、近くに無料休憩スペースができていました。富貴の里おもしろスポット進化地図

 富貴が和歌山の丹生川の源流部となります、ここから奈良県側へ向かって標高650m程の峠を越えますが、標識もなにもないのでどこが県境なのか良く判りません。GoogleMapに「鳩の首峠」と云う表記も見えますが、この富貴から西吉野町永谷へ越える道ではなく西吉野の大日川(おびがわ)から永谷に越える十津川街道の間道であった様で天誅組も関わった峠道だとか。(後半に続く)

2泊3日の予定で四国の右上に (1日目)

紀の川河口を望む京奈和自転車道のほぼ終点

 おはようございます、朝焼けに耳成山と天香久山のシルエットです。今日勤務明けから和歌山港に走り、夕方の南海フェリーで徳島へ渡り鳴門泊、明日は高松へ、明後日は小豆島に渡り北岸を福田港まで走り姫路に渡り輪行で帰途に就く予定です。南海フェリーは過去にも何度か利用していていつも夜行便なのですが、今回は 1620 の便に2019年暮れに就航した「あい」に初めて乗船する予定です。今回は航送料金節約とasuka号がホイール組み直し中、輪行状態で乗船するのでErbaロードで向かいます。
 0855 に勤務先をスタートし県道120号五條高取線経由で 0941 には吉野口駅前へ。
 重阪(へいさか)峠を越えてR24に入り五條へ、せっかくですので五條新町を抜けて行きますが「餅商一ッ橋」の跡にできたお高いチョコレート屋さんですが、移転した様でその跡は5,6月は無料休憩所になってるみたいです。
 県道732号から55号に入り 1047 奈良和歌山県境を越えます。1103 橋本橋南詰を通過して京奈和自転車道の専用道区間を走り学文路(かむろ)、1128 には九度山駅下へ。
 少し時間もありますので、噂のパン屋さん「Vent Orange」を探索、先日大ちゃんに9さんの実家の米屋の近くだと聞いていただけで少々迷いましたが。幸い営業日でしたので、菓子パン1つとバケットを、今日はロード故に荷物を積めないので、バケットはいつも三脚を固定するヒップバッグの下に括りつけました。
 九度山の道の駅は通過しひたすら紀の川左岸を行きます、京奈和自転車道本来のコースは三谷橋で右岸に渡るのですが、このまま左岸を行きます。しかし下るにつれて向かい風が…
 井阪橋で右岸に渡ります。このまま真っ直ぐ行くと自転車道はタマちゃんの貴志川駅に行ってしまいます、間違える人多し。現在井阪橋をアンダーパスする自転車道が整備されつつある様です。
 恒例の「WAKAYAMA800 モバイルスタンプラリー」が今月から始まっていますので「いわで御殿」と「市民スポーツ広場」にチェックインしておきます。今回で7回目ですが、ずいぶんとチェックポイントが増えてしまいましたね、もうコンプリートしようと気力はありませんわ。
 向かい風と通行止でかなりロスを… 橋台工事とかで北島橋から紀の川大橋まで県道を走らなくてはなりません、東から来ると案内が判りにくいので注意、見落としてゲートまで来てしまうと土手上の県道へ押し上げなくてはならなくなります。
 それでも 1417 には京奈和自転車道のほぼ終点に到着、正式には土手上の県道に上がった処までが自転車道の様ですが。対岸に見える青岸橋と紀の川河口大橋(みなと大橋)を渡れば南海フェリーの乗り場です、まだ出航まで2時間ありますから余裕です。
 紀の川河口大橋(みなと大橋)を渡ります。一応今シーズンの「西の海へ」と云う事に。 今回、徳島港に着いてからも宿まで走らなけらばならないのに輪行にしたのは、現在南海フェリーは自転車にも大型自動二輪と同額の燃油調整金を課しているのです、旅客運賃2,500円に自転車航送1,600円の計4,100円はまだしも燃油調整金800円が加わると2時間余りの航路に4,900円、先週おつねさんが4サイドキャンピングで「逆打ち四国遍路」からの帰途では、繁忙期料金で更に500円増しで 5,400円払ったのだとか、4サイドじゃ輪行もできませんからね。厳しい海運業界を応援したいのはやまやまですが、この料金体系は理不尽です。ちなみに神戸~高松東港のジャンボフェリーは土休日と夜行便割増でも3,490円、平日昼行便にネット割引だと2,370円なんです。
 とにかく時間の余裕もありますしロードですので、2,400円節約し輪行支度を済ませて乗船、定刻に和歌山港を出港します。
昨年4月以来の船の旅です、写真右は沼島、志布志航路の帰りの朝にも見えますね。
 定刻 1830 に徳島港に到着、今回は鳴門駅近くに安い宿を取ったので、これから10数キロ走らなくてはなりません、まぁJR徳島駅でも5キロ近くあるのですがね。出来るだけ明るいうちにと急いで輪行支度を解きます。
 運河沿いの道を走り「阿波しらさぎ大橋」を渡る頃にはすっかり暗くなってしまいました、自転車や歩行者が渡れる河川に架かる道路橋としては四国最長(1,291m)だそうです。
 和歌山港までの87.1キロと徳島港~鳴門駅前までの17.4キロで本日の走行104.5キロ、分割ですが久しぶりの100キロ超です。

1日目 2日目 3日目

遠回り通勤ライド初め


 新春3日の「第29回新春サイクルミーティング」と4日のゆるゆるCC「初詣ラン石上神社」以外は片道7〜8キロの通勤ライドのみ。当面休みが無いので暫くは休足日は無さそう。今日はお昼過ぎまで陽射しもありそうなんで、今年初めての「遠回り通勤ライド」に、今日はErbaロードで出てきています。まずは腹ごしらえで向かい風をおして西へ、今年の「とんかつ初め」です、530円也にサービス券でコロッケ付き。

 「松のや」でお腹が一杯になった処で葛城川沿いの京奈和自転車道(この界隈は飛鳥葛城自転車道)を北上しますが、想像以上に風が強くて遮るもののない川べりの土手では煽られる事煽られる事、陽射しはあたたかいものめげてしまいます。春が愉しみの桜並木の下を走り(写真左)、近鉄田原本線をくぐります(写真右)。
 第二浄化センターの手前の桜橋で一旦自転車道を離れ太子橋まで北上し大和川右岸を追い風に乗って板屋ヶ瀬橋まで走ります。このまま真っ直ぐ行くと佐保川べりに入ってしまいますので、左岸に渡り庵治(おうじ)町でR24を跨いで再び大和川河畔を帰途に就きました。本日の走行37.4キロ、ちょっと物足りない距離ですが、さすがに風がね。

カレンダー配達サイク「Delft」まで

京奈和自転車道から薬師寺を望む

 暮れの恒例行事が続きます、大和西大寺近くの自転車工房「Delft」さんまでカレンダーを届けに往復します、主に川べりの快走路を行くので久しぶりにErbaロードで。実は昨日予定していたのですが、一昨日の大阪行きでは慣れない靴で歩き回ったので脚やら腰やらあちこちが痛かった次第。

 大和川に沿って走ります、庵治町前後を除けば大阪までほぼ川べりを辿る事ができます。
 近鉄橿原線を跨いだ処から浄化センタ―を抜けて佐保川河畔の京奈和自転車道へ。再び橿原線と天理線をくぐります。

 佐保川に沿って北上します。
 佐保川を離れ奈良口交差点から秋篠川河畔を、午後から曇ると云う予報なのですが、最高のお天気です。ただ秋篠川沿いは道が狭い上の買い物の自転車やジョッキングの人が多いのが難点。
 尼ヶ辻駅前から西大寺駅西側の住宅街を抜けて 1234 「Delft」さんに到着、風情は街の自転車屋さんですが、マスプロランドナーをちゃんと取り扱ってくれる奈良では貴重なお店です、オリジナルのバッグも。
 帰りは大和郡山市街を抜けて富雄川河畔の自転車道を行く事に。
 御幸橋で大和川を渡り飛鳥川沿いの自転車道へ、今井町方面へは向かわず寺川沿いから耳成山を反時計に回って横大路経由で帰途に就きました。本日の走行63.4キロ、7,000キロ/年まで後5.3キロ。

遠回り通勤サイクは「吉野山へ」


 昨夜は殆ど仮眠ができなかったのですが、頑張ってスタンプラリー「ライドアラウンドinなら」のチェックポイント巡りに吉野山へ。遠回りですが吉野口駅前から薬水、福神と近鉄吉野線に沿って走ります。写真の土木遺産になっている薬水拱橋(きょうきょう)をくぐり、近鉄吉野線をアンダーパスします。
 阿太高原から京奈和自転車道のルートで吉野川河畔に下りますが、写真は見落して曲がり損ねるポイント、確かに標識があるのですが、つい手前の「百華園」の看板に目が行ってしまいますよね、真っ直ぐ行っても五條方面には行けなくはないのですが、下手をすると福神に戻ってしまいます。

 梁瀬橋を渡った南詰で自転車道と別れて下市町へ、街中を抜けて県道48号洞川下市線へ入り、才谷から県道257号才谷吉野山線へ入り吉野山へ取り付きます。途中、脳天さんへ下る分岐があるのですが、また通行止になってますネェ。
 デジタルスタンプラリーのチェックポイント巡りでは道路元標巡りと同様、古いスマホをナビに使っています。Ride with GPS (写真右)にもデータを入れているのですが「ライドアラウンドinなら」のアプリが「北陸3県デジタルスタンプラリー」の NAVI TIME よりずっと使いやすいので、そのまま使用しています、ただ重いのが。古いスマホはSIMが入っていませんしバッテリーの持ちも悪いので、吉野山へ入る手前でモバイルルーターをともにONにします。
 ところで吉野地区には25ヶ所のポイントが設定されていますが、さすがに1日は無理としても2日で回っておきたい処、吉野神宮駅から県道37号桜井吉野線~15号桜井明日香吉野線と回るのが一番効率的なのですが、才谷から来ているだけにそうは行きません。それに連休の最中とあって人出も心配です。
 県道257号では1台の車にも出遭う事なく勝手神社の下に出るとそこは観光地、ただ桜の時期に比べれば人出は知れています、今日はここから下千本駐車場までは車両通行止ではなく下り一方通行に規制されていますが、自転車も乗って行ける程度、ただ聴こえる話し声は彼の国の言葉の方が…

 今日は時間が限られているので「静亭」は失礼して、参陵隧道を抜けて如意輪寺へ向かいます。県道側の山門前ではチェックインはできず asuka号を置いて境内に。無事チェックイン後、如意輪寺と勝手神社の間の標高差は知れているのでここで引き返す事にします。
 吉野山で「金峯山寺 蔵王堂」「銅の鳥居」「下千本駐車場」「吉野神宮」とチェックインし「吉野神宮駅」へ、1駅戻って吉野駅前の「吉野町観光案内所」へ。「ライドアラウンドinなら」では取得したポイントに応じた地域通貨のポイントが貰え、名産品と交換する事ができます、ただ商品の数量と交換場所が限られているのでここで交換する事にしますが、着いた時間が休憩時間に掛かっていたのと地域通貨への交換がなかなか上手く行かずに1時間程のロスタイムに、観光案内所の女性にはお手間を取らせました、感謝。
 結局「吉野町観光案内所」を後にしたのは14時を回ってしまいました。写真はチェックポイントの「旧連合会事務所」。なにやら訪れる事に意味があるのか訳の判らないポイントのある「ライドアラウンドinなら」ですが、昭和初期でしょうか、レトロなこの建物は吉野木材協同組合連合会の旧事務所だそうで「木のまち推進室」とかで利用されている様です。

 残りのポイントを考えると宮滝周辺まで回っておきたい処なのですが、モバイルルーターのバッテリーも心許ないので、上市橋で右岸に渡り「上市駅前観光案内所」「吉野町役場」を回り、今日10ヶ所、350ptゲット。芋ヶ峠を越えて帰途に就く事にし、どうにか 1550 芋ヶ峠を越えます、やはり深追いせずに帰途に就いて正解でした。
 明日香村へ下り職場に一旦立ち寄ってから 17時過ぎに無事帰宅、本日の走行74.7キロ、結局は1月に走った「雪中ライド」と同様のなコースになってしまいました。本日の収穫、美吉野醸造の純米酒「花巴」180mlを2本。

今日の遠回り通勤サイク

京奈和自転車道 平端付近にて

 今日の遠回り通勤、昨日少々荷物があったので、フロント2サイドで出勤してきました、なかなかキャンツーに行けないので気分だけでも、中身は軽いですけど。
 まずは腹ごしらえ、ただ悲しい事に「松のや」はは9月14日から値上げで「得朝とんかつ定食」は530円に、一昨年までは1品少なかったですが400円だったのが490円に。


 いつも葛城川沿いの京奈和自転車道を北上する事が多いのですが、今日は大和高田市街を抜けて高田川沿いに北上します。しかし最高のお天気です。
 箸尾付近で飛鳥葛城自転車道に入り、曽我川沿いに走り御幸橋で大和川を渡ります。

 

 富雄川右岸を郡山まで遡ります。山田橋を渡るつもりが行きすぎてしまったのですが、郡山市街を越えるのが嫌なので少し引き返す事に。

 金魚池の集まる中を抜けて佐保川沿いの京奈和自転車道へ出て南へ。
 大和川に合流する手前で浄化センターの中を抜けて、今度は大和川沿いに桜井へと帰途に就いたのですが…
 ところが鍵を職場のロッカーに付けたままだと云う事に気が付いて、職場まで往復して本日の走行69.3キロに。

久しぶりの遠回り通勤サイク

 異常過ぎる残暑も朝夕はすいぶんと過ごし易くなりましたね、久しぶりの「遠回り通勤」です。まずは「案山子コンテスト」の行われている明日香村稲渕へ、19日に覗いた時には出展作品が出揃っていない様でしたので、再訪。

 コンテストそのものは昨日で終了したのですが、今年は出品数的にも低調だった様ですね。破損したりとか撤去されるものもありましょうが、展示そのものは11月まで行われています。

 上から自転車を推しながら下りてくる御仁が、7月の藤原宮址に続いてkitano氏とばったり。(写真左撮影 : kitanoさん)

 前回来た折に気になっていた「未成線」は、なる程ね。

 さすがに常連さんの作品だけに一味違いますね。


 コンテストの結果はご覧の通り。

 いつもは棚田を見下ろす回廊の様な小径を祝戸方面へ抜けるのですが、今日は御所方面へ回ろうと朝風(上平田)峠を越えて高松塚古墳の方へ下ります、西側は下るのも怖い激坂なんですが。

 飛鳥駅前を抜けて高取町へ、あちこちで彼岸花が盛りです、向こうの山並みの鞍部は水越峠です。掖上から御所の街並みへ入り、旧街道を北上します。


 R24に入って「松のや」へ、11時までの「得朝ロースかつ定食」は530円に値上りしてしまいましたが…

 高田バイパスを少し東へ走り京奈和自転車道へ、葛城川沿いに大和川べりまで北上すれば今日は50キロ位になりますかね。広陵町内での工事はまだ続いていますが、迂回路が変わっていて、警備員の誘導で鳥居橋へ出ます。
 自転車道に戻り桜橋を渡りますが「京奈和自転車道」の案内に騙されて曽我川との合流点まで迂回した挙句に突破困難なゲートに、やはりここは県道108号を真っすぐ行くのが間違いない様です。ところで京奈和自転車道に大和川板屋ヶ瀬橋と悪名高い奈良の左折可標識のある葛城川桜橋の間ですが、なにも工場団地の中を通らなくても、葛城川沿いに北上して大和川左岸を板屋ヶ瀬橋南詰へのルートを考えて頂いた方がずっと良いと思うのですが、もしかしてセブイレから何ぼか貰ってるの。
 しかしこれがケチのつき始め、三宅町のローソンで飲み物とガリガリ君を買ったら、出すなり棒から抜けて落としてしまいます。すっかり気落ちして北上せずに東へショートカットして帰途に就く事に変更、ところが痛んだ舗装に捕まってスローパンクした様です、騙し騙し走り大和川べりまで、トイレや水道、自販機、四阿の公園が幾つかあるのですが…

 統合されて廃校になった志貴高高校の北側の「はせがわ展望公園1号」に辿り着いたらなんとトイレは閉鎖中 、まさに「弱り目にたたり目、泣き面に蜂、貧すりゃ鈍する、ワラ打ちゃ手ェ打つ、便所へ行ったら…」 まぁインフレーターもスペアチューブも忘れてはいませんでしたので。本日の走行47.2キロ。

「彼岸花の乱」は不発だったけど…

京都府城陽市 木津川右岸

 今日明日と連休ですので1日は走りたい処、ゆるゆるCCの「彼岸花の乱」に顔を出す事に、今日23日は京都府八幡市の若宮八幡宮、明日24日は葛城山麓とのプランです。京都方面はご無沙汰ですし、葛城山麓は桜井からだと中途半端ですし、何やら九品寺界隈では不良アマチュアカメラマンの横行で、立入禁止になったり刈り取られいたりとか、そう云う話も鬱陶しいので、今日23日に北へ向かう事に。

 本隊は例によって大阪柏原の市役所前を7時にスタートしますが、王寺駅北口に8時、平城宮跡9時に集合地点が設定されています。桜井を6時半にスタート、しかし小雨が降り出してきました、北の方は雲が少ないのでとにかく大和川べりを北上。御幸橋南詰めに7時半までには着いたので、王寺駅北口へ向かいます。7時40分には王寺駅に到着、既に大阪組は到着していました。

 平城宮跡に向かって富雄川から秋篠川沿いの自転車道を急ぎます。


 少し遅れましたが、無事に平城宮跡に到着、デルフト朝ポタメンバーのN女史がお見送りに来てくれています。


 0925 平城宮跡をスタート、コースリーダーのDさんが佐紀町交番前を北上するので今日は歌姫街道かなと思っていたら右折、やはり京奈和自転車道かなと思っていたら、そこは行き止まり、後ろからは歌姫の方が近くて速いと意見がでますが、この面子だとそれも疑問、船頭多いとなんとかですわ。


 とにかく京奈和自転車道で木津八幡嵐山自転車道との合流点ま、通称三角公園(正しくは樋門公園とか)できましたので、一息入れます。木津川沿いのこの自転車道、初めての方もおられる様です。

 向かい風が結構強くて、それも北へ行く程きつくなる様な。ただ先日までの異常な残暑は終わってくれた様です。

 河川敷から堤防上に上がるスロープで写真を撮ろうと頑張って先回りします。

 近鉄京都線とのアンダーパスの先のショートカット、危険なので閉鎖されてしまった様です。

 結局 1118 ノンストップで流れ橋に到着、昨年11月以来、なんとここへは2015年に40往復しているのです。

 流れ橋近くの「四季彩館」でも食事はできる様なのですが、お昼はコンビニで買って若宮八幡宮で食べようと云う事になったんですが。


 若宮八幡宮、お目当ての彼岸花は全くと云って咲いていません、場所を間違っているのでは思いましたが、ここで間違い無さそう、芽がありますので開花の時期には早かっ様です。他に行く場所もないのでここでお昼を頂く事に。

 流れ橋に戻って、せっかくですので集合写真を、間の黄色い丸の先が木津川流れ橋、
 大きな画像は「サイクリングの記録」にて(要認証)。ところでその流れ橋はご覧の状態で渡る事はできません。

 帰りは山背古道の方を走ると云う事で国道1号旧道の木津川大橋まで北上します、何人かは階段を担ぎあげてバイパスの新木津川大橋を渡った様ですが、ご苦労様です。でも木津川大橋まで行くと約2キロ遠回りです。


 新名神の下のまで来た処で、こっしーさんからここで自転車並べて写真撮ろうとリクエスト。って何台あんねん。

 3枚撮って、事後 Image Composite Editor でパノラマ合成です。

 右岸路は河川敷へ下りる車も通るのですが、広くて走り良いです、ただサイドバック泣かせのゲートが何ヶ所かありますのでキャンピング車には不向きです。

 堤防上の右岸路は山城大橋東詰まで、これより南は一部が国道24号になっています。ここで山背古道方面へ向かう一行とお別れし、私ともりやすさんとI氏は山城大橋を左岸に渡り自転車道を南下します。

 三角公園まで戻ってきた処でお湯を沸かして3人でコーヒータイム。のんびりしていると山背古道を走ってきた一行がやってきました。
 ここで微妙に帰る方角の違うもりやすさん、Iさんとお別れし、久しぶりに梅美台から奈良阪を越えて、ほぼ上ッ道を走って18時頃に帰投しました。陽が傾き始めると半袖では肌寒さを感じる様に、18時を過ぎると暗くなる季節になったのですね、お彼岸ですもんね。
 若宮八幡宮の彼岸花はとんだ空振りでしたが、久しぶりにゆるゆるCCの皆さんとご一緒して120キロ程走る事ができて、満足です。

 乾さんのブログレポート ランドナー補完計画「彼岸花の乱失敗。ながれ橋へ」

 集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHP「サイクリングの記録」にUPしています。なお認証が必要です、ログインは’2023’、パスワードは2023年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事があります、Crome等ブラウザで開いて下さい。