「自転車道」タグアーカイブ

ゆるゆるCC「大和郡山ゆるポタ」へ

大きなサイズの写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。

 通勤はともかくこの蒸し暑さには「遠回り通勤」もままならず、誰かと約束でも無ければ走る気力もおこらず休日=休足日が続いています。今日7日は「ゆるゆるCC」の「ジェラートを食べに大和郡山市ゆるゆるポタ」、勤務明けですが集合時刻が柏原市役所前0900、新王寺駅前に1015と云う事ですので、新王寺駅へ馳せ参じる事に、しかし前夜には参加者が何と24名に。

 何事もなく定刻には職場を出る事が出来、下ッ道を北上し9時半過ぎには西田原本駅に到着、このまま新王寺駅まで走っても間に合いそうですが、せっかくですのでサイクルトレイン利用させて貰います、西田原本~新王寺間所要時間18分360円也。しかし閑散区間の穴埋めやなしに積極的に大阪線とかでも走らせてほしいですよね、大阪上本町〜榛原〜伊賀神戸とか、個人的には大和朝倉停車ね。
 箸尾駅でローデイが一人乗り込んできたと思ったら大和高田から走ってきたHさん、同じく高田のMさんは1本先に乗ったそうです。
 新王寺駅に着くと柏原からの大阪組が既に到着、都合25名の参加となっている様です。そこで乾さん率いるS班、DeGuchiさん率いるD班、そして私がC班として走る事になり、14時に大和郡山城跡追手門に再集合する事に。

 私がコースリーダーのC班は大和川左岸に出て沈下橋を渡って大和川右岸から富雄川右岸に入ります。大和郡山市街は避けて山田橋を渡り金魚田が広がる風景の中へと…
 金魚田の中を抜けて「金魚資料館」へ。その後近鉄橿原線を渡って下街道へを北上します、郡山市街に入った処で柳通商店街となるのですが、その右角にある「K COFFEE」以前裁判沙汰にもなった「金魚ボックス」があったお店、情報ではここでジェラートがあるとの事でしたがメニューにはジェラートはありません。
 と云う事で「K COFFEE」には入らず「源九郎稲荷」へ。お昼はどうするかと云う事になったのですが、8人が入れる処と云う事で、少し離れていますが郡山警察署の前の「HAMP 3nd」へ向かいます。

 ずいぶん久し振りなのと下街道を南下したので少々迷いましたが、タイミング良く席に着く事ができました。なんと2016年1月の「ツィードラン」以来ですからなんと8年半ぶり。定番のオムライスとサラダとドリンクのセットにします、乾杯しているのはもちろんノンアルですよ。
 「HAMP 3nd」を後にして再び郡山市街へ戻りますが。
 再集合時刻にはまだまだ時間がありますので箱本舘「紺屋」へ、少し涼んでいたもののやはりジェラートか氷が頂きたいので「やまと郡山城ホール」のカフェレストランへ向かいますが、満席の上に順番待ち。
 郡山城内に氷をやっているカフェがあるみたいとの情報でそちらに向かう事に、再集合場所の追手門を抜けて「番屋カフェ」へ。すんなり入れて氷が3種、これが大正解、すみません再集合に少し遅れましたがね。

 14時を少し回って追手門へ、すみませんお待たせしてしまって、記念撮影するために再集合した様なのですが、一緒に走れなかった他のグループの方々とお話したりし、メンバーを再編成して流れ解散と云う形に。(ゆるゆるCCのアルバムから写真をお借りしました)
 Oさんを除く中和方面組4名でJR大和郡山駅前から佐保川沿いの京奈和自転車道へ入ります、自転車道は快適と云えば快適ですが、さすがに日陰がないのはね、行き交うサイクリストの姿も見えません。今日は先月12日にYさんとご一緒した折に教えて頂いた「樹の実カフェ」に寄れるかなと思っていたのですが、今日は臨時休業なんだとか、残念。
 三郡橋で大和高田へ帰るMさん、Hさんとお別れ、下ッ道に入り天理市庵治町でYさんとお別れして大和川沿いに帰途に就きますが、桜井まで後10キロ程ですが一人になった途端どっと疲れが、三輪山を望む自販機とトイレのある休憩所、水道水を被って暫し休憩です。
 16時過ぎには無事帰投しましたが、たかだか走行48.8キロにしてはこの暑さには疲れました。ジェラートにはありつけませんでしたのでタイトルが「ジェラートを食べに大和郡山市ゆるゆるポタ」が「大和郡山ゆるポタ」に、でも全然ゆるくなかったです、皆さん熱中症にならずに無事帰宅できた様でなにより。
 集合写真を含む大きなサイズの画像をうちのHPの 「BICYCLE」→「CYCLING REPORTS」→ 「2024」とたどって下さい。なお認証が必要です、ログインは’2024’、パスワードは2024年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおSNS上のリンクからたどった場合にエラーとなる場合があります、リンクアドレスをブラウザにコピペしてご覧ください。

帳尻り合わせに遠回り通勤

平城宮址 朱雀門にて

 明日はお天気が悪いと云う事ですので、今日は帳尻合わせに遠回り通勤へ…
 まずは橿原神宮の境内を抜けて西へ、深田池の向こうに金剛葛城のやまなみが。
 例によってまずは腹ごしらえ、1月ぶりに来たら「松のや」さん改装されて他店同様セルフ計形式に、それは構わないのですが外側も改装されて自転車が置きにくくなってしまいました。
 葛城川沿いまで戻り京奈和自転車道を北上します。


 ここのトラップは相変わらずです、奈良県道路マネジメント課は危険性を認識していないのでしょうか、まぁ彼らは机上でした物事を考えていませんからね。

 いつまでやってんの、とにかく迂回路が難解、北行きに関して土庫川と葛城川の間を鳥居大橋まで走るのが良いかと、どうやら6月28日までの様ですが。
 桜橋西詰で京奈和ルート
から離れ飛鳥葛城自転車道を、大和川右岸太子橋北詰から御幸橋北詰近くまでの通行止区間を対岸から見ると、巨大な遊水地でも造っているのでしょうか。
 御幸橋南詰までやってきました。さっきから目に付く新しい標識「世界遺産周回サイクルルート」、何なんでしょうね。まずは標識ありきは毎度の事で、南部一周コースや不動七重の滝コース、東ノ川・薬師コース、はどうなった!

 御幸橋を渡り富雄川沿いの自転車道に入ります、治水上の問題もあると思いますがR25と交差する米寿橋とかJRとの様にアンダーパスにしてほしいものですよね。
 近鉄大和郡山駅北の立体交差、もう長い事やってますなぁ… 後何年掛かるのでしょうか。

 秋篠川沿いに入ります、再び京奈和ルート、歩行者自転車専用道路とは云え、狭い上に散歩する高齢者やランナーが多い。
 とにかく平城宮址までやってきました、水上池あたりまで北上しようかと思っていたのですが、予定の50キロはクリアするので帰途に、みやと通りを南下し柏木町から佐保川河畔へ。

 京奈和ルートへ。
 三郷橋を渡り菅田神社参道下ッ道(中街道)へ、天神橋で大和川を渡り、庵治町でR24を跨いで大北橋西詰で再び大和川河畔へ。桜井イオンで買い物を済ませ 65キロ程走って14時半には無事帰宅。昨年5月の910キロをクリアして「帳尻合わせ」もできました。

久し振りに「二つの丹生川」へ(前半)

 今日は久しぶりに和歌山県と奈良県にそれぞれある丹生川と云う川に沿った道を遡るサイクリングに出掛ける事にしました。
 この二つの丹生川、何れも紀の川の支流で一つは和歌山県高野町富貴を源流とし九度山町で紀の川に流れこみ、もう一つは奈良県吉野郡黒滝村を源流とし五條市で紀の川に合流しています。Geoshapeリポジトリ > 国土数値情報河川データセット より
 ここでは「丹生」の由来は割愛しますが、全国には10以上の丹生川があり多くの土地に「丹生」の地名があり、また丹生神社もあります。この丹生川沿いの道は以前から何度も走っているのですが、雰囲気の良い山峡を縫って走るコースで、大阪方面からの輪行を前提とした「二つの丹生川を遡るランドナーサイク」と銘打ってして2018年9月2022年10月にRRCB有志で走っています、起点は南海高野線九度山駅、一応の終点は近鉄吉野線吉野駅として距離は約75キロになります。ただ私の場合は奈良桜井から九度山駅まで自走し、吉野駅から自走で帰途に就くとなると150キロ前後と結構な距離になってしまいます。

 朝6時に桜井の自宅をスタート、明日香村を抜けて近鉄飛鳥駅前から吉野口駅前(写真左)、そこからはJR和歌山線に沿って走ります。吉野口駅の手前からは京奈和自転車道のルートが利用できますが、大阿太高原には入らず重阪(へいざか)峠(写真右)を越えてR24に入ります。。

 五條市今井から二見の手前まで旧道を行きます。本陣交差点をパスできるのがメリット。最近になってサイクリングルートを示す青矢印が北行きのみマーキングされています。五條市街を抜けるまでは先々週の「四国の右上…」とほぼ同じコースですね。

 上野公園の脇を通ってJR和歌山線沿いの小径へ、現在の和歌山線は紀の川寄りを走っていますが、昭和26年頃まで山側の真土(まつち)トンネルが使われていて現在も廃トンネルを見る事ができます(写真左)、和歌山線唯一のトンネルだったのですがね。小径は暗渠になっていますが、線路は鉄橋で奈良和歌山県境を越えています。(写真右)

 和歌山県で最も北に位置する隅田(すだ)駅、紀の川サイクリングロードの終点にもなっています。かつての木造駅舎は取り壊され今どきの簡易な待合室のみになっています、決して綺麗とは云えなかったトイレも撤去されました。
 恋野橋で紀の川左岸へ渡り、再び京奈和自転車道へ。橋本橋南詰を少し行った処から快適な専用道となり、南海高野線学文路駅の手前まで続いています。

 約43キロ走って九度山駅に到着、九度山の交差点から駅前への僅かな距離は和歌山県道114号九度山停車場線なのですが、50mで10m余り登らされる激坂です。
 現在、九度山駅にはおむすびスタンド「くど」がOPENしています。売り場は下りホームに面していますが、自動改札を通らずに行く事も可能です。「みかん鶏味噌カツ」と「おかかはちみつ梅」を買い求めて今日のお昼にします。さてここからが「二つの丹生川」のコースになりますが、奈良県黒滝村の道の駅「吉野路黒滝」まで食料品の調達は期待できません。

 出発しようと思っていたら「特急こうや」が、初代の20000系より洗練されていますが、やはり昭和のデザインですよね。
 九度山をスタート、赤瀬橋までの僅かな距離ですが R370を行きます。向こうの赤いアンダートラス橋は近代化産業遺産にもなっている丹生川橋梁。2020年に撮った「自撮り」とてもタイミングが合わせられないので合成。

 赤瀬橋交差点で高野山へ向かうR370と別れ県道102号宿九度山線へ、「玉川峡」と呼ばれる丹生川右岸のガードレールも途切れ途切れの1~1.5車線路を行きます。以前に一度お世話になったキャンプ場「どーむびれっじ」ですが、その後「ごりょう橋キャンプ場」として再開されている様ですが、利用期間が限定されている様です。

 彦谷で橋本橋から狼頭峠を越えてきたR371に合流、国道と云っても紀伊半島の山間部を縦走する酷道、道路状況は県道102号と変わりありません、と云うかそれ以下の区間も。

和歌山県道102号宿九度山線から酷道371号へ 玉川峡を行く(3分27秒)


 途中、橋本市宿にある「やどり温泉」改装前の2009年ですが「峠おやじ弐千峠」サイクの前日はここに泊まりましたね。現在は火水木曜が休館日となって自販機は利用できますがトイレが使用できません。

 河合橋の三叉路で右折して高野山へ向かうR371と別れ、町道筒香線を筒香へ、「つつごう」ではなくて「つつか」です。
 標高436m、以前に「自撮り」もした、下筒香の集落を見上げるビューポイント、1155 お昼前ですしおあつらえ向きのコンクリートブロックもある事ですし「くど」で買ったおむすびをここで頂く事にします。
 下筒香で県道733号川津高野線へ、三叉路を右折すると紀和隧道(今井峠)を越えて野迫川村へ行く事ができます。五條から奈良交通の路線バスが和歌山県高野町の富貴と筒香を経由して野迫川村野川へ通っていた時代もありました。現在の高野町コミニティバスのバス停も「野迫川口」となっています。

 上筒香の風景、既に田植えが終わっています。
 「ここで写真をとると成金になれるらしいぞ!」で知られる成金バス停、初めて通ったのは40年近く前だと思うのですが、まぁ成金にならずとも飢えずに生き長らえているので良しとしましょう。

 標高600m近い高野町富貴の街並みにある「やきもちカフェ」は原則月2回第2,4日曜日のみの営業です、近くに無料休憩スペースができていました。富貴の里おもしろスポット進化地図

 富貴が和歌山の丹生川の源流部となります、ここから奈良県側へ向かって標高650m程の峠を越えますが、標識もなにもないのでどこが県境なのか良く判りません。GoogleMapに「鳩の首峠」と云う表記も見えますが、この富貴から西吉野町永谷へ越える道ではなく西吉野の大日川(おびがわ)から永谷に越える十津川街道の間道であった様で天誅組も関わった峠道だとか。(後半に続く)

津山から「片鉄ロマン街道」へ (後半)

同和鉱業片上鉄道 苦木駅跡

 ゆっくりと資料館を見学し13時過ぎに吉ヶ原を後にします。8年前に訪れた2016年4月9日は吉ヶ原を出たのが17時過ぎで和気まで走る抜けるのが精一杯でしたが今回は余裕です。
 自転車専用道の入り口はここ、途中専用道でなかったり R374の歩道部分だったりする部分もあります。

 概ねR374と吉井川と並行していますし、ブルーラインや案内が充実していますので道を誤る事はないでしょう。なお片上鉄道は吉井川に支流吉野川が合流する直前に左岸から右岸に渡っていたのですが、その鉄橋は撤去されたので自転車道は吉野川を1キロ近く遡った処の鷺橋を経由しています。しかし沿線は何処も桜が満開です。

 桜の季節でなくとも「片鉄ロマン街道」での見所はこの苦木駅跡でしょう、木造のホーム上屋が良い状態で維持されています、サイクリスト以外にも車を路駐して見物に来ている人も少なくない様です。でもプラットホームにアスファルト舗装された路盤の自転車道、どこか違和感がありますよね、「新春ラン」でお馴染みの三河広瀬駅の方が良いかも。


 苦木駅跡手前から天瀬駅まで(2分19秒)


 和気の3つ手前にあった天瀬駅跡もホームと上屋が残っており、そして桜を見る事ができます。なお途中にトンネルは和気以北に2つ、以南に峠清水トンネル(203m 照明有)があります。

 1443 和気駅南口に到着、こちら側からは乗り降りできず、北口へ繋がる地下道と駐輪場とトイレだけがあります。前回は和気駅に辿り着いたのが暗くなってからでしたので、北口に出て輪行支度をして帰途に就きましたが、今回は日生まで走る予定です。ロータリーを挟んだ南側にドラッグストアがありましたので、飲み物を補給し西片上へ向かいます。

  和気から西片上へは傍示ヶ峠があり峠清水トンネルが抜けています。西片上からスタートするとトンネルまでだらだらと登りが続くのと、輪行で関西方面に帰途に就くなら山陽本線和気駅より赤穂線の西片上駅の方が便利が良いので「片鉄ロマン街道」を往復されるなら和気駅スタートで赤穂線の駅をゴールにした方が良いかと。
 赤穂線をアンダーパスした処で自転車専用道は終わります。最寄り駅は西片上ですがR250を日生まで走ります。交通量が結構あるのと2度ばかりアップダウンがありますのでせっかくだから「カキオコ」食って帰ろうと云う向き以外はお勧めしません。ちなみに私は牡蠣が駄目で「かきおこラン」で一人「豚玉」食ってた人なんで、単に日生以西は西大寺まで未踏だと云う理由なんです。

 16時には日生駅前に到着、昨年12月まで近くの桟橋から小豆島大部港行きフェリーが1日4便出ていたのですが休航となってしまいました、実質的には廃止の様で色々とプランを練っていたのですがついに乗る機会がないままでした。
 日生 1652 発播州赤穂行きに乗車、播州赤穂では概ねすぐの接続で多くは大阪以東へ直通の快速となります。播州赤穂、大阪、奈良と最小限の乗り継ぎで 2029 無事桜井駅に、3,410円分乗車、本日の走行 95.8キロ。

1日目 2日目前半 2日目後半

津山から「片鉄ロマン街道」へ(前半)


 7時半には宿を出発、「片鉄ロマン街道」の吉ケ原へは川沿いにR179を走れば14キロ程なのですが、津山を回って行きますので結構遠回りになります、 林野駅近くまで戻り出雲街道に入ります。

 できるだけ国道を避けて旧街道を行きます、写真は出雲街道勝間田宿、どこかに道路元標落ちていないかなぁ… ちなみに道路元標の根拠法である大正の道路法が施行された大正8年(1919年)当時は405もの市町村があった岡山県、現在道路元標は18基しか現存が確認されていません。

 9時には津山市へ、岡山県では3番目の規模の市なんですが、今一つ印象が薄いですよね、桜の名所ですし丁度「さくらまつり」が開催されていますので、中心部を東西に走る旧街道も朝から結構な賑わいです。
 さて津山の市中心市街地を横切って、先週リタイヤした津山口駅へ、これで近畿と中国地方の足跡が繋がった訳です。タイミング良く国鉄色のキハ40を先頭に下り列車がやってきました、これを見送って 1020 津山口駅をスタート「片鉄ロマン街道」の吉ケ原駅を目指しますが…

 今日は時間の余裕もありますので「津山まなびの鉄道館」へ、元の津山機関区の敷地、施設を利用した展示施設、非電化路線の集まる津山だけにDLやDCの展示が中心でSLは1台のみ。JR西日本と云う事で大糸線のキハ52やDD16があったり。こちらも好天の土曜日とあって家族連れの多い事。

 左の一番手前は珍品のキハ33、やはり短命に終った客車改造気動車。1988年から2010年にかけて米子界隈で使用されていた様ですが、お目にかかった事はないかと。他にジオラマもあったりして「鉄」な人は充分愉しめるかと。

 「津山まなびの鉄道館」を後にして吉井川右岸の県道26号津山柵原線で吉ケ原へ向かいます。対岸路も断続的にあるのですが、確実な処で羽仁橋まで県道を走り対岸に渡ります。吉ケ原まで少しアップダウンがありますが、吉ケ原まで殆ど車の来ない自転車には快適な道が続きます。

 12時半には吉ケ原駅に到着、正しくは「柵原ふれあい鉱山公園」に保存されている同和鉱業片上鉄道吉ケ原駅跡です、現在では駅舎が登録有形文化財に指定されています。構内にはキハ702と客車が、キハ702は元の国鉄キハ42000系、運転台窓とシールドビームが窓下に付いていて国鉄時代とは趣が変わっていますが。
 ここ「柵原ふれあい鉱山公園」が「片鉄ロマン街道」(岡山県道703号備前柵原自転車道線 34.2キロ)の終点になります。好天の休日それに沿線の桜並木が満開とあって訪れているサイクリストの数も結構な、ただ「さくらであい舘」程ではないのでご安心を。ガチで走る今時ローディより女性を含むグループやミニベロだとかが多い様です

 「柵原ふれあい鉱山公園」には資料館(入館料520円)があって鉱山や鉱山を支えた町や人々の生活を紹介しています、なかなか見応えがあり、1999年に「ディスプレイデザイン優秀賞」を取っている様です。ただ吉ヶ原へやってくるサイクリストが多くてもここを訪れる人は少ない様なのが残念です。

1日目 2日目前半 2日目後半

今年で22回目「年末恒例 石川ポタ」②

UG兄さんを先頭にRRCBの一行

 予想通り11時を回った処でやってきたのはDeGucciさんを先頭にゆるゆるCC「クリスマスカレーライド富田林」の一行、23名と聞いていたのですが、何やら多い様な…

 先日のゆるゆるCC「ミニベロポタ平野界隈」でお会いできなかった方の分のカレンダーを橋の上からお渡しします。

 1111 入れ替わる様にUG兄さんを先頭にRRCB一行が到着、通過を待って一行を追いかけます。

 11時には皆さんに追い付く様に通称「OHCHOの森」に到着、RRCBのBBSに参加表明のあった方以外にもドタ参の方々が、dendenさんやお久しぶりの宮野さんも。

  
 皆さん思い思いに食事の準備に取り掛かります、私は昨年に続いて食べる事に専念する側に回ります。もの字焼とまえだのみたらし団子でスタートして粕汁まで、皆様ご馳走様でした。

 食事の後は恒例のプレゼント交換、予算1,000円以上上限なし(笑)で持ち寄ってビンゴゲームで交換します。昨年は「やまとたかだの第九」とのタブルヘッダーで先に帰らせてもらい、きんなん君にワインを引き当てて貰ったのですが、今年はスピーカーをゲット。
 さて帰路に就く前に集合写真を。その集合写真はうちのHP「サイクリングの記録」にUPしています。なお認証が必要です、ログインは’2023’、パスワードは2023年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です、既に2024年の組み合わせも使用可能です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事があります、Crome等ブラウザで開いて下さい。

 さて14時前には「OHCHOの森」を後にします。

 集合場所の柏原市役所と「OHCHOの森」の間は僅かな距離ですが、往復それぞれ途中休憩が、自転車談議に華が…
 再びスタート、近鉄南大阪線とのアンダークロス。

 1455 柏原市役所前まで戻ってきました。
 さてRRCB「石川ポタ」は来年もご一緒できる事を願ってここで解散です。
 ゆるゆるCC一行はまで戻ってきていませんので、私は今少し待ってみる事にしますが、暗くならない内にR25を王寺まで走り抜けたいですしね。(つづく)

※ タックさん、バクローさんの写真を利用させて貰っています。

カレンダー配達サイク「Delft」まで

京奈和自転車道から薬師寺を望む

 暮れの恒例行事が続きます、大和西大寺近くの自転車工房「Delft」さんまでカレンダーを届けに往復します、主に川べりの快走路を行くので久しぶりにErbaロードで。実は昨日予定していたのですが、一昨日の大阪行きでは慣れない靴で歩き回ったので脚やら腰やらあちこちが痛かった次第。

 大和川に沿って走ります、庵治町前後を除けば大阪までほぼ川べりを辿る事ができます。
 近鉄橿原線を跨いだ処から浄化センタ―を抜けて佐保川河畔の京奈和自転車道へ。再び橿原線と天理線をくぐります。

 佐保川に沿って北上します。
 佐保川を離れ奈良口交差点から秋篠川河畔を、午後から曇ると云う予報なのですが、最高のお天気です。ただ秋篠川沿いは道が狭い上の買い物の自転車やジョッキングの人が多いのが難点。
 尼ヶ辻駅前から西大寺駅西側の住宅街を抜けて 1234 「Delft」さんに到着、風情は街の自転車屋さんですが、マスプロランドナーをちゃんと取り扱ってくれる奈良では貴重なお店です、オリジナルのバッグも。
 帰りは大和郡山市街を抜けて富雄川河畔の自転車道を行く事に。
 御幸橋で大和川を渡り飛鳥川沿いの自転車道へ、今井町方面へは向かわず寺川沿いから耳成山を反時計に回って横大路経由で帰途に就きました。本日の走行63.4キロ、7,000キロ/年まで後5.3キロ。

遠回り通勤サイクは「大和郡山から奈良へ」

平城宮跡朱雀門

 遠回り通勤が続きます。一昨日毒づいたスタンプラリー「ライドアラウンドinなら」ですが、今日は Erba号で奈良市街のチェックポイントを巡ります、その前にまずは大和郡山へ。11月とは思えない陽気に走るにつれ半袖ジャージだけに。

 飛鳥川沿いの大和中央自転車道へ、しかし相変わらず路面状態は悪いですねぇ、御幸橋で大和川を渡り富雄川沿いの奈良自転車道へと。
 チェックポイントになっている「郡山城跡」へ、しかし久しぶりです、さて本丸の中をウロウロせなあかんかと思っていたら、意外と簡単に追手門の前でチェックイン。そう云えば昔 OHCHOさんがサイクリングで来て弁当を拡げて食べていたら、散歩中の大型犬に弁当を食べられた事件がありましたね。この後近鉄橿原線沿いに北上し「薬師寺+唐招提寺(西ノ京エリア)」「垂仁天皇陵」とゲット、尼ケ辻駅前から東へ走り「平城宮跡」へ向います。
 チェックポイントの「平城宮跡歴史公園 天平うまし館」前には朱雀門をバッグに写真を撮れる様にスタンドがあるのですが、スマホ台はともかくカメラ用の1/4吋ネジにはロックナットがなくて固定できません。しかし平日とは云え修学旅行と思しき団体がやってきて芝に居座るので、撮るにもチャンスがありません、合間を見てセットすると親子連れが前を、子供がカメラに向かって変顔でもしたのかお母さんに怒られてます。このチェックポイントには飲食または買い物で貰える特別ポイント(50pt)があるのですがパス、それと特別フォトフレームがこんな感じ、でも落としたpngファイル何かおかしい。
 「平城宮跡」を後にし歌姫街道を少し北へ走り「佐紀盾列古墳群」へ「ライドアラウンドinなら」によくある訳の判らんポイントです。チェックインの後そのまま東へ走ると京奈和自転車道に出る事ができます。奈良バイパスをくぐりすぐ右折し奈良自転車道ルートで鴻ノ池の方へ、今日のコース唯一の坂らしい坂で越えます。

 「奈良市観光センターNARANICLE」を手始めに旧奈良駅舎の「奈良市総合観光案内所」「興福寺」と観光客でごったがえす奈良市の中心部のチェックを、正直云ってこの界隈のポイントを巡るのは自転車ならでは。興福寺五重塔の保存修理工事が始まっていて、覆屋ができると五重塔の姿は見えなくなってしまいます、完成予定は令和13年(2031年)だとか、生きてるかな。「東大寺」「春日大社」今日はパスして「元興寺」から上ッ道を南へ。

 JR桜井線京終駅は「奈良市京終駅観光案内  ハテノミドリ」としてチェックポイントになっています、ここも「平城宮跡歴史公園 天平うまし館」同様特別ポイントが貰えます、2018年から2019年にかけて往時の姿に復元整備され、観光案内所やカフェとして利用されています、2017年当時の姿。上ッ道に近い事もありトイレを借りたりとお世話になる事もあるので、せっかくの機会ですのでここで軽く食事をする事に。

 カフェ店内はこんな感じ、でも餡バタートーストとアイスカフェオレで1,000円は観光地価格、特別50ptを貰っても私の基準ではね、せめて少しサラダでも添えてあれば。桜井線と云えば柳本駅舎を利用した「ピクトン」も安くはないしね、暫し休んで次の「大安寺」へ向かいます。ところで京終駅待合室にはストリートピアノ、たまたま若い男の子が弾いていましたが、曲目こそ思い出せませんでしたが「東京事変」?

 「大安寺」は少々てこずります、境内をウロウロ。上ッ道に戻って「帯解寺」、「天理駅前広場コフフン」で今日は打ち止め、長岳寺近くの「天理市トレイルセンター」はいつでも行ける距離なので、次の機会に置いておきます。

 15時過ぎには帰宅、今日は走っていて気持ちの良い1日でした、予報では明日の雨を境にこの季節本来の寒さがやってくるとか、本日の走行 70.2キロ、13ヶ所を巡って都合69ヶ所/2,200pt(特別ポイント 80pt含)

帳尻合わせに一回り

 キャンプツーリングの予定がなくなってしまってぽっかり空いてしまった貴重な週末の休み、とにかく月末ですので帳尻合わせに走り出します、600キロ/月まで24キロ、先月の走行距離まで35キロが目標。asuka号はキャリアが付いたままなのでデモン太で、しかしエエ天気やないですか、早起きして大和高原にでも登るんやった、ホンマに昼から崩れるの?

 大和川左岸を北上し蔵堂橋で右岸に、車が少ないのですが舗装路としては通して走る事ができません、法条橋(写真左)で左岸に戻ります。
 大中橋を渡り一旦大和川べりを離れ下ッ道(中街道)へ入り天神橋を渡って大和川右岸へ。右岸には近鉄橿原線の踏切がないので下永橋で再び左岸に戻ります。

 近鉄橿原線を跨いで杉の木橋で右岸、川久保橋で左岸、馬場尻橋で右岸、要するに可能な限り右岸を走っています。御幸橋北詰で一旦自転車道で富雄川左岸に入り、名称不明の橋で右岸に入り大和川右岸に戻ります。

 大和川では唯一の沈下橋、大城橋を渡り、ここで引き返す事にします。

 御幸橋南詰で一息入れて、自転車道へ。

 近鉄田原本線を越えます。

 季節柄とは云え飛鳥川沿いの自転車道は草ぼうぼう、朝から何人ものサイクリストとすれ違いましたが、飛鳥川沿いでは皆無、そら避けますわな。


 大和八木界隈の裏道を抜けコスモスが満開の藤原宮址へやってきました、休日とあって人も多いですが。

 丁度お昼どきですので「4’Season」でお昼にして、お客様感謝デーでWAON5%引のイオンで買い物をして帰宅、本日の走行47.8キロ。ほんと帳尻合わせだけに走った一日でした、明日はどうしましょ。

2023年夏 18きっぷ輪行旅「敦賀から三方五湖」

三方五湖 水月湖畔にて

 本来は先月21日の「北陸本線廃線跡 山中越」の続きで28日に行くつもりだったのが… 今年の夏は疲れがとれませんわ、月が変ってしまいましたが、敦賀から三方五湖に向かいます。今回は三方五湖を巡る一部の路面状況が心配でしたので延陽伯号ではなくデモン太で。
 前回同様に奈良駅 0448 発の始発に乗るために桜井から20キロ余り、上ツ道を自走します。真夜中とは云え街灯に照らされた旧街道が続き、加えて今夜は月明かり、涼しくて気持ちが良いのですが、早起きと云うか殆ど寝る時間が無いのが。

 奈良0448→0544京都0551→0653近江今津0705→0724近江塩津0727→0740敦賀、近江塩津での乗り換えを無事こなせば、8時前には敦賀に着いてしまいます。今津で京都よりに移動しておいて2両編成の米原行きの最後尾に乗り込み、塩津でさっさと下りて狭い地下道を急ぐのがキモです。
 来春の北陸新幹線延伸開業も3月16日と昨日発表された敦賀ですが、相変わらず9600の動輪の前で輪行支度を解く事に、些か曇り空、大丈夫かなぁ…
 今回は風光明媚な三方五湖と云う事で「自撮り」の準備と「北陸3県デジタルスタンプラリー」のチェックポイント巡りがテーマです。まずはチェックポイントの気比の松原に立ち寄ってから敦賀半島を中途半端に回る県道33号佐田竹波敦賀線へ、「わかさいくる」のブルーのサインが引かれています。

 馬背(まじょう)峠トンネル(1,405m)で敦賀半島を横断します、峠への旧道は塞がれている様です。

 ダウンヒルで水晶浜へ、ここもチェックポイントですが、対岸の原発が複雑ですね、その見返りと云うか早くから道路は良くなって、裕福な地元自治体によるハコモノもあちらこちらに。雲は途切れてきて降られる心配はなさそうです、それはそれで陽射しが入ると途端に暑くなります、それでも9月を感じさせますね。

 トイレ休憩を兼ねて道の駅「若狭美浜はまびより」へ、JR小浜線美浜駅前にあってかなり立派な施設です。夏休み明けの午前中とあってか空いていてスタッフの数がやけに目立ちます。パンケーキにスパゲティとお洒落なメニューしかないのですが、この先の目当てもないのでここで早いお昼にはします、しかし豚肉とキャベツのホワイトソースにアイスコーヒーLサイズで1.628円とはちと高い。

 12時過ぎに三方五湖へ、写真は久々子(くぐし)湖畔と日向(ひるが)漁港。なお日向湖は海水、久々子、水月、菅湖は汽水湖、三方湖は淡水湖です。

 日向湖の西半分を反時計回りして再び久々子湖へ。なお途中に「レインボーライン」への入り口があります自転車歩行者通行禁止となっています。


 久々子湖と水月(すいげつ)湖を繋いでいる浦見川(運河)、ただ並行する道路は結構登らされます。

 小さな峠を越えると三叉路があって、直進すると菅湖畔から小浜線沿線に、左折して浦見川を渡ると水月湖を巡るルートに入ります、「わかさいくる」のルートで湖岸に沿って1車線路が5キロ程続きます、三方五湖々畔のサイクリングロードのハイライトでしょうね。専用道ではない様ですが離合できそうな場所が皆目ありませんので車はまずやってきません。懸念していた路面状況ですがロードバイクでも問題はありません。。

 水月湖畔、フェンスが設置している区間も多いです。

 ようやくフェンスが途切れて「自撮り」できそうなポイントが…

 最近ヘッダー用の横長サイズにはまっているのですが、波があるとパノラマ合成ができない場合が多いのですが、今回は上手く行った様です、恐るべし「Microsoft Image Composite Editor」。

 水月湖と三方湖の間の水道、人工的な水路ではない様で案内には瀬戸と記されてますね。三方五湖のうち菅湖を除く4つを巡り終え世久見トンネル(715m)を抜けて日本海側へ。

 世久見トンネルを抜けると若狭湾に浮かぶ烏辺(うべ)島と常神半島が。国道162号沿いの世久見展望台がチェックポイントになっています。

 「田烏の棚田」実は3月に来た折にたまたま見つけたのですが、時間がなくて通り過ぎたので今日一番立ち寄りたかった処で、あわよくば「自撮り」も考えていたのですが、曇ってきましたし、ちょっと難しいロケーションです、棚田と云っても整然と区画整理がされていて、白米や丸山や奥三河の四谷には叶いません、まあ放棄地が多い中でこの厳しい環境で稲作を続けようとする人の苦労を考えると部外者の都合なんですがね。それよりこの棚田が人目に触れずに海岸に出られるのかして密漁防止のゲートがあります、たまたま稲刈りの準備で開いていたのですが、どうやらいつも入れるとは限らない様です。

 田烏トンネル(527m)を抜けて再び内陸部へ、後10キロ程足を伸ばして小浜市街まで走る事も考えたのですが、上中駅から帰途に就く事にします。1743 発下りに乗れば敦賀回りで18きっぷのまま 2234 には桜井へ帰り着けるのですが、今日は東舞鶴経由で帰途に就きます、実は小浜線の小浜~松尾寺間は国鉄時代を含め未乗区間なのです。上中1744→1846東舞鶴1850→1919綾部1928→2029園部2040→2128京都2137→2232奈良2257→2325桜井、時間も乗換回数も多くて京都駅では34番ホームから10番ホームと在来線の端から端と大変なのですがね。

 「北陸3県デジタルスタンプラリー」の方は予定の7ヶ所を回って都合11ヶ所、「53.気比の松原」「57.水晶浜」「59.若狭国吉城歴史資料館」「55.道の駅はまびより」「56.美浜町レイクセンター」「62.茅葺きの舟小屋」「64.世久見展望台」一応賞品を申し込む最低ラインはクリアしたものの、11月一杯までもう少し考えてみます。
 本日の走行95.6キロ(奈良までの自走21.4キロを含む)、18きっぷ  6,050円分乗車。