やっと梅雨明け

 昨日30日の九州北部、中四国に続いて近畿地方も梅雨明け、貴重な休みとお天気は噛み合わずにロクに走れなかった7月、こんなのも1枚余ってしまいました、松阪辺りまで突っ走って帰ってこようかとも思ったのですが…
 結局、帳尻合わせに大和川河畔を馬場尻橋まで走って飛鳥川沿いの自転車道で帰ってきました。梅雨が明けたら明けたで「猛暑」の毎日が続くんでしょうね。本日の走行505キロ。

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云うならば「モバイルバッテリーチャージャ」

 最近買い換えたLumix DMC-G3およびGF2のバッテリーBLD10(1,050mAh)用のチャージャーを買い足しました。純正ではないのものの、なんと電源がAC100VではなくUSBが使えるのです。
 デジカメのバッテリーですが「自撮り」の場合どうしても「百打ちゃ当たる」式なのでロスが多く、余分に予備を用意しています。旧機種なのでバッテリーも安く入手できますが、現在6個。ただ泊りがけともなると心許ないですし、それにキャンプだと充電もままなりません。まぁ最近のモデルではカメラに内蔵したバッテリーにUSB充電のできるものも出てきている様ですがね。
 いまや大容量モバイルバッテリーは必需品、余計なACアダプターを持って行く必要もありませんし、チャージャー本体もコンパクト。問題は充電時間、純正のチャージャDE-A93の定格出力はDC8.4V 0.65A、充電時間が120~150分と云われていて、この製品には定格DC8.4V 0.8Aとあるので、同等以上の充電能力があると云う事なのかな。実際に空になったバッテリを充電してみた処では90分程で充電状態を示す赤ランプから青ランプになっていました。なお充電に使ったモバイルバッテリーは4年前に買ったANKERの13,000mAhのもの、4つあるランプが一つも消えなかったし、充分実用的なものかと。

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いくらなんでもこれで梅雨明けだよね

 関西では例年「天神祭」の頃には梅雨明けしているのですが、今年は… 公式発表はともかく明後日には明けてくれるよね。過去10年間の関西の梅雨明けと梅雨明け最初に走りに行ったのを調べてみると…

2019年7月24日頃7月26日「梅雨明けはチコちゃんから」
2018年7月 9日頃7月19~24日「能登半島ツーリング」
2017年7月13日頃7月14~17日「しまなみキャンプライド」
2016年7月18日頃7月19日「鈴鹿のあびさん迎撃サイク」
2015年7月24日頃7月24日「無駄にしないゾ’伊勢志摩ツーリング’」
2014年7月20日頃7月21~22日「’18きっぷ’道路元標蒐集の旅」(自転車なし)
2013年7月 8日頃(記録なし)
2012年7月16日頃7月23日「朝ポタ」
2011年7月 8日頃7月13日「飛鳥~今井町カメラポタ」
2010年7月17日頃7月17日「三度東吉野へ」

 …でした、ちなみに記録のあった1951年以降で最も遅かったのは1988年の8月3日頃で、1993年だけははっきりしなかったので梅雨明けの記録がないそうです。

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無線LANルーターを買い換え

 梅雨はいつ明けるんでしょうね、今月の走行距離はまだ300キロ台です。さて勤務先でスマホを接続するために使っていた無線LANルーターが死んでしまったので、あれこれ考えずに買い換える事に、AMAZONそれもアウトレットで1,419円也。
 ところでこのLet’sNote CF-R7CW5AJRもう12年使っているんです、A5サイズだと云う事もあって一時はツーリングに持って出掛けた事もあったのですが、暫く埃をかぶっていたものが最近復活しています、Windows7にしてメモリも可能な範囲で増設してますが、SSD化はネェどうしたものか、11nには非対応なのですが数百円の子機を買えば、だったら有線LANで繋げば良い話ですが…
 最近はwi-fiが当たり前ですので、出先で有線LANを無線化する様な用途のコンパクトな無線LANルーターも需要も少なくなったと思うのですが、以前使ってたPLANEXのものと比べても格段にコンパクトになって、電源もUSB給電に対応、新品でもAMAZONで2,045円、6色展開でオレンジ色もあったのですが。でもLet’sNoteから接続がやけに遅くなっている、何故かなぁ…

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久しぶりにデモン太出動


 夏の青春18きっぷのシーズンも始まった事ですので、久しぶりにデモン太を調整がてら出動させます。春は「有田~日高」「尾鷲~熊野市」へ行きましたが、ただ今の処は来月中旬まで身動き取れそうにないのです。


 フレームバッグを新調してみました。いつも工具類やスペアチューブの類はサドルバッグに入れているのですが、デモンタの場合は概ね畳んだ場合にサドルバッグが邪魔になるのです、代わりに走行中は輪行袋をぶら提げます。最初に用意したフレームバッグでも間に合っていたのですが、あまりにチープな作りだったのでZefalのものをチョイス。

 作りはしっかりしていますが、やはりノーマルなフレームにはベルトが長すぎます、それとマチが付いている分無理に押し込むと横に膨らむ点が少し残念。

東の海へはたどり着けなかったけど

国道166号線高見ループ橋 三重県松阪市飯高町

 貴重な丸一日の休みとお天気回りが上手く重なったので走りに出かける事に。とにかく高見越で伊勢方面へ、今年の「東西南北の海へ」は「西へ」走っただけです。
 おおかた準備は済ませてあるので、4時15分に起き出してErbaロードで5時05分スタート、まだ路面が濡れていて今一つテンションが上がらない、まずはR165を走り西峠を越えて宇陀市、榛原から芳野川に沿って菟田野へ、松井橋のローソンで補給、この先予定のコースだと伊勢市までコンビニの類は皆無。そうそう店内が改装されています、売り場が広くなった様な気もしますけど、建屋は変わらない様な。
 緩やかに佐倉峠を登り詰め東吉野側は豪快ダウンヒル、鷲家(わしか)から木津(こつ)トンネルへ登り返します。この空模様では高見山は見えないだろうし、久しぶりの旧い木津トンネルへ。
 8時過ぎに高見登山口バス停へ、東の空に少し青空が見えてきました。
 旧道への分岐を過ぎ左へ大きくカーブしながら登る中村橋を渡っていると後輪に違和感が、どうやらスローパンクた様です、橋を2つ渡って広くなっている処でエアーを足します、少しなら騙し騙し走れそうなので、できれば高見トンネル口まで頑張りたい処。
  8時半にはトンネル口に到着、ここまで来れば駐車スペースにベンチ、トイレ、公衆電話があり、飲めないでしょうが水道もあります。
 圧を上げたらここまで走って来れる様なパンクですが、幸い水道には幸いバケツがあったので、確認するとバルブ近くのトレッド側にピンホールが、その付近のタイヤ裏をまさぐってきると、案の定引っかかりが、細い針金状の金属片が突き刺さっています、そのまま交換をしていれば、せっかく交換したチューブをダメにする処でした。

 高見トンネル(2,470m)を抜け、ループ橋を見下ろす処で一息入れ、ほぼ下りきった処で和歌山街道の三重県側最初の宿場波瀬(はぜ)宿に立ち寄ります、R166からは少し離れますが、写真左の分岐から車は通れない橋を渡って行きます。

 他所から訪れる人も稀なので、静かな宿場の佇まいが。それでも最近案内板が設置された様です。
 波瀬宿の後も3ヶ所程旧道を縫って走ります。

 宮本橋南詰のスーパー「つるや」で自販機休憩。伊勢方面へは最近はR369桜峠~丹生大師経由が多かったのですが、今日はR422湯谷峠経由で向かう事に、湯谷トンネルを抜けて少し下ると湯谷不動が、ここには水場があって真夏はオアシスです。

 宮川河畔に出て県道に入ります暫く旧宮川村を東へ、JAでお弁当が買えたので「もみじの里公園」でお昼にする事にしたのですが、公園へ下る坂道でグレーチングの切れ目に突っ込んで見事に後輪がパンク、水が溜まっていて気が付かなかったのが。
 「もみじの里公園」は一昨年9月に来たのですが、無料のキャンプ指定地となっています。三瀬谷ダム湖畔なので主にカヌーの利用が多いのですが、トイレと四阿(←但し)があります、食事とパンク修理で小1時間滞在。ところでスペアチューブを2本使い切ってしまったので、念のためにパッチ当てをしておこうとしたら、紙やすりがない事に、まぁ何とかなるでしょう。SNSでぼやいたら川崎のS氏がコンクリにこすりつけても良いよとのアドバイスが、なる程。


 13時過ぎに「もみじの里公園」を後にしR42船木大橋で宮川右岸に渡ります。船木大橋の下流側には旧R42の舟木橋が見えます、「自撮り」をしたくて準備もしてきたのですが、船木大橋は歩道が上流側にしかなく、交通量の多い国道だけに三脚が立てられません。なお上流側からは三瀬谷ダムと紀勢本線の鉄橋を望む事ができます。

 ワーレントラス橋は昭和9年に改修されたものですが、橋台は明治時代のものが使用され、登録有形文化財に指定されています。橋としては一応現役なのですが、老朽化で2t以上の車両は通行止になっています。
 船木大橋より下流、両岸に道が通じているのですが、左岸は宮川に流れ込む支流の浸食により、伊那谷の田切地形とまでは行かなくとも、アップダウンが多く、自転車なら交通量も少ない右岸の県道を継いで走る方が快適です。
 左岸の県道は大紀町打見で747号から38号伊勢大宮線となりますが、太平洋岸自転車道の鳥羽~紀伊長島間の山ルートとして整備が進んでいます。
 大紀町野原。

 県道38号は度会町麻加江で宮川左岸に渡ってしまいますが、今回は右岸を辿るつもりですので、右岸に沿った未踏の町道を行きますが、ダートを走らされたり(写真右)、県道に戻ってからも道を誤って一之瀬川沿いに遡ったりと。なお太平洋岸自転車道は中川大橋から内城田大橋までの間は左岸の県道を辿る様になっています。
 度会町川口で県道22号伊勢南東線に入りますが伊勢が近づくにつれて交通量も増えて走り難くなって 1545 ようやく伊勢市域に(写真左)。伊勢市津村町の交差点に太平洋岸自転車の標識があるのですが(写真右)「10m」って何でしょ、標高でもない様です。
 1615 ようやく度会橋東詰に到着、昨年5月24日には桜峠~丹生大師経由で6時間余りで来ていますが、ここまで約127キロ、10数キロ遠回りとは云え10時間54分も掛かっています。この時間から伊勢市街を抜けて内宮まで云っても仕方がないので「東の海へ」は諦め宮川橋を渡り旧街道の428号伊勢小俣松阪線に入り松阪方面へ。
 伊勢中川駅まで走ろうかとも思ったのですが、道も判りにくく、夕方の車の多い時間帯になったので、今日は松阪駅でお開きと云う事に。二度のパンクやコースミスはありましたが、櫛田川と宮川の清流を眺めながらのツーリングは上々だったかな、走行146.2キロ。

 

 

長尺物用キャリア

 走りに行けない日が続きますね。と云う事で以前から考えていた三脚用のキャリアを作ってみました。「自撮り」の必需品である三脚、縮長30cm以上のものとなると自転車で運ぶのはなかなか大変、キャラダイスの大型サドルバッグの場合は横置きにしてフラップに巻き込んだり、サイドバッグ装備の場合はバッグの上に載せる様に固定しているのですが、三脚だけにスピーディに出し入れしたいものです。
 キャリアをオーダーできればベストなんですが、そう簡単な話ではありませんので、パニア台のオプションの様な形でアルミ材と豆Uボルトで自作する事にします。強度的にはM5で充分なのですが、内径が足りなくてM6を使用。
 パニア台のパイプを抱く様にプレート(30×100mm)を作り、パネル(100×300mm)を固定する様にします、パニア台も結構変形しているので、現物合わせですが、これが結構難しい。最初パネルは加工しやすいMDF合板で作ろうかと思ったのですが、濡れに弱いのでサイドバッグのリニューアルの折に用意していたアルミ板を流用しました。でして余計な穴が幾つか開いています。長穴を4つ開けて固定用のベルトを取り付けます。見た目はあまり格好は良くないですが、荷物を着ければ見えませんし。いつかキャリアをオーダーする機会があれば、パニア台の足にダボを付けて、バネルをパイプで作れば良いでしょうね。
 三脚を裸で載せる事はまずないでしょうが、サイドバッグに関係なくしっかり固定する事ができます。写真で取り付けているのはVelbonの ULTRA 455、全長1,620mm、縮長425mm、重量1,440kg(標準の雲台使用の場合)ですから、自転車で運ぶにちょっと難儀なサイズです。
 もちろんキャンプ用の折り畳みテーブルや椅子やポール、大根やねぎを固定する事も可能ですが、その手のものをツーリングの途中で積み降ろする事もないでしょうから、ここまでする必要はないかと。
 この様にサイドバッグの中身の出し入れも可能です。
 と後はパネルの角を削ったり見栄えを工夫すれば完成かなと思ったのですが、ちょっとサイドバッグとの間隔を詰め過ぎたかしてサイドバッグの取り付けがやや不自由になってしまいました、もう少し調整が必要です。

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GARMIN GPSの瞬断対策


 雨続きで何処へ行けませんネェ… まぁ通勤があるので否が応でも自転車には乗っている訳ですが。
 さて5年程前にfacebookのお友達のH氏から格安で譲って頂いた3代目のGPS GARMINのGPSmap 60CSxなる発売当時のフラグシップモデル。最近のものは知らないのですが、この時代のGARMINは振動による電源の瞬断が起こりやすく、対策に盟友K氏の様に接点部分を直結させている人も多かったのですが、私は外部のモバイルバッテリーからのUSB給電で凌いでいて、これはフロントバッグを常用しているこそなのですが。ところがそのミニUSBのコネクタが緩くなってきて外部電源が切れる事が度々起こる様になってきました。外部電源ですがバックライトが常に点灯させる事ができてナイトランの時に有難いので、できる事ならこの部分を直したかったのですが、下手に触ってデータのやりとりができなくなってしまうと元も子もないので、電池使用を続けていたのですが、案の定振動での瞬断は起こり、気がつくと電源が落ちていて走行ログがズタズタなんて事もしょっちゅう。
 殆どナビとして利用する事はないので、安価なGPSロガーでも良いかなぁと思ったり、やはり気圧高度計のついたGPSがほしいいなぁと思ったり、やはりeTrex30あたりしかないか、そうするとそれなりの出費も考えないアカンしネェ…
 雨続きで時間もある事ですし、そこで電源直結に挑戦しみる事に、液晶表示に不具合も出てきたいます、図体はデカいし、外装のゴムも劣化してボロボロ、失敗した時はeTrex30xをポチるか。
 構造は至って簡単、メインの基板の接点と電池ボックスの接点をリード線で繋ぐだけです、但し温度にデリケートな基板にハンダ付けする訳ですから、低ワットのハンダごてとか、そちらの心得が必要ですので、あくまでも自己責任で。
 久しぶりのハンダづけ、コテ先をクリーニングするスポンジがありませんが、濡らしたペーパータオルでいいかと、無事に電源直結は終了しました。

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芋ヶ峠から津風呂湖畔へ

吉野町 津風呂湖畔「木の子広場」にて

 週間予報によると暫く雨続きとの事、久しぶりに芋ヶ峠を越えて吉野町の津風呂湖へ。芋を越えるのは2月15日以来、津風呂湖へは1月31日かな。
  津風呂湖は1964年に完成した津風呂ダムによってできた人造湖、関西では知られたヘラブナ釣りのスポットだとか、南岸を県道256号が通じていますが、近年北側にあった近畿自然歩道をどうにか車が通行できるまでに整備されました。その対岸路へは吉野町香束(こうそく)と入野(しおの)から進入できる他に3つの吊り橋がありますが、車が渡れるのは入野吊り橋のみで、全線に渡り1車線で離合が困難なために、車は地元の山仕事の人と釣り客が入って来る位です。
 写真は平尾吊り橋(みかえり橋)、今年になって対岸側の進入路が舗装され両側の樹木が切り払われて、渡りきった処の風景が一変してしまいました、これはこれで良いかな、ただウッドデッキとベンチが撤去されてしまいました。
 平尾吊り橋(149m)には「サイクリング車以外の二輪車の通行を禁止します。」との嬉しい看板があります。
 対岸路はかつて沢だった処が入り組んでいる為に、南岸の県道に比べると倍以上の距離になります。
 静かでのんびりサイクリングするには最高のロケーションです、ただブラインドカーブが多く、落石や稀に来る車には注意。写真右は入野(しおの)地区、春は桜が見事です。
 入野(しおの)から先、迷ったのですがR370を北上して宇陀へ向かう事に。写真は三茶屋(みちゃや)の交差点、南北のR370と東西の県道28号吉野室生寺針線が交差するのですが、吉野町上市付近から宇陀へは蛇行する吉野川に沿った国道より津風呂湖の北側をショートカットする県道の方が早いために、この交差点を西から北へと経由する交通量が多くなっています。県道は東吉野村への山越え区間(日の森峠)が不通区間となっていますが、町道で大宇陀方面へ抜ける事が可能です。
 交差点を東へ、少し登り小名トンネル(147m)を抜け、里山風景の中を進み、440m程の無名の峠を越えると宇陀市域です。峠は無名ですが付近は「釜縄手」と呼ばれ「古事記」や「日本書記」にも記された交通の要衝だとか。
 大宇陀へ下り旧街道の松山街道(写真左)を北上して行くと自然に宇陀川沿いの道(写真右)へでます。旧榛原町域ではサイクリングロードと控えめな標識があったりしますが、農道だったり通学路だったりと、他所の車は入ってこない自転車向きの道が榛原駅近くまで続いています。榛原篠楽まで北上し女寄峠を下って16時過ぎには帰投、走行63.7キロでした。