帰ってきたG1

 先日、ストラップ取付け部が外れると云うとんでもない不具合が起こったパナソニックのLUMIX DMC-G1が今朝、修理を終えて帰ってきました。 実は火曜日にパナソニック・テクニカル・サービスと云う処から電話があって、最初は有償修理になると云う口ぶりでしたが。 カメラとしてあってはならない不具合である事、ネット上で他に同様の現象が複数発生している事、保証期間を過ぎていても無償修理で対応した例がある事を述べて、往復送料については持込み修理でも交通費はかかるので、払う事に異存はないが、修理代を払う意思のない事を伝え一旦電話を切りました。 その後無償対応する事で折り合いがつきましたが、恒久的な対策がなされているのか、今後は外れる事はないのかと云う質問には、かなり曖昧な返答でしたが、通常の使用において大丈夫だと云う言葉を引き出しました。 ただ具体的な対策を示さないで大丈夫と云うのもおかしな話です。

 しかし振動や重量のかかるストラップ取付け部が内側からのネジ止めで固定していると云うのもおかしな話で、相当の緩み止めの対策がなされているのでしょうか。 ネジは緩むものと云うのは当たり前の話ですし、本来はカシメ止め等の方法がされるべきです。 その辺がパナソニックと伝統あるカメラメーカーとの作り込みの差なんでしょうか、開発部門や設計者のカメラへの思い入れの無さとでも云いたくなります。
  今回は幸いにも落下させる事はありませんでしたが、高価な交換レンズを装着していて落下した壊れた場合は、どう対応してくれるのでしょうか。唯一好ましかったのは土曜日午後にヤマト便が引き取りに来てくれて、木曜朝には戻ってきたと云うスピーディーな対応でした。

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