一府三県150キロサイク

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御斎(おとぎ)峠にて
 今日は久しぶりに伊賀上野にでも行こうと軽い気持ちで出発、調子が良ければ御斎峠に上がって信楽か童仙房でも回って帰って来ようかと思いながらも、距離の事を考えるとそんな余裕はないにもかかわらず、「自撮り」の準備だけはして出掛けたのですが。
 
20160419b.jpg 私が伊賀上野へ向かう時は主に2つのコースがあります。初瀬ダムから大和高原に上がり針~小倉~助命(ぜみょう)~上津ダムと遅瀬川沿いに下り五月橋からR24旧道を走るもの。今一つは同じく大和高原へ上がり山辺高校の手前から県道781、782号と走って名張へ、57号で伊賀神戸へ抜けてから北上すると云う結構遠回りなコース、一旦名張へ出るのですから、わざわざ大和高原に登らずとも、素直にR165を走って行けば良いものなんですが。これがのんびりと里山の中を縫って走る、とても気持ちの良いコースなんです。今回はのんびりとその後者のコースを選んだのです。
 
20160419c.jpg 一人なので新しいルートを探索しつつ伊賀上野に着いたのは既にお昼、忍者たちと、ニッパー君と上野町道路元標にご挨拶して鍵屋の辻の「数馬茶屋」に立ち寄りますが、火曜が定休日の様でした、それとも最近は休日しかやっていないのかな、暫くおかあさんの顔を拝見していないけど、お元気なのかなぁ。
 
20160419d.jpg 伊賀上野と云えば豆腐田楽の「わかや」がありますが、私と周りの自転車仲間にとっては、「牛タンとろろ」の「伊賀路」がイチオシです。 お昼前に「わかや」前に集合してお昼を頂き、御斎峠~信楽~阿山と回って、夜はここで大宴会をして、輪行で帰ると云うサイクリングを何度も行ないました。その後「狂牛病」事件が起って一時メニューから「牛タン」が消えたのと県道334号が長らく通行止になっていた事もあって、そのうち熱も冷めてしまい、その後この企画は行われていません。
 
20160419e.jpg そんな訳でずいぶん久しぶりの御斎峠です。峠を越えて六呂川まで下った処で、信楽へ行くか童仙房へ行くか迷ったのですが、前回は2010年6月に輪童さんと天五さんとで童仙房へ向かったので、今回は信楽へ向かう事に。
 
20160419f.jpg 最近見聞きした話では信楽駅前の公衆電話ボックスの巨大狸は、何と女子高生の恰好をしている様な、確かにセーラー服を着ていましたが、相変わらず腰に徳利を提げています。
 
20160419g.jpg 信楽駅前を出る頃には既に15時半、ここから桜井までは約60キロの行程です、どうにか明るい内に帰れるか微妙な時間です。和束辺りで茶畑をバックに「自撮り」でもできないかなと思っていたのですが、とてもそんな余裕はありません、結局一日重いカメラと三脚を積んで走って使わず終いと云う事に。R307の旧道を暫く走り府道5号に、滋賀京都府県境を越えます、よくよく考えると奈良県をスタートして三重県、滋賀県、京都府と一府三県を走った事に、もしやセンチュリーランに届くのではと思ったのですが、あと数キロ足らなそうで、もちろんライトはありますが暗くなってまで遠回りする程の事でもないので、素直に奈良阪から上街道と云う走り慣れた道を走り、19時丁度に無事帰投しました。 本日の走行153.2キロ。 午前中はのんびり走っていたものの、午後は結構頑張ったので、久しぶりの150キロ、それもキャンプツーリング以降32Cを履かせたままのasuka号で些か疲れました。
 

 
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