「自撮りのすゝめ」①

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2010年10月 奈良県桜井市粟原 R166女寄峠旧道にて 

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 「道路元標」に続いてライフワークとなった「自撮り」、「自撮り棒」の横行で多少聞こえが悪いですが、単なる記念写真ではなく自身の走行中の写真をタイマーなどを使って自分で撮る「Selfy Photo」、これがなかなか思い通りには行かないと云うか面白いのです。
 当然、自転車を使ったサイクリングですから、風光明媚な場所で愛車の写真や自分も一緒に写った記念写真も悪くはないのですが、やはりそこは自転車ですから走行中の写真もほしいものです、同行者がおればお互いに撮りあったりする事もできる訳ですが、なかなかフォトジェニックなロケーションで撮ったり撮られたりする事は難しいものです。
 
20160625h.jpg なぜ後ろ姿なのか。 私の「自撮り写真」を観て頂いた方がまず思うだろう疑問。 まぁ一般的に内蔵のセルフタイマーの時間ではなかなかUターンして戻ってくるのは難しいですし、むさいおっさんの面を見て貰っても仕方がないだろうと云う事もありますが。 自分が自転車で走っていて良いなと思った情景へ、そのまま自分が入ってしまえばと考えてみて下さい、つまり自転車を走らせている視点をそのまま後ろに後退させ、自分自身がファインダーの中に入ってしまう、どうでしょう後ろ姿が極めて自然なのではないでしょうか。 写真は四国吉野川の脇町潜水橋にて。
 
20160625g.jpg ところで私にとっての最初の「自撮り」はこれ、なんと26年前の1992年5月 奈良県吉野郡上北山村 サンギリ林道にて、当然デジカメ以前の時代で、ニコンの一眼レフに学術用とかで使われるデータコントロールバックを使っての撮影、時刻合わせに拠る連写で、長尺マガジンなどある訳もないので1テイクで36枚を使い切り、結果は現像後まで判らない、現在のデジカメ様々と云う処です。
 と云う訳で前置きになりましたが、不定期になるかと思いますが自転車での「自撮り」うんちく集をやってみたいと思います。
 
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古稀に至ってもなお「走」「工」「趣」三拍子揃って三流のサイクリスト。ライフワークは「道路元標」と「自撮り」。なお「■ャリ」等の自転車に対する卑しい言葉をコメント等ではお使いにならないで下さい。