システム再構築(続き)

 PC弄りの続きです、ヤフオクで目を付けていたE6850 CPUと2GByteメモリを競る事なく落札したのが届きましたので、早速サーバーにインストール。
 CPUファンを外し、古いグリスを拭い取ってから、はてシリコングリスが残っていたっけ?と焦って探したら発見、幸い固まっている様子もなく、使えそうです。ほんとグリスが無かったらCPUを外したもののグリスが手に入るまでの間サーバーが使えないと云う事態になる処でした。この辺りあとさき考えずに手を付けてしまうのはほんと悪い癖です。

 E6550(2.33GHz)からE6850(3.0GHz)に換装、2GByteメモリを追加して4GHByteに、無事に動作を確認しました。コンピュータ名がSV-E655P35になっているのはご愛嬌で。送料込み1,785円の投資でどれ程効果があるのか体感的に微妙ですが、少なくともスペック的にはCore2Duoが登場した頃、10年前の最速マシンになった訳なのですが。あとマザーボードのBIOSが対応していれば第2世代のE8600(3.33GHz)って手もあるのですがね。
 その後も色々とごそごそやっていると突然ネットワークが繋がらない事態に、調べてみるとなんとスイッチング・ハブ(以下スイッチと)のランプが消えているではありませんか、単に電源が抜けているのかと思うと、なんとACアダプターが死んでいるのです、手持ちの代わりを探したのですが電圧が合っているものの電流量が少し足りません、繋いでみるとPOWERは点くもののLINK/ACTが一向に点きません。使っているのはPLANEXのFXG-12TXJなる12ポートと云う珍しいポート数のスイッチング・ハブ(写真左下段)、2005年4月発売当時は2万円以上した製品です。とにかくルーターの空いているLANポートを使って最小限の接続は確保したのですが。

 さてACアダプターだけ探しても良いのですが、なにせ10数年前のシロモノ、スペック的には変わらずとも現行製品にリプレイスしておいた方が賢明でしょう、12ポートなんて製品は現行ではありませんし、16ポートになると筐体が大きい上に割高に、いまさら多くのポートも要らないので安価な8ポートのものをポチる事に。設置場所の関係で背面にポートが出ているもので、金属筐体、電源内蔵のエレコムのEHC-G08MN2-HJWを例によってAMAZONで3,323円でゲット、モニター切替器などと専用の棚?に収まりました。しかしスイッチも安くなったものです。
 ところでこのスィッチはジャンボ・フレームに対応しています、今更と云うか目新しい規格でもないのですが、イーサネットの最大フレームサイズを1,158KByteを数KByteに大きくして、効率を上げようと云うものなのですが、標準化されていないためにトラブルの原因になるので敬遠していたのですが、今回試してみたのですが、結論として殆ど効果がないかと。この規格がでてきら頃と比べるとハードウェアの性能が向上していて、GigaBitなんて簡単に飽和させられるので、ジャンボフレームによって速度的な改善は期待できないと云うのが通説になっている様です。ただ送出するパケット数は減るので、割り込みが減ってCPUの負荷が減っているはパーフォーマンスモニターで確認できます。現状他のネットワーク機器、プリンタやら今時のマルチメディアデバイスに悪影響は出ていない様なので、暫くこのままにしておきます、トラブルが見つかってもLANボードの設定を変えるだけの話なんで。

アフィリエイト広告を利用しています


No tags for this post.