二つの丹生川を遡る 2021(前半)

和歌山県橋本市宿にて

 11日に九州南部が梅雨入り、今年の梅雨入り 各地で記録的に早い可能性との予報が。貴重な休みの今日に「晴れ」マークが、今日走らないと… とばかりに走り出す事に。コースは3年ぶりに「二つ丹生川を遡る」事に、奈良と和歌山それぞれの丹生川沿いは昨年も走っていますが、継いで走るのは2018年9月にRRCBの皆さんと走って以来、メインのルートは南海高野線のの九度山駅から二つの丹生川を辿りながら近鉄吉野線吉野山駅まで80キロ程の輪行を前提としたコースなのですが、桜井から往復自走となると150キロ前後になります。0646 桜井を出発、定番ルートで重阪(へいさか)峠を越えて五條市から橋本市へ、紀の川沿いの自転車道(写真上)に入ります。
 とここまでは良かったのですが、暗くならないうちには橿原までは戻らなくてはならない用事が、予定のコースを走っても間に合わなくはないのですが、せっかく「自撮り」の準備もしてきているのに、そこまでの余裕が…
 1020 九度山駅に立ち寄ります。2016年に放映されたNHKの大河ドラマ「真田丸」の機会に駅舎の外観やトイレや休憩スペースが整備されています。国道へ下る県道114号は和歌山県で最短の県道(wikiによると50m)。
 九度山から丹生川沿いに入り赤瀬橋までR370、昔の高野山道路(1987年まで有料道路、1993年から国道に)を走ります。南海高野線との交差、せっかくですが列車を待つ余裕はありませんので(2020年11月撮影)を。

 赤瀬橋交差点を直進し玉川峡沿いの県道102号宿九度山線に入ります。写真右は昨年秋にお世話になった「どーむびれっじキャンプ場」への吊り橋。

 ガードレールも断続的にしか整備されていない渓谷沿いの1~1.5車線路が続きます。

 再び橋本市域に入り彦谷で橋本橋南詰から狼頭峠を越えてきたR371と合流します。奈良方面から来るとR371狼頭峠を越えるのが最短なのですが、相当の激坂ですので。

 国道となっても道路状況は相変わらずです、宿の「やどり温泉」前で小休止、トイレや自販機があります。2009年の「峠おやじ弐千峠」イベントで宿泊しましたが、改装後は入っていないのですよね、一度ゆっくり来たいです。

 トンネルを抜けると河合橋の三叉路へ、R371は橋を渡り高野山へと登って行きますが、直進して町道筒香線へ進みます。

 徐々に標高を上げ下筒香から上筒香と山峡の田園風景の中へ、この週末に田植えでしょうか、田圃に水が入りあちこちで準備が行われています、この季節ならではの日本の風景です。
 上筒香で県道733号川津高野線を富貴方面へ左折、出屋敷辻から県道732号五條阪本線となります。
 お馴染み「成金」バス停、まだ奈良交通だった40年前から通ってますが、今も「お金持ち」には…

 高野町富貴は標高500~600mの天空の郷、九度山から遡ってきた丹生川の源流部にあたります。今日は時間もありませんので中心部には入らず、手前から奈良県側へ越える道へ入ります。1335 橋本市街を北側に見下ろす辺り、本日の最高点となる標高675m程の無名の峠で奈良県の丹生川の支流永谷川源流部の奈良県五條市(旧西吉野村永谷)へ入ります。(後半に続く)



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