齋藤電鉄氏迎撃サイク(前半)

  南海電鉄和歌山軌道線跡「鵬雲洞」

 今日は紀伊半島分割一周中の齋藤電鉄氏が紀伊田辺から湯浅へと北上してきます、そこで途中の御坊駅前で落ち合う事にしたのですが、田辺から御坊まで約36キロ、こちらは国道42号線経由で御坊まで約56キロ、御坊まで走るのは後の予定を考えると時間的に厳しいので湯浅から御坊までは輪行するつもりで6時前から走り出します。
 国体道路から紀三井寺縁道と和歌山市街を南下します。紀三井寺縁道とは元の南海電鉄和歌山軌道線の廃線跡を整備したもので歩行者自転車専用道となっています。途中「鵬雲洞」とよばれる明治時代のトンネルがあります。和歌山市と海南市の間に船尾山と云う山があるのですが、4つのトンネルが貫いていて、昭和平成に造られた現在の国道42号線上り下りの新毛見トンネル、大正時代に造られた旧道(当時は県道)の毛見隧道。そしてこの鉄道用として造られた「鵬雲洞」が自転車歩行者専用道となり2017年に「毛見隧道」とともに土木遺産となっています。なおJR紀勢本線と熊野古道は黒江から海南と船尾山の東側を越えています。
 海南から加茂郷の間の国道42号線は交通量も多く自転車にとって難所だったのですが、整備が進んで走りやすくなっています。
  海側の旧道と思われる道を辿って行けますが、冷水第一トンネルと観音崎トンネルの間は国道を走らなければならず、南行きの場合は二度国道を跨ぐ事になります。対岸に昨日走った雑賀崎を望むことができます。
 有田市に入り 0812 安諦(あで)橋で有田川を渡ります。

 有田川左岸の国道42号を走り、2002年に廃止された有田鉄道の廃線跡を整備した自転車歩行者専用道「ポッポみち」へ、休憩所もありますが駅跡ではない様です。
 「ポッポみち」を走り藤並駅の東側へ、綺麗な橋上駅になって昔の面影はありません、湯浅駅まで後1駅なのですが国道を走るのもなんなのでここ藤並駅から輪行する事に。
 お陰でのんびり輪行支度を済ませる事ができて 1000 発の御坊行きを待ちます。(後半につづく)

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