昨日の写真で気がつかれた方はまずいないとは思いますが、サイドバックがモンベルのリアサイドバッグです。 実はマップケースの破れたツーリングフロントバッグとロックの破損したリアサイドバッグはそれぞれ別々の処で買っていたので、カスタマーセンターに電話した処、両方とも送って頂ければと快く引き受けて貰い修理に出してしまいました。 その後「ヤマセミキャンプ」の話が持ち上がり、2~3泊になりそうです が、従来のオースリッチでの4サイドも気が進みませんので、極力荷物をしぼってリア2サイドで行こうかと企んでみました。 モンベルの修理もお盆までは戻ってこないだろうと、思いついたようにリアサイドバッグを買ってしまいました、ペアで税込16,800円ですから決して安くもないのですが。
サイドバッグとしては今は主流の縦長で、ペダリング時のシューズへの干渉を避ける様に斜めにカットされたデザインです。 キャリアへの固定方法が考えられていて、上部のロック方法は単なるフックではなくレバーを回してロックし、振動で踊って外れない様になっていいて、下部はスライドパーツと呼ぶレバー状のもので固定する様になっていて、取り外しの時に裏(内)側に手を入れて手を汚す事もなく、簡単に着脱ができます。 ただこの様な構造のために取り付けのできるキャリアがどうしても制限されてしまいます。
キャリア上端部に付けた場合、ロックの位置からどうしても荷台の両側にバッグが持ち上がった形となり荷台の使い方が限られていまいます。 私のasuka700cにはニットーのキャンピー3を付けていますが、従来型と云うか伝統的なランドナー用のキャリアなので、基本的に前後左右のフレームにバッグを付けるのが本来の形で、重心も低くする事ができます。 雨天走行時のハネを考えると、バッグの位置を低くする事はマイナス面もありますが、かって主流だった背が低く横長のバッグを前後の車軸付近にレイアウトするのが一番理想的ではないかと思います。 そうでない場合、サイドバッグを付けてあまりグリップ力のないタイヤでは、異様な横すべり感を感じる事があります。 極端な例ですが小径車のKHSにリアに小さいとは云えサイドバッグを付けると、この場合バッグの重心が後ろに寄っているせいか、あきらかに後輪の挙動に不安があります。 現在主流のこの手のデザインのバッグと、26吋で幅広のグリップ力のあるタイヤを履いているMTB用としてデザインされているキャリアを、クロスバイク等で利用する事は決して好ましい事ではないと思っています。
結論から云いますと、キャンピー3に関してはモンベルのサイドバッグをこのフレームに取り付ける事は不可能です。 左はフロント用フレームにリア用バッグ、ロックが調整できる範囲に引っかけられるスペースがありません。 右はリア用フレームにリア用バッグではフレーム下端にスライドパーツが重なってしまいます。
フロントサイドバッグの場合は、フロントへはやはりロックが調整できる範囲に引っかけられるスペースがありませんし、リアではスライドパーツがフレーム下端より下になるので用をなしません。 極端な例ですが私の場合はすべての組み合わせが不可と云う事です。
これらは私の700c用キャンピー3の場合で、現行の前後別売りの製品ではフロント用のフレームの形状が明らかに違っている様ですし、リア用フレームにモンベルのリヤ用を実際に取り付けられている例もあるようです。 またスライドパーツに関してはバッグと芯になっているパネルに穴をあけるつもりなら解決方法はあります、ただ余った穴へ浸水対策は必要になると思いますが。 なおモンベルの製品にはHPにはちゃんと各取り付けアッタチメントの位置寸法が記載さtれていますが、些か不可解な値です。 参考までにフロント用はフックの間隔が82~155mm、フックとスライダーの間が250mmとありますが、実測では芯々74~146mmに27mm幅のフックが付き、フック芯からスライダー下端まで約25.5cmとなり、 リア用はフックの間隔が82~155mm、フックとスライダーの間が235mmとありますが、実測ではフロント用と異なり芯々84~156mmに27mm幅のフックが付き、フック芯からスライダー下端まで約23cmとなっています。 構造的にこの値が何の役に立つかは疑問もありますし、すべてのキャリアに取り付け可能ではないとの但し書きもありますが、モンベルでなくともバッグとキャリアのうまく適合するかが検証できる店や売り場がどれ程あるのでしょうか。 既存の流通経路にあぐらをかき、ニットーやミノウラあたりと連携する事なく、気のきかないバッグたちを供給してきたA産業なんかはほっといて、モンベルあたりに頑張って貰いたい処なんですがねぇ。
ランドナーや特にキャンピング車が絶滅危惧種とまで云われる状況で、自転車そのもの以上にキャリアやバッグを取り巻く環境は恵まれているとは云えません、アメリカスタイルと云うか、MTBでキャンピングと云うスタイルはある程度定着していますし、大学の自転車部でも結構見られます。 私もずいぶん経験がありますが、重いバッグ背負って走るそのスタイルはどう見ても快適なものには思えません、憂うべきは選択肢が他に少ない、メーカーもショップもメディアもこの辺は真剣に考えていないと云う事なんでしょう。 ユーザーとしてはベストチョイスとまでは行かなくても、そこそこ使える組み合わせが知りたいだけなんですが。 キャンプツーリングは無事走りだせら半分済んだ様なものといつも思います、なにも万人が世界一周や日本一周をする訳でもなく、もっと気軽にキャンプツーリングに出掛けられる環境が、キャリアやバッグにもほしいと思います。
さて先月の北陸行き2泊3日ではキャンプではなかったので、リアキャリアにフロント用バッグ(8リッタx2)の軽いいでたちでしたが、今度はリア用バッグ(15リッタx2)を付けて無事に走りだせるかが課題です。
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設営したのはキャンプ場の中でもJR関西線笠置駅の真横でしたので始発で起こされるかと思いましたが、5時前にカラスの鳴き声で起こされてしました。
今日は別にまとまって何処を走ると云う訳でも無く現地解散ですので、ターフの下でまったりと過ごします。
天五さんが大阪から陣中見舞いにやってきてくれました。
11時前には解散、U兄は大河原との間にある沈下橋を渡り柳生方面へ、私とら?さん、T御大、天五さんは近くのわかさぎ温泉へ寄って帰途に就くことにしました。
← Photo : 天五さん
トラックやトレーラーが多く、サイクリストには最悪のR163を通らずに笠置から出るには白砂川沿いの<33>奈良笠置線を走るのが一番楽です。
そのまま<33>奈良笠置線を走ると須川で激坂がある上に交通量が多くなるので西狭川で安郷川沿いの道に入り小さな峠を越えて岩船寺の上にでます。
ここでら?さんと天五さんと別れ、奈良市街から上街道と走り3時過ぎには桜井へ帰り就きました。
走行 5/12 50.5キロ, 5/13 38.4キロ
天五さんのBlogから動画を見る事ができます。
akutaさん主催で行われる恒例のキャンプも今年で4回目、昨年は場所的にキャンピング装備での参加はできませんが、今年は京都府南部は笠置での開催と云う事で久しぶりに4サイド仕様で往復自走と云う事に。
1泊ですし4サイドにする程の事もないのですが、この機会におでん6人前を積み込んで、点検がてら走ってみました。
←県道<25>月瀬針線を走り、布目ダム上流にて
奈良市街を避けて初瀬ダム?針?布目ダム?柳生と大和高原を越えるルートを走ります。
ハンドル回りを換えて初めてのキャンプ装備ですが、やはり幅が狭いのか手元を持つとコントロールしづらい感じがあります。
もちろん、こいつも忘れていません、笠置でのキャンプが決まってから予定に織り込み済みです(^_^)
奈良県添上郡東山村(現 奈良市)
奈良県添上郡柳生村(現 奈良市)
京都府相楽郡笠置村(現 笠置町)
布目ダムや柳生などで結構のんびりとしていたのですが。
笠置には12時に着いてしまいました。
集合時刻は3時ですが、おいおい誰かが来るでしょう。
朝9時過ぎから来ていたよakutaさんが浄瑠璃寺へのポタから戻ってきたので、設営場所を相談して決めていると、ら?さんにT御大も到着です。
後の2名は遅くなるので、4人でターフやテントの設営を開始します。
←廃材を車に積んできて、薪割りの最中のT御大
キャンピング車ではありませんがK林さんが神戸から自走で名店の豚饅と焼豚に純米酒を担いで到着、八尾からTOEIブルーバードでU兄が到着、ようやく7時前に予定の全員が揃い、まずはセナ御用達の肉を囲んで乾杯です(^o^)/U
akutaさん主催キャンプは、焚き火を外せません。
でも直火のできるキャンプ場は最近は限られてしまいましたネ。
この後Mさんが乱入、食い物も酒も話のネタもたっぷりあります。
<つづく>
翌朝キャンプ場に奈良競輪場のバンク走行会での落車事故で骨折、暫く自転車に乗れなかったU兄氏が現れ今日は復活サイクです。 この後当日参加のTETUさん、お久しぶりのT.Tanabe氏が到着、今日は8名で走る事になりました。
TETUさんはトライクスで参加
鴨池キャンプ場から権現湖畔?平荘湖畔と走り加古川河畔にでます。
加古川では「穴子めし丼」を戴きます。
鴨池キャンプ場への帰途は加古川河畔を走りますが、向かい風がキツくって大変。 私は9氏と合流するためにここでお別れし三木市志染へ向かい15日のサイクを終えました、走行48キロ。
←後ろはJR加古川線の鉄橋、実はこの地を訪れるのは30数年ぶりです、うちのHP中の俯瞰写真には下流側から見たこの鉄橋が右上に写っています。 この時代には走っていた河畔の防災道路はありませんネ。 既にうちのHPの「ツーリングの記録」に写真をアップしていますが、どうしても大黒屋さんとトライクスのTETUさんばかりが目立って写ってますm(_ _)m
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5月に天気が悪く延期になっていた「鴨池キャンプ」、キャンプ場についたのはもう7時近く、出来上がっていた「おでん」とかを食べるのが忙しくて殆ど写真がありません(^_^;)
A氏持参のセナ御用達某店の焼き肉、幸せな事に3年連続で戴いています。
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←美山村猪谷「猪谷川水辺公園キャンプ場」、この場所は本来はデイキャンプ用のバーベキュー等をする場所でキャンプサイトではないが、管理人が帰った後でキャンプでは初めての先行組が陣取ってしまったお陰で快適に過ごせた。
このキャンプ場は村から管理を委託されていた隣の猪谷パークのレストランが営業を辞めたために当初今年の運営が危ぶまれていたが、7月中旬から8月一杯は利用できる事となった、夏休み最初の週末ながら他の利用者は1組だけ、でも温泉も目の前で静かでとても良い処です。
2日目の走行コースは椿山ダム湖畔から寒川?川合峠?龍神温泉と30km程の行程だが、川合峠手前の上小薮川手前で凄まじい雷雨に遭遇、足止めを食らってしまった、雷雨は15時に高野山で30mmを観測し警報も出ていたとか、幸いにも写真の休憩所のお陰で全くと云って良いほど濡れなかった。 ここは「不老長寿の水」とかで水車などもあって、地元の人の素朴な手作りだか綺麗に整備されている。
龍神田辺線を経て川合湯の又林道のルートはほぼ10年ぶり、民家の軒先や縁側をかすめる1車線路だが、自転車ツーリングには最高のコース。 おまけに現在では集落のある区間は名前こそ林道だが立派なバイパス路ができて県道は地元車しか通らなくなったので快適、そして川合峠前後の区間は舗装はしてあるものの陥没と落石が酷く交通量は皆無。
ド付きで走りたいと云う事もあって先月新調した PanaracerTserv700×32C を履いて出発、実質28mm程しか幅のないこのタイヤで4サイドは厳しく走り出した直後から不安になってくる、以前に僅かに広いだけのミシュランのアクシアルスポーツで阪泰林道のダートや百数十キロを走っていたのだか….
←極力荷物は減らしたが、食料の現地調達が難しいのでリアキャリアの上には折り畳みのクーラーバッグ、氷や保冷剤も入って3kg近くは重たかった。
写真の後3度のパンクと雷雨とブレーキトラブルに祟られ、八斗蒔峠?妹尾林道のダート路をパスして10km程迂回して初湯川沿いの舗装路を下り、美山村猪谷パークキャンプ場に着いたのは先行組が18:15、私は19:15になってしまった。 30km少しを3時間で楽勝に走る予定は6時間以上かかってしまった。 幸い先行組の交渉で温泉には入れたが私には散々のキャンプツーリングになってしまった。
明日からのキャンプツーリングに備えてキャリアの取り付け、1泊とは云え4サイドキャンピングの準備は大変、これからバッグに荷物を押し込まなくては。
今回は食材を運ばなければならないので、サドルバッグを外してリアキャリア上にクーラーバッグを乗せられる様にしなければならない、いつもはサドルバッグに入れているスペアチューブや工具類はどこに入れようかなぁ。
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4~5年前まで使っていたソロ用テントを引っ張り出してきて虫干しをしかけたら、シームテープも剥がれ汚れも酷い、防水をとれているしコンパクトなシロ用と云うこともあり洗濯機に放りこんで洗う。 最初に使ったのは台風接近で大荒れの護摩檀山でのゲリキャン、以来幾度と雨に祟られ、ある時は撤収中に風に飛ばされ谷底へ、キャンプ場では子供にモスラの子供みたいと云われ、10年近く一番辛苦をともにしてきたテント、かなり薄汚れているが今使っているモスより軽いしシームを補修してやればまだ使えそう、しかしポールが2ヶ所で折れているのはネェ。
↑なぜかBePalに載った写真
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古稀に至ってもなお「走」「工」「趣」三拍子揃って三流のサイクリスト。ライフワークは「道路元標」と「自撮り」。なお「■ャリ」等の自転車に対する卑しい言葉をコメント等ではお使いにならないで下さい。