「自撮り」カテゴリーアーカイブ

18年ぶりの大坂峠から鳴門へ(後半)

鳴門市瀬戸町室深ケ谷にてにて

 無事に国道11号を走り抜け 0941 鳴門市北灘町櫛木井ノ尻の交差点を左折して鳴門スカイライン(県道183号亀浦港櫛木線)に入ります。


 判っていた事とは云えスカイラインに入ると待ち構えていたのは上り坂、まずは小鳴門新橋へ。鳴門海峡の四国側は大毛島と島田島と云う2つの島で、四国本土とは狭い水道で隔てられているものの、を橋で地続きになっているためにあまり島と云う感覚はありません、写真右は内陸側を見下ろした風景、小鳴門水道がウチノ海に繋がって行きます。長玉で「自撮り」をしてみたいロケーションですが、あそこへ往復するのに何10分かかるやら。


 さて小鳴門新橋で島田島に渡りスカラインを離れて北岸の田尻地区へ下ります。特に情報があった訳でもないのですが、地図から大鳴門橋を横から望む事ができるかもと、アップダウンの多いスカイランを走り抜けるだけでは面白くありませんからね。海岸線まで下りますと海岸沿いに室地区へ抜ける小径には通行止の看板が、バリケード等で閉鎖されている訳でもありませんし、ここが通れないと今下って来た道を戻ってスカイラインに戻るしかありません、幸い2輪の轍が残っていて通れそうです。


 次の岬(思崎)を回ると正面に大鳴門橋が、なかなかのビューポイントです、一応「自撮り」の出来る機材を持ってきているのですが、三脚はかさ張るのでゴリラポッドしか、高さが稼げない場所もありませんが、幸い海側に障害物がないのと通行止で車がやってくる心配がないので道路に立てて腹這いになって設定します、単車や自転車が入ってこない事を願って。高さ的に走っている自転車と大鳴門橋が同じ高さに来るのでSNSやブログのヘッダー向けの横長に相応しいショットを狙う事できます。TZ85ですのでセルフタイマーとタイムラプス機能を使って3テイク程、手応えあり。


 ​どうやら通行止の訳は… 波と大潮のせいでしょうかね、山側に踏みあとができている位ですから、長い事ほったらかしになっている様です、この幅員ですから地元の人しか使わないでしょうが。一部にガードレールの残骸?が残っています。

 無事に室地区へ抜ける事が、ただここからスカイラインまで100m近く登らなければいけません。些か押しも入って1117スカイラインへ。出た処に休憩所がありますので小休止し堀越橋へ下ります、大鳴門橋は主塔が少し見えるだけです、反対側のウチノ海側を見下ろすと瀬戸ができています、ここを渡ると大毛島です。

 堀越橋を渡ってから登り返しがありますが、そこを下ると大鳴門橋に取り付く高架橋の下へ、ここで鳴門スカイライン(県道183号亀浦港櫛木線)が終り徳島県道11号鳴門公園線に入りますすが、鳴門公園へは60m近く登らなくてはなりません。ところで県道183号って起点側が国道11号、終点側が県道11号と云う紛らわしい事になっているのです、まぁ国道25号と接続している奈良県道25号月瀬針線とか国道42号と接続している和歌山県道42号新宮停車場線とかありますけど。

 鳴門公園まで往復する余裕があるかどうか自信がなかったのと、あまり観光地は好みじゃないのでロクに下調べもしてこなかったのですが、取り敢えず大鳴門橋を両側から観る事が、2年後にはあそこを自転車で渡れるのですよね。千畳敷(写真左)、お茶園展望台(写真右)
 千畳敷で大鳴門橋の下を行き交う観潮船を暫し見ながらゆっくりしてからお正午には鳴門公園を後にします、トンネルとか車道一方通行があって些か判り難いのですが時計回りするのが正解なのかな。

 鳴門公園を一回りして県道11号を東海岸に出て南下します、思っていたより車が多いのが。この先でウチノ海に繋がる水道を渡らなくてはならないのですが、小鳴門橋を敬遠(自転車は通行可能ですが危ないとか)して小鳴門大橋まで10キロも遠回りしてしまったのですが、この間には鳴門市営の岡崎渡船と黒崎渡船と云う渡船があったのです、特に岡崎渡船を利用すると小鳴門橋を登らなくて済む上にショートカットする事ができます、ただ何処も渡船乗り場は判り難いので。しかし小鳴門新橋(アーチ橋)、小鳴門橋(4径間吊橋)、小鳴門大橋(斜張橋)とややこしい事です。

 小鳴門大橋まで無駄に遠回りして更に撫養川大橋と云うのを渡り1323岡崎海岸へ、ここから県道401号鳴門徳島自転車道線へ入る事ができ、直線距離で6キロ程ありますが南側から大鳴門橋を望む事ができます。遠回りにはなりますが全長40キロ弱の自転車道を利用する事で吉野川に架かる阿波しらさぎ大橋まで車に煩わされる事なく走る事ができます。

 徳島側から走ると林の中の切通しを抜けると正面に大鳴門橋を望む事ができるは感動ものかと。自転車道に階段があるのはご愛敬と云う事で… 太平洋岸自転車道の何処かに比べると可愛いものです。その後大手海岸沿いを南下、ただ防潮堤が高くて海側の眺望が聞かないのとコンクリート舗装の継ぎ目がうざい事。

 海岸沿いをなぞる自転車道は河口の度に橋の架かっている処まで遠回りする事に、旧吉野川では大津橋まで遡り再び対岸を走ります。ここで前輪に違和感が、どうやらスローパンクの様で、タイヤの件があるので気持ち圧が低かったのが災いしたかも、サイドには問題なさそうなので一安心。近くにトイレもある大きな公園(松茂工業団地松茂東部公園)があったので休憩を兼ねてチューブ交換を、ここは徳島空港の北側にあたる様です。

 その徳島空港は地下道で。

 次の今切川は加賀須野橋まで3キロ程遡る必要がありますが、徳島市営の長原渡船があります、こちらは事前に把握していたのですが乗り場が見当たりません、行き過ぎたかなと思った処に交番があってタイミング良くスクーターに跨った婦人警官がいたので尋ねると「渡船乗り場?知りません」って、おいおい。とにかく引き返してみると漁港の中に小屋が建っているいるので行ってみると、正解。運行は30分置きの様ですが、直ぐ渡して貰えました。加賀須野橋まで往復すると7キロはありますし途中に見所がある訳でもないので、この渡船は有難いです。

 再び自転車道は海水浴場のある小松海岸に沿って南下。

 1601 吉野川河口に、写真左は2022年3月に開通したばかりの徳島南部道の吉野川サンライズ大橋。(写真右)追い風の中吉野川左岸を阿波しらさぎ大橋まで2キロ近く、もちろん徳島市のシンボル眉山(びざん)を望む事が。ただ一般道に下りる処が見つけられず逆風の中を少し引き返す事に。

 1620 には阿波しらさぎ大橋を渡り徳島市市街地に、1855発の南海フェリー8便には余裕ですのでどこかで食事でもと思っていたものの沖州川沿いの道を抜けて行ったらあったのはコンビニだけ、まぁいいや。

 コンビニで買い物を済ませて1650には無事にバーストする事なく徳島港南海フェリー乗り場へ、本日の走行110.2キロ、2日連続の100キロ超となりましたが、小鳴門大橋まで往復しなければ100キロに届かなかったかも。さて早速輪行支度を始めますが、風が強く輪行袋が暴れ、これは店を拡げる場所を間違えたなと苦戦している処に、徳島在住のサイクリストM氏がお見送りに来てくれました、お目にかかるのは2018年2月の「御前崎オフ」以来。(写真右 : T.M氏)

 1830 には折り返しになる7便が到着、昨日乗ってきた便なので同じく新造船の「あい」です。

 なお上りの便では「好きっぷ」は自販機ではなく窓口のみの様で料金は変わりませんが南海電車の降車駅を尋ねられます、なお難波駅まで買って新今宮駅で乗り換えましたが。2115 和歌山港着(平日ダイヤ)、2125の難波行特急に無事乗り継ぐ事が、これに乗れないと大阪へすら帰れなくなります(土日便は異なります)。日付の変わる前に奈良桜井に無事帰投1泊2日のツーリングを終える事が。

前夜 / 13日 / 14日(前半) / 14日(後半)

久し振りに「自撮り」の準備をして…

宇陀市室生多田にて

 昨日の疲れが多少残っていますが、今日もお天気が良いので走る事に、走れる時に走っておかないと3月みたいになりますからね。久しぶりに「自撮り」の準備をして出掛ける事にします。ところで今日は滋賀三重県境の「余野公園」集合で「タンデム学会」が行われるので、K君がソロで往路輪行、復路自走で参加との事、その復路は昨年5月に行った信楽からの帰りのコースをなぞるとの事、ならばと名張伊賀上野方面へと足を向けたのですが。
 かなり遅めのスタートで長谷寺から初瀬ダムへ取り付きますが、長谷寺は大変な人出、一方通行になってないとは云え狭い参道に突っ込む他府県ナンバーの車が詰まっています。写真は真夏は有り難い天神社笛吹奥宮の水場。

 奈良市域(旧都祁村)に入った処で藺生(いう)町へ、一昨年でしたか桜並木が伐採されてしまったのですが、新たに桜の苗木が植えられています「公益財団法人 日本さくらの会 令和五年度宝くじ桜寄贈事業」の標柱が建っています、そんなのがあるのですね、5年後位には観られるかと。桜並木の下にあった紫陽花は今も残っているのですが、桜並木の木陰がないと紫陽花も辛いのでは。
 県道781号都祁名張線へ、古来赤目から東大寺二月堂へ修二会の松明を奉納する道として知られ「都祁山の道」と呼ばれます。
 来迎寺の琴平大神、桜の大木と鳥居、逆光ですが絵になるので「自撮り」の準備をしていたら、何やら祭事があるのか次々と車や人がやってきました、こりゃ駄目だ、とにかく撮った1枚がこれ、逆光ですし来年への課題としましょう。
 ところで三脚の脚を開こうとした時、脚の開閉を抑えているパーツが外れてスプリングが飛び出している、手で押し込んでも固定できない、現場では治せなそうにないし、とりえあず三脚として使えなくないのですが、困った。
 「三陵墓古墳群史跡公園」なお四阿は点検とかでロープが張られて立ち入りできません、トイレも冬季閉鎖のまま。

 奈良市から宇陀市へ、旧室生村多田、桜は葉が出始めています、サドルバッグが歪んでますネェ… 田んぼに水が入った頃にもう一度来てみよう。宇陀市は近々選挙が行われるので、少々賑やかです。
 同じく多田にある満寿寺薬師堂、やはり百日紅や雪景色には敵いません。薬師堂でR369沿いのコンビニで調達しておいた弁当を広げます。

 上笠間で県道781号から県道782号上笠間八幡名張線が分かれます、県道781号は笠間峠を越えて赤目へ下るのですが、左折して県道782号へ入ります。朽ちた白看の案内が「中峯山」になっているのが興味深いです。
 この後名張川沿いの県道80号へ下り名張市街へ、イオンのフードコートで休憩していたのですが、K君から「タンデム学会」がお開きになったから帰途に就く旨の連絡もなく、余野公園から桜井まではロスなく走っても3時間は下らないので、帰途は輪行か誰かに送って貰うだろうと、15時過ぎには名張を後にします。

 名張からはいつもの初瀬街道をなぞるのですが、以前から目をつけていた赤目丈六の村外れ、赤目四十八滝から流れてきている名張川の支流滝川を渡る処なのですが、ここもこの時間ですともろに逆光でその上電線が煩いのですね。と云う事で「自撮り」の方はこれと云う収穫もなく帰途へ 1605 海老坂峠、1631 白坂峠、1653 西峠を越えて1715には無事桜井へ、本日の走行81.5キロ。
 ところでK君、ナイトランを敢行して 2023 には無事に自走で帰ってきた様です、お疲れさまでした。

津山リベンジへ

 「18きっぷ輪行旅」この休みは先週の「姫新線に沿って」のリベンジに向かうか恵那市方面へ向かうか、天気予報を睨みながら昨夜まで迷っていたのですが… 次の休みとか晴れ具合を考えて津山へ向かう事にし、勤務明けから一旦帰宅後、準備してあった輪行袋を担いで桜井駅へ。
 桜井1013→1041奈良1045→1137大阪1145→1247姫路1325→1356播磨新宮1358と乗り継いで佐用に向かいます。写真は姫新線が播磨新宮の手前で揖保川を渡る処を車内から、反対に川岸から1970年8月17日2007年4月27日に撮っています。
 佐用駅1427到着、智頭急行経由の特急が出て行きますが直通の「スーパーはくと」なら大阪から1時間半で来るんですよね。ところで当初の目的を果たすためには4駅先の林野駅までこのまま輪行すれば良いのですが、次の津山行には1時間半もありますので、ここから走り出す事にします。

 今日は杉坂峠を越えて湯原温泉までの約30キロを走るだけですので、のんびり輪行支度を解きます。R373から県道124号宮原力万線と走り旧佐用郡幕山村域へ、曇り空が残念ですが行くところ行くところ桜が満開です。ここには藤原勝永氏著の「兵庫県の道路元標」によると道路元標が残っていたのですが、行方知れずになっています。
 旧街道の美作道を辿り杉坂峠へ向かいます、2016年4月9日に来ていますが、途中登録有形文化財の石堂家住宅にて。特に「自撮り」の準備はしてきていなかったので、ゴリラボッドとTZ85のインターバル撮影機能でトライしますが、何分何秒後ではなく何時何分からと云う設定で、なかなかタイミングを取るのが難しいです。

 どうにか17時前には県境の杉坂峠(247m)に到着、以前にはなかった鳥居が並んでいるので、作業をしている地元の方に尋ねてみると、なんと「お遊び」で造ったんだとか。

 1720 美作江見駅へ、ここから国道を避けて出雲街道を辿る事にしたのですが…
 ところが途中からよく踏まれているとは云えダートに、耐パンク性のない延陽伯号故にここでパンクされるとね、ただ夕暮れ時とは云え横を中国道が走っているので不安感はないのですが、旧街道の雰囲気はありません。

 2キロ近くもダートを押して林野側に下ります。30キロ程の距離とは云え、些かのんびりし過ぎました。

 暗くなる直前の18時半には湯原温泉に到着、車でないと不便な処ですので外国人観光客の姿は皆無、宿は温泉旅館の別館で格安のホステル風、シンプルですが清潔で本館の温泉が何度でも利用できますので、久しぶりに温泉でゆっくり。本日の走行31.6キロ。
1日目 2日目前半 2日目後半

2023年夏 18きっぷ輪行旅総括

 今夏の「18きっぷ輪行旅」の総括です。7回分を利用、5の倍数ではありませんが、売ったり買ったりしますので。2泊3日が2回と日帰りが3回、もう少し回りたかったのですが、後半の不安定な天気と休みがシンクロしなかったもので、来春には3セク化で行けなくなる石川県は行っておきたかったのですが…


 余談になりますが、上図は青線が自転車で走った区間である事は云うまでもないのですが、ふと思ったのは輪行した区間を点線とかで表現したい、すなわち鉄道での経路部分をKML等で出力する、ところがこれができない。探してみると GPS Visualizer と云うツールを使うとできるらしい、試してみると現在はGoogleMap APIキーを求められる、これは想定外の課金が怖くて止めたので、使えないので頓挫。そうなると余計にやりたくなってきている。ないか良いアイデアはないだろうか。

7月26-28日 
2023年夏 18きっぷ輪行旅「リベンジ関東遠征」

7月26日 (桜井0952→1020名張1024→1149近鉄名古屋)名古屋1224→1340中津川1415→1621塩尻1659→1758小淵沢1801→1951中込 所要11時間59分 内JR 5,170円分乗車
7月27日 中込~十石峠~伊勢崎 走行123.2キロ
7月28日 伊勢崎~籠原駅 走行53.0キロ
籠原1313→1541二宮1546→1630熱海→掛川1840→1846豊橋2004→2058名古屋(近鉄名古屋2130→名張→桜井2337) 所要時間10時間24分 内JR 7,150円分乗車

8月21日
 2023年夏 18きっぷ輪行旅「北陸本線廃線跡 山中越」
~奈良駅 走行21.0キロ
奈良0448→0544京都0551→0653近江今津0705→0724近江塩津0727→0740敦賀0742→0757今庄 所要3時間9分 2,640円分乗車
今庄駅~山中越~敦賀市内~敦賀駅/桜井駅~ 走行51.2キロ
敦賀1523→1657京都1707→1751奈良1812→1845桜井 所要3時間22分 2,640円分乗車 計5,280円乗車

8月23-25日 2023年夏 18きっぷ輪行旅「リベンジ関東遠征 Part.2」
8月23日 (桜井0952→1020名張1024→1149近鉄名古屋)名古屋1224→1340中津川1415→1621塩尻1659→1758小淵沢1801→1951中込 所要11時間59分 内JR 5,170円分乗車
8月24日 中込~軽井沢~碓氷峠~富岡~前橋 走行122.4キロ
8月25日 前橋~安中駅 走行53.0キロ
安中1029→1041高崎1054→1225籠原1241→1457熱海1519→1728掛川1738→1843豊橋1903→1958名古屋(近鉄名古屋2010→伊勢中川→2225桜井) 所要時間11時間56分 内JR 8,030円分乗車

9月1日 2023年夏 18きっぷ輪行旅「敦賀から三方五湖」
~奈良駅 走行21.4キロ
奈良0448→0544京都0551→0653近江今津0705→0724近江塩津0727→0740敦賀 所要2時間52分 2,310円分乗車
敦賀駅~三方五湖~上中駅 走行74.2キロ
上中1744→1846東舞鶴1850→1919綾部1928→2029園部2040→2128京都2137→2232奈良2257→2325桜井 所要5時間41分3,740円分乗車 計6,050円乗車
桜井駅~

9月7日 2023年夏 18きっぷ輪行旅「兵庫県の道路元標」
桜井0543→0616奈良0619→0627木津0640→0836西宮名塩0846→0853道場 所要時間3時間10分 1,690円分乗車
道場駅~奥吉川村道路元標~社町道路元標~大和村道路元標~西脇市駅 走行75.43キロ
西脇市1645→1731加古川1736→1822尼崎1836→1903放出 所要時間2時間18分 1,980円分乗車
放出2056→2136奈良2204→2241畝傍 所要時間1時間45分770円分乗車 計4,440円分乗車 畝傍駅~

 7回分で41,290円分乗車、待ち時間を含めて68時間35分乗っていた計算になりますが、走っていた時間はざっと40時間程。

 そうそう2回目を駅の窓口で求めた時にアンケートが付いていました。ネットで「青春18きっぷ」の先行きを心配する書き込みがありましたが、このアンケートは今に始まった事でもないので、ご心配なく。JRにすれば特になにもせずに売上が上がるので無くすなんて事はありえないでしょう、しかし実際に何枚売れているかとかJR6社にどのように配分されているのか知りたい処ではあります。一説によると「18きっぷ」の売上は年間80億円に及ぶとか、すると枚数は… アンケートの回収率、こんな原始的なアンケート集計だとサンプリング数も知れている、となると意味があるのでしょうかねぇ…

2023年夏 18きっぷ輪行旅「敦賀から三方五湖」

三方五湖 水月湖畔にて

 本来は先月21日の「北陸本線廃線跡 山中越」の続きで28日に行くつもりだったのが… 今年の夏は疲れがとれませんわ、月が変ってしまいましたが、敦賀から三方五湖に向かいます。今回は三方五湖を巡る一部の路面状況が心配でしたので延陽伯号ではなくデモン太で。
 前回同様に奈良駅 0448 発の始発に乗るために桜井から20キロ余り、上ツ道を自走します。真夜中とは云え街灯に照らされた旧街道が続き、加えて今夜は月明かり、涼しくて気持ちが良いのですが、早起きと云うか殆ど寝る時間が無いのが。

 奈良0448→0544京都0551→0653近江今津0705→0724近江塩津0727→0740敦賀、近江塩津での乗り換えを無事こなせば、8時前には敦賀に着いてしまいます。今津で京都よりに移動しておいて2両編成の米原行きの最後尾に乗り込み、塩津でさっさと下りて狭い地下道を急ぐのがキモです。
 来春の北陸新幹線延伸開業も3月16日と昨日発表された敦賀ですが、相変わらず9600の動輪の前で輪行支度を解く事に、些か曇り空、大丈夫かなぁ…
 今回は風光明媚な三方五湖と云う事で「自撮り」の準備と「北陸3県デジタルスタンプラリー」のチェックポイント巡りがテーマです。まずはチェックポイントの気比の松原に立ち寄ってから敦賀半島を中途半端に回る県道33号佐田竹波敦賀線へ、「わかさいくる」のブルーのサインが引かれています。

 馬背(まじょう)峠トンネル(1,405m)で敦賀半島を横断します、峠への旧道は塞がれている様です。

 ダウンヒルで水晶浜へ、ここもチェックポイントですが、対岸の原発が複雑ですね、その見返りと云うか早くから道路は良くなって、裕福な地元自治体によるハコモノもあちらこちらに。雲は途切れてきて降られる心配はなさそうです、それはそれで陽射しが入ると途端に暑くなります、それでも9月を感じさせますね。

 トイレ休憩を兼ねて道の駅「若狭美浜はまびより」へ、JR小浜線美浜駅前にあってかなり立派な施設です。夏休み明けの午前中とあってか空いていてスタッフの数がやけに目立ちます。パンケーキにスパゲティとお洒落なメニューしかないのですが、この先の目当てもないのでここで早いお昼にはします、しかし豚肉とキャベツのホワイトソースにアイスコーヒーLサイズで1.628円とはちと高い。

 12時過ぎに三方五湖へ、写真は久々子(くぐし)湖畔と日向(ひるが)漁港。なお日向湖は海水、久々子、水月、菅湖は汽水湖、三方湖は淡水湖です。

 日向湖の西半分を反時計回りして再び久々子湖へ。なお途中に「レインボーライン」への入り口があります自転車歩行者通行禁止となっています。


 久々子湖と水月(すいげつ)湖を繋いでいる浦見川(運河)、ただ並行する道路は結構登らされます。

 小さな峠を越えると三叉路があって、直進すると菅湖畔から小浜線沿線に、左折して浦見川を渡ると水月湖を巡るルートに入ります、「わかさいくる」のルートで湖岸に沿って1車線路が5キロ程続きます、三方五湖々畔のサイクリングロードのハイライトでしょうね。専用道ではない様ですが離合できそうな場所が皆目ありませんので車はまずやってきません。懸念していた路面状況ですがロードバイクでも問題はありません。。

 水月湖畔、フェンスが設置している区間も多いです。

 ようやくフェンスが途切れて「自撮り」できそうなポイントが…

 最近ヘッダー用の横長サイズにはまっているのですが、波があるとパノラマ合成ができない場合が多いのですが、今回は上手く行った様です、恐るべし「Microsoft Image Composite Editor」。

 水月湖と三方湖の間の水道、人工的な水路ではない様で案内には瀬戸と記されてますね。三方五湖のうち菅湖を除く4つを巡り終え世久見トンネル(715m)を抜けて日本海側へ。

 世久見トンネルを抜けると若狭湾に浮かぶ烏辺(うべ)島と常神半島が。国道162号沿いの世久見展望台がチェックポイントになっています。

 「田烏の棚田」実は3月に来た折にたまたま見つけたのですが、時間がなくて通り過ぎたので今日一番立ち寄りたかった処で、あわよくば「自撮り」も考えていたのですが、曇ってきましたし、ちょっと難しいロケーションです、棚田と云っても整然と区画整理がされていて、白米や丸山や奥三河の四谷には叶いません、まあ放棄地が多い中でこの厳しい環境で稲作を続けようとする人の苦労を考えると部外者の都合なんですがね。それよりこの棚田が人目に触れずに海岸に出られるのかして密漁防止のゲートがあります、たまたま稲刈りの準備で開いていたのですが、どうやらいつも入れるとは限らない様です。

 田烏トンネル(527m)を抜けて再び内陸部へ、後10キロ程足を伸ばして小浜市街まで走る事も考えたのですが、上中駅から帰途に就く事にします。1743 発下りに乗れば敦賀回りで18きっぷのまま 2234 には桜井へ帰り着けるのですが、今日は東舞鶴経由で帰途に就きます、実は小浜線の小浜~松尾寺間は国鉄時代を含め未乗区間なのです。上中1744→1846東舞鶴1850→1919綾部1928→2029園部2040→2128京都2137→2232奈良2257→2325桜井、時間も乗換回数も多くて京都駅では34番ホームから10番ホームと在来線の端から端と大変なのですがね。

 「北陸3県デジタルスタンプラリー」の方は予定の7ヶ所を回って都合11ヶ所、「53.気比の松原」「57.水晶浜」「59.若狭国吉城歴史資料館」「55.道の駅はまびより」「56.美浜町レイクセンター」「62.茅葺きの舟小屋」「64.世久見展望台」一応賞品を申し込む最低ラインはクリアしたものの、11月一杯までもう少し考えてみます。
 本日の走行95.6キロ(奈良までの自走21.4キロを含む)、18きっぷ  6,050円分乗車。

2023年夏 18きっぷ輪行旅「北陸本線廃線跡 山中越」


樫曲隧道(旧北陸本線トンネル群)

 早速ですが整備したばかりのデモン太を担いで福井県に向かいます。実は今週末にゆるゆるCCのイベントで皆さんが旧北陸本線の山中越(杉津線)の廃線跡へ行くのですが、残念ながらその当日は私は仕事で参加できません。山中越の廃線跡は過去2度ばかり(2009年6月2017年5月)、北行きで走っているのですが、代わりに今回は今庄スタートで南行きで走ろうと考え、あわよくば未踏の敦賀市~若狭町を走ってみたいと考えてみたのですが… ただこれにはかなり無理があります、と云うのはデモン太で100キロを越える距離を走った事がないのですよね。
 と云う訳で色々と調べ物をしていると石川県のやっている「いしかわ里山里海サイクリングルート」のスタンプラリーが「北陸3県デジタルスタンプラリー」として富山県、福井県にエリアを拡大して11月末まで行われているそうです。ただ従来のスタンプラリーとは異なりチェックポイントにQRコードの掲げた看板等がない様で「NAVITIME」を利用している様なのですが、チェックインの方法とか良く判らないのと、アプリのお試し期間を過ぎてもスタンプラリーの利用が無料なのか、不可解なまま今庄宿と敦賀市街にチェックポイントが何か所があるのでトライしてみる事にしてプランを練ってみました。11月末までには富山県と石川県を走る計画もある事ですし、「いしかわ里山里海サイクリングルート」では能登牛や醤油とドレッシングのセットを云った商品も頂いてますしね。

 今庄駅へは桜井駅を始発に乗っても18きっぷだと1007着、京都駅まで近鉄を利用でも0902着になってしまいます。そこで未明に奈良駅までの20キロ余りを自走し0488発の始発に乗るという裏技、これなら今庄駅に0757に着く事ができます。殆ど寝る間もなく3時前にスタートし上ッ道を奈良駅へと急ぎます、真っ暗な時間帯ですが古くからの集落を縫って行く道ですので街灯の明かりが続いていて安全に走る事ができます。奈良駅 まで DST 21.0km / TM 1:24:51 / AVS14.7km/h / MAX 25.9km/h。
 奈良0448→0544京都0551→0653近江今津0705→0724近江塩津0727→0740敦賀0742→0757今庄、京都、近江今津と無事に乗り換えを済ませますがこのスジの危ないのは近江塩津での乗り換え、近江今津で乗車するのは米原行き、従って近江塩津での乗り継ぎにはホームが変わります、3分で狭い通路の地下道を通って行かなくてはなりませんし、反対方向の乗り換え客もいるので結構難儀です。

 無事に今庄に到着、駅舎は綺麗になってますが、今ではエレベーターもない無人駅となっています。輪行支度を解きまずはスタンプラリーのチェックポイント「今庄宿」、漠然としていて範囲も広いので良く判りません、結局チェックインが上手く行かないまで今庄宿を離れたのは9時を回ってしまいました。その上山中越の県道207号今庄杉津線と並行する旧街道は災害復旧工事で通行止になっているのに案内が不備で何度か引き返す事に、既に北陸新幹線の工事は終わってはずなのに県道はダンプが行き交っています。

 1962年の北陸トンネル開通までの北陸本線旧線の敦賀~南今庄間には3か所の駅と3か所の信号場がありましたが、その一つだった大桐駅跡。ところで今庄と敦賀では100m以上の標高差があり、北行きですとピークの山中トンネルまで約250mの登りには夏でも涼しいトンネルが幾つもあり木陰も多いのですが、南行きですと山中トンネルまで県道を淡々と登って行かなければなりません。

 0957 ようやく山中トンネルに到着、ここから下り基調で山中隧道(1,170m)~伊良谷隧道(467m)~芦谷隧道(223m)~曲谷隧道(260m)~第二観音寺隧道(310m)~第一観音寺隧道(82m)~曽路地谷隧道(401m)~鮒ヶ谷隧道(64m)~葉原隧道(979m)と9つのトンネルが続きます。なお旧北陸本線トンネル群とは湯尾隧道(368m)と樫曲隧道(87m)を含めている様です。なおトンネル内は漏水により路面が濡れていて水溜りもあります、天候にもよるでしょうが特に山中隧道の漏水は酷く車種はランドナーを選択するのが最良かと。もちろんライトは必須です。

 トンネル間の幾つかでは敦賀湾越しに敦賀半島を望む事のできるポイントがあります。

 以前は葉原隧道と伊良谷隧道に交互通行の信号機がありましたが、現在は芦谷隧道などにも信号機が設置されています。それぞれ3~5分の待ち時間が設定されていますが、青になっている時間は僅かです。平日とあって通う車は工事関係者だけの様でしたが、サイクリストは3人ばかりすれ違いました。
 なお現在の北陸自動車道杉津PA近くで廃線跡ルートと県道207号は別れますので注意、廃線跡は北陸道を右へくぐります。

 旧線の杉津(すいづ)駅の跡地はPAになってしまっています、写真は次の新保駅跡。

 9つのトンネル群とは離れていますがトンネル群の一つ樫曲(かしまがり)隧道、併行している国道476号線を走っていると見落としてしまいがちです。歩道トンネルとなっていてレトロな街灯が付いていますが、もちろん鉄道トンネル時代にはなかったシロモノですよね。実はこの街灯が点いているつもりで「自撮り」の準備をしてきたのですが、点灯していません、点いていないと絵になりませんよね、涼みがてらのんびりしていると突然点灯、どうやら天井にセンサーが付いている様です、あわてて「自撮り」の準備を始めたものの、一旦消えると今度はセンサーの下をウロウロしてもなかなか点いてくれません、結局は樫曲隧道で1時間近くいた事に。なお今庄を出ると廃線跡ルートには樫曲付近までコンビニや商店はもとより自販機すらありません。

 そして敦賀市街に入ったのは既にお昼を回ってしまいました、こうなると若狭方面へ足を延ばすのは諦めざる得ません、時間よりもこの暑さが。市内の「北陸3県デジタルスタンプラリー」を3ヶ所程回ってみましたが上手く行きません、諦めてお昼でも食べて敦賀駅1443発の姫路行き新快速で帰途に就こうかと考え、アルプラザのフードコートでカレーを食べながらスタンプラリーのオンラインマニュアルを見ます、どうやら「NIVITIME」の機能にまるっきり依存しなけらばならない様です、これではジオキャッシングライクなスタンプラリーの愉しみがないではないですか、まぁ複数チェックポイントを効率的に回る順列の工夫は必要でしょうが、せっかくですのでもう一度敦賀市街を一回りして再度トライ、今度は上手くゆきました。そうなるとせっかくですので「赤レンガ倉庫」まで足を延ばします。

 「赤レンガ倉庫」の影に運転台前面窓がパノラミックウインドウになった後期型のキハ28が保存されています、急行「わかさ」ってありましたね、乗った事はないけど。

 無事に市街地のチェックポイントを回り4ヶ所目の敦賀駅前「星野鉄郎とメーテル」像へ、敦賀市と松本零士は何の所縁もありません、やや無理っぽいその訳をググってみて下さい。しかし来春に北陸新幹線の敦賀延伸を控えて駅の変わりようは…

 市街をもう一回りしたお陰で1本遅れて敦賀1523→1657京都1707→1751奈良1812→1845桜井と敦賀直通の新快速のお陰で2回乗換所要3時間22分でラッシュになる前に桜井に帰ってきました。いつもなら輪行袋を担いで自宅まで歩くのですが、デモン太ですので駅前で組み立て数100mの帰路を走り、本日の走行63.2キロ、「18きっぷ」は往復で5,280円分乗車。

遠回り通勤サイク 再び「風の森」へ

御所市鴨神「風の森」にて

 梅雨の中休み、しかしこの季節になると勤務明けで9時頃から走り出すのはなかなか辛いものがあります。それでも西へ走り「松のや」で得朝ロースとんかつ定食で腹ごしらえしてR24に沿った旧街道を南へ「風の森」と向かいます。御所橋南詰から小殿までの3キロ歩道を除けば旧道を走って行く事ができます。

 船路で船宿寺へ立ち寄りますが、紫陽花も盛りを過ぎています。

 今日は「自撮り」の準備をしてきたのですが、既に田植えが済んで日が経っています、田圃に水が入った直後を狙いたかったのですが、昨年6月21日の模様。数テイク撮ったのですがコース取りが難しくてなかなか思い通りに行きません。
 五條側に少し下り弥勒寺から重阪(へいさか)へ越えて、一昨日同様吉野口経由で帰途に就きました、本日の走行44.9キロ。

 ところで一昨日の131キロに続いて今日は約45キロ、世間では熱中症が話題になっていますが、当の本人はそんなには堪えてないのですよね、まぁガチに走っている訳でもありませんし、水分補給も十分に摂っていて心配はしていなかったのですが、歳をとると異常を感じ難くなったり、調整機能が低下していると云われるので気はつけておかないと思っていたのですが…
 帰宅後、アイスとか冷たいものを摂ってシャワーを浴びて横になっていたのですが、クーラーをつけていないのに妙に涼しいと云うか軽い悪寒さえ、体温を測ると35.4度、平熱より1度は低いではありませんか、もしや熱中症! 暫く布団を被って横になってたら治ったのですがね。

6月25日の日記

 今日は帰宅後、大和高原方面へ向かう予定で「自撮り」の準備をしてあったのですが、万葉文化館でバンドネオン奏者の北村聡さんのレクチャー&コンサート「バンドネオン大解剖」がある事を思い出して、急遽予定を変更して明日香村へ、整理券の配布が1130からと云う事ですので少し早めに到着して待ちます、並ぶの嫌いなんですがね。開場は1300、コンサートもできる企画展示室ってこんな感じなんです。
 45分程バンドネオンと云う楽器の解説があってからコンサート、少々冷房が効いていて些か堪えたのですが大好きなPiazzollaの「Oblivion」やC.Gardelの「Por Una Cabeza」が生で聴けて大満足、この季節貴重な晴れの一日を潰した価値はありました。本日の走行延陽伯号で26.1キロ。
※ 会場で配布されたドキュメント(但しモノクロPDF)

 帰宅後、先日届いたRRCBのボトル(中と右)のシール貼り、前回(左)は貼ったものを貰ったのですが今回はシール別、薄めた中性洗剤を吹き付けて接着力を弱めて貼りなさいとのお達し、完全に乾くには時間がかかるのですが、上手く貼れた様です。真ん中がギンタロウVer. 右がCog Ver.です。

 そろそろ暑くなってきたので、サーバー用PCのファンコントローラー(SCYTHE製/廃番)を接続、この手のブツは腐る程持っているのですが、結局一番見た目が派手なこいつだけが現役です。左から温度計、中央がファン回転数、右がAUX出力のボリュームになっています。なんとLEDのバックライトが7色に切り替えられます。

 「自撮り」用の新兵器です。三脚は必需品なのですが、三脚を立て難いロケーションですが適当な位置に手摺や標柱とかがあると云うケースがままあります、例えばカーブミラーの柱に畳んだ三脚を輪行時に使うベルトで固定したり。最初雲台付きクランプを考えてみたのですが、結構嵩張ります。ふと思いついたのがカメラホルスターとか呼ばれるもの、ベルトやショルダーなどにカメラを固定するアクセサリーです、これなら電信柱を巻く程度の長さのベルトさえ用意しておけば間に合います、もちろん本来の使い方もできますが。カメラホルスターでググれば何種類か出てきます、雲台のクイックシューの規格であるアルカスイス互換ならそのまま三脚に使いまわしできますが、ホルスターへのロック方法は各々の仕様規になります。ただ例に様に柱に固定した場合はそのままだとアングルが縦位置に制限されるのと滑り落ちない様にベルトに工夫も必要ですね。

 

「よしの庵」から「月うさぎ」


 貴重な休日の休みが梅雨の中休みとなってくれました、平城宮跡まで少しポタる話も出ていたのですが、距離も走りたいし、今日は平日は営業していない東吉野村の手打ち蕎麦「よしの庵」へ行こうと東吉野への定番コースを、まずは明日香村から芋ヶ峠を越えます。桜井を出て明日香村へ、快調に栢森もノンストップで通過したのですが… 最初の激坂で足つき。

 吉野町国栖から高見川河畔に入り東吉野へ。

 時間もあるので小(おむら)で「自撮り」にトライ、休業中の「麦笑」さんの前の橋より一つ下流の橋。横位置ですので、「自撮りのすゝめ⑦」で解説してます様に、外部タイマーを1分のバルブモードにして連写にしています。

 それでも橋の欄干とバックの木々の濃淡にタイミングを合わせるのは難しいですね。連写を高速にするとメモリカードへの書き込みが追い付かなくなって逆効果でした。

 「よしの庵」の開店にはまだ時間がありますのでMBGFのチェックポイントに加わった「やはた温泉」まで往復する事に、行きどまりの県道ですのであまり走る機会がなく訪れるのは久しぶりです。蟻通橋まで戻り県道221号小村木津線へ。
 「よしの庵」へは11時に到着、既に何人かが待っておられます。開店時刻はHomePageでは1130になっていますが、GoogleMapでは1115になっています。1人ですし予約をしていなかったのですが、1145までなら席があるとの事で無事もぐりこむができしたが、それでも帰る頃にはお蕎麦は売り切れになっていました。なかなか休日に走ってこれないので今年は初めて、久しぶりに美味しいお蕎麦を頂く事ができました。なお営業日は土日休ですが、臨時休業もあるので要確認です。

 県道221号を走りR166に出る処から望む高見山の展望。

 一谷峠へ向かう県道251号谷尻木津線へ、再び「自撮り」にトライしますが… 県道とは云え滅多に車はやってこないのですがね。

 本日の最高点一谷峠(600m)を越えて宇陀市へ。


 一谷峠を下り岩端へ、13時過ぎにはお馴染み「月うさぎ」へ到着、板の間を吹き抜ける風が心地良いです、今年の夏は避暑に来なくてはね… 
 見開き6頁で季刊の雑誌に紹介されています。

 陽が傾き始めた頃に篠楽から笠間辻へ、女寄峠を下りますが、やはり下界は暑いです。本日の走行105.7キロ。

 

大和高原をぶらぶらと

 大野小原線 宇陀市室生向渕

 好天の休日「東の海へ」を考えていたのですが、昨夜食べ過ぎて横になったらそのまま寝てしまい、目が覚めたのが夜中の2時半、リアガードを分割式に交換したいと考えていたのに、何の準備もできないまま、ブログの更新とかしていたら明るくなってきて出そびれてしまいました。6時を回ると西峠も車が増えて走り辛くなるのですよね…
 結局は7時前から「自撮り」の準備だけして特に目的地も決めずに大和高原方面へ。
 長谷寺から県道38号桜井都祁線に入り、初瀬ダムに取り付きます。ダムからは県道の対岸路へ、湖畔のトラス橋で「自撮り」にトライ。
 小夫集落を抜け、今では都祁村から奈良市の一部になった藺生(いう)町へ。今日は田植えが始まろうと水の入った田園風景を狙いたいのですが、回りの風景を含めてこれと云う場所がなかなか見つかりません、この道は桜並木だったのですが伐採されてしまいましたが、これからの季節には路肩の紫陽花が愉しみです。

 山辺高校の裏から天理市山田町へ、田園風景を期待していたのですが、なかなか絵にならなくて難しいてす、と云うより今や山間部は田圃は猪垣だらけなんです。布目川ぞいに馬場から荻町へ、県道127号北野吐山線を南下し再び名阪国道をくぐり無名の峠を下ると宇陀市室生染田、旧室生村ですが昭和30年の昭和の大合併までは山辺郡東里村と呼ばれた地域です。写真右は県道781号都祁名張線、道がネェ… 広すぎてね。
 県道781号を笠間方面へ少し走り小原で向渕(むこうじ)への道へ入ります、初めて踏み込む道なのですが、急坂を登りきると風景が開けて集落が、上笠間滝之尾、山峡の静かな里、春日神社が鎮座しています。

 特に何もないのですが、どこか癒される道の風景、村道大野小原線と書かれた 朽ちた看板が。向渕から大野へ下り室生ダムから榛原に出てお昼にしようかと思ったのですが、今日火曜は「おごぽご」は定休日。

 結局、室生多田の満寿寺の前に出てきてしまいましたが、今年も薬師堂の前の百日紅の老木は花を付けてくれそうです。
 多田でちょっと良さげなポイントを見つけました。ブログやSNSの横長のヘッダー画像用にぴったりのロケーション、パノラマ写真と同じ要領で左右のカットを押さえておき「Microsoft Image Composite Editor」でパノラマ合成します、フリーソフトなのですが、残念ながらセキュリティホールが見つかったとかで、現在はMicrosoftのサイトからはダウンロードできなくなっています。

 普通に撮ってトリミングすれば済む話かも知れませんが、画質や画角の点で有利です、手間こそ掛かりますが。
 手応えのある何テイクかを撮り終えて撤収、自転車を立て掛けてあった木の一つ隣の気に何か貼ってあります、怪訝に思って見てみると… 害獣駆除の為の罠やないですかぁ、危ない危ない。

 さてお昼を回ってお腹もすいてきたので「ミモザ・ガーデン」へ、前回同様アボカドの焼カレーを、これがなかなか美味いんです。

 朝昇ってきた県道38号を下りますが、少々物足りないので、化粧川沿いの荒れた道を下って笠山荒神へ登り返します、随分と久しぶりです。「笠そば」も10年以上戴いてません、プレハブの頃は旨かったんですよ、最近はどうなんでしょ、平日でもこんだけ車が来ているのですからね。
 県道50号大和高田桜井線で巻向へ下り上ッ道で14時には桜井へ戻ってきました、本日の走行70.7キロ、「自撮り」しながらぶらぶらの割には良く走りました。