記録的に早い梅雨入りと「コロナ禍」でなかなか走れない日が続くのかと思いますが… 自転車そのものはロクにメンテしないのに、こう云うのはゴソゴソ弄るんですよね。
先月、デモン太用にチョイスしリクセン化した「キャラダイス ジップサドルロール改」、敢えて欠点を挙げるとすれば、フラップ部分の固定がスナップ釦で留め難い事。
まぁ内側はキャラダイスにしては珍しくファスナーになっているので、フラップのスナップ釦を留めていなくてもファスナーさえ閉めてあれば中身が飛び出す心配はないのですがね。なおそのファスナーが片開きと云うのもね。レギュラーのグリーン以外にフラップ部分にツィードをあしらったお洒落なシリーズもあるのにちょっと残念です。
そこで思いついたのはスナップ釦をツイストロックに取り替えると云うもの。スナップ釦のカシメ部分をドリルで揉み切って、元の穴を加工してツイストロックと交換します。厚みを合わせるためにスペーサーを作ったりとか考えていたより手間は掛かりましたが、これでワンタッチで固定する事ができる様になりました。
主に「自撮り」の時に積んで行くデジカメ、今まで主にフロントバッグやマンテンスミスのランバーバッグ(いわゆるヒップバッグ)に押し込んでいたのですが、キャラダイスのベンドルにぴったりのカメラ用インナーバッグがあったのでチョイス。オレンジ色のはサイドバッグ用に以前から使っていたのですが、この巾着タイプの方が使い勝手が良いです。キャリアで底からしっかり支えているフロントバッグよりサドルバッグの方がカメラには優しいと思いますし。
ベンドル本体、デジカメとアクセサリー一式、両側のポケットに自転車の工具やスペアチューブを積み込んで3kgに満たない(三脚を含まず)のですが、先日の?なサドルバッグサポーターを使っているとどうしてもバッグが傾いてくるのです、サドルループに吊ってサポーターに載かっているだけなのですが、鉄製とは云え根元だけで固定しているこの形状のサポーターではどうも捻りに弱い様です。
ふと思いついたのはシートポスト用のクランプで固定する事、サポーターの首を部分を固定してみました。完璧とは云えませんが捩れは抑えられた様です、しかし最終的にはバッグの底を固定してやる必要がある様です。
次なる課題ですが、しかしこのベンドル、2010年7月に買ったのですが、さすがにもうボロボロです、皮部分を縫い付けている部分が解れて補修したりしてますが、この皮ベルトが今に至っても千切れないのは驚異的、恐るべしキャラダイス。底の固定方法を含めバッグ類を塗り替えているモゼール氏を参考に染め直してみるかな。
進行中の次期フロントバッグプロジェクト、異なる取り付け方法のasuka号とデモン太で兼用したい思惑ゆえに頭を抱えてます。高くもないので入手したベロオレンジのフロントバッグサポーター、これもなかなか悩ましい。
足りなくなる場合もあるコラム長はうちの場合足りているのですが、フロントキャリアのワイヤーガード部分が干渉するのと、バッグまでの突き出し量が足らないのが。キャリア、バッグサポーター、バッグ等は既製品ではなかなかすっきりとは行かないのが現実なのは判っているのですがネェ。
おまけ。自転車用のバッグではないのですが、ツーリング中にウェストバッグやヒップバッグに取り付けて使っているコンデジ LUMIX DMC-TZ85用のポーチ、純正品ではありませんがサイズ的にはぴったり、ただ蓋の開閉がマジックテープで固定しているので、サイクリンググローブのパイルや起毛部分に引っ付いて難渋する事が度々、そろそろテープもボロボロになってきた機会にかばん等に使う差し込み錠に交換してみました、なかなかばっちりです。
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次期フロントバッグプロジェクト
ツーリング派サイクリストとして今まで幾つものフロントバッグを使ってきましたが、基本的に既製品に手を加えて使ってきました。主力のasuka号で使っているTOPEAK Tour Guide HandleBar Bag DX は2代目なんですが、それにも破れが出てきて次を考えなくてはならなくなってきました、ニューモデルが出て既にカタログ落ちしてますが、まだ入手は可能な様なんですが。
左上の写真をご覧になってお気付きかと思いますが、ランドナーに多い帆布素材を使用したものは殆ど使ってきていません(まぁ以前にA産業のF-702と云う不細工なやつを使っていた事はあるのですが)。そこで既製品を色々物色していたのですが、なかなかこれと云うものがないのですよね。
もちろんオーダーで作って貰える処もあるのですが。奈良県では大和西大寺(奈良市)に自転車工房「Delft」と云うお店があって、マスプロランドナーを中心に扱っているとの話を以前から耳にはしていたのですが、何でもオリジナルフロントバッグを作っているとの事、ホームページを見る限り思う程種類は揃っていない様だったのですが、先月11日にポタがてら走って行ったのです、我が街桜井からですと往復60キロはありますけどね。(なお、Instagramにはバッグ等の画像が幾つかあがっています。)
店内には何台かのツーリング車が並んでいるのですが、オリジナルバッグを売りにしているので、サンプル品を含め幾つか見る事ができます。中には試作品との事ですが、フロントバッグをお揃いのサイドバッグも(写真左)。
結果的に適価でオーダーができる事が判ったので、お願いしてみようと思ったのですが、デザインや機能に拘りがあるのと、他店を含め従来のオーダーフロントバッグには不満もあるので、プラダンとガムテープでプロトタイプ(写真は2号)を作って先月20日に持ち込んだのです。形状や寸法的にはモンベルのツーリングフロントバッグ(現在はモデルチェンジしています)に近く、同様にリクセン互換のフレームでの吊り下げ式(キャリアを併用しますが)、ファスナー式ではありませんが後開きと云ったものです。従ってハンドル側の形状が直線でない事、asuka号で使っている昔々友人に作って貰った蔵王タイプのサポーターとEB金具を、デモン太用にリクセン互換フレームを兼用できる様にしたいと云う事が希望なのです。
そして昨日、製作の可能性とかを伺いに走って行ったのですが、なんと後ろ側の形状が始めてのケースで興味深いと云う事で、芯材こそ入っていませんが試作品を見せてくれました。マップケースや縁取りのカラーとか決めていない部分もありますが、希望していたフロントバッグが形になりつつあります。後ハンドルへのマウントや蓋の固定方法とか解決しないといけない課題もまだありますが、梅雨明け頃には形にしたいと考えています。
ちょっと?なサドルバッグサポーター
今まで色々なサドルバッグサポーターを使ってきたのですが、これが悩ましいんですよね… 特にキャラダイスの大型サドルバッグともなると、最初の頃はVIVAのあいつでした、幾らしっかり締めても首を振ってしまいます、それにシートポストを抜かないと外せない。
ここ数年使用してきたのはNITTOのこいつ、シートステーに挟み込む様に取り付けるので着脱は比較的簡単、強度がなくて折れると云う話を聞きますが、サドルループに吊ってバッグの全荷重をかけたりしない限り大丈夫でしょう、ただしっかりと左右から締め付けるだけにどうしてもシートステーに瑕が付くのですよね、保護用にビニールチューブを巻いていても駄目です。
あと取り付け位置の関係からどうしてもシートポスト寄りになってしまい、写真はキャラダイスのベンドル本体、ですが、バッグが斜めと云うか殆ど横を向いてしまっています、実用上はあまり問題はないのですが。どうしても太腿がバッグに触れるので、それが嫌な人はどうしようもないですね。あとキャラダイスにはバッグマンと云う着脱のできる専用キャリアがあるのですが、決して安くはないですし、後ろへ出過ぎる感じがどうも好きになれないのです。貴重品はフロントバッグに入れますので、サドルバッグを頻繁に着脱する必要性も感じませんし。
先日ヤフオクを見ていると、妙なサポーターが出品されています、サポーターそのものは妙でもなんでもないのですが、サドルレールを挟むやぐら部分を2段構造にするプレートが付いているのです。サイズ的にはキャラダイスのバーレイやネルソン、オーストリッチのS-2に適合する様に書かれています。価格は私が買った時は1,910円(現在は2,100円で出品されています)、ただ2本締めのシートポストは持っていないのでT-MARS製のものを一緒に購入する事ができて、送料込み都合3,800円也。
サドルを付ける前ですとこんな感じです、どうしてもやぐら部分が重々しいですが、B-17等の皮サドルだと大部分が隠れてしまうのかな。サポーターは前後に4cm程の調整が可能です。欠点はダミーの棒材でも用意しない限りサポーターを外すとサドルの高さが変わってしまう事、それに中間のプレートを外さないと強度的に首を振ってしまうかも知れませんね。
これは車種や個人差がある問題ですが、うちのasuka号(700C)でこんな感じです、サポーターは鉄棒ですので、まずたわんだり曲がったりする事はないでしょう。バーレイやオーストリッチのS-2だと大きい様な気がしますけど。
キャラダイスのバッグを付けてみましたが、左がペンドル(11リッター)、右がネルソン(15リッター)、このまま買い物に行ってペットボトル(2リッター)3本押し込んで帰ってきましたが先のNITTOとは安心感が違います。
4サイドも格好良いですが、取り回しのし易さ操縦性を考えるとフロント2サイドに大型サドルバッグって良いと思うのです、2017年7月の「淡路島」や2018年8月の「十津川~南紀」、2019年4月の「琵琶湖」、同年5月の「朽木~マキノ~琵琶湖」はそのスタイルでした。あと復路輪行のキャンプツーリングだと4サイドだとクロネコ代も大きいです、夏場ならネルソンにソロテントにマット、寝袋位が入っちゃいますからね。
良いお天気ですね
今日の休日、久しぶりにぐっすり眠れる事ができて、その上この季節らしい最高のお天気、週末に予定している琵琶湖へのキャンプツーリングの準備もあるのですが、検討中のフロントバッグのプロトタイプが出来上がったので西大寺の自転車工房「デルフト」さんまで相談がてら走る事に。プロトタイプと云ってもフロントバッグとして固定して使えるのですが、小学生の図画工作の様な箱を付けて走るのも恥ずかしいので、フロントサイドに押し込んで行きます。
少々職場に用事がありますので橿原経由で、いつもの通勤経路の一つ、お気に入りにポイントです、橿原公苑庭球場の西側辺りです。実は頭の痛い事に欠員がでる事になって5月下旬は泊りがけでは出掛けられなくなりそうです。
下ッ道(中街道)を北へ、横大路(伊勢街道)と交わる八木札の辻にて。左へ行くと竹之内峠を越えて大阪へ、右は初瀬街道。
寺川沿いに北上し、天神橋で大和川を渡ります。 先日も立ち寄った菩提仙川を渡る番条橋、ここが本来の位置なのか疑問はあるのですが役の行者像他が建っています。
菩提仙川沿いに佐保川まで下り自転車道へ、羅城門橋から郡山の奈良口交差点まで県道を走り秋篠川沿いの自転車道へ、これから何度か通わなければならないので車や信号の少ない道を探索しながら行きます。すいません以降の写真がないのです、とにかく無事に往復して桜井に帰ってきました。本日の走行62.2キロ。
キャラダイス ジップサドルロール改
折角の休日ですが一日中雨模様、先日から取り掛かっていた「キャラダイス ジップサドルロール」のリクセン化を進める事に。
リクセン化とググると私以外にもトライされている方は少なくないのですが、純正のプレートは入手できても高価ですしBASELの互換品の存在は有難いです。純正品(左)とBASIL製(右)ではバッグへの取り付け穴の間隔の違いや、内側のプレートの有無や寸法に違いがあり、純正品の方がバッグの位置が低くなります。今回は内側のプレートが使えませんが縦寸法が小さいBASIL製を使用します。
今回のジップサドルロールやモンベルのフロントバッグ等、ドラム型のバッグにプレートを綺麗に取り付けるにはどうしても工夫が必要です。私は加工しやすいMDF合板で片側がバッグに添った曲面のスペーサーを削りだしました。同時にシートピラーに取り付けているリクセンカウルのキャディー(KR851)の傾きを直す形状にしています。なおMDF合板は水に弱いのでしっかり下地処理と塗装をしておきます。 内側プレートの代わりとバッグの形状を整えるために1mm厚のアクリル板から芯材を作りますが、開口部があるだけに芯材の弾力性や寸法、厚みを選ぶのもなかなか微妙です。
部材を揃え内側からネジ留めすれば完成です。作ったスペーサーで写真右の様に傾きを補正していますが、サドルとリアのマッドガードやブレーキアウターとの間隔はまちまちですので現物合わせの世界で、上下に取り外しの為のゆとりも必要です。 これで一応の完成です。本来サドルループに取り付ける為のベルトは飾りになっています、長めのベルトに付け替えて三脚等の固定に使えないかと考えているのですがね。 ただ先日デモン太に取り付けたかしこいテールランプは、バッグの取り外しの邪魔になってしまいました、バッグを取り外す時だけランプを外せば済む話なのですが。
ジップサドルロールのリクセン化、事の発端はデモン太の輪行時にサドルバッグをフロントにワンタッチで付け替える仕掛けだったのですが、ご覧の様に折り畳むと邪魔になるサドルバッグをハンドル側に付け替える事で、スペースを無駄にせずに輪行状態になります。なお黄色いベルトは片側にループを作ってあって楽に前後フレームを固定する様にしています。
決してお安くはないバッグを加工するのも何ですが、ジップサドルロールをメルカリで割安で入手できたので、デモン太のバッグが中華製のチープなバッグからお似合いのバッグになりました。
ro
タリムの次はコロナ、で週末は
この週末は先月の「川湯温泉キャンプツーリング」の面子で丹後半島へキャンプツーリングを計画したいたのですが「新型コロナ禍」の不穏な状況に泣く泣く中止宣言してしまいました、4月5日の予定していた「片鉄ロマン街道」へのサイクリングも中止したので、春のシーズンの「青春18きっぷ」は1回分を残して終わってしまいました。単純に12,050円/5で2,410円無駄にしたのですが、実は2/25に買って3回使用して、残り2回分を3/18にヤフオクで7,050円(手数料で-620円)で売って、3/25にヤフオクで3回分を8,000円(送料込)で買っているので、13,620円で5回分使った計算なんです、オークション利用はリスクもタイムラグもあるのであまりお勧めできる話でもないのですがね。
ところで丹後半島へのキャンプツーリングは2017年9月にも台風直撃で中止したんですよね、去年の事を思うと最近は天気との巡り合わせが良くなっていたのですが、この週末のお天気の良さが恨めしいです。今年は桜が早かったの松尾の一本桜は終わってたかも知れませんが、上世屋へは再訪したかったなぁ… すっかり走るモチベーションが下がってしまいましたし、部屋の中でゴソゴソする事は幾らでもあります。まずは「バックのリクセン化」で課題にしたデモン太用バッグ、キャラダイスのジップサドルロールがメルカリで新同品がお安く(5,000円)手に入れたので、早速改造する事に。左上のチープな奴はerba号専用に。
キャラダイスのジップサドルロールですが、キャラダイスにしては珍しくファスナーを使用した製品で、定番の黒とカーキ色以外にフラップにハリスツィードを使用した製品もありますが、このスナップボタンは頂けません、とにかく留めにくい。まぁファスナーが付いているので中身が飛び出す心配はないので、飾りと思えば思えば腹も立たないのですが、だったらキャラダイスらしい革ベルトにしてくれれば。
早速リクセン化にトライしてみたのですが、やはりリクセンカウルのキャディー(KR851)を使う限りはお辞儀をしてしまいますので、仮のスペーサーを作ったものの、まだ角度が不足しているのと、なお今回はBASILのプレートを使っています。バッグがドラム状だけに更に工夫する必要がありますね、乞うご期待。
ro
サイドバッグ バックルとベルトの交換
川湯温泉行きを断念し後片付けしていたらサイドバッグの1つのバックルが破損している事に気が付いた。プラ製のサイドリリースバックルが壊れるのやはりこの部分、出先でなかったのがせめてもの幸い。38mm幅ベルト用の片引き(ベルトの調整が片方のみ)ですからホムセンでも手に入るのですが、ニフコあたりの国産部品を使っても、プラ製だけに破損しやすい事にはあまり変わりはないかも。
金属製なんかで適当なものがないかと物色していたら、AMAZONでサバゲー用?のベルト、2色セットで1,680円、ベルトとしては高くはないものの、バックルだけを流用するには些か勿体無い価格ですが、ポチる事に。
届いたのはダイカストのバックルがずしりと重いその名も「タクティカルベルト」、なんとバックルの重さはプラ製の17gに対して107g、金属製だけに耐候性はあるしょうが、濡れるとどうかなバネ部分が少々心配かもと、とりあえず使ってみる事に、余るベルト部分ですが、これがなかなかしっかりしている割にしなやか、デモンタの輪行袋の肩掛けベルト用に流用する事にし、取りあえず余ってくるもう1本は本来のベルトとして使ってみる事にします。
ところでこのサイドバッグ、昨年ROSWHELL製のパニアバッグを改造して作ったのですが、ネット上ではバッグの色に近い緑色のベルトが付いている画像もあるのですが、届いた商品は茶色と云った方が良いベルトが付いてきたのですが、この機会に緑色のPPベルトと交換する事にしました。
バックルへの固定とバッグへ固定している部分3ヶ所を縫い付ける訳ですから、結構な手間です、もとより縫い仕事は苦手なんですがねぇ。
寸法を合わせたりしながら半日仕事になってしまいましたが、ベルトの色もバッグと揃って良くなったとは云え、他の3つのバッグは従来からの茶色いベルトのままなんですけどね。ただこの緑色と茶色のベルト、光源によっては区別の付かない微妙な色だったして。後1つ分の材料があるので暇をみて交換しようと思っているのですが、バックルの調整部分がプラ製と違ってしっかり固定され緩む心配がなさそうなので、従来の長さを調整するプラ製のアジャスターが不要になれば使い勝手が良くなります、そうするとベルトの長さの見極めが必要なんで暫く1つだけで使ってみようかと。ただこの金属製バックル、ロックを外す爪が小さいのでちょっと使いにくいのは慣れの問題かな。
それよりベルトの縫い合わせ部分を革とか作ったら格好良いかなと思い、レザークラフトなんぞをかじってみようかと思う今日この頃です。
バッグのリクセン化 (その後)
先日の後ろ側にお辞儀をしてしまったリクセン化バッグですが、角度を調整するプレートを作ってみました。材料は昨年の「サイドバッグのリニューアル」の時にも使用したMDF合板、ただ厚みが足らないので2枚重ねに。
加えてバッグの内側にプレートを、(写真右)はバッグを取り付けていない状態でセットしたもの、角ナットを埋め込む事でバッグ内側に突起をなくし、挟み込む事でプレートとバッグの間に隙間ができる事を防ぎます。これならキャラダイスの大型サドルバッグのスマートな仕掛けもできるかも。 さらに内側にクッション材を取り付けます。なおMDF合板は水に弱いので、しっかりと木部用プライマーで下塗りをして塗装を、手持ちがありましたので内側のプレートはグレー、外側はつやけし黒に。
このバッグの形状ではまだお辞儀をしていますが、どうにか実用の範囲に。これでもサドル下が間延びしてますが、バッグの脱着とブレーキワイヤーやチドリとの干渉を考えると、これ位のポジションが妥当かと。ただ輪行時とは云えハンドルに着けた時の収まりが少々悪くなりました。
企み通り必要充分な収納力。走行時には輪行袋に雨具、フレームバッグに入れたら嵩張るハチサンのチューブも左右のポケットにぴったり収まり、工具類はフレームバッグにまとめられます。1,850円のバッグに手間隙かけ過ぎかも知れませんがね。
さて次のデモンタ輪行の旅は…
バッグのリクセン化 (つづき)
先日リクセン化した中華製のチープなフロントバッグですが、実はこの様な企みが… デモンタでは走行中は輪行袋はサドルにぶら提げる様にしていたのですが、あまりスマートではありませんし使い勝手も良くありません、その上サドルバッグ下のこの空間、折り畳んだ時にハンドルと干渉するのです。そこでリクセンカウルのシートポスト用アタッチメントを使い、走行時は輪行袋等を入れたサドルバッグとして使い、カメラや貴重品、細々としたものを入れている本来のフロントバッグは輪行時はショルダーとして使いますので、サドルバッグを空いたハンドル側に固定すれば全く邪魔になりませんし、至ってスピーディ。マルトの筒型輪行袋ですから輪行中に出し入れも可能、一石大鳥さんです。
いわゆるフロントバッグ用のアタッチメントと互換性のあるキャディKR851、内蔵のナット側にスプリングが仕込まれてなかなかしっかり固定できます。なお同様の商品にエクステンダーCK810と云うのもありますが、こちらは私の使い方では寸法的に干渉してしまいます。ただ上下角の調整はできない為にシート角の分、私の用意したバッグでは後ろ側へ傾いてしまい、サドル下に空間ができて些か不細工な事になってます、その上せっかく縫い付けたテールランプ用のループも角度が。上下ははプレートの位置で調整もできますが角度は、また上げ過ぎるとハンドル側へ付けた場合の収まりが悪くなります。いずれにせよヤグラと千鳥の間にギリギリ収まっていると云う感じで、今少し工夫が必要です。
ご覧の様にハンドルの内側に上手く収まってくれます。キャラダイスのジップサドルロール(D14×W30cm 2リッター)あたりならガード付きにも似合うけど、リクセン化するのは勿体無いかな。
遅れてきたサドルバッグ
先日の「能登半島ツーリング」でロードへの積載能力不足を懸念してポチったドッベルギャンガーのインストールサドルバッグが出発には間に合わず、昨日届いたのですが。
ドッベルギャンガーのこの手のバッグは3種類ある様で、このモデル(DBS399-BK)はAMAZONでの価格が格安(購入時1,280円、現時点で在庫なし)になっていて、今風バイクパッキングに抵抗にある私も飛びついた次第、購入者の評価はあまり芳しくなかったのですがね。実は昔からあったもののドッベルギャンガー製品を買うのは今回が初めてなんですけど、ちょっとイメージがね。
取り付けはサドルレールとシートポストの3点へベルクロテープで固定する一般的なものですが、力のかかる部分への配慮や、サドルレールに掛かるベルトも直付けせずに強度と取り付け易い様な工夫がされています。防水性は今の処未知数ですが、素材と縫製はなかなかしっかりしたものです。
使い方はサドルバッグ本体にチューブバッグと呼ばれる荷物を詰め込んだバッグを挿入し、ベルトで前後方向に固定する訳です。チューブバッグは6.8リッター(メーカー公称値)あるのですが、固定ベルトの長さの関係で中途半端な容量で使えない事(これは泊りがけでないツーリングではある意味難しい事かも)、構造的に詰め込んで膨らませるに相応しい衣類等の荷物と云う事になりますね、静止耐荷重4kg(メーカー公称値)となっていますが、衣類以外では輪行袋や夏用の寝袋やツェルトと云った処でしょうか、重量のあるものや細々としたものを頻繁に出し入れするバッグではありませんし、細々としたものはフロントバッグやフレームバッグに入れるべきかと。AMAZONでの辛い評価はこの辺りを理解できていない人でしょうね。 もちろん普通のサドルバッグ、2リッター(メーカー公称値)とやや大型ですが、使用する事もでき、畳んだチューブバッグとベルトを入れておく事もできます、私が買った価格なら普通のサドルとしてもお買い得でしたよね。
当然この手のバッグはサドルとタイアの間にクリアランスが必要ですし、リアブレーキとの干渉にも考慮が必要です。幸い身長170cmに届かない私が乗るフレームサイズ540mmのホリゾンタルフレーム、ブレーキはサイドプルでは全く問題ない様です。ただasuka号が帰ってきたら出番はあるのかな。
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