「音楽・オーディオ」カテゴリーアーカイブ

JAZZ VIBES

BlueNoteのキャンペーンのプレゼントCDが届いた、 しかし\1,500のCDを3枚買って1枚貰えるのだからネェ、CDも安くなったもんだ。 頼んでいたのはヴァイヴ奏者ボビー・ハッチャーソンのこのアルバム、いつもは仕事のBGMで聴いているからPCで鳴らしているのだが、ヴァイヴだけはちゃんとしたシステムで聴かないと音がネェ... でマジにオーディオセットで何枚か聴いてみました。

Happenings / Bobby Hutchrson Blue Note (ST-84231) Feb.2 1966
Bobby Hutchrson(vib), Herbie Hancock(p), Bob Cranshaw(b), Joe Chambers(ds) ※1曲のみB.Hutchrson(marimba,ds), J.Chanbers(Vib) に入れ替わる。
 新主流派のヴァイヴ奏者ボビー・ハッチャーソンのこのアルバム、H.ハンコックの名曲「処女航海」を除いてB.ハッチャーソンのオリジナルで占められているのだが、BlueNoteらしからぬこのジャケット、H.ハンコック自身の参加と「処女航海」で救われている様なのだが... 確かに「処女航海」そのものは非常に聴きやすいのだが、H.ハンコックのピアノを聴くとどこか破綻している様な気がしてならない、M.J.Qを例外とすればピアノとヴァイヴ奏者って関係が長続きしない様な、まあレム・ウィンチェスターもエディ・コスタも不慮の事故?で早死にしてしまっているのだけど。


Pike’s Peak / The Dave Pike Quartet Epic(EICP 489) Nov.1961
Dave Pike (vib), Bill Evans (p), Herbie Lewis(b), Walter Perking(ds)
 デイヴ・パイクの事については良くは知らない、60年代始めに現れヨーロッパに渡って活躍した人らしい、このアルバムもビル・エバンスが参加していると云う事で知られているのだが、新主流派の一員とされるボヒー・ハッチャーソンとは異なり確かにミルト・ジャクソンの影響は残っているのだが、ビル・エバンスも参加もあってM.J.Qとは違った意味での洗練された雰囲気の演奏で、選曲もなかなか佳曲揃いでBGMには丁度良いです。



Eddie Costa Quintet Mode(MOD LP #118
Eddie Costa (p,vib), Art Farmer(tp), Phill Woods(as), Tiddy Kotick(b), Paul Motianl(ds) Jul.1957
 1962年、交通事故で31歳の若さで亡くなったエディ・コスタ、残されたアルバムは非常に少なく、少し凝って入手可能なものは揃えたのだが、今となってヴァイヴ奏者としてそれ程の人だったのかなぁ...と云う気もしないでもない。 このアルバムでは曲ごとにピアノとヴァイヴの何れかを演奏しているのだが、ファーマーのペットとウッズのアルトに絡むコスタのヴァイヴがちょっと新鮮かなと云う程度で、選曲からもウッズのリーダーアルバムかなと云う気もしなくはないです。


The House of Blue Lights / Eddie Costs Dot(DLP-3206) Jan.29 and Feb.2 1959
Eddie Cost(p), Wendell Marshal(b), Paul Motianl(ds)
 ところがそのエディ・コスタ、ヴァイヴは十人並みなのだが、ピアノは違っていた、個性的なタッチでピアノのみを演奏しているこのアルバムはSJ誌のゴールド・ディスクに選ばれている。 結局エディ・コスタ数少ないヴァイヴ奏者として重宝されてしまった故にピアニストしての才能を発揮する機会に恵まれなかったのでは、つまり器用貧乏だったって事なのかな。 でタイトルのJAZZ VIBESから脱線してしまった。


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たまにはレコードでも(其の弐)

今ではLP時代に発売されていたものの殆どがCDに復刻されているが、私の知る限りいまだCD化されていない録音のLPを何枚か(^-^) 題して「非常時持出品」...と云う程価値があるのかな?

Introducing the Kenny Drew Trio (Blue Note BLP5023)
Kenny Drew(p) Curly Russell(b) Art Blakey(ds)
 30年位前だろうか東芝EMIからBlueNote5000番台の10吋(25cm)LPの復刻盤が何枚か輸入され発売された事があった。 BlueNote5000番台の頃はSP盤と併行してリリースされていたのか、いすれも3分程度の短い演奏で内幾つかは1500番台として12吋LPとなっている。


High In The Sky / Hampton Hawes Trio (Valut 9010)
Los Angeles, CA, 1970
Hampton Hawes(p) Leroy Vinnegar(b) Donald Bailey(ds)
 決してコレクターでもないので、稀少盤を大枚はたいて買う様な事はしないが、この1枚だけは昔々某レコード店のJAZZ担当者の個人コレクションから頼み込んで数千円で譲ってもらった。 かつて国内盤も一度発売された事もあった様だ。 Valutというレコード会社については詳しくは知らない、決してJAZZ専門のレーベルではなかった様であるが、同じくHawesでストリングスをフューチャーしたアルバムが1枚リリースされていた事を記憶している。
 戦後、進駐軍キャンプで演奏していた事や70年代にも来日してライブや録音を残している事など日本に馴染みの深いJAZZピアニストだが、麻薬中毒での中断時期もあって、コンテンポラリー・レーベルでの幾つかの録音は一般的なものの晩年にあちこちのレーベルに残した録音はいかんせん取り上げられる事が少ない。 しかしこの1970年に西海岸の知られざるレーベルに残したこの録音はLeroy Vinnegarの素晴らしいベースもさる事ながらHawesの隠れた名盤である。 1曲目Burt Bacharachの「Look of Love」を除く6曲はHawes自身の作品でタイトル曲「High In The Sky」は11分にも及ぶ力演である。


What’s New / 笠井紀美子 (CBSソニー) Feb 16,23.1973
笠井紀美子(vo) 菊地雅洋(p) 鈴木良雄(b) 村上 寛(ds)
 1970年代からJAZZを聴いていた人、と云うことはほぼ50歳台かぁ...(^_^;) にとって日本の女性JAZZボーカルと云えば何と云っても「ケメコ」こと笠井紀美子だった。 しかし70年代後半に大変身した彼女はもう「ケメコ」ではなかった、彼女がスタンダードを歌っていた時代、良いも悪いも当時の日本のJAZZクラブの雰囲気を思い起こさせる1枚である、CBSソニーに移籍後のGil Evansとの共演盤に続く2枚目で、この後Olever NelsonやCedar Walton Trioとの共演盤と続く。 最近キングレコード時代の「Just Friends」がCD化されていたが、私の知る限り何故かこの1枚はCD化されていない。


eri / 大野えり (日本コロムビア) 1980
大野えり(vo) 大徳俊幸(arr,keybord) 他
 ’70年代末からスタンダートからクロスオーバーなものまで、数枚のアルバムをリリースした大野えり、私の一番お気に入りは意外とS.Wonderの「I Can’t Help It」等が入ったこれ(^_^;)
 最近は新譜こそでてこないけど、時々ライブハウスに出ていたり、CMソングや「ルパン三世」のテーマ曲唄ったり、ヤマハでボーカルの先生していたりとその筋で活躍はされている様ですが。
 岐阜県出身で1973年D大入学と云う事は峠おやじN氏と近いなぁ。


たまにはレコードでも

CDが世に出た20数年程前は確かに価格も割高だったし発売されている範囲も限られている事もあったが、CDなんかとマニアックな蘊蓄を並べたて敬遠していたものだ、でも一度その手軽さにはまってしまうと新たに買うのはすっかりCDになってしまった。 LPだとオペラなんぞ5枚裏表で計10回はプレーヤの前へ通わなくてはならないのもあるし、その上キズや振動やと鬱陶しい事ばかりである。 従って今ではLPを引っ張りだす事すら本当に少なくなってしまったが、まあたまには聴いてやらないとネ。

Cliff Jordan (BlueNote BLP1565) Jun 2.1957
Lee Morgan(tp) Curtis Fuller(tb) Jonn Jenkins(as) Cliff Jordan(ts) Ray Bryant(p) Pual Chambers(b) Art Taylor(ds)
 クリフ・ジョーダンの単独の前を冠した初リーダー・アルバム、4管編成の分厚いハーモニーが私好みのアルバム、中でも1曲目の「Not Guilty」 ジョーダン のオリジナルでメディアム・テンポでジャム・セッション風の演奏がご機嫌\(^o^)/ ブルーノートでは珍しいレイ・ブライアントのピアノにも注耳。


John Jenkins with Kenny Burrell (BLP1573) Aug 11.1957
John Jenkins(as) Kenny Burrell(g) Sonny Clark(p) Paul Chambers(b) Dannie Richimond(ds)
 かなりマイナーなアルト奏者ジョン・ジェンキンスの唯一のリーダー・アルバム(らしい)、同じアルト奏者のジャッキー・マクリーンとのバトル?「アルト・マドネス」(NewJazz)位しか記憶がないのだが、チャーリー・パーカーの名曲「フロム・ジス・モーメント・オン」がご機嫌、ソニー・クラークの参加も貴重だが、ケニー・バレルのソロもなかなか良いです、実はケニー・バレルはリーダー作よりサイドメンの時の方が好みなんです(^_^;)


Blowing in from Chicago / Cliff Jordan and John Gilmore (BLP1549) Mar 3.1957
Cliff Jordan, John Gilmore (ts) Horace Silver(p) Curly Russell(b) Artr Blakey(ds)
先の「Cliff Jordan」(BLP1565)に先だって発表されたジョン・ギルモアとのテナー双頭コンボでのアルバム、バリバリ系テナー2人にこのリズム・セッションですから演奏は推して知るべし、個人的にはジジ・グライス作の「ブルー・ライツ」が好みなんですが、後ろでしっかりブレイキーしてくれています。 ギルモアのアルバムはBlueNoteにこの1枚、他には記憶がありません、メッセンジャーズの面子として来日した事あるらしいから、その辺りだけかな。
 折角LPをかけるのだからとCDで買い換えていないアルバムを引っ張りだしてきたが、奇しくも1957年のアルバムが3枚続いてしまった。 しかしLP聴くのは邪魔臭いわ(^_^;) CD-Rにでも焼けばと思うのだけど、アナログ音源は曲前後の処理とか億劫だしネ。



ちょっと胸焼けしそうだから、最後はお口直しに...
Bill Evans / I Will Say Goodbye


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ジョー・スタッフォード/「煙が目にしみる」

トヨタの「プレミオ」のテレビCMで流れているのを聞いて思い出した様に引っ張り出して聞いている。 ジョー・スタッフォードはトミー・ドーシー楽団を中心に1930年代後半から1960年代にかかるまで活躍した白人女性ボーカル。 決して美声でもないのだがその優しい歌声とポール・ウェストン楽団のバックが「最悪」の体調にもとても心地よい。 「煙が目にしみる」以外にもタイトル・チューンの「ニューヨークの秋」他「In The Still of The Night」「魅惑の宵」「Just One of Those Thing」と名曲名唱揃い、手持ちの後3枚を引っ張り出して今夜はJo’s Nightと云う事に。 手持ちはキャピトル盤2枚とCBS盤2枚だけなのだが、ライナノーツによるとフランク・シナトラに誘われてリプリーズにも録音を残しているらしい、リプリーズはエリック・トルフィーやブッカー・リトルの貴重な録音があってその後フランク・シナトラが買い取ってなかなか日の目を見ないレーベルだと云う事は知っていたのだが...
 残念な事にトヨタ自動車のTV-CFライブラリではコマーシャル映像は見られるのだが肝心の音声が出てこない、ライセンスの関係なのだろうが。


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ケニー・バレル

 今夜はこんなのを聞いています、1970年代にファンタジー・レーベルに移籍した直後の録音。 タイトル・チューンの「ラウンド・ミッドナイト」より1曲目の「欲望という名の電車」が素晴らしい、ヒビアン・リーとマーロン・ブランドが共演した1951年の名画のタイトル曲なんですが、雰囲気はかなり違います。 同時期に「雨に唄えば」というアルバムも出ていたのですが、当時あまりミュージカルに興味のなかった私は買わず、今となって少しに気になっています。


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ブルーノートの夜

別に「Dippin’」で調子が良くなった訳でもないのですが、BlieNoteレーベルのものを続けて聞いています。 いずれもハードバップのブームが過ぎた1960年代、当時新進気鋭の若手のリーダー作です。 ハービー・ハンコック「処女航海」天の邪鬼の私もこういった超名盤を聞くのですよ。
 フレディ・ハバード(tp)、ジョージ・コールマン(ts)、ハービー・ハンコック(p)、ロン・カーター(b)、トニー・ウィリアムス(ds) 1965年録音、なんやペットがマイルスやったら全くマイルス・コンボやないかと云われますが、マイルスが好きくない私にはこれが最高なんです。 フレディ・ハバードってリーダー作の時よりサイドの時のソロの方が光っている気もしないではないが...



後のウェザー・リポートのウエイン・ショーターのブルーノート移籍第1作かな、あまり評価は高くないのですが、私は大好きなアルバムです。 ウエイン・ショーター「ナイト・ドリーマー」
 ウエイン・ショーター(ts)、マッコイ・タイナー(p)、レージー・ワークマン(b)、エルビン・ジョーンズ(ds)、1964年録音、なんやこれもリズム・セクションはコルトレン・カルテットやないか、でもちゃんと後年のショーターの片鱗が...


お次はエルビン・ジョーンズと共に1965年コルトレン・グループから離れたマッコイ・タイナーのリーダー作「ザ・リアル・マッコイ」
 ジョー・ヘンダーソン(ts)、マッコイ・タイナー(p)、ロン・カーター(b)、エルビン・ジョーンズ(ds)、1967年録音。 神懸ったコルトレンに付いて行けなくなったのでしょうかネ。

 何故かこの3枚のアルバムいずれもほぼリーダーのオリジナル・チューンでまとめられているのですネ。


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Hank Mobley 「DIPPIN’」

 体調が悪いと何を聞いても良くない、まして好きなはずの重量級クラシックは拷問である。
 JAZZ関係の記事を時々愉しみに読ませて頂いてるプログから「ハンク・モブレー」、件のアルバムは手元にないし、ジャケットに記憶はあるものの何処かで聞いた記憶がない。 ハンク・モブレーは1950年代後半に主にBlueNoteとPrestigeレーベルで活躍したテナー、決して二流ではないのだが、どこか地味で一般的な人気は今ひとつなのだが。
 引っ張り出してきたのは「DIPPIN’」、私がJAZZに凝っていた1970年代後半から80年代にかけてはLPは入手困難で、当時懇意にしていたJAZZ喫茶のマスターから借りテープに録音させて貰って聞いていた。 手元にあるのは1987年に国内盤CDが発売された時のもの、中にポップなリカード・ボサノバ」が含まれているせいなのか頭の固いJAZZファンには好まれていなかったアルバムの様なのだが... でもリー・モーガンのペットと私のお気に入りのピアノ、ハロルド・メイバーンのドライブ感のあるビアノが素晴らしくて、久しぶりにご機嫌になった。


ところで「リカード・ボサノヴァ」はイーディ・ゴーメが英語詞で「ギフト」と云うタイトルで1963年に録音、先年たばこのTV-CM(セブンスター)で使われて話題になった。


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今日のBGM

こういった風習は日本だけなんですけど、やはり年末と云えばこれですネ。 まあこういった機会にクラシックを聞く人が増えれば悪い事じゃないです。 なおうちには「合唱」はこれと古い古いメンゲルベルグ盤だけしかありません、それと自慢じゃないですが今だに「田園」と「新世界」がないのです、この「合唱」を含めアバド/ウィーンPOのベートーベンの交響曲は第6番「田園」を除いて揃っています、別に嫌いな訳じゃないのですが、天の邪鬼の天の邪鬼たる由縁と。



お口直しにと云うと怒られそうだけど、続いてこれを聞いています。
マ?ラー交響曲第2番「復活」 アバド/シカゴSO


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今日のBGM

仕事中のBGM、主に昼はクラシック、夜はJAZZを聞いている。 BGMにならないのは落語、うちには米朝、枝雀のテープやCDが結構あるのだが、聞いていると頭がそっちへ行ってしまって仕事にならない、でなかなか聞く機会がない。 もう秋の夜長でもないが、冬の夜はJAZZ VOCALが一番。 CDラックからエラ・フィッツジェラルドを適当に数枚引っ張り出してきた。


名作曲家ソングブックシリーズから「ザ・ジョニー・マーサー・ソングブック」、お気に入りは「サムシング・ゴッダ・ギヴ」、ミュージカル映画「足ながおじさん」でフレッド・アステアが唄い、レスリー・キャロンと踊った名曲、当然挿入曲の「ドリーム」も入っている。


「ライク・サムワン・イン・ラヴ」
 スタン・ゲッツを含むフランク・デヴォル・オーケストラをバックにバラード集


「クラップ・ハンズ・ヒア・カムズ・チャーリー」
 「チャニジアの夜」「星影のステラ」「ラウンド・ミッドナイト」等ジャズの名曲をルー・レヴィー、ハーブ・エリス等のコンポをバッグに唄う、ヴォーカルでの「星影のステラ」としてとってもジャージーな録音。


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今日のBGM G.セル指揮クリーブランド管弦楽団 ブルックナー交響曲第8番

最近では音楽雑誌など買う事もないが、熱心にLPを買い漁っていた頃には重要な情報源であり、評価記事を大いに参考にしていたものである。 いわゆる音楽評論家の論評がどれ程的を得たものかは判らないが、少なくとも豊富な知識と経験からの結果なのだろうから、控えめに見ても生半可な素人の印象よりはずっと見識のあるものだと頼りにはしていた。 なかには「なんでこれがそんなに名盤なんや」と未だに理解に苦しむものあるし、所詮は好き嫌いの世界なのだから仕方のない事だろうが、まあ自分の印象に近い結果を導き出してくる評論家個人を頼りにするのが遠からず近からずと云った処だろうか。
 夜、月を見ると必ずと云って良い程にブルックナーの8番第1楽章の第1主題を思い起こす、単にジャケット写真からの刷り込みなのだが。 (ついでに荘厳な夜明けに出合う機会があると9番である。 )
 ジョージ・セルと云う指揮者には、どうやら「厳格で緻密な正統派の」と云う言葉が似合うらしい、ブルックナーの8番の録音は何枚か持っているが、個人的に1,2の評価をしているセル盤、しかしこれが数ある録音のなかでどれ程の評価なのかといつも疑心暗鬼になってしまう… いわゆる正統的なブルックナー演奏とも何処か違うし、緻密過ぎてややも金属的に聞こえるクリーブランド管弦楽団の音、これはライブ盤のマーラー6番にも云えるのだが、そういった処がブルックナーを新鮮で宇宙的なものに響かせている、人様の評価はどうあれジュリーニ盤とともに一生聞き続けるだろう私の1枚である。


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