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久し振りに「二つの丹生川」へ(前半)

 今日は久しぶりに和歌山県と奈良県にそれぞれある丹生川と云う川に沿った道を遡るサイクリングに出掛ける事にしました。
 この二つの丹生川、何れも紀の川の支流で一つは和歌山県高野町富貴を源流とし九度山町で紀の川に流れこみ、もう一つは奈良県吉野郡黒滝村を源流とし五條市で紀の川に合流しています。Geoshapeリポジトリ > 国土数値情報河川データセット より
 ここでは「丹生」の由来は割愛しますが、全国には10以上の丹生川があり多くの土地に「丹生」の地名があり、また丹生神社もあります。この丹生川沿いの道は以前から何度も走っているのですが、雰囲気の良い山峡を縫って走るコースで、大阪方面からの輪行を前提とした「二つの丹生川を遡るランドナーサイク」と銘打ってして2018年9月2022年10月にRRCB有志で走っています、起点は南海高野線九度山駅、一応の終点は近鉄吉野線吉野駅として距離は約75キロになります。ただ私の場合は奈良桜井から九度山駅まで自走し、吉野駅から自走で帰途に就くとなると150キロ前後と結構な距離になってしまいます。

 朝6時に桜井の自宅をスタート、明日香村を抜けて近鉄飛鳥駅前から吉野口駅前(写真左)、そこからはJR和歌山線に沿って走ります。吉野口駅の手前からは京奈和自転車道のルートが利用できますが、大阿太高原には入らず重阪(へいざか)峠(写真右)を越えてR24に入ります。。

 五條市今井から二見の手前まで旧道を行きます。本陣交差点をパスできるのがメリット。最近になってサイクリングルートを示す青矢印が北行きのみマーキングされています。五條市街を抜けるまでは先々週の「四国の右上…」とほぼ同じコースですね。

 上野公園の脇を通ってJR和歌山線沿いの小径へ、現在の和歌山線は紀の川寄りを走っていますが、昭和26年頃まで山側の真土(まつち)トンネルが使われていて現在も廃トンネルを見る事ができます(写真左)、和歌山線唯一のトンネルだったのですがね。小径は暗渠になっていますが、線路は鉄橋で奈良和歌山県境を越えています。(写真右)

 和歌山県で最も北に位置する隅田(すだ)駅、紀の川サイクリングロードの終点にもなっています。かつての木造駅舎は取り壊され今どきの簡易な待合室のみになっています、決して綺麗とは云えなかったトイレも撤去されました。
 恋野橋で紀の川左岸へ渡り、再び京奈和自転車道へ。橋本橋南詰を少し行った処から快適な専用道となり、南海高野線学文路駅の手前まで続いています。

 約43キロ走って九度山駅に到着、九度山の交差点から駅前への僅かな距離は和歌山県道114号九度山停車場線なのですが、50mで10m余り登らされる激坂です。
 現在、九度山駅にはおむすびスタンド「くど」がOPENしています。売り場は下りホームに面していますが、自動改札を通らずに行く事も可能です。「みかん鶏味噌カツ」と「おかかはちみつ梅」を買い求めて今日のお昼にします。さてここからが「二つの丹生川」のコースになりますが、奈良県黒滝村の道の駅「吉野路黒滝」まで食料品の調達は期待できません。

 出発しようと思っていたら「特急こうや」が、初代の20000系より洗練されていますが、やはり昭和のデザインですよね。
 九度山をスタート、赤瀬橋までの僅かな距離ですが R370を行きます。向こうの赤いアンダートラス橋は近代化産業遺産にもなっている丹生川橋梁。2020年に撮った「自撮り」とてもタイミングが合わせられないので合成。

 赤瀬橋交差点で高野山へ向かうR370と別れ県道102号宿九度山線へ、「玉川峡」と呼ばれる丹生川右岸のガードレールも途切れ途切れの1~1.5車線路を行きます。以前に一度お世話になったキャンプ場「どーむびれっじ」ですが、その後「ごりょう橋キャンプ場」として再開されている様ですが、利用期間が限定されている様です。

 彦谷で橋本橋から狼頭峠を越えてきたR371に合流、国道と云っても紀伊半島の山間部を縦走する酷道、道路状況は県道102号と変わりありません、と云うかそれ以下の区間も。

和歌山県道102号宿九度山線から酷道371号へ 玉川峡を行く(3分27秒)


 途中、橋本市宿にある「やどり温泉」改装前の2009年ですが「峠おやじ弐千峠」サイクの前日はここに泊まりましたね。現在は火水木曜が休館日となって自販機は利用できますがトイレが使用できません。

 河合橋の三叉路で右折して高野山へ向かうR371と別れ、町道筒香線を筒香へ、「つつごう」ではなくて「つつか」です。
 標高436m、以前に「自撮り」もした、下筒香の集落を見上げるビューポイント、1155 お昼前ですしおあつらえ向きのコンクリートブロックもある事ですし「くど」で買ったおむすびをここで頂く事にします。
 下筒香で県道733号川津高野線へ、三叉路を右折すると紀和隧道(今井峠)を越えて野迫川村へ行く事ができます。五條から奈良交通の路線バスが和歌山県高野町の富貴と筒香を経由して野迫川村野川へ通っていた時代もありました。現在の高野町コミニティバスのバス停も「野迫川口」となっています。

 上筒香の風景、既に田植えが終わっています。
 「ここで写真をとると成金になれるらしいぞ!」で知られる成金バス停、初めて通ったのは40年近く前だと思うのですが、まぁ成金にならずとも飢えずに生き長らえているので良しとしましょう。

 標高600m近い高野町富貴の街並みにある「やきもちカフェ」は原則月2回第2,4日曜日のみの営業です、近くに無料休憩スペースができていました。富貴の里おもしろスポット進化地図

 富貴が和歌山の丹生川の源流部となります、ここから奈良県側へ向かって標高650m程の峠を越えますが、標識もなにもないのでどこが県境なのか良く判りません。GoogleMapに「鳩の首峠」と云う表記も見えますが、この富貴から西吉野町永谷へ越える道ではなく西吉野の大日川(おびがわ)から永谷に越える十津川街道の間道であった様で天誅組も関わった峠道だとか。(後半に続く)

第3回「番頭さんを囲む会」へ


お馴染みの高見山を望むビューポイント(東吉野村木津)

 正に好事魔多し、未明2時50分内線で叩き起こされ仮眠できたのは1時間余り。朝9時明日香村亀石前のセブイレでK君と合流、遠回りですがここから芋ヶ峠を越えて吉野町~東吉野村経由で宇陀市菟田野岩端の「月の宝箱」を目指します。吉野町でR169を走る一部の区間を除けは車の少ないルートを川沿いに緩やかに登って行くコース、かつての「月うさぎキャンプ」で何度も走った道です。

 栢森、途中の激坂を越えた処と行者辻の3ヶ所で一息入れましたが 1019 には芋ヶ峠(497m)へ。栢森から43分、5月5日にロードで越えた時は28分ですが、これは仕方がないですね。
 吉野町千股から先は津風呂湖経由とか幾つかルートがあるのですが、今日は登り返しのない河原屋経由で、なお五社トンネルを経由しない限りは津風呂湖南岸コースが最短かと、1046 ローソン吉野リバーサイド店へ。

 結構良いペースで走り 1147 には東吉野村へ、お昼を予定していた手打ち蕎麦「よしの庵」へ電話を入れますが、今日も既に売り切れとの事、今年はまだ戴けていません、途端にペースダウン。

 1150「ニホンオオカミ像」前に到着。

 小(おむら)のパン屋さん自然酵房「麦笑」も最近は日曜のみの営業ですので、4月に大ちゃんと伺った「ひなたや」へ、本日の定食を頂きます。
 小から奈良県道221号小村木津線、木津(こつ)から奈良県道251号谷尻木津線と川沿いを遡りながら標高を稼いで行きますが、谷尻(たんじり)の手前でK君の前輪がパンク、何でも長い事パンクしていないとの事で、チューブがタイヤに裏側に癒着していて外れてくれません、最後はリムから外して二人でタイヤとチューブを引っ張って剥がす事に、ログを見ると25分位格闘していた様な。パンクの原因は良く判らないのですがネェ…

 少々手こずりましたが 1448 には一谷峠(600m)へ、後は菟田野岩端(いわはし)に下るだけ、16時になるかなと思っていたのですがこれなら上出来です。
 15時丁度に「月の宝箱」に到着、車で来ている幹事役のバクローさんと合流、滋賀から走ってくる niwa-chanさんを待ちます。

 多目的スペースの「月の宝箱」の中はこんな感じ、岩端集落の中にあるので谷尻時代の「月うさぎ」の様に多人数でのキャンプは無理ですが、色々と使わせて貰っています。最近は屋外にこんなカウンターとウッドデッキができました。
2020年11月23日 ミニ酒池肉輪会
2023年8月5日 番頭さんを囲む会

 niwa-chanさんがKHSで到着、バクローさんの車に乗せて貰い4人で東吉野村平野の「たかすみ温泉」に向かいます。
 今回は呑べえが少ないのですが、恒例の各自持ち寄った酒瓶を並べます、ビールは別。

 暗くなり始める頃には「月うさぎ」の番頭さんとさっちゃんが下りてきて宴が始まります。以降、例に依って例の如し… と思うのですが、寝不足の私は早々に寝袋の中に。本日の走行59.2キロ。

明日から旅にでます! と云ってみたい

藤原宮址にて

 ダメージのあったフロントリムを交換して組み直し、リアサイド枠も交換して、昨年8月以来の4サイド装備です。これから長旅に出ますと云ってみたい処なんですが、明日「月の宝箱」に1泊で向かうだけなんです。

 実は酒と寝袋しか積んでないのですが、久し振りだけに流石に重いですわ、70を超えた今これで連日100キロ走るなんてもう無理ですね。
 お天気の方は日曜の午後から崩れそうな予報なのですが、まず明日は快適に走れそうです。今夜はゆっくり仮眠ができます様に…

 

遠回り通勤ライド「東吉野〜宇陀路」(後半)



 R166との合流点手前が高見山を望むビューポイント、誰が云ったか関西のマッターホルン、まぁ東吉野のシンボルには違いないです、峠の向こうは三重県。
 先月の「高見の郷」への人出も落ち着いて静かなものです、県道251号谷尻木津線に入り 1319 には宇陀市との境界になる一谷峠(600m)を越えます、岩端に下るまで1台の車にも出遭わず。なかり良いペースでやって来ました。

 岩端に下りお馴染み「月うさぎ」へ、連休でお忙しかった様で番頭さんも少々お疲れのご様子、猫たちも接待疲れか姿を現しません。

 ランチの予約もしてなかったのですが、最後のを頂く事ができました、連休とあってか入れ替わり何組かのお客さんが、1420「月うさぎ」を後にします、手前の「月の宝箱」ではソロテントを張っている方が、再来週1泊でお世話になります。
 菟田野松井橋ローソンの向かい「菟田野アグリマート」に立ち寄った後、走り出した途端に嫌な音が… リアのスポークがクロス部分で破断、ほんの少しテンションを調整して取り敢えず走る事は、テープもケーブルタイも持っていなかったので、ニップル側を緩めて外したのですが、折れたのがスプロケット側なので外せません、ローに入れて万が一にジャムるとまずいので、緩いコースで帰途に就く事にします。ただ今週金曜の勤務明けからこのErbaロードで和歌山港まで走り南海フェリーで徳島へ渡る計画をしているので、取り敢えずでもスポークがあるかなぁ、それに長さも判らんし。

 芳野川を宇陀川の合流点まで下り、宇陀川べりを篠楽まで戻り県道198号粟原榛原線で笠間辻へ、市境を越えて少し下ると女寄峠の桜井側に出ます。
 「麦笑」のパンのお裾分けを「4’Season」に届け、スーパーで買い物をして 1723 無事に帰投、心地よい気候の中を久しぶりにがっつり走れた1日でした、スポーク折れを除けば、本日の走行93.5キロ
(前半に戻る)

遠回り通勤ライド「東吉野〜宇陀路」(前半)

 今日は勤務明けから定番コースで東吉野へ向かう事にします。昨夜 Facebook に「走りに行きますと」告知しておいたのですが、ゆるゆるの皆さんは遠山郷へ行ってますし、GWのど真ん中とあって予定がある方も少なくない様で…

 念のために9時前に亀石前のセブイレに立ち寄りますが、カワセミ狙いでやってきたKさんに捕まってしまいました、自転車より86に出会う機会の方が多いような… 飛鳥川のカワセミですが、護岸工事や溜まった土砂のしゅんせつであまり姿を見かけなったのだとか。
 0923 栢森へ、休日とあって吉野方面へ向かうロードも少なくない様です。集落の中の旧道へ入りますが「どらどら庵」が開店準備をしています、入った事はもちろん営業しているのを見た事がないのです。
 0941 行者辻、0951 には芋ヶ峠へ、やはりロードは楽ですわ、って再来週は4サイドで越えるつもりでいるのですが…

 1009 千股の水辺公園へ、標高差250m余のダウンヒルですが、休日だからでしょうか道一杯に拡がって走っているランナーのグループがいて要注意です。千股の三叉路、今日は手っ取り早く津風呂湖南岸のルートを行く事にします。

 みかえり橋(平尾吊橋)を真横から望む事ができます。1033 津風呂ダムの天端道路を渡り南(左)岸の県道256号入野河原屋線へ。

 1047 津風呂湖の上流部にあたる入野(しおの)へ。

 1058 入野峠、R370 ではここがピークです、左折すると旧道ですが本来の入野峠は南側で道が失われています。入野トンネルを抜けるとお馴染みのビューポイント。

 吉野町窪垣内の三叉路を左折、高見川右岸の県道16号吉野東吉野線を遡ります、東吉野は新緑のこの季節が一番です。
 1127「ニホンオオカミ像」前。

 お馴染みのパン屋さん自然酵房「麦笑」へ、今日はロードなのであまり買い込めません、今月も日曜日のみの営業です。
 蟻通橋から県道221号小村木津線へ、今年はまだ手打ち蕎麦「よしの庵」へ行けていないのですが、再来週のお愉しみと云う事で、チラっと覗くと案の定「本日売り切れ」になってました。

 この季節の東吉野を走ると道沿いの木陰にはシャガの群生が目立ちますし、藤の花もあちこちに。(後半へつづく)

久し振りに「自撮り」の準備をして…

宇陀市室生多田にて

 昨日の疲れが多少残っていますが、今日もお天気が良いので走る事に、走れる時に走っておかないと3月みたいになりますからね。久しぶりに「自撮り」の準備をして出掛ける事にします。ところで今日は滋賀三重県境の「余野公園」集合で「タンデム学会」が行われるので、K君がソロで往路輪行、復路自走で参加との事、その復路は昨年5月に行った信楽からの帰りのコースをなぞるとの事、ならばと名張伊賀上野方面へと足を向けたのですが。
 かなり遅めのスタートで長谷寺から初瀬ダムへ取り付きますが、長谷寺は大変な人出、一方通行になってないとは云え狭い参道に突っ込む他府県ナンバーの車が詰まっています。写真は真夏は有り難い天神社笛吹奥宮の水場。

 奈良市域(旧都祁村)に入った処で藺生(いう)町へ、一昨年でしたか桜並木が伐採されてしまったのですが、新たに桜の苗木が植えられています「公益財団法人 日本さくらの会 令和五年度宝くじ桜寄贈事業」の標柱が建っています、そんなのがあるのですね、5年後位には観られるかと。桜並木の下にあった紫陽花は今も残っているのですが、桜並木の木陰がないと紫陽花も辛いのでは。
 県道781号都祁名張線へ、古来赤目から東大寺二月堂へ修二会の松明を奉納する道として知られ「都祁山の道」と呼ばれます。
 来迎寺の琴平大神、桜の大木と鳥居、逆光ですが絵になるので「自撮り」の準備をしていたら、何やら祭事があるのか次々と車や人がやってきました、こりゃ駄目だ、とにかく撮った1枚がこれ、逆光ですし来年への課題としましょう。
 ところで三脚の脚を開こうとした時、脚の開閉を抑えているパーツが外れてスプリングが飛び出している、手で押し込んでも固定できない、現場では治せなそうにないし、とりえあず三脚として使えなくないのですが、困った。
 「三陵墓古墳群史跡公園」なお四阿は点検とかでロープが張られて立ち入りできません、トイレも冬季閉鎖のまま。

 奈良市から宇陀市へ、旧室生村多田、桜は葉が出始めています、サドルバッグが歪んでますネェ… 田んぼに水が入った頃にもう一度来てみよう。宇陀市は近々選挙が行われるので、少々賑やかです。
 同じく多田にある満寿寺薬師堂、やはり百日紅や雪景色には敵いません。薬師堂でR369沿いのコンビニで調達しておいた弁当を広げます。

 上笠間で県道781号から県道782号上笠間八幡名張線が分かれます、県道781号は笠間峠を越えて赤目へ下るのですが、左折して県道782号へ入ります。朽ちた白看の案内が「中峯山」になっているのが興味深いです。
 この後名張川沿いの県道80号へ下り名張市街へ、イオンのフードコートで休憩していたのですが、K君から「タンデム学会」がお開きになったから帰途に就く旨の連絡もなく、余野公園から桜井まではロスなく走っても3時間は下らないので、帰途は輪行か誰かに送って貰うだろうと、15時過ぎには名張を後にします。

 名張からはいつもの初瀬街道をなぞるのですが、以前から目をつけていた赤目丈六の村外れ、赤目四十八滝から流れてきている名張川の支流滝川を渡る処なのですが、ここもこの時間ですともろに逆光でその上電線が煩いのですね。と云う事で「自撮り」の方はこれと云う収穫もなく帰途へ 1605 海老坂峠、1631 白坂峠、1653 西峠を越えて1715には無事桜井へ、本日の走行81.5キロ。
 ところでK君、ナイトランを敢行して 2023 には無事に自走で帰ってきた様です、お疲れさまでした。

久しぶりの定番コース「東吉野」へ

東吉野村木津(こつ)にて

 「18きっぷ」の期間も終わって、春の輪行旅も一段落。今日は勤務明けですが貴重な週末休み、お天気も良い事ですし3月下旬まで通行止になっていた芋ヶ峠と東吉野村の県道小村木津線が通れる様になったので、久しぶりに定番コースで東吉野へ、お昼は土日祝営業の手打ち蕎麦「よしの庵」の予定です。実は東吉野へは2月に行っているのですが、その時は鷲家〜染谷峠経由でした。今回急に思い立ったのですが「ゆるゆるCC」の方に書き込んでおいたら、大ちゃんが釣れました。
 待ち合わせは明日香村亀石前のセブイレ9時、職場から10分の距離です。既に大ちゃんは到着していて、他にドタ参の人もいない様ですので出発します。大ちゃんと2人だけで走るのは随分と久しぶりで、20年ぶりかも。

 栢森も停まらず行者辻まで一気に、1010 芋ヶ峠着、吉野川河畔まで下ります。
 少しR169を走って妹背大橋を渡り柴橋まで左岸の県道39号五條吉野線を走り、R370から県道16号吉野東吉野線へ。東吉野村へ入った処で1127「よしの庵」へ予約の電話を入れますが、何と既に売り切れとの事。

 東吉野村には食事のできる処は少ないので頼みの綱は「麦笑」のパン、ところが今月の営業は日曜のみ。お互い携行食のバナナカステラで虫養いして一谷峠を越え「月うさぎ」まで頑張るしかないと思っていたら「麦笑」の和代さんが出てきて、最近近くに食事のできる処ができたチラシを貰いました。なんと今走ってきた高見川の左岸、そんなのあったっけ?

 気付かなかったはずです、道路から駐車スペースをはさんで少し奥まった処にある古民家、外装は殆ど手が入っていません。3月31日にOPENしたばかりで、定食とかおばんざいが用意されています。川を挟んで「麦笑」が見える距離です。

 無事にお昼にありつけ、先月まで通行止だった県道221号小村木津線へ、一体どこが通行止だったのが判らないままいつものビューポイントへ、「高見の郷」のお陰でしょうかR166も車の多い事と云ったら。

 R166 を跨ぎ木津の集落を抜けて旧R166に入りますが、なんと診療所も旧高見小学校も郵便局の隣も「高見の郷」への臨時駐車場になってシャトルバスを待つ人の行列が…
 県道251号谷尻(たんじり)木津線へ、こちら側は全く車がやって来ず静かなものです。

 谷尻集落は標高が500mを超えるだけに桜が満開です。
 1424 一谷峠(586m)に到着です。

 一谷峠を越えると宇陀市菟田野岩端、大ちゃんは先週も「ゆるゆるCC」のイベントで来ているのですが、今週は桜吹雪の中を泳ぐ鯉のぼりが。

 そうそう「月うさぎ」までは行きませんが手前の「月の宝箱」に少し手が入ったそうなので覗いてきました。北側のスペースがこんな風に、来月18~19日に来るので愉しみです。

 いつもの芳野川河畔の道で帰途に就きます。

 「おごぽご」は失礼して今日は女寄トンネルでショートカット、女寄峠の下りは桜井に入る処で渋滞ぎみ、忍坂(おっさか)街道から横大路(初瀬街道~竹内街道)へ出て桜井町道路元標の前で明日香村のデポ地に戻る大ちゃんとお別れして16時過ぎには帰宅。本日の走行82.7キロ。
(殆どの写真は大ちゃんから頂きました)
大ちゃんのブログレポートはこちら

CBRC 「大和高原ランドナーオフ」へ

大きなサイズの集合写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。

 1月にスタートしたFaceBookグループ CBRC(クラシックバイシクルライダースクラブ)の記念すべき第1回オフ、当初の予定が2月25日、3月20日と最悪の天気予報に2度の順延で3月31日に、3度目の正直でお天気には恵まれそうなのですが、私は勤務明けでとても集合場所の針テラス 9時には間に合いませんので、お昼に予定している布目ダムへ向かいます。
 0848 職場をスタート、自宅のある桜井は通過して長谷寺から初瀬ダムに取付きます。長谷寺門前 0938 遅れていた桜も今日の陽気に一気に進み出した様です。10時には初瀬ダムの堰堤を渡りベンチで15分ばかり休憩。

 針テラスに立ち寄る必要はないので山辺高校の裏から布目川の支流小野味川の上流部に入ると、あとは殆ど下りで布目ダムまで行く事ができる自宅から布目ダムへの最楽コースです。天理市山田町で県道47号天理加茂木津線に入り、都祁馬場でR369を跨いで県道246号馬場針ヶ別所小倉線に入り 1131 県道25号月ヶ瀬針線に入ります(写真左)。1144 大橋西詰で県道8号奈良名張線と交差、少し右に入った処の大矢商店で少し買い出ししてから再び県道25号を北上(写真右)。
 布目ダム左岸を走りしばらくでダム堰堤が見えて予定通り10時丁度ダムに到着、天端道路を渡り東側の藤棚へ、車でサポートに来てくれたダイバーてっちゃんが既に到着していて「たこ焼き」の準備中。
 恒例の「真夏の早朝ラン」が針TRSを7時にスタートし、ロードレーサーで同様のコースを走って布目ダムまで戻ってくるのが10時ですから、20台余りのランドナーの集団ですから到着は13時頃かな。

 思ったより早く1245 にはCBRC一行が到着です。

 早速、藤棚のテーブルを囲んで思い思いにお昼が始まります。

 てっちゃんは「たこ焼き」を焼き始めます。

 食後のコーヒータイム。
 そのまんま成田さんがここで離脱と云う事ですので、集合写真を撮って出発する事にします。

 今日のコースの1/3程ですが、ここから針テラスまで皆さんとご一緒する事に。てっちゃん「たこ焼き」ご馳走様でした。

 ダム湖右岸を南下し、県道127号北野吐山線に入るために県道8号を少し登らなくてはなりません。

 箱庭の様な里山風景を見下ろすビューポイント。

 布目川の支流深川沿いを遡る県道127号北野吐山線を行きます、奇遇にも参加者にはkitanoさんとhayamaさんが。

 小倉インターの手前で自販機休憩、鹿児島から帰ってきたばかりのvivva2000さんがここで乱入。

 16時過ぎには針テラスに戻ってきました。
 針テラスで解散の後、Vivva2000さんときんなん君と3人で県道38号桜井都祁線を爆走して長谷寺門前まで下ってきましたが、満開直前とあって門前は結構な人出です。17時過ぎには無事桜井に帰投、本日の走行80.6キロ。


 CBRC 「大和高原ランドナーオフ」集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHPの 「BICYCLE」→「CYCLING REPORTS」→ 「2024」とたどって下さい。なお認証が必要です、ログインは’2024’、パスワードは2024年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。

ゆるゆるCC「町家の雛めぐり」ラン

大きなサイズの集合写真は「サイクリングの記録」(要認証)からダウンロードできます。

 お天気とお休みが重なったこの週末、昨日はゆるゆるCCの「西吉野の福寿草サイク」に出遅れて追撃がかなわなかったのですが、今日は「町家の雛めぐり」ランに参加しようと第2集合場所の橿原運動公園に向かいます。
 集合時刻の9時前には運動公園に到着、地元橿原市のつっちーさんが既に到着、少々遅れて大阪組が到着、今日は総勢8名と云う事です。
 概ね曽我川に沿った道を南下します。
 高取町域に入った辺りで乾さんから近くに上に登れる古墳があるので行ってみようと云う事に。市尾墓山古墳、国指定史跡になっている前方後円墳です。五條方面への定番コースに県道120号沿いなのですが、民家の陰になっていて見えずこんな立派なものがあるとは今まで気が付きませんでした。
 さて「町家の雛めぐり」の行われている高取町土佐街道へ向かいます。写真左、バックは金剛山ですが電信柱がなけらば良いのですがね。
 高取町のメインストリート土佐街道に到着です、写真左の端っこに高取町道路元標が写っていますね。
 今年で18回目となる「町家の雛めぐり」ですが秋に行われていた「高取かかし祭り」同様に今回が最後になるとの事です。休日、お天気、それに3月3日ですので結構な人出です。昨年10月の「高取町かかしライド」の時と同じく街の駅で売っている弁当を買って頂く事にしました。ここで追っかけてきた笑雲さんが合流して9人に。
 「町家の雛めぐり」の後はつっちーさんの提案でキトラ古墳壁画体験館「四神の館」へ。
 「四神の館」明日香村の多くの史跡からは離れていて回りに何もないのですが、入館料が無料です。

 近鉄飛鳥駅前の道の駅「飛鳥」へ立ち寄り。
 猿石が保存されている吉備姫王墓。
 ローソン明日香奥山店の東隣、いちご農家がやっているいちごパフェのお店「Adele」、中途半端な場所ですが、価格に幅があってリーズナブルでお薦め。
 ローソンでPINK SAPPHIREさんと大原さんが合流、メンバーが入れ替わって 4’Season へ向かう事に。

 田圃の中を走り抜けて4’Seasonへ向かいます。
 昨朝立ち寄ったばかりなのですが、乾さんが「初詣ライド 石上神宮」の折のお礼だとか云って。お茶と歓談の後、大阪へ帰る皆さんをお見送りして帰途に就きました。本日の走行35.9キロ。
 一部に乾さんの写真を拝借しています。 

試験的に「Relive」を使用してみましたが「吉備姫王墓」の位置がズレています。

遠回り通勤サイク「吉野山へ」

壷阪峠にて

 明日の休日はお天気が悪そう、今日のお天気に走らない訳には行きません、と云う事で「遠回り通勤」へ。各段の目的もなく、橿原神宮前駅付近から線路に沿って裏道を南下します。写真は高取中学付近から望む金剛山。
 県道120号五條高取線へ、近鉄大阪線とJR和歌山線の間を重阪峠(200m)を目指します。この付近は京奈和自転車道の一部になっています。

 宇智でR24に一旦合流しますが、昨年供用された栄山寺トンネルへ、こちらを経由する事で五條市街を通らずに十津川方面にショートカットできる様になりました。622m程のトンネルなのですが真ん中でSカーブになっています。
 トンネルを抜けると栄山寺橋北詰に出る訳ですが、左折して県道39号五條吉野線へ。

 下市の町中を抜けて県道48号洞川下市線へ、才谷で県道257号才谷吉野山線に入ります、遠回りですが車に煩わされなく走れる吉野山へのお気に入りのコースです。
 「蓮如上人御手植之杉」のある小さな峠を下ると吉野町に入ります。脳天さんへ下る道は相変わらず通行止の様です。

 1234 勝手神社の角へ「静亭」でお昼にでもしようかと思っていたのですがなんとお休み、それに水曜日ですので吉野山では定休日の店が殆んど。人もまばらな吉野山を下ります。後1ヶ月もすると自転車を推すのも憚られる状況になるのですが。ところでロープウェイの駅から吉野神宮に向かって少しの処にある無料休憩所、ここから近鉄吉野駅が見下ろせる事に初めて気が付きました。
 3月25日までは芋ヶ峠が越えられないので椿橋から壷阪峠へ経由で帰途に就く事にします。

 近鉄吉野線とR169を跨いで壷阪峠へ、大淀古道と呼ばれる壷阪峠から椿の渡しへの吉野山参詣の道です。安産の滝の手前から県道269号馬佐清水谷線となりますが、暫く暗い1車線路が続き峠の手前1キロにも満たない部分だけが拡幅されています。30年近く前でしょうか工事が行われていたのですが、その後中断されてしまっています。
 1413 壷阪峠(367m)に到着。

 高取町で3月1日から始まる「町家の雛めぐり」の準備が始まっていますが、今回で18回目を迎えるこの催しですが、昨年10月に行われた「高取かかし祭り」同様、今年で終わりだとか。
 明日香村経由で74.3キロ走って 1552 無事に桜井に帰投、少し風がありましたが走っていて気持ちの良い一日でした。