布目川に沿って大和高原縦断ランドナーサイク(後半)

 1330 布目ダムを後にし布目川沿いを更に下ります。ここまででも結構下ってきたのですが、山辺高校裏の源流部が標高で478m、布目ダムが290m、木津川に合流する木津川潜没橋が49mですのでまだ半分も下っていない計算。
 ダム下で県道25号月瀬針線を跨いで左岸側の旧道を行きます。
 お馴染みの興ヶ原の沈下橋を見ながら布目川右岸の県道4号笠置山添線を下ります。
 県道は興ヶ原から登り返しがあって、小さな峠を越えて柳生から笠置に下るのですが、手前を右折し布目川に沿う道に入ります。
 この道は地形図では幅員3m未満を示す実線で表されていて車では離合困難な道が続きます。ただ発電所と飛鳥路集落へ繋がり、木津川潜没橋が増水などで通行できなくなるとこの道が唯一の車道となります。途中に一か所分岐がありますが、発電所への道で車道は行きどまりです。

 飛鳥路の集落を抜けて木津川潜没橋、対岸を国道163号が走っています。なお一つ上流には恋路橋と云う名の沈下橋があります。
 大型車の多い国道163号線を少し我慢してと走らなくてはなりません。

 ただ笠置トンネルには木津川側に旧道が残っていまして、関西有数の心霊スポット「笠置観光ホテル」の真下を通ります。山側に伊賀街道の笠置峠もありますが標高で100m近く登らなくてはなりません。

 笠置大橋を渡ります。ご無沙汰の笠置キャンプ場、平日ですが利用者も。

 JR関西本線笠置駅前で小休止。桜井からここまで約52キロ、本数は少ないですがここから輪行で帰途に就く事も可能です。
 府道33号奈良笠置線に入りますが、1キロも走らない内に奈良市域にはいってしまいます。奈良交通のバスが広岡バス停まで来ているのですが、後少しの笠置町まで乗り入れていません。

 西狭川町で県道33号線と別れ安郷川沿いの道に入り、ご覧の様な道を登りきり県道47号と752号を継いで再び県道33号線に入ります。距離的にはショートカットにもなりませんが、車の多い登り区間を避ける事ができます。

 国道369号を下り川上町で左折し、正倉院の裏側から大仏池の西側に出る事ができます、ここで最後の休憩。

 1625 県庁西交差点で近鉄奈良駅から帰途に就くタックさんとお別れです。

 上ッ道を南下し天理から布留川南流沿いの道に入り、中ッ道と交差する処で田原本へ帰るYさんとお別れ。天理から上ッ道を走る方が近いのですが、お陰で二上山へ沈む夕陽を見る事ができました。本日の走行91.0キロ。
(タックさんに撮って貰った写真を使わせて貰っています。)

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布目川に沿って大和高原縦断ランドナーサイク(前半)


奈良市都祁馬場町(Photo : タックさん)

 今日は初瀬ダムから大和高原に取り付き、布目川沿いに笠置町まで下り山越えで奈良市街に戻る周回コースを走る事にしました、SNSで募るとタックさんとYさんがご一緒してくれる事に、Yさんとは昨年6月12日にも同様のコースを走っています。このコース山辺高校の裏から布目川の源流部に入り、後は木津川合流部まで布目川に沿って延々30キロを下り続けるのです。
 お昼の食事ですが、今日は水曜日で「ミモザ・ガーデン」はお休み、手前の「杉の家」でも良いのですが、お天気も良さそうですので弁当持ちで布目ダムでしようと云う事に。桜井駅南口で輪行で来られたタックさんと合流後、まずは上ッ道を買い出しに向かいます。

 出来るだけ旧街道を選びながら長谷寺へ。
 初瀬ダムへの取り付き、大和高原へ行くには天理ダム経由の国道25号に比べてここさえ登れば後は楽なものです。

 まほろば湖畔を行きます。

 一昨日の大雪もこの陽気に下界ではすっかり解けてしまいましたが、さすがに標高が上がるにつれ路肩に残る雪の量も増えてきます。小夫集落にある自販機で一息入れます。
 「杉の家」の角で広域農道を跨ぎ 1125「ミモザ・ガーデン」の手前で左折、山辺高校の裏手に回り込むと布目川の支流小野味川の源流部に入ります、ここから布目ダムまで延々と下りが続く事に。
 陽射しは暖かくなってきたとは云え、少し下りに入った処で長谷寺で脱いだものを再び着込む事に。
 名阪国道をくぐり国道25号旧道を跨いで天理市山田で県道47号へ。

 天理市山田から奈良市都祁馬場にかけて田園風景の中を往きます。

 天理市山田から奈良市都祁馬場にかけて田園風景の中を走り県道25号月瀬針線へ入ります。

 旧添上郡の東山村道路元標の残る大橋交差点を左折して県道80号へ大矢商店で補給、弁当とかはありませんが菓子パンやカップ麺程度は手に入ります。大橋から布目ダムまで右岸側は山辺郡山添村になります。

 布目ダム湖の右岸路へ入り1222 布目ダムに到着、距離的には桜井駅から38キロ程です。

 布目ダム東側の広場の藤棚の下でお昼にしますが、風が強くてうっかりしていると何やかや飛ばされるので大変です。

 後半に続く