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「18きっぷ」道路元標蒐集の旅(島根編1日目)

 今回は島根県下で残る6基の内、駅から歩いて行ける範囲の4基を巡る1泊2日の旅です。 って事で自転車はなしです。 しかし2010年8月に900基を超えながら、2011年は56基、2012年は15基、2013年は7基と、節目の1000基達成を目の前にしながらペースダウン、確かに近場では少なくなってきている事は事実なんですが。
 桜井を始発0552に乗車し、桜井線~関西本線~大阪環状線~山陽本線で岡山へ、この後伯備線~芸備線~木次線で加茂中駅を目指す、12時間近い行程です。 相生駅での乗換岡山行きは7両編成になって以前の様な混雑ではなくなっています、18きっぷ期間のみの対応なのでしょうか。
 備後落合にて、木次線への接続駅で、ここは広島県になります。 2007年10月に来て以来7年ぶりです。 その時は新見泊で輪行でここまで来て、木次線沿いに北上しました。 しかし18きっぷのシーズンとあってか芸備線と木次線では鉄ちゃんの多い事。
 木次駅にて、木次線の一部のキハ120が首都圏色に塗り替えられています。 順次塗り替えられて行くのでしょうか。
 本日の目的地、加茂中へ1719着です。 ここで下り列車と交換、早そうな米子経由していても宍道で待たされたあげく、この列車になってしまいます。 5時過ぎとは云えこの季節、道路元標の撮影には余裕の明るさです。 
 さて加茂村道路元標は駅から歩いて10分足らず、元の公民館でしょうか、加茂交流センター北側の民族資料館軒先に保存されています、外からはちょっと判らないです。
  加茂中で列車を待つ間、今夏初めてヒグラシの声を聴きました、今夜は出雲市駅前の東横イン泊です。
 桜井0552→0626王寺0630→0712大阪→新大阪0755→0929相生0933→1039岡山1115→1244新見1300→1424備後落合1444→1719加茂中→木次→1918宍道1931→1946出雲市 7,560円分乗車

本日の収穫 【992】島根県 大原郡 加茂村 (現 雲南市)

本日の走行90.2キロ

  一念発起、久しぶりに定番の東吉野周回ルートを走る事にしました。 芋峠への入り口は相変わらず通行止めの看板が出たまま…

 

 崩落箇所も応急処置がされたままです。

 

 吉野側に2箇所崩落箇所が…

 

 奈良県他のサンクスがローソンに鞍替えする報道がありましたが、吉野町のサンクスもローソン吉野リバーサイド店になっていました。

 

 東吉野村小川にて、今年初めてカジカガエルの声を聞きました。

 

 高見山を見上げる、いつものポイント

 

 予定通り谷尻への道をとって古民家カフェ「月うさぎ」に、写真は新入りの満月(みづき)ちゃんです。
 一谷峠と女寄峠をバヒュンと下って、ではなくヘロヘロになって帰ってきました、本日の走行90.2キロ。

道路元標蒐集の旅(’13夏 3日目)

今日は函館市街にある道路元標を巡りますが、函館市電の一日乗車券を買ってみました。 600円ですから一応元は取ってます。 一日乗車券と云っても小冊子形式で路線図や簡単な地図、案内がついていて、なかなか重宝します。

亀田郡の湯ノ川村道路元標は市電の終点、湯の川電停を下車してすぐの処にあります。 そして折り返して末広町電停がもよりの函館市道路元標をまわって、函館駅へと駆け足の移動、40年ぶりの函館、もう少しゆっくりと回ってみたいものですが。

来年5月に廃線となる江差線で茂別村道路元標のある茂辺地へ、来春の廃線とあって鉄ちゃんの姿も多く、キハ40単行は結構込んでいます。

 

廃線と云っても、木古内までの区間は津軽海峡線として残り、優等列車や貨物列車が頻繁に行き来しています。

日本海に面した江差の街から見る夕景。 観光地として街並みも整備されているのですが、一日6往復とは云え江差線が廃線になると、車でないと訪れにくい場所になってしまいますね。
 五稜郭まで戻り、2キロ弱歩いてフェリー乗り場へ、今夜の青函フェリーで本土に戻ります。

函館1027→1059茂辺地1352→1429木古内1444→1551江差 1790円分乗車 江差1908→2111五稜郭 1600円分乗車

【987】 北海道 亀田郡 湯ノ川村 (現 函館市)
【988】 北海道 函館市
【989】 北海道 上磯郡 茂別村 (現 北斗市)
【990】 北海道 檜山郡 江差町

道路元標蒐集の旅(’13夏 2日目)

ネットカフェではあまり眠れなかったまま、新潟0456発村上行きに乗車、村上で酒田行きに乗り継ぎます。 今日も基本的に函館までの移動で1日を費やします、やはり北海道は遠いですわ。 新潟県最北の府屋駅で途中下車し、これも未収の大川谷村道路元標まで往復。

羽越本線府屋駅も海の見える駅です。

 

酒田からはロングシートの701系、長い時間乗っているのは苦痛だなあと思っていたら、結局は津軽線の蟹田駅まで701系ばかりでした。 半自動ドアにしているとは云え、3ドア両開の701系、冬季はどうなんでしょうね。

 

津軽海峡線の蟹田~木古内間は18きっぷで特急自由席に乗れる特例区間、と云っても前後の区間の普通列車との接続から、有効に利用できるスジは限られています、スーパー白鳥31号に乗車。

函館駅2116着、30年ぶり6回目の北海道、過去4回は海路(青函連絡船)、1回は空路、陸路(青函トンネル)は初めてです、それに函館はほぼ40年ぶり。 しかし18きっぷで関西から北海道へ行こうと云うのは相当な忍耐が必要ですね、これに輪行袋が加わると考えると、正直今回は担いでこなくて良かったと。 つくづく感じてしまいます。

新潟0456→0552村上0556→0641府屋0811→0930酒田0938→1130秋田1335→1524大館1555→1637弘前1642→1733青森1805→1845蟹田1920→2009木古内2017→2116函館 9560円分乗車。

 

 

【986】 2013/09/06 新潟県 岩船郡 大川谷村 (現 村上市)

道路元標蒐集の旅(’13夏 1日目)

 今日は基本的に新潟への移動で一日を費やします、桜井駅を0608発に乗車、奈良、京都、敦賀、金沢、富山と乗り継いて行きます、敦賀駅の乗り換えは楽になった様な。 写真は金沢駅にて、富山行き。 車両のリニューアルが進んで、食パン電車419系の姿はもうありません。

北陸本線が新潟県に入って最初の駅、市振駅で途中下車、未収だったもよりの西頚城郡は市振村道路元標を目指します。 日本海の見える市振駅。

JR西日本の普通列車の一色塗装化で、青色一色塗装の475系の姿も。 急行「立山」時代の面影の残る塗装はもう見られないのでしょうか。

 

直江津からは特急格下げ車両で運用される「快速くびき野」、18きっぷで乗るとちょっと得した気分。

新潟での宿泊は例によって東横インの予定、ところがのんびり構えていたら今夜の予約がとれません。 他のビジホをあたっても良いのですが、明朝の新潟駅スタートが早い事だし、ググってみると、駅近辺にネットカフェがある様なので、そこを利用する事に。 ナイトパックに入会金込みで1800円也、かなり窮屈ですが、ずいぶん節約にはなりました。

桜井0608→0640奈良0646→0742京都0821→0950敦賀0953→1224金沢1255→1358富山1419→1515市振1558→1656直江津1731→1929新潟 計9350円分乗車。

【985】 2013/09/05 新潟県 西頚城郡 市振村 (現 糸魚川市)

「大和高原 夏の早朝ラン」のつもりが

毎夏恒例のUG兄さん主催の「大和高原 夏の早朝ラン」へ参加するつもりで、久しぶりのロードを駆って集合場所の針テラスへ自走で向かったのですが…

昨日の今日で1時間50分も掛かって針テラスにどうにか到着したのですが、疲労と寝不足でこれから50キロ余りのコースを皆さんとご一緒するパワーもなく、これではご迷惑を掛ける事は確実と走る前にリタイヤする事に。 (Photo:UG兄さん)

 

先月、足の手術をされたばかりのUG兄さんがハンドルを握るサポートカーの助手席にもぐりこむ事に、こんな事なら一眼レフを持ってくるべきだったと。
(Phito:山口さん)



早朝の大和高原を涼やかに走る面々。






 

お昼には針テラスに戻ってこれる様にと、7時半のスタートにしたのですが、例によって休憩毎の自転車談議が…






御馴染みの沈下橋を。

エイドステーションは布目ダム、サポートカーのクーラーボックスから大きなスイカが出てきます。

その後、予定を1時間もオーバーして針テラスに戻り、「王将」で昼食、私は旨そうな「麻婆茄子ランチ」に食指が動いて、針テラスまで自走したとは云え充分にカロリーオーバー。 解散後は標高400mの位置エネルギーを放出して、無事に自走で帰宅、本日の走行42.8キロ。

大きなサイズの集合写真(要認証)

 

 

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本日の走行91.6キロ

7月は皆目走れなかった(別に忙しい訳でもなかったのですが)のですが、今月は心気一転頑張ってみようかと… まずは定番コースの~芋峠~吉野~東吉野~宇陀と反時計回りに走ってきました。

 

御馴染み豊田旭堂、みたらし団子にはまだ時間的に早かった様で…

東吉野村小(おむら)、川面を渡る風が心地良いです。
お天気は上々だったですが、9時頃から雲が多くなってきて、一瞬パラパラッときたので、しまったポンチョを持ってくるべきだったかと思ったのですが、結局それだけでその後は降られる事はありませんでした。

定点観測、高見山の見えるポイント。

10時半には「月うさぎ」に到着。 猫たちに遊んで貰いながらまったりと過ごします。 また8月一杯「お写ん歩写真展」が開かれています。

丁度いらっしゃていたお客さんの車、クラシックなブリティシュロードなら似合うのでしょうが。

 

14時頃には「月うさぎ」を後にし、榛原まで下ってきた処で、JAZZの流れる素敵な空間「Gallery & Cafe 廣栄堂」で一服。 1時間ほどゆっくりしてから、西峠をパヒュンと下って帰ってきました。 しかし下界の暑い事と云ったら。

本日の走行100.07キロ

今日も天気は良さそうだし、久しぶりに城陽市のクライアントまで走って行く事にしました。 一路上街道を北上し、奈良阪を越えて木津川の自転車道へ、GW前に復旧した流れ橋を目指します。 実は目的地には山城大橋で右岸に渡るのが最短距離なのですが、それでは片道50キロに届かないのです。 そこで往路だけでも流れ橋まで北上すれば少し遠回りになる訳です。 ところが帰ってくると自宅前で99.79キロ、先月の92.4キロの様にキロ単位で足らないなら諦めてしまいますが、後200m余り、自宅の周りを一周して無事100.07キロ。 一年半ぶりの100キロ越えとなりました。

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大阪渡船ポタ

20120212a.jpgなみはや大橋から望む千歳渡船、この後4番目に乗りました。

今日はH氏のご案内で大阪市のベイエリアに残る大阪市営渡船をを巡るポタリングに参加してきました。 ベイエリアと云っても、舞洲や南港と云った今風の処ではなく、造船所や工場倉庫の並ぶ下町の雰囲気を残した地域です、大阪生まれの私もあまり土地勘ない方角で、かつてはどちらかと云うと映画「泥の川」の世界だったんです。 集合場所は住之江区平林、KHSを近鉄大阪難波駅経由で地下鉄住之江公園駅まで輪行して向います。  

 

 集合場所に着くとなんと鉄人児玉さんが、案の定御所市から自走、参加者は9名になりました。 車種はランドナー、ミキストから今風の小径車までまちまち、私が一番気になったのはUG兄氏のシルクの24吋スポルティーフ、タイヤはともかく細身のガードが貴重です。

まずは木津川渡船で大正区に、後ろに見えるのは新木津川大橋ですが、ここの渡船は便数が少ないのでこの時間に乗り遅れるとあそこまで押し上げる必要があります。 (Photo:ofはやまさん)
 ところで私は参加していませんが「渡船ポタ」は確か2003年にも行なった事がありますが、最近は結構自転車で巡るグループもいて渡船場毎にすれ違ったします。 ここでも私達以外にもロードが1台、効率よく回るコースや渡船の時間もありますので、足の差があっても午前中は一緒の船に乗り合わせる事に。 なおいずれの渡船も地元の人の生活や通勤通学の足として利用されているもの、定員も40数名程度まで、自転車も定員分乗れる訳でもありませんし、最寄駅からの案内標識など皆無に近いです。

8箇所に残る大阪市営渡船の内、USJや海遊館への足にもなる天保山渡船を除く7つの渡船を継いで住之江区、大正区、港区、西成区を巡ります、と行っても走行距離は20キロ余り、走っている時間より渡船を待ちながらの自転車談義の方が長い真正ポタリングです。

木津川渡船と船町渡船の後、なみはや大橋で港区へ、高度差数十mのヒルクライム? お天気に恵まれ大阪市街の高層ビルから生駒、二上、葛城、金剛、和泉葛城の山並みが見渡せます。

第三突堤の名の残るバス停とか貨物線の廃線跡とか懐かしさの残る港区を抜けて、甚兵衛渡船と千歳渡船で再び大正区に戻る頃にお昼、

大正区は沖縄出身の方を多いところで、沖縄料理を出す店も多く、お昼はソーキラーメンを頂きました。

 

食後は近くの公園で、早すぎるコーヒータイムというかおやつの時間、チーズケーキにチョコレートフォンデュ。 今月78歳の誕生日を迎えられた鉄人児玉さんの即席ですがお祝いを。 そしてますますお元気、ご自身の走行距離と体重をパソコンでグラフにしたものを見せて頂きましたよ。

 

長い休憩の後、落合上渡船で少しだけ西成区へ、向こうに見えるアーチ状のものは木津川水門、上流側へ倒れる様に回転し、高潮対策の防潮水門としての役目を果たします。 同型のものが安治川、尻無川にありますが、定期的に試験運転がされる様で、一度見てみたいものです。

 7つ目の千本松渡船で住之江区へ戻ります。 風もなく時折日差しも入る恵まれた天気、とても愉しい一日を過ごさせて貰いました。
 認証が必要ですが、うちのHPの[ツーリングの記録]に写真をUPしました。 [BICYCLE]→[ツーリングの記録]→[2012]と辿って下さい。 いつも通り認証が必要で、ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号の下4桁です、カレンダーの奥付等をご覧下さい。 走ったコースはこちら、参加車両はH氏のこの日のブログで紹介されています。

道路元標蒐集の旅(’12冬 3日目)

新八代0633発の鹿児島本線下り始発に乗車、次の八代で肥薩線0646発に乗り換え、球磨川の流れを眺めながら人吉に向かいます。 車両はキハ31の単行、JR四国のロングシートのキハ32、54に比べると快適です、輪行袋を置くスペースもありますし。

 

人吉駅で下車、球磨郡山江村へ、人吉市と合併する事もなく、今も現役の村です。






 

 

 

 

山江村道路元標は旧役場建物の横に健在、解説板も建っていますが、ここでも明治里程標との混同がある様です。 旧役場建物は「時代の駅むらやくば」と云う施設になっています。

 

 

 

人吉駅にもどり「いさぶろう・しんぺい」号で吉松へ、「いさぶろう・しんぺい」号は1日2往復の観光列車で、合わせても1日5往復しか走っていない人吉~吉松間ですから一般乗客のために自由席があります。 普通列車ですので「18きっぷ」でも乗車可能です。

 

 

観光シーズンは結構混みますが、この季節の平日、それに「18きっぷ」も今日が最終日とあって乗客もまばら、ガイト役の客室添乗員も手持無沙汰の様です。 

こちらが自由席、2両合わせて12席分程度。 

観光列車ですので、途中の大畑、矢岳、この真幸駅以外にも展望の良いところで停車しますのでのんびりしたもんです。 ちなみに人吉駅は熊本県、真幸駅は宮崎県、吉松駅は鹿児島県にあります。 

 

吉松駅にて特急「はやとの風」、「いさぶろう・しんぺい」と同様のキハ140,147使用ですが、曲りなりにもこちらは特急ですので座席はリクライニング。 

最初は都城経由か隼人経由で日豊本線に乗り換え大隅大川原駅から宮崎県北諸県郡の西岳村道路元標を目指す予定でしたが、吉都線の谷頭駅を下車して向う事に、ところが何を勘違いしてか、ひとつ手前の万ヶ塚駅で下車してしまいました。 まぁ走る距離はさして変わらなかったかも知れませんが。 全く土地勘のない地域をウロウロ走りながら西岳村道路元標へ。 帰途は下り基調の県道を都城へ、都城駅まで1.5キロ程、R10の沖水橋北詰へ出た処で後輪がパンク、都城1625乗車の予定ですから、チューブ交換して走って行くには十分な時間だったのですが、チューブ交換して空気を入れ始める段になって、サイドが大きく裂けている事に気が付きます、空気を入れ続けてもチューブが出てくる様な状態ですがら、もう走行には耐えません。 そうなると都城駅まで押してゆくとなると時間はかなり厳しい事に。  とにかく急ぎ足でKHSを推しながら駅へ向います、今夜宮崎泊で明日も少し走って夜の宮崎フェリーで帰阪の予定でしたが、406-35や37のタイヤが宮崎で入手できるアテもないので、明日走れないのならいっそ今夜のフェリーで帰阪するする方が得策です。 都城駅は北側に改札はありませんが、地下通路があるので一旦南側へ、幸い宮崎行きが1番ホームからだったので、どうにか1625発に乗車する事ができました。 宮崎1734着、宮崎港まで走って行く事もできませんので、輪行袋を担いだまま1750発の宮崎港行き宮崎交通バスに乗車。

宮崎フェリーにはマリンカード会員というのがあり、2000円の入会金を払えば20%の割引が受けられますが、誕生月と前後月の3ヶ月は50%割引2回分の割引券が送られてきます。 1等シングルが空いていたのでちょっと贅沢する事に、通常は20000円もしますが、半額ですので2等寝台との差額は3550円です。  

バストイレこそありませんが、輪行袋も入れられますし、けっこうゆったりしたスペースです、難を云えば窓がない事です。 1300円のバイキングと暗くて何も見えませんが展望風呂に入って一路大阪南港へ、なお北九州や別府航路と違い高知沖の外洋を行きますので、この季節は揺れる日もあります。

新八代0633~0636八代0646~0815人吉1008~1121吉松1153~1306万ヶ塚/都城1625~1734宮崎 3,640円分乗車

本日の走行 45.1キロ