グレープシティのメールニュースでのアンケート集計結果から
◎Visual Studio 6.0を使い続けるのは...
既存システムのメンテ
安定しているから
シェイプした業務AP作成できる
.Netへ移行するのにかかる時間と .NET版のコントロールを買う予算がない
◎Visual Studio .NETを採用したのは...
本格的にオブジェクト指向でプログラムが作れるから
多言語Frameworkが魅力
VB6.0がもう売っていないから
会社でC#で開発しているから
...だそうです、納得。
既存システムを抱え、ヒマはあっても金のない、オブジェクト指向でもなく、Cとも縁のない私は安定していないらしい.NETにあえて移行する理由はないのです。
「VB6プログラマのための入門VB.NET」技術評論社(\2,480)
昨日買ったこの本、理解したしないは別として、ざっと読み終わってしまった。
VBでそれなりの経験のある人が.NETを理解するにはなかなかお奨めの一冊である、VB6とVB.NETの違いでの疑問点や移行する上での注意点が実際にコードを書く人間の立場で良く書かれている、参照したい項目への頁が文中に注記されていたりして助かるし、筆者が私とほぼ同世代なのかしてNECのPC8001のN-BASICの文法の話などもあってなかなか愉しく読める。
ただアップグレード・ウイザードに関しては一切の記述はない。
VB.NET2002が発表されていてから構文上の違いなどにはVB6のコーティングの時には多少は配慮していた、元より変数宣言は省略形を使ったりしないし、いわゆる「既定のプロパティ」も使わないのだか、引数の値渡し(ByVal)と参照渡し(ByRef)を省略した場合の違いには参ってしまった、省略されていても構文エラーにはならないしコンパイルも通るだろうし、多くの場合問題なさそうに動くだろう、アップグレード・ウィザードはちゃんと置き換えてくれるのだろうか? 読み進んで行くにつれ多少なりとも理解すると、構文どうのこうのよりもアーキテクチヤの大きな違いが見えてきて、アップグレード・ウィザードなんて物騒なツールじゃないかと思えてきた、Microsoft.VisualBasic名前空間を引きずってくる限りはVBからの呪縛から解かれる事はなさそうだし...
利用しているナルボ製OCX「タイリングボタン V3」の.NET対応について質問を投げていたらご覧の回答が帰ってきた、ちょっとズレた回答だが...
【質問】VB.NET対応版はリリースされないのでしょうか?
【回答】誠に申し訳ございませんが、VS.NET2002/2003での動作検証・動作保障はしておらず、現状では、動作検証の予定も未定となっております。
そのため、サポート対象外とさせていただきますので、サンプル等もご準備させていただいておりません。
ご了承くださいますようお願い申し上げます。
.NET対応版は出るとも出ないとも判らない事には変わりないのである。
画像は自動倉庫の格納状況を視覚的に判りやすい様に表現しているのだが、これは「タイリングボタン V3」のコントロール一つでの芸当なのである。
これ以外の利用ではどうにか標準コントロールの羅列でお茶を濁せそうなのだが、こいつだけはどうにもならない...
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