道路元標蒐集サイク (3日目)

よくよく考えると新見へ来るのは40年位ぶりでした、何しろこんな写真を撮っていた頃ですからネェ(^_^)
 早朝0522発の芸備線備後落合行きに乗車、新見発備後落合行きは1日3本だけです。

芸備線の道後山前後では今にも崩れてきそうな断崖を走るので、処々で制限速度15キロなんて区間を徐行しながら備後落合に0640着、接続の三次行きと折り返し新見行きが出ていくと、3時間近くこの駅は静寂に包まれます、と云いたい処ですが近くをR183/314が走っているので、結構うるさいです。 この駅は15年程前に通った事がありますが下車するのはやはり40年ぶり位です、当時は駅員はもちろんホームで蕎麦を売っていました、その立ち食い蕎麦はおでんの載ったボリュームたっぷりのユニークなものだったと記憶しているのですが…

備後落合駅から木次線に沿ってR314を北上、JR西日本で一番高い処にある三井野原駅で下り列車を撮影してから県境を越え島根県へ、念願の「おろちループ」を下りますが巨大すぎて全容が見えません。

スイッチバックで有名な出雲坂根駅、しかし駅前の道も良くなって休憩所や売店なんかもあったりして観光で訪れる車も多く昔の面影は… 今や亀嵩駅同様に観光スポットです。
←スイッチバックを下ってきた上り列車。
下り基調のR314を突っ走り先回りして…





松本清張の「砂の器」で有名になった 亀嵩駅、現在は蕎麦屋になっていますが、民間委託駅が食堂を営業をするはしりでした。 実はここまで走ってくる途中で臨時のトロッコ列車を撮影するつもりでしたが山越え区間ですれ違う事になってしまい間に合いませんでした、残念。

休日とあって結構繁盛しています。

亀嵩駅にて、実はこの上り列車を撮影するのは3度目です。









ここまで鉄ちゃんモードでしたが、ここからちゃんと亀嵩村道路元標、久比須峠、母里村道路元標とこなして安来駅へ。

←伯太川沿いにて





安来駅前にて、ご存じ’どじょうすくい’の安来節で有名な処です。 駅舎の改築中ですが、立派なトイレには多目的トイレというのがあって着替えをするに丁度良かったです。
 ところで今日は「鉄道の日記念西日本一日乗り放題きっぷ」\3,000を利用しているのですが、安来駅1555発に乗車しても普通列車を乗り継ぐ限りは桜井には帰り着く事ができません、新見?備中高梁間だけ\1,300払って特急券と乗車券を買って特急「やくも」に乗車、8時間12分がかりの輪行で007に桜井に帰り着きました。

本日の走行89.8キロ、3日間で208.1キロ。
3日間の収穫
【344】 香川県 大川郡 引田町 (現 東かがわ市)
【345】 香川県 大川郡 長尾町 (現 さぬき市)
【346】 香川県 木田郡 牟礼村 (現 高松市)
【347】 香川県 木田郡 屋島村 (現 高松市)
【348】 香川県 小豆郡 土庄町
【349】 島根県 仁多郡 亀嵩村 (現 奥出雲町)
【350】 島根県 能義郡 母里村 (現 安来市)

 

道路元標蒐集サイク (2日目)

FI2612904_1E.jpg今日はお昼には岡山市内へ行きたいので、屋島山上行きのバスを待つ訳にも行きません、屋島村道路元標は標高300m近い屋島寺仁王門にあるそうなのですが、とりあえず朝5時過ぎから屋島を目指します。
← 八栗山と同様にここも本来の参道は県道<14>屋島公園線です、それよりも21%の標識が…(^_^;)

FI2612904_2E.jpg早朝の参道は遍路と云うより地元の人のお参りを兼ねたウォーキングコースになっているのです、その皆さんの元気な事と云ったら(*_*; とにかく石段の始まる処まで押し上げ、後は徒歩で…

FI2612904_3E.jpg眼下には高松の街が…

FI2612904_4E.jpgとにかく屋島村道路元標をGETし、次はフェリーで小豆島へ渡り土庄村道路元標、再びフェリーで岡山へ渡ります。

FI2612904_5E.jpg今回の「道路元標蒐集サイク」のきっかけになったのは岡山県立記録資料館で開かれている企画展「近代のみち?岡山県の道路交通網整備?」と記念講演「岡山県の陸上交通網の整備と近代化」、さすがにそれだけでは勿体ないので、香川県の道路元標の残り5基蒐集を兼ねる事にしたのですが、道路元標に関して目新しい情報はありませんでした。

新見で宿をとり輪行で移動、本日の走行 37.8キロ

道路元標蒐集サイク (1日目)

 和歌山市駅に到着すると外は土砂降り、とてもフェリー乗り場まで走って行ける様な状況ではありません。 携帯からCWWの雨雲レーダーを見ると此処和歌山市だけが降っている様で、1時間もしない内に治まる予報なので、慌てずとにかく待つ事に。
 和歌山港0240発には余裕の時間で雨が止んだので極力水を被らないように歩道を走って行きます、再びKHSを輪行支度して船内へ、2時間余りの船旅です、夜行便とあって車でない乗客は遍路姿の方を私の2人だけでした。 徳島0450着、少し明るくなってから出発します。
  徳島県庁前のヨットハーバー、30年近く前に「徳島レース(阿波踊りレース)」に参加した時に停泊して以来です、淡路島の’サントピアマリ?ナ’を文字って県庁前なので’ケンチョピア’と呼んでいました。
 o氏と落ち合うJR高徳線板野駅までの間で、5ヶ所程道路元標を建てたとされる場所を探索したのですが、1基も見つける事はできませんでした、徳島県では’大正道路元標’は今だ1基も見つかっていない様です、根こそぎ撤去されてしまったのでしょうか? らしき場所には松坂村役場跡碑が…
 o氏と落ち合い大坂峠を目指します、峠おやじN氏のHPでも詳しく説明されていますが、地形図では徳島県板野町と鳴門市の境界が峠のピークになっていて大坂越、鳴門市と香川県東かがわ市の境界を大坂峠としています。 県道1号線ですが板野町側の途中までは採石場があるかしてダンプが多いですが、そこを過ぎれば車は非常に少ないです、適度な斜度でチネリのロードで来たo氏は軽々と登って行きます、 大坂越。

 大坂峠で香川県に入ると眼下に海とこれから下る道筋のパノラマが拡がります。 標高こそ300mに満たない峠ですが、サイクリストなら一度は越えるだけの価値のある処です。
 なお大坂峠の三叉路を少し入ると展望台があって淡路島も小豆島も望む事ができます。
 o氏とJR引田駅でお別れしてから引田町道路元標を探索、四国らしくへんろ道とこんぴら道を示す道標鵜の建つ旧道の辻に見つける事ができました。 予定では長尾寺まで走る予定でしたが、駅に戻り造田駅まで輪行する事にしました。
 造田駅から長尾村道路元標まで南下し再び北上して牟礼村道路元標と屋島村道路元標を目指しますが、それぞれ87番長尾寺、85番八栗寺、84番屋島寺ですからまるでお遍路さんです(^_^;) 
← <146>八栗牟礼線が山上まで続いていますが、自転車を除く一般車は登れない様です。
 標高200m余りまで自転車を押し上げるのは遠慮して往復\900也のケーブルカーのお世話にになる事に(^_^;)、



 牟礼村道路元標は境内を西に抜けて展望の開ける、階段の下、本来の参道を登りきった処にありますから、ケーブルカーで登ると非常に判りにくい場所です。

← 県道指定されているとは云えとんでもない処に道路元標はあります、見晴らしは最高ですが。
 屋島村道路元標も牟礼村と同様に山上にある様で、ロープウェイは廃止、ドライブウェイを山上まで行くバスに頼るしかないのですが、そのバスは屋島駅を0930?1730の間1時間おきに出ているのを勘違いして琴電八栗駅から輪行して高松築港駅へ行ってしまい、今日は時間的に屋島山上へ行けなくなってしまいました。
本日の走行 80.5キロ

道路元標蒐集サイク (前夜)

MO2612901_1E.jpg今夜の南海フェリーに乗船するために南海電車の和歌山市行き最終で輪行中です。 香川県下の道路元標4基が今回のお目当てですが、明日はo氏と大坂峠越えで少しだけご一緒する予定です。
 南海フェリーには夜行便があるのですが、肝心の南海和歌山港駅への終電車は21:18着が最終なんです、したがって手前の和歌山市駅までの終電に乗りフェリー乗り場まで走って行かなければなりません。 まぁトラックなどと一緒に待たされるのも嫌ですし、航送料金をけちってと云うより、乗船前後の余りある時間で再度輪行支度をする事にしますが、KHSでなければこの乗り継ぎはやっかいです。 その上雨が…

天五さんとツーリングに行くと3度おいしい

昨年たまたま出遭ってから時々ツーリングをご一緒させて貰っている天神橋五丁目さん、最近Blogが産経大阪夕刊に紹介されて、今や時の人なんですが。 ツーリングの折々の動画を「お昼休み動画劇場」としてアップして下さるのがとても愉しみになってます。 今週は先日「ミカンとキララツーリング」の時の動画4編、月火水と来て今日で完結だったのですが、ちょっとしたミスで配信は明日に順延とご愛嬌、しかしよう引っ張りまんなぁ….

お昼休み動画劇場 「『ミカンとキララ』ツーリング その1」
お昼休み動画劇場 「『ミカンとキララ』ツーリング その2」
お昼休み動画劇場 「『ミカンとキララ』ツーリング その3」
お昼休み動画劇場 「『ミカンとキララ』ツーリング その4」
【近日公開】


 まぁ自分の走っている姿を見るのは変な気分ですが、コースなんかに関しては色々と再発見したり再認識したりとなかなか参考になります。


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スルッとKANSAI2Dayチケット

一昨日、名古屋を経由したついでにこんなのを買ってきました。 期間限定で販売される「スルッとKANSAI3Day/2Dayチケット」の通期版で関西(三重県も含む)では買えません。
← まず関西以外の旅行代理店でクーポンを求めます、3Dayと2Dayがありますがルールが少し違っていて、3Dayは\5,000ですが連続する3日間と実用的ではないので要注意、2Dayは任意の2日で\3,800と、期間限定版よりは割高にはなります。


先のクーポンを’スルッとKANSAIエリア’の主要駅で実際に使うカードと交換する訳です。 但し引き換える事のできる駅は期間限定版の発売駅に比べるとかなり限られています。 手軽に買えないのと引き換えが必要ですが、私の様に’スルッとKANSAIエリア’の端っこに住む人間に結構お得な切符になるのです。


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ようやく少しは秋めいてきた様で…

朝からドロドロになったKHSを少し手入れしてからそのKHSを駆って、隣町の隣町の客先までテストデータを収集しに往復。 雨に祟られた週末とうって変わった爽やかな日です、のんびりそこいらを走りまわっていたいものですが、お昼には戻らなければいけないので、そんな時間もありません。 ↑でも八木近くで自転車道に寄り道してベンチで少し休憩(^_^) 走行20.1キロ

道路元標蒐集サイク

今日の予定は名古屋鉄道瀬戸線の尾張瀬戸駅まで輪行し、愛知県東春日井郡瀬戸町、岐阜県土岐郡駄知町、同可児郡池田町、愛知県に戻って丹羽郡楽田村から県下を幾つかと企んでいたのですが…

名鉄尾張瀬戸駅に着いた頃は雨も止みかけていて、少しは快方に向かう予報で、どうにか走れそうな状態だったのですが…


瀬戸町道路元標をGETした後R248?R363と岐阜県に向かって走ります。 17度の温度表示が出ている岐阜県境を過ぎてもまだ登りは続きます、地形図には峠の名は書かれていませんが標高は500mを越えもう立派な峠道です。

PS:帰って峠おやじN氏のHPで探すと、’美晴峠’と云う峠だそうです、峠1件GET!!


無事に峠を越えたものの、柿野温泉を過ぎたあたりから再び雨が降り始め、岐阜県道69号線に入る頃には降りも強くなってきます、と云ってもなかなか雨宿りできる処もないまま、濡れ鼠で駄知町道路元標の残る処まで来てしまいました。 結局小降りになる事はあっても止むには至らず、後数キロの多治見市に残る池田町を残して中央本線の土岐市駅でリタイヤする事になりました。


本日の収穫
【342】 愛知県 東春日井郡 瀬戸町 (現 瀬戸市)
【343】 岐阜県 土岐郡 駄知町 (現 土岐市)
走行37.6キロ、折角の遠征は昨日に続いて2基、まあ位置的に行きづらい駄知町道路元標をGETできたので良しとしましょう。