今井町道路元標

道路今日は軽く大和川から飛鳥川沿いと回り「よろづ」でお昼にでもしようと、自転車道を橿原市今井町まで南下してくると、街並み整備で長らく倒置されブルーシートをかけられたままになっていた今井町道路元標がちゃんと再建されてました。 奈良県高市郡の今井町道路元標は飛鳥川に架かる蘇武橋の西詰、すなわち今井町の古い町並みの入り口にあたる場所に長年、「今」の字かろうじて読める、いわば生き埋め状態で残っていたのですが、道路工事で2009年春に掘り起こされ放置されていました。 今井町は明治44年の町村施行時から「町」だったのですが、なぜか道路元標設置に関する大正時代の県報には「今井村」と記されていて、長らく謎だったのです。 現物は間違いなく「今井町」でした、「村」だったら大笑いだったのですが。 まだ道路元標のまわりは更地のままですが、この位置だとどうなるのでしょうね、歩道なのか花壇なのか、なお「今井町道路元標」と記された面が道路に向いて建てられていて、裏面に「奈良縣」とあります。 まぁ安住の地を与えられので良しとしましょう。