午後から少し出掛ける事に。 明日香村まで「自撮り」のロケハン程度のつもりですが、一応は機材は整えて出掛ける事に。しかし何ですかこの暑さ、予報では30℃に迫る気温だとか、先週からニッカスタイルで走っていたのですが、さすがに暑いのでほぼ夏の格好に戻って走り出します。
お目当ては稲渕の棚田を見下ろす回廊の様な道からの俯瞰、写真は7月1日に撮ったものですが、今度は黄金色に輝く棚田を狙いたかったのですが、もう稲刈りが終わっているのではないかとの心配が案の定、綺麗に刈り取りが済んでいます。はさ掛けでも並んでいれば絵になるのですが、いささか殺風景な案配。やはり連休前後に来るべきだったかと、その頃は「月うさぎキャンプ」だったり、お天気も悪かったですからね。毎年の事なんですがこのテーマなかなかモノにできません。
しかし見上げると真夏の雲ですねぇ、ふと思い出した事が。私の「自撮り」写真にはあるパターンがあって、背景を対象物で埋めつくす、例えば花であったり、紅葉であったりと、そう云ったイメージでこの夏は空と夏の雲をバックに「夏!」と云う感じで撮ってみたかったのですが、なかなかその様なシチエーションに出逢う事はありませんでした、何しろ雲ですからね。
ところで「自撮り」って走っている途中で良いポイントを見つけたら撮っているだけと思われているかも知れませんが、絵コンテとまでは行かずとも、それなりのイメージやシナリオを幾つか抱えていて、相応しい場所を探しながら走っているものなんですよ。
平日なのでハイカーも少ないのですが、時折雲に遮られて日影になるのと、コース取りが難しくて、坂道を行ったり来たりで、撮り直す事テイク8まで一時間余り。