年別アーカイブ: 2016年
出来上がった「CanCan謹製カレンダー」を大阪の皆様に配りに回るのも年末の恒例行事になってしまいました、特にskuram氏は毎年何枚かの写真を提供して貰っています。 さて大阪へは4ヶ月ぶりです、実は大阪生まれの大阪育ち、電車で1時間とかからないのですが、最近は通販で何でも買えるので、余程用でも無ければ出て行かないのです。
地下鉄で移動しますので、谷町九丁目駅で「エンジョイエコカード」なる一日乗車券を800円で購入、なかなか元を取るのは微妙なんですが、休日なら600円になるので使いやすいです。
まず南森町へ、skuram氏と落ち合い竹元さんのお店「alioli dos」へ お昼を頂きます。 お次は大正の「ナニワ銀輪堂」、今や関西でランドナーに乗る人にはなくてはならないお店になりました、ちょっと長居をしてしまいましたが、次はあびこ(洒落やなしに)、大塚親分の「サイクルハウス アヴィワン」へ、決して旧車を扱うお店ではないのですが、何やら三木製作所と思しき一台が、なにしろ大御所だけにお宝が… と云うか実は鉄道模型マニアとオーディオマニアには魔窟なんです。 最後は谷町九丁目へ戻ってきて居酒屋「季春」に言付けておこうと思ったら、偶然にもオーナーのkiharuさんが、直接お渡しする事ができました。
ちなみに「エンジョイエコカード」は1,040円分乗車。
津風呂湖ツーリング
私たちの間で12月と云えば「あすか鍋サイク」と「石川ポタ」が恒例行事となっている訳ですが、「あすか鍋サイク」の方は2007年の第10回以降は隔年開催でエエやないかと云う事に一応なってまして、今年も少し考えてみたのですが、やはり今年は「あすか鍋サイク」はやらないと決めてはみたのですが、それもちょっと寂しいので明日香村をスタートとするサイクリング企画を考えてみたのです、他のイベントとの重複を避けて週間天気予報が出てきた1週間前に12月3日(土)にやりますよと、急遽告知をさせて貰う事にしました。
明日香村は石舞台古墳の向かい側、売店前に9時半に集合と云う事で、前夜までに私を含めて8名の参加表明があり、dendenさんのドタ参もあって、当日朝には都合9名の参加者が集まりました、見事に全員がマッドガード付き自転車と云う事に。 コースは2009年の第11回「あすか鍋サイク」に準じて、メインの津風呂湖畔は昨年あたりから整備が進み通行が可能になった右岸ルートを取る事を考えてみました。
明日香村内は稲渕から栢森と「あすか鍋サイク」でもお馴染みの芋ヶ峠への県道<15>桜井明日香吉野線を辿ります。
芋ヶ峠を吉野側に下り、千股の水辺公園でトイレ休憩ですが、一旦自転車談義が始まると放っておくと何時までもやってます、まぁそれが至高の時間なんですが。 幸い幹事役の私はこの手の話題は不得手ですので、頃合を見計らって遠慮なくGOサインを入れます、でないと動かないもんで。

平尾吊橋を渡ると「木ノ子広場」、テーブルこそありませんが四阿やベンチがあり、トイレに水道もあります、ただ水は飲用に使えるかは? なかなかの休憩スポットなのですが、車は湖岸沿いに離合困難な一車線路を何キロも大回りして来なければなりませんので、利用する人は限られています。 さて各自お昼に店を拡げます、日向がとても心地好い初冬の一日です。
さてお昼からは湖岸に沿って走ります、対岸に津風呂ダムが見えています。 一ヶ所だけ半島状になった部分をショートカットするだけで、他は橋もなく入りくんだ湖岸を忠実に辿りますので、相当に遠回りです。 対岸の県道の倍は走らされます。 車はほとんどと云って良い程やってきません。

津風呂湖畔を行くショコラさんとdendenさん。
さて写真は2006年冬の津風呂湖右岸路です。 偶然にも同じく12月3日で、落ち葉の絨毯のシングルトラックにご機嫌のdendenさんが写っています。
ようやく湖岸路を走り終え、上流の入野(しおの)に到着、ここは春には桜並木が見事です。
入野で国道370号線に入り三茶屋(みちゃや)へ、ここには木製のサイクルスタンド?があります、8台まで入ります。 (写真左 : ショコラさん、写真右 : kitanoさん)
予定ではこのまま国道370号線を関戸峠まで行くつもりでしたが少し時間の余裕もありますし、やや遠回りですが車の少ない小名経由の道を行き、無名の峠で宇陀市へ入ります。
飯盛塚まで下った処で桜井へ下るdendenさんとお別れし、大化の改新と紅葉で知られる談山神社のある多武峯まで再び登り返しです。 推す事を承知で激坂の参道へ、なんとWi-fujiさんは登りきってしまいました。 既に紅葉の盛りは過ぎていますが、週末とあって観光客で賑わっています。 久しぶりの「灯篭亭」で串こんにゃくを頂きながら、ご主人と世間話、12月中旬までは営業するそうです。
今や近隣のヒルクライマーのメッカとなってしまった坂を下って、余裕で15時40分に石舞台前に戻ってきました、みなさんがご一緒に走った距離は52キロ程かと。 大和八木駅まで走り輪行で帰途に就かれるお二人を案内して、桜井へと帰途に就きました。
集合写真を含む「津風呂湖ツーリング」の写真をうちのHPにアップしています。 [BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2016]と辿って下さい、大きなサイズの画像もダウンロードできます、参加者の方は再利用して頂いて結構です。 なお認証が必要です、パスワードをご存知でないとご覧になれませんのであしからずご了承下さい。 ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号下4桁です、CanCan謹製カレンダーの奥付等でご確認下さい(2017年用パスワードも使用できます)。
今月の実績とasuka号の顛末
爆弾抱えたまま160キロ余り走った「赤福~剣峠ツーリング」から無事に帰ってきたasuka号ですが、昨29日に所用で向かった大和高田の帰りについにやってしまいました。 一瞬チェーンが落ちたのかと思ったのですが、案の定フリーがフリーに、こうなるとどうにもなりません、17時半頃までには隣町の橿原に行かなければならない予定があって、時間的にはまま歩いても間に合うので、初瀬街道をトボトボ推していたのですが、葛城川を越える橋の下り坂で乗ったら、引っ掛かったと云うかなんと踏める様に、理屈は判っていてもフリーの詳しい構造までは知りませんが、出来るだけテンションが掛かったままになる様に、逆回しにならない様に走って、そのまま走り続ける事ができて予定を済ます事ができました。
そのフリーになったフリーですが、遊んでいる同シリーズのリアハブからフリー部分のみ外して交換をかんがえてみたのですが、ホイールになっていないハブからフリー部分を外すのは至難の技と知り、それは諦めてホイールを組み直す事にしましたが、部品が揃うのは早くても12/6以降になるので、12/3に予定しているサイクはerba号のホイールを拝借し出張ります、28Cなら充分カバーできるホイールなもんで。
さて、あと200キロ程で今年も10,000キロ超え、昨年の14,000キロには及びませんが、なんと云っても昨年は流れ橋近辺まで40往復した分がきっちり少ない計算になってますね。
asuka号のこと
明日香村石舞台にて(2016年8月)
昨夜「赤福~剣峠ツ-リング」から帰ってきて輪行袋に入ったままのasuka号を出して組み立て、あちこち気になる処を触りだしたりしていると、すっかり遅くなってしまいました。 結局はマッドガードを通常のものに、ブレーキワイヤー、リアブレーキパットを交換し、エイドアームが絡んでいるアウターの取り回しを治してバーテープを巻きなおしたと云うもので、結局夜中の3時位になってしまい、フリーだった今日は試運転がてら近くを走ってみようかと思っていたのですが、それも叶わずに1日終わってしまいました。

しかしこんな写真を見せると色々と突っ込みが入りそうですね(^_^;) ランドナーですねと云われればあえて否定はしませんが、自分的には700Cツーリングと云う事に。ランドナーと云うと色々と様式に拘る人がいますんで、なにせアウターは上出しではありませんし、エイドアームなんてのも付いていますし、ペダルはヴィンデイングです。ポストランドナ-何て考えもなくはないのですが、基本的に様式より実用的である事が私のスタンスです。
エイドアームと云うのはTESTACHの商品名になると思うのですが、サブブレーキとか補助ブレーキとか、エイドアーム、エイドブレーキなんて呼ばれていたりもします。 TESTACH以外にも同様の製品がある様ですが、基本的にアウターを押し出す事によってインナーが引かれたのと同様の作用となりブレーキがかかる形になります、従って既存のブレーキと併用ができて、上ハンを持っていてもブレーキ操作が可能になります。ただセフテイレバーとともにロードにしろ何にしろベテランだとか上級者だと思っている人には格好悪いだとか初心者用だとか、あまり評判は良くない様です。確かに完成車についているのは入門用のクロスバイクだったりしますが。
あまり大きな声では云えませんが、走りながら写真を撮る事がままあるので、うちの現有自転車すべてにこのエイドレバーまたはセフティレバー付いていて、かつブレーキは全て左後ろの設定になっています。ただこのエイドアーム、ギドネットの様に直線的なデザインだったら良いと思うのですが。
ちょっと妙なものが付いていますが、昨年友人から賜ったGPS、カブトムシの角の様なアンテナが前に飛び出している為、フロントバッグに干渉しないように日東の便利ホルダーを使って後ろにオフセットさせています。便利ホルダー、頑丈でクラシックな感じは良いのですが、お高いのが欠点。詳しくはこちら。
ヘッドライトですが、最近はクラシックなデザインのランプにLEDを仕込んだりと皆さん色々と工夫されている様ですが、市販の汎用のLEDライト(ジェントス NEX-903D)を使っています(防水性をうたった製品ではありませんが、今の処は不都合はありません)。自転車へのマウントを考慮していない汎用の製品ですが、径がぴったりですのでTOPEAKのインフレーター、モーフシリーズのブラケットを流用しています。TOPEAK製品ですから保守部品として入手も可能かと思いますが、ボトルゲージと共付けできるアクセサリーを使っているためにこのブラケットが余っていたのです。うちでは現在では携行用のインフレーターはロードが1本、ミニが3本と全てモーフシリーズになっています、なかなかお薦めギアなんで。もとよりナイトラン、ロングライドが好きな私ですのでライトは2灯装備しています。 しかし10年数前まではあの心もとないピン球の明かりで走っていたのが信じられません。後年ハロゲン球で明るいのもあったのですが、単3電池4本を一晩で3回交換した事もありましたね。
1999年完成当時のasuka号、当時はヤマタンさんの影響を受けてブルホーンハンドルにギドネットレバー、ガードなし、レッパーのサドルが付いていましたね(写真左 : skuram氏)、ビルダーの「シクロサロンあすか」の松村氏と(写真右)。 残念ながら松村さん倒れられてからはフレームビルダーとしての仕事は辞められて、お店も開けているのか閉めているのか判らない状態なのです。asuka号ももう既に17年、使い方も変わってきていて、故に不満点もなくはないのですが、二度のオーバーホールと塗り替えを経て今に至ってます。
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たまにはPCネタでも
先週末、予定では土曜日が輪童さんの「串柿の乱」、日曜日はスミだんなの「輪音RUN」で「笠蕎麦」と走る算段ができていたのですが、残念ながらあいにくのお天気で両方とも流れてしまいました。 カレンダーの方も一段落しているので、ここに来て何やらごそごそと…
最近ではパソコンを触る事には、公私とも熱が冷めてしまってほったらかし状態。 何時買ったのか記憶も曖昧になってきたレッツノートCF-R7、XPにダウングレードして長い事使っていました。 スマホやタブレットのない時代、B5機とあって結構泊まりがけのツーリングにも連れて行った事も何度か、ネットにさえ繋がればある程度のトラブル対応もできたもんです。 Windows7にバージョンアップした頃からあまりに遅くて使い物にならないのでほったらかしになっていたのですが。 良く良くみるとメモリー1G、こらアカンわなと。
たまたまヤフオクで1Gが送料込みで1,482円で賜ったので(非公式には2Gを足す事も可能だとか)、早速取り付けてやる事で、まぁ実用レベルには。 これ以上はSSDしかないなぁ、と思っても、そんな余裕もないし、使えなければ使わないで済んでいたマシンに、今更でしょ。 ところでそのメモリ取り付け中にグラグラときたもんだから(*_*) 和歌山県南部M5.4 桜井でも震度4近くはあった様な。

9月に諸般の事情でひかり電話を廃止したのですが、それまで使っていたONU内蔵ルータは交換とはならず、そのまま使用せよとの事、ただルータ機能が使えなくなってしまうので、手元にあったヤマハのRT107eを繋ぐ事に、プロバイダの設定などはそのまま残っていたので、繋いだだけで何も触る事なくそのまま使えていたのですが、今や生活の一部となっているAMAZON FireTVがつんのめりだしたのです。 無線LANのアクセスポイントは変わりないので、恐らく名機と云えども一時代前のRT107e、原因はこいつしかないと、今風のWifiルータを調達する事に、今さら仕事のスキルの為にプロスペックの機材を用意する事もないので、バッファローのWZR-600DHP3ちゅうのんをヤフオクで1,500円(送料別)なりで落札、ところが決済、発送後に「セットアップカード」なるSSIDやパスワード、AOSSを記したカードがない事が発覚、出品者は経費込みで返金に応じるとの事だったのですが、そうなると落札金額より往復送料の方が高くなる計算、それも不憫な。 AOSS以外は判ったので有線接続で手動ならセットアップは可能なので、値引き名目で破格で引き取る事に。
迂闊にもLAN側のIPアドレスの設定で少々手こずりましが、無事開通してFireTVの視聴はなかなか快適に。 「デュアルバンド」とか「アドバンスドQoS」とか「簡易NAS」とか面白そうな機能も付いているので、ちょっと遊んでみると思ったのですが、ActiveDirectory環境下でDHCPをやらせると上手くいっていない様な、恐らくルーティングで解決しそうなのですが、とにかく日々サーバーに接続できないと困るので、一時謹慎して貰って、再びRT107eの出番と相成りました。

Selfy Photo 「自撮り写真集」を更新しました。
不発の日

10時近くになってから、いそいそと「自撮り」の準備を整えて走り出します。 さて今日の目的地は明日香村から芋ヶ峠を越えてお馴染み吉野町は津風呂湖なんですが、春、夏と出掛けてモノにできていません、紅葉の季節なら少しは絵にならないかと思っているのですが。
ところで津風呂湖、1962年に竣工した奈良県下では古いダムで周辺は県立公園にも指定され、大会も開かれるヘラブナ釣りのメッカだそうです。 ダム湖とは云え奈良県では貴重な湖なのでかつては観光地として賑わったそうですが、この程度の観光地はご多分に洩れず何処も同じ様で、寂れた感満点です。 左岸(南岸)は県道256号入野河原屋線が走っており、右岸は近畿自然歩道として以前から指定されていたものの荒れ放題でしたが、近年整備舗装が進み自転車で周回コースを取る事も可能となりました、とは云えブラインドカーブの多い1車線路が続き、決してロードバイクで快走なんて処ではありません、念のため。
珍しく前置きが長くなりましたが(余白の関係)、まずは木漏れ日の美しい芋ヶ峠への道を行きます。 雨上がりの晴れた日には舞台のスポットライトの様に光が降り注ぎます。
最初は平尾吊り橋から津風呂湖を時計回りしようかと思っていたのですが、飲み物を買い損ねてダムまで行ってしまったので、県道を入野まで行き反時計回りに走る事に。 この様に見てみると良さげな「自撮り」ポイントがありそうなのですが、ところがどっこいガードレールが切れ目なく続き、湖側に飛び出したカーブにはことごとくカーブミラーがたっていて邪魔をするのです。
7月(写真左)にも来ていたポイント、陽射しが届いていないのと、渇水期で岸が露出してしまっていて興醒めです。
結局、三脚を立てる事なく津風呂湖を一周して戻ってきました。 見上げる紅葉を入れてなんてトライもしてみたものの、「貧すりゃ鈍する、藁打ちゃロ手ぇ打つ」と云う訳で、何とパンク。 いっぺんに意気消沈してしまいました。
その後県道を吉野川河畔に下りいつになくR169を西へ。 このまま手ぶらでは帰れないので、大淀町在のfacebookのお友達に教えて貰ったニュータウンの中の銀杏並木へ向かいます。 丁度通学の時間帯とあって子供たちを見守るボランティアとおぼしきおじさん達から不審者を見る様な視線を浴びせられながら坂道を登ります。 結果的に陽が傾いて影になってしまっている事、想像以上に交通量が多くて車が殆ど途切れないと云う事で「自撮り」は諦め、壺阪峠への帰途の道を取ったのです。
と云う訳で合間合間に撮ったネイチャーな写真、で宜しければこちらを… 本日の走行71.4キロ、今月18日で月間500キロを越えました。
2017 秋 (其の弐)
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ちょっとそこまで
桜井市 倉橋溜池にて
今日は一日フリーでお天気も良さそうなので走るには絶好のチャンスだったのですが、昨日も奈良盆地の中とは云え70キロ余りを走った事ですし、色々と雑事もたまってますんで、大人しくしている事にしたのですが、何か損している様な気分になって少し出掛ける事に… 日向ぼっこしている猫に迷惑そうな顔をされたり、青空と鮮やかな柿の色のコントラストに立ち止まったり。
と云っても市内の手打ちうどんの店「ぶれーど・う」までお昼を食べに行く事にしただけなんですが。その「ぶれーど・う」、自宅から国道165号線を初瀬に向って4キロ余りの処なのですが、市内とは云えどうも行動範囲から離れていてなかなか行けないのですよね、早朝の営業時間外なら時々前を通って生存確認はしているのですが。
今日は釜バターと揚げ物2つを頂きます。しかし旨いなぁ、奈良で一番旨い完全手打ちのお店だけの事はあります。
「ぶれーど・う」までは殆ど旧街道を辿って行けば良いのですが、1キロ程交通量の多い現国道を走らなければならないのが。元の朝倉村界隈までは雰囲気の好い旧街道の初瀬街道が残っています、朝倉村道路元標にて。
美味しいうどんを頂いてご機嫌になったので、少し足を伸ばして倉橋溜池を一周して帰る事に。溜池と云いますがれっきとした県営ダムで、貯水量は宮奥ダムの3倍もあるのですから立派なものです。本日の走行21.9キロ。