恒例「東吉野サイク」(後半)


高見山を望む 東吉野村木津(こつ)にて


 津風呂湖畔を後にし入野(しおの)峠を下り窪垣内の三叉路を左へ、県道16号吉野東吉野線に入り高見川沿いの快走ルートを行きます(写真左 : タックさん)。
 12時には東吉野村小川の「ニホンオオカミ像」前に到着。お昼を予約している「よしの庵」に13~14時の予定ですので、暫し時間調整。

 東吉野村役場のある小川からは車の少ない左岸、県道220号大又小川線の対岸を行きます(写真 : タックさん)。残念ながら自然酵母のパン屋「麦笑」さんは今日はお休みです。
 小(おむら)丹生川上神社中社にて。川上村にあるのが上社、下市町丹生にあるのが下社ですね、GoogleMapで「丹生川上神社」とかで検索すると「おんだ祭り」で有名な明日香村の飛鳥坐神社(旧丹生川上神社~)と表示される事がありますが、丹生川神社上社が大滝ダムに沈む事になった時に旧社殿を老朽化していた飛鳥坐神社に譲ったと云う事で、飛鳥坐神社は丹生神社ではないです。さて蟻通橋手前の三叉路を左、県道221号小村木津(こつ)線に入ります。地名は「小」一文字で「おむら」と読ませるのですが、県道名は小村となっています。
 13時前には「よしの庵」に到着、少々早かったですがすぐに入る事ができました、ほぼ満席状態です。みんな揃って「変わりご飯とお蕎麦のセット」を頂きます。

 「よしの庵」を後にし、県道221号小村木津線を高見川に沿って更に北上、R166に出る直前で、関西のマッターホルン高見山を望むポイントへ。朝のうちは曇り空でしたが、次第に雲が晴れてきて高見山の全容を見る事ができました、高見山って西側から見ると見事な山容ですが他の方角から見るとどうって事ないのですのよね。集合写真はたまたま通りがかったサイクリストの方に撮って頂きました、感謝。(写真左: タックさん)

 木津集落の中を抜けて旧R166を少し走り、県道251号谷尻(たんじり)木津線へ、県道標識には「tanijiri」と記されていますが、正しくは「tanjiri」です。地名は文化なんですから、難読だからってむやみにさわるのは、谷尻集落を抜けて一谷峠へ最後の登り。(写真: タックさん)
 1455 吉野郡東吉野村と宇陀市との境界になる分水嶺の一谷峠(609m)に到着、本日の最高標高地点です。登りも下りもなんて云っていたMikaさんですが、ここまでしっかり走ってきました、もうどこへでも行けますね。

 来々週には一谷峠を下った処の岩端で「いわっし村さくら祭り2022」が行われるのでもう鯉のぼりが上がっているかと思ったのですが、まだ早かったようで…  芳野川べりの長閑な道を行きます。
 芳野川河畔にて(旧伊那佐村域)、桜にはまだまだ早いですが4月上旬にも見事な桜並木となります。

 

 上井足(かみいだに)から榛原西小の前を越えて篠楽へ、ここで山王ことS氏とばったり、ようやく2022年のカレンダーをお渡しする事ができました。県道198号粟原榛原線で宇陀市を後に、R166の女寄峠(トンネル)の桜井側に出ます、緩やかな登りが続きますがR165西峠やR166に比べて自転車に快適なルートです。現在の市境は分水になっている無名の峠ですが、写真左の榛原笠間地区は昭和29年までは初瀬町(現在は桜井市)でした。ところが分水より桜井側の角柄と柳は昭和44年にもなって榛原町に編入されているのですね。
 R166に入り交通量の多い女寄の下りは2組に別れて走り粟原で旧道?(写真右 : タックさん)」に入ります。桜井駅近くで明日香村へ戻る一行をつっちーさんにお任せして輪行で帰られるタックさんを桜井駅南口までお送りして本日のミッションは終了、走行89.9キロ。起終点は異なりますが、タックさん以外は同様の距離を走られた事になるかと。

 集合写真を含む大きなサイズの画像をうちのHP「サイクリングの記録」にUPしています、一部タックさん他の写真を拝借しています。なお私の写真に関して参加された方は再利用して頂いて結構です、なお認証が必要です、ログインは’2022’、パスワードは2022年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です、2021年版の組み合わせも3月末まで使用可能です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事がありますが、Crome等ブラウザで開いて下さい。

 

 

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恒例「東吉野サイク」(前半)


吉野町吉野町窪垣内 入野峠にて

 月曜祝日と云う事で定番コースで東吉野へ走り「よしの庵」でお蕎麦を頂こうと休みにしてあったのですが、某女史に振られたので他に同行者を募ったら「ゆるるゆるCC」から6名も釣れてしまいました、コースは決して「ゆるゆる」ではないのですが…
 車載組みのデポ地「国営飛鳥 歴史公園甘樫丘地区」の駐車場へ寄ってみると自転車工房「Delft」の皆さんとばったり「Delft」さんも月曜定休ですもんね。偶然「ゆるゆるCC」のMikaさんと仕様違いのARAYA Federalでの女性参加者が。(写真右 : Mikaさん)
 集合場所の亀石前のセブイレに移動、大阪から輪行のタックさんを待ちます。今日はすみれちゃんではなく久しぶりにダイスケさんの登場です。
 いつものコースで栢森(かやのもり)へ。ここから芋ヶ峠(497m)への本格的な登りになります。

 「ゆるゆる」の皆さん、昨日に続いての連投ご苦労様です。
 行者辻で一息入れます。
 やはりもりやすさんとつっちーさんが速いですね。(写真左 : もりやすさん)
 芋ヶ峠を下り 1025 には吉野町千股(ちまた)の水辺公園へ。この先吉野川べりのR169まで下るかどうしようかと考えていたのです、結構良いペースで走ってきたので津風呂湖畔を走る事にします。
 みかえり橋で津風呂湖北岸へ渡ります、動画を撮るつもりだったのですがTZ85G3との操作方法を勘違いしていて失敗。まあこんな感じです。

 みかえり橋を渡った処にある「木の子広場」と対岸に見える津風呂ダム堰堤。
 対岸を県道256号入野河原屋線が走っているのですが、こちらは入り組んだ湖岸をなぞって走るので結構遠回りになります。幅員がないので入ってくる車は少ないのですが、落石や道路から釣りをしている人がいたりしますの注意が必要です。

 概ね湖岸を巡る平坦なコースなのですが、1ヶ所激坂の峠?があります。(写真左 : タックさん)
 峠を越えると再び湖岸を行きます。

 木の子広場から湖岸を7~8キロ走ると津風呂湖上流の入野(しおの)集落へ。
 入野には桜並木があるのですが、例年ですと来月上旬頃で、定番のお花見スポットだったのですが、老木で以前の勢いはない様です。
 写真は2013年3月30日の様子。

 R370に取り付き入野トンネル(385m)を抜けると吉野のビューポイントに到着、蛇行する吉野川と紙漉きの里を望む事ができます。(後半につづく)