「京奈和自転車道」タグアーカイブ

齋藤電鉄氏護送サイク 2021

 今日は齋藤電鉄氏が3泊4日の予定て関西に走りに来られるので、日程の2日目となる奈良県橿原市から和歌山県かつらぎ町までをご案内する事に、写真は「風の森」にて。
 以前にも一昨年2月同10月にもご案内しているのですが、昨日は滋賀県在住となったショコラ氏が大津市から橿原市の大和八木駅まで100キロあまりをご案内してきたとの事。朝9時に橿原神宮一の鳥居で待ち合わせです。
 目的地の笠田まで60キロ程の行程ですが、帰りは輪行になりますし、asuka号は週末に予定しているキャンプツーリングの準備でキャリアを取り付けていますので、デモン太での出走です。
 橿原神宮を出発し、岡寺~飛鳥と近鉄吉野線に沿ってレトロな吉野口駅へ。近鉄吉野線とJR和歌山線の接続駅です、次の薬水付近まで両線は並行して走り、吉野、和歌山へと別れて行きます。

 薬水では土木遺産にも指定されている「薬水拱橋(きょうきょう) 」にご案内。県道120号で重阪(へいさか)峠を越えれば五條市なのですがせっかくですので高鴨神社へご案内する事に。
 薬水と船宿寺を結ぶ無名の小さな峠へ、京奈和自動車道の下をアンダーパスする工事の折に、線形改良と拡幅されて東側11%西側7%の激坂になっています。峠の切通しの先に金剛山が迫ってきます。

 R24を跨ぎ「コロナ禍」で休業中の「かもきみの湯」の前から再び登りに。他に楽なルートもあるのですがね、大和盆地の展望を愉しんで貰って、高鴨神社へお参りします。全国鴨(加茂)社の総本宮で、日本最古の神社の一つと云われています。
 高鴨神社の後はちょっとサプライズで「風の森」へ、今でこそ知られる様になりましたが、県下のサイクリスト御用達のビューポイント。風の森神社の裏手の最鞍部を国道24号が越えていて、風の森峠は大和川水系と紀の川水系の分水嶺になっています。青空に金剛葛城の山並み、齋藤氏をご案内するには最高のお天気になってくれました。

 一昨年もご案内したのですが、五條の旧い町並み五條新町へ。なんと先年廃業した「餅商一ツ橋」が改装中? 五條新町のシンボルだったあの看板は何処へ。

 五條からは紀の川左岸の県道を辿るのが定番コースなのですが、JR和歌山線沿いの小径を縫って和歌山県へ入り、紀の川のサイクリングロードの終点隅田(すだ)駅へ(写真左)。旧街道の大和街道を辿って橋本市街へ。
 橋本橋で左岸に渡り紀の川べりの快走サイクリングロードに入ります。

 九度山でお昼の予定にしていたのですが、すっかりお昼を回ってしまいました、目的地の笠田まで後10キロあるかないかですので、時間的には余裕があります。真田親子所縁の真田庵の隣の幸村庵でお蕎麦を頂きます。そこで野良仕事の最中の地元民9さんを呼び出します、齋藤氏と9さん、初対面ですがブログを通じては知った間柄。

 食事の後、真田庵を案内して貰いますが、まだ残ってました、1985年から1986年にかけてNHKで放映された「真田太平記」のポスター、幸村役を草刈正雄、信之役を渡瀬恒彦、他ポスターには紺野美沙子と遥くららが映っていますが、正幸役は丹波哲郎でした。2016年のNHK大河「真田丸」では30年前に幸村を演じた草刈正雄が正幸を演じて話題になったのが記憶に新しい処。その「真田丸」でここ九度山も賑わったのですが、所詮ブームはブームですからね、おまけに「コロナ禍」でお店とかもなかなか大変な様です。
 九度山を後に紀の川左岸を進みます、サイクリングロードは三谷橋で右岸へ渡るのですが、左岸の堤防道路は暫く続きます。大門口大橋を渡りJR笠田駅へ。齋藤氏は近くの宿をとってあるのでここでお別れ。

 輪行支度をしているとY氏が到着、齋藤氏を引き渡して本日の私の任務は終了。16時37分発に乗車し帰途に就きました、本日の走行58.8キロ。



遠回り通勤ライドでLG360CAMを

大和川河畔を行きます (田原本町法貴寺にて)

 予報では昼から崩れるとか云っていたのですが、あまりに良いお天気ですので「遠回り通勤」モードに、デモン太を駆って、まずは腹ごしらえに。

 せっかくのお天気ですので、先日格安で手に入れた360度カメラ「LG360CAM」を、決して電気カミソリではありません。取り付け方法にまだまだ工夫が必要ですが。2016年に発売されたこのカメラ、後継が出ていないと云うか今なお現行品なのか、もう終わっている様な気もしなくもないのですが、最近になって盟友輪童さんが動画をアップしたりしてます。しかし既にアプリがGooglePlayにないとか、編集ソフトでエラーを出したりとなかなか手こずらせます、まぁ動画に関しては撮りぱなっしでロクに編集もしてこなかったのにいきない360度はね。輪童さんにアドバイスして貰ったりして、どうにか使える様に。まぁ安かったから良いですけど、案の定時間を取られるのと本体以上が出費があるかもと。
 八木札の辻から下ッ道を北上し寺川沿いを、春ですね、思わず足を停めます。
 大和川を渡る天神橋南詰めを西へ大和川左岸へ、板屋ヶ瀬橋を渡って大和川から佐保川右岸の京奈和自転車道を三郷橋まで、昨年供用された近鉄平端駅付近で、橿原線と天理線をアンダークロスする区間を走ってみます、休日とあって散歩する家族連れが多いです。
 360度で撮影していますからVR動画にもできるのですが、上は2Dにトリミングして編集(ただ繋いだだけですが)したものです(約2分)。
 撮影そのものはスタンドアロンでもスマホからでも行えますが(設定はスマホからのみ)、困ったのは動画撮影は20分で否応無く止まるので、ドライブレコーダーとしては役をなしません。ちなみに20分で約2.5GByteですから8Mのメモリーカードで約1時間、内蔵バッテリーは約70分との事です。ファイル分割は致し方ないとしても、メモリーカード一杯までの連続撮影がほしいところ、ただ発熱を考えるとこの筐体ではその辺りが限界かも。
 前後レンズ何れかを単独で180度カメラとして利用もできたり、静止画ではインターバル撮影(2秒、5秒、10秒、30秒、60秒間隔、もちろん20分縛りはなし)もできるのですが、さてどう云った使い方が面白いのでしょうかね。
 再び下ッ道に戻り大和川を東へ、三輪山を望みながら大和川べりを走って桜井へ、本日の走行35.3キロ。

 



今年最初の10キロ/日超


三輪山を望みながら大和川河畔を

  12日ぶりの更新が「今年最初の10キロ/日超」とはなんとも情けないタイトル、今年になってから仕事と買い物だけしか走ってなかったものでして… 「今年最初の10,000m/日超」の方が誤解されて面白かったかな。相変わらずの不調、部屋に籠もって道路元標のデータ整理に勤しんでます。さすがにこのままでは体が鈍るばかりですので、天気も良いので頑張って出掛ける事に。

 まずは橿原神宮の境内を抜けて高田方面へ、今朝は-3℃まで下がったのですが、陽射しにつれてどんどん暖かくなってきます。
 いけませんねぇ、朝食は2021年初「松のや」11時までの限定メニュー「得朝ロースかつ定食」これが400円、おまけに「ライス・みそ汁 おかわり無料」(店舗限定)の対象、サービス券持っていたら、コロッケ、ポテトサラダ、キャベツの中から一品。さすがにおかわりは自粛しましたが。
 所用で以前のクライアントの会社へ立ち寄ってから葛城川沿いの「飛鳥葛城自転車道」(明日香大和高田広陵自転車道線)を北上します。広陵町の桜橋から勝目休憩所までの間は「京奈和自転車道」と併用区間なのですが。
 広陵町中の葛城川の支流との合流点、南側から来るともう「罠」だとしか、橋を渡ると死角になっている右カーブの先にはポールが… サイドバッグを付けていると避け切れません。奈良県道路環境課ってこんな設計していて何とも思わないのですかね。
 「飛鳥葛城自転車道」を別れる桜橋西詰から大和川に架かる板屋ヶ瀬橋まではまだブルーラインが引かれていないのですが、どうなるのでしょうかね、曽我川に架かる橋が工事中です。
 馬場尻橋で大和川河畔に出て左岸を東へ、少し遠回りになりますが、桜井から王寺方面への定番快走ルートです。

 京奈和自動車道(大和御所道路)をくぐる処で工事が行われていて迂回させられ、左岸の護岸が切り開かれてとんでもない工事が行われています。北側(右岸)に回り込んでみましたが、下部の橋梁なのかランプなのか、左岸路が分断されなければ良いのですが。
 その後再び大和川左岸を走って14時前には桜井に帰投。走行39.8キロ、気持ち良く走れましたが、平坦路をこれくらいの距離で疲れました、春にはマトモに走れる様に頑張らなくては。



遠回り通勤ライドも一区切り

京奈和自転車道(飛鳥葛城自転車道線)にて

 今日は荷物が多いので久しぶりにフロント2サイドでasuka号の出番、大和川に架かる板屋ヶ瀬橋南詰めまで北上し、第二浄化センター東側の桜橋から飛鳥葛城自転車道線を南下、横大路を東へ、37.2キロの道のりとなりました。飛鳥川沿いの大和中央自転車道で戻るよりは路面は良いです。

 4月29日以降の「遠回り通勤ライド」、片道30キロ以上を目標にコース取りをして走ったので、距離こそ稼いだものの、平地をチンタラ走っていてはダメですネェ… S先生から体重を5キロ落とす様に云われているのですが、棒グラフは走行距離、赤点線が体重の7日移動平均、1kgなんて減量のうちに入らないですよね。

大和青垣吉野川自転車道の延伸

 近鉄橿原線をアンダークロス、さすがに橿原線と天理線にタイミングを合わせて「自撮り」は無理ですので、合成しています。
 2017年10月13日に佐保川沿いの羅城門橋から三郷橋の4.4キロが供用された大和青垣吉野川自転車道線、京奈和自転車道の一角を成すとの触れ込み、ただこれまでは作りやすい処だけ作った感も無きにしに非ずだったのですが、三郷橋以南の佐保川べりは近鉄天理線と橿原線と交差していて従来から踏み切りがなく越える事ができず、自転車道がアンダークロスする計画に期待していたのですが、「コロナ禍」の渦中、3月末頃には供用されていた様で、昨日今日と走ってきました。
 今まで自転車道の南端だった県道193号筒井二階堂線の三郷橋西詰からスタート。近鉄天理線の手前まで佐保川右岸を走り天理線の線路をくぐります、以前から二輪なら線路沿いに平端駅まで抜ける事ができましたが、堤防に沿って近鉄橿原線をくぐり、再び佐保川右岸堤防上を走り高橋の手前までが新たに整備された区間で、自動車の進入ができない様になっています。
 近鉄天理線と橿原線に挟まれた250m程の区間は堤防の内側を行きます、真新しい舗装とブルーラインが。なぜか橿原線と交差する部分は以前から築堤ではなく鉄橋になっていて、自転車道でなくとも道路の計画があったのかが少々謎です、もし築堤だったら自転車道がアンダークロスするのは難しかったかも知れません。
 橿原線をくぐると佐保川右岸の堤防上に取り付きます、以前は河川管理道路で手前で行き止まりだったので進入できませんでしたが、新たにブルーラインだけが引かれた様です。
 佐保川に架かる高橋の手前で奈良県道108号大和郡山広陵線と合流(写真は振り返ったもの)、「京奈和自転車道」の案内標識が建っています。ここまでが自転車道として新たに整備された区間です。
 自転車道を示すブルーの矢印に従い佐保川と大和川が合流して最初の橋「板屋ヶ瀬橋」を渡ります。
 「板屋ヶ瀬橋」から350m程で「県立浄化センター公園」を起点としている「大和中央自転車道(県道273号大和郡山田原本橿原自転車道線)」と合流するのですが。


 ただこの先「大和中央自転車道」は飛鳥川に架かる保田橋の手前までは歩道だったり畦道を少し拡げて舗装しただけとか自転車道とは名ばかりの悲惨な状態です。


 この先「京奈和自転車道」の案内は「飛鳥葛城自転車道(県道274号明日香大和高田広陵自転車道線)」との合流点となる葛城川に架かる桜橋までないのですが、手前の曽我川を渡る小柳橋が現在架け替え工事中です、そこまでのルートが良く判りませんが、現状の「大和中央自転車道」をなぞるのだけは止めておいて貰いたいものです。ともあれ板屋ヶ瀬橋~三郷橋間の供用で大和川下流側から奈良市街へのルートとしての利用価値は充分あるかと。