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今日走って?いる人

今日は東海3県持ち回り胃袋破壊ツアーの一つ名古屋「喫茶マウンテン」探検ランだったのだが... どれ程走っていたのか食っていたのか、輪行で帰途に就いたN嬢から画像が送られてきた...

しかし手の付け様がないと云う感じですなぁ...


今月の実績

タバコ、禁煙継続中です、アルコールは「河内風穴」の帰途、輪行の車中で児玉さんに頂いた紙コップのビールと「名水豆腐」の昼食の時にお付き合いで戴いた湯呑み茶碗のビールだけ、合わせて500ccにも満たないです。

走行距離753.5キロ、記録のある範囲(過去8年間)で8月としては最高の距離です。


洞川「名水豆腐」サイクへ

今日は洞川(吉野郡天川村「どろがわ」と読みます)へ「名水豆腐」を食べに行くサイク、集合場所の黒滝村の道の駅「吉野路黒滝」へ自走で向かいます。

←5時40分に桜井を出発、コンビニ補給して、明日香村栢森で少し休憩して、0655芋峠に到着、私としては快走ペースです。


芋峠を下り上市から上市橋を渡りますが、タイミング良く近鉄吉野線のアンダートラス橋を渡る特急「さくらライナー」を自転車と一緒に...


0740吉野駅の横を通過します。


七曲坂を登り吉野山へ、吉野町道路元標を見つけたりしながら勝手神社から<257>才谷吉野山線へ入りますが、前に何か走り慣れていない雰囲気のMTBの集団が、最後尾のリーダーっぽい人に「先に行って良いですかぁ」と声を掛けると「後ろからチャリンコ」と集団に声を掛けます、さすがにこれにはカチンときたので一言文句を云います(▼、▼メ)

↑才谷で<48>洞川下市線に入り 0827 地蔵トンネルの手前で黒滝村域に入ります。

※ ‘チャリンコ’の語源には諸説ありますが概ね差別的な意味です、ママチャリと云う合成された略語の普及で語源を超越して一般化していまいましたが、少なくともサイクリストは使いたくない言葉ですネ、と云いつつスポーツサイクルに乗る人も家庭用実用車をママチャリと呼ぶので困りものです、でも’チャリンコ’はいけません。


地蔵トンネルを越え、今日のサイクのメインである小南峠の通行に支障がないか、北側に入り口にあたる川戸まで往復し工事や規制が行われていないか確認します。 どうやら通行には支障ないようです。
 今日のサイクの集合場所道の駅「吉野路黒滝」には9時過ぎに到着、既にN嬢が到着、暫くしてドタ参のW氏が到着、輪行で下市口駅から走ってくる一行を待ちます。

↑丸ポストGET!! 黒滝村寺戸にて


洞川「名水豆腐」サイク

集合場所の道の駅「吉野路黒滝」、橿原市から自走のT御大とM氏、下市口駅まで輪行してきたo氏がR309旧道広橋峠経由で到着、しかし先に下市口駅を出たと云うd氏一行が現れません、K氏に広橋梅林の激坂道を引きずり回されているのかと噂をしていると地蔵トンネル経由で到着、どうやらd氏がパンクしていた様です。


↑珍しくT御大はいわく付きのカーボンロードで登場、どうやらこのフレームはフニャフニャで元国体チャンプが乗るシロモノではないそうです。


今日のサイク、当初は?新笠木T?新川合T?天川村川合?虻峠旧道?洞川?小南峠?だったのですがあまりに距離が短すぎるので、新笠木Tをパスしてわざわざ旧西吉野村城戸まで迂回する約53キロのコースに変更としました。 少しR168を走る事にはなりますが、丹生川と宗川に沿った鄙びた道と走る事ができます。 しかし新笠木Tより長い新川合Tをくぐる事にには変わりありませんが、旧笠木峠へ向かう気は毛頭ありません。
↑丹生川沿いに<138>赤滝五條線を十日市まで下ります。


天川村川合から洞川へは虻峠を越えるのですが、物好き連中の多いグループですから向こうに出口の見えている虻トンネルをくぐらずに旧道の虻峠を越えます。 2年前は天川村の集落が見下ろせたのですが、残念な事に視界は成長した植生に遮られつつあります。
 洞川では昼食を予定していた食堂「みやぞい」が満員で別の店へ、「冷奴定食」\1,100は高いですが甘露煮もついてボリューム満点です。


食事中から雨が降り出します、ここ数日の天候から降られる事は覚悟の上でしたが... 私自身小南峠は3度目ですが今回は先頭集団のペースが早い上にトンネルまで途中に雨宿りできる処がないので、写真を撮ったりしているともう追いつく事はできません、通行困難なのでR309を走れと云う案内にも係わらず結構一般車両が入ってくるのでのんびり蛇行しながら登ってもいられません、おかげで今回が一番堪えました。
↑1547 小南峠隧道にて、トンネルの中から外にいる懲りない面々を



小南峠隧道をくぐると吉野の山並みが目の前に拡がるのですが、今日は雲の上です\(^o^)/なんて喜んでいられません、この雲の下は土砂降りの雨、標高1060mの峠から麓までは標高差650mの爽快ならぬ壮絶ダウンヒルです。
↑黒滝村川戸まで下ってきて、辰巳御大がパンク、そう云えば御大は8年前にもここでパンクしています。

 この後、黒滝村寺戸で輪行組自走組は道の駅デポ組と別れる事とし今日のサイクは雨の降りしきる中でお開きとなりました。 なお既にうちのHPの「輪」→「ツーリングの記録」に写真をアップしていますので、そちらも合わせてご覧下さい。




洞川「名水豆腐」サイク、行きはヨイヨイ帰りは...

黒滝村寺戸で解散した後、輪行組および自走組は<48>洞川下市線を下市町へ向かいます。

←地蔵トンネルにて


一時は輪行袋を持って来なかった事をつくづく後悔しましたが、下市町域に入った辺りで雨もおさまり少し日差しも出てきました。 下市町立石で最後尾を一緒に走っていたらんぐざぁむさんだけにお別れして、秋野隧道を越え吉野川河畔に出て椿橋を渡り大淀古道壷阪峠のルートに入ります。


↑秋野隧道、県道でもないので道路地図では判りにくいのですが、下市町の中心部を避けられるので結構地元の車が行きかっています、立石側からは標高で60m程登るだけです。


壷阪峠への道で今年最後になるかも知れないヒグラシの大合唱の中をご機嫌で登っていたら、バサバサと音がしてイノシシが道路に飛び出してきて「ブヒッ?」と鳴いて道路を向こうへ走って行きました、しかしこっちへ向かって走って来なくて良かった(^_^;)
←壷阪峠、立派な道に見えますが峠の大淀町側数100mだけ、今だ無意味な拡幅工事は自然破壊に税金の無駄使い、ローリング族がやってくるので夜間通行止。


←水越峠に沈む夕日、壷阪峠の下りにて


←大和盆地に浮かぶ畝傍山(右上)他、一番向こうは生駒山でしょうか。

 って写真を撮っていたら真っ暗に、ようやく19時半に帰り着きました。 本日の走行距離、往復自走が効いて128.4キロ。


近江鉄道サイクルトレインと河内風穴

先月から企画していた滋賀県多賀町の’河内風穴’へ涼みに行こうという計画、日にちを決める度に怪しげな天気予報に翻弄され延期や中止となっていたのだが... ’河内風穴’のためにサンダルを買ったN嬢はどうも行かなければ気が済まないらしい、この週末も九州辺りでウロウロする台風のせいでどうもスッキリとしなかったのだが、土曜になって道案内役のo氏がいないので彦根周辺の廃村巡りはパスして信楽まで自走して合流し、貴生川駅から近江鉄道のサイクルトレインを利用して近くまでワープして河内風穴を目指そうと云う事になった。 桜井を朝5時前に出発、上街道から猿沢池、県庁前、般若寺、青山、大仏線跡、恭仁大橋と突っ走り、早朝とあって引っ掛かった信号は3つだけで和束のローソンには7時頃に到着、補給の後は時間に余裕ができたので<5>木津信楽線をのんびりと走り、枚方からR307を走ってきたN嬢と信楽町神山の喫茶店前で無事合流。 ←信楽駅前にて 信楽から貴生川へは列車の正面衝突事故で有名になってしまった信楽高原鉄道に沿ってR307を走りますが、工事中の第二名神のルートとも重なっていて巨大な橋梁が頭上を跨いでいたり、I.C.ができるのか道路の付け替えが行われていて風景が変わってしまっています。 ピーク近くで快走ダウンヒルをパスして踏切を渡り小野峠と呼ばれる旧道へ入ります(通行止のゲートがありますが)  ← パンク修理中のN嬢、実は... 原因を作ったのは私(^_^;) クララ姫、ジャパタカさんに続く犠牲者ですm(_ _)m   ‘近江鉄道サイクルトレイン’は自転車をそのまま載せる事のできるサービスです。 利用できる区間や時間帯等に注意点があります、土日祝日は終日利用できますが、近江八幡へ行く八日市線が利用できないのが残念、また近江鉄道単独の改札口がない彦根駅等いくつか利用できない駅があり、原則車両の最後尾に載せるので無人駅では線とへ車内を移動させる必要があります(まさか乗って走れないでしょ)、詳しくは同社HPを。
 貴生川駅にて(Photo : N嬢)、同駅はJR草津線と並んでいるので東側の近江鉄道側へまわる必要があります、東側にはコンビニも近いので便利です。   FI2612420_5E.jpg ←おまけに土休日は\550で乗り放題のフリーパスがあります。 暑い時間帯に交通量の多い区間をパスできてとても楽チンなのですが、いかんせん彦根方面まで行こうとすると接続が悪いです(特に休日は)、実際乗ったのは貴生川(10:59)→八日市(11:39/12:18)→高宮(12:41)、’河内風穴’へは多賀線へ乗り換えれば近いのですが待ち時間が... 正直云って走った方が早いかもネ(^_^;) ← 車内ではこんな感じです、ショックコードの類を持って行くと良いかも。     高宮駅でJR能登川駅まで輪行で来たKさんと合流します、私達は車内でコンビニおにぎりとか食べていたのですが、Kさんは昼食がまだだそうなので駅前の食堂で食事をしてから芹川沿いの道を’河内風穴’へ向かいます。 ‘河内風穴’、夏休みの日曜とあって家族連れが多いです。 入場料は今は\500になってます、その価値があるかどうかは、まあ県外からわざわざって処でしょうか、ちなみに私は二度目です。 なお風穴入り口までは結構登って行く必要があります、この季節確かに思いっ切り涼しいです、何かうわっぱりと足元の準備を、ビンディングシューズは非常に危険です。 風穴入口までの途中の渓谷の写真を撮ろう云う向きは風穴に入る前に、帰りだとレンズが曇って往生します。

 広さに圧倒されるのはここだけです、この先は狭くなって行き止まりばかりです。   ヘルメットはかぶっているにこした事はないですが、高価な自転車用のヘルメットの薄いシェルを傷つけたくない向きは再生可能な自分の頭で...
        ‘河内風穴’への道は右岸側なので帰りが... 処々狭くて渓谷側のガードレールがない箇所が、そんな処で下手っぽい車にでくわすとちょっと恐怖です(^_^;) 帰りはJR野洲駅前の‘ほほえみの湯’に入って帰ろうと算段し、再び高宮駅からサイクルトレインに乗車し八日市まで行く事に。       ←高宮駅にはエレベーターはもちろん跨線橋もないので、線路を渡ります。             ←高宮駅は駅舎こそモダンに改装されていますが、ホームはレトロな雰囲気が一杯、でも今ではこのホームが人でごったがえすのは正月の多賀大社初詣の時位なんでしょうネ。           八日市駅にて、あとは野洲駅まで一走り。 本日の走行距離、桜井からの自走を含めて123.1キロ、AVS19.3キロ/時

暑い

仕事は午前中には片付いたので、近く?のY氏のお店にご機嫌伺いをした後帰途へ就きますが拠りに拠って一番暑い時間帯です、それに今日は輪行袋は持って来ていませんので否が応でも走って帰るしかありません。 久しぶりに木津川右岸を走ろうと考えたのですが、Y氏の話では工事中で水主(みずし)辺りまでは堤防上は走れないとの事、大久保バイパスを南下してようやくこの辺りから走れる様に。 ←長谷川河口の大エノキ、ベンチでもあれば最高なのですが... 山城大橋で左岸に渡り自転車道を南下します... 時々走っている人を見かけますが、別に帰りは急ぐ道でもないので、開橋の下でダウンしてます(^o^) 京都の気温は36℃を越えたとか、でも時々吹く風が心地良いです。 般若寺から県庁前へと、ら氏の通勤経路の裏道を走り猿沢池へ、ここでも休憩です。 夕立ちの来そうな気配もないし、たとえ来ても幾らでも雨宿りの出来そうな場所のある上街道をのんびりと走り、往きの倍の時間を掛けて桜井に帰ってきました。 本日の走行107.6キロ。

「河内風穴」は中止、代わりに高野山へ...

避暑がてら滋賀県多賀町の「河内風穴」へ行こうというサイクリングプランはなかなか明けない梅雨と怪しげな天気予報に翻弄され延期されたものの、またまた滋賀県の天気が怪しいので中止。 もともとコンセプトは「避暑」なので高野山へ行く事になった。
 集合場所は南海高野線からケーブルカーで上がった高野山駅なのだが、久しぶりに高野山へ自力で上がってみようと、午前4時過ぎに桜井を出発、明日香村から高取町、重阪峠を越えてR24から橋本五條線と馴染みのコースでR371へ入る橋本橋には6時には到着。 ここから狼頭峠を越えて玉川峡に入ります、峡谷沿いの道を経て高野山への道筋は標高を上げるにつれて吹く風もさわやかなのですが、寝不足が利いているのかいつになく眠くて仕方がありません、もしやニコチン切れかと... ニコレットを忘れてきた事に気が付いて、そうなるとなにかますます眠たくなります(^_^;)

標高840mの摩尼隧道に到着、このトンネルを抜けると高野山中、日陰にいると汗をかいた身体には肌寒くなる様な気温です、後で聞くと大門にある温度計は22℃だったとか。
 集合は高野山駅10時なのですが、時間も中途半端だし駅まで往復するのも無駄なので奥の院で合流する事にしてのんびりと休憩する事に(^_^)



本日の参加者はoookaさん、なべちゃん、天神橋五丁目さん、児玉さんとの5名に腰を痛めて走れない地元(麓と云うべきか)九度山人さんが差し入れ提げてスクーターに乗ってお見送りに。
「河内風穴」から急遽「高野山」に変更になったのでメンバーが揃ってからのコースが未定だったのですが、とにかく下界は暑いだけなので桜峠から天狗木峠と野迫川村を目指します。
↑天狗木峠と野迫川村上垣内の間、標高1000mを越えている辺りで,、吉野の山々をバックに写真撮影(^o^)


大塔村から天川村と走り小南峠で吉野山か下市へ戻るプランを考えていたのですが、oookaさんは物足りなさそうなのですが些か私的に厳しいので、今井峠から筒香、宿(やどり)と九度山まで下るコースに変更させて貰う事に(^_^;)
←今井峠紀和隧道、かつて野迫川村へ入る奈良交通のバスが越えていた道です。 (現在は大塔村阪本経由)



丹生川沿いの道をひたすら下り玉川峡の宿(やどり)へ、ここには温泉もあるのですが、まだ走らなければならないので温泉はパスして軽く食事を採る事に、今日はいつになく私が率先してビールを飲もうと云う事にu(^_^)
 この後は自走で御所市まで帰る児玉さんと別れて南海九度山駅まで走り、まだ走り足らないと旧紀見峠を目指すoookaさんを見送って解散、私はJR和歌山線高野口へ走り輪行しますが、橋本、五條、高田と最悪の接続で2時間半かかって(自転車の方が早いゾ)帰って来ました、走行112.7キロ。


梅雨入り前の一っ走り(^o^)

 週末の天気が良くなったので、童仙房へ梅雨入り前の一っ走りしようと... 釣れたのはN嬢とT御大と云う最悪の面子(*_*) とにかく集合場所の和束町へと向かいます。
 今月のカレンダーでお馴染み、童仙房への登りが始まる茶畑の中の道。 童仙房でコンビニ弁当を拡げて昼食、標高が高い事もあって少し肌寒い位です。 その後は野殿から童仙房九番を経由して多羅尾へ向かいます。
 牛場越にて

 

 信楽町杉山にて、珍しく喫茶店でお茶しました。 実は朝宮の’ぜんざい’屋も気になっていたのですが(^_^;)

 

 当初、信楽で別れて柘植から青山町方面に走り輪行で帰途に就く予定でしたが、裏白峠がトンネルになったと云う事なので、一緒に裏白トンネルから自身未踏の穀池峠を越え和束へ戻る事に。

 

 穀池峠を越え<5>木津信楽線を爆走します。
←別に手を繋いでいる訳ではありません、キャンディを手渡しているのです(^_^)
 結局、加茂でN嬢と別れT御大と大仏線跡から奈良阪、上街道経由で帰る事に、DST134.1キロ、AVS19.0キロ。

 N嬢談.>私は、走行距離144km、AVE.20.5km/hでした。 CanCanさんたちと別れ際、AVE.を見ると18.9km/h。 こんな屈辱的な数字で一日を終える訳にはいかないし、第一自転車に申し訳なく、何とか家に着くまでに20.0km/h以上に持っていかないと、と思いました。 そこで信号によるSTOP&GOではとてもAVEを上げることはできないと考え、泉大橋からサイクリングロードに入り、常にAVEを意識しながら走りました。 向かい風できつかったですが、20kmほど走ったら達成できました。 ついでに御幸橋まで走り帰宅しました。

伊勢志摩ツーリング

 今回は計画中のプランの中から伊勢志摩へ行ってきました、但し時間的に厳しそうなので往復輪行で。なおDoblogが4日に跨るメンテナンスだったので、某BBSに報告したものを再編集した内容です。予定のコースへは近鉄で鳥羽駅まで行けば良いのですが、それだけでは勿体ないので手前の伊勢市の五十鈴川駅まで輪行し<715>館町通線と<102>伊勢鳥羽線のヘキサをGETしてからと目論んだのですが、色褪せたシールヘキサに見過ごしてしまい結局GETできず、今回は出だしからいけません。今回の目的は伊勢志摩パールロードの影に隠れて見捨てられた様な三重県道<750>阿児磯部鳥羽線を完走しようと云うもの、同線は鳥羽市から旧阿児町(現志摩市)にかけての海岸線の険しい地形に点在する漁村を結んでいる全長40キロ余りの路線ですが、パールロードへの取り付け部分を除けば未改良区間が残る上に、的矢湾で分断されていて「県道船」と呼ばれる無料の渡船で結ばれているユニークな路線なのです。しかも沿線は難読地名だらけ...安楽島(あらしま)、国崎(くざき)、相差(おうさつ)、畔蛸(あだこ)... ↑石鏡(いじか)付近にて、山腹に見えるのはパールロード、上に鳥羽展望台が見えます。この付近からは三島由紀夫の「潮騒」で有名な神島など伊勢湾に浮かぶ幾つかの島が見えますが、展望そのものはさすがにパールロードの方が良いです。でもパールロードに比べるとアップダウンは比較的マシで少し拍子抜け... 同線は畔蛸から的矢まで<47>鳥羽磯部線と併用区間となるのですが、千賀(せんが)の小さな湾を挟んで県道は未開通の様で少し山側のバイパス路を経由した上に、旧磯部町との境界になる堅子では地形図では点線道となってます、この点線道を突破しなくてはパールロードまで登らなければなりません、実際堅子漁港への県道ルートは4輪車通行不能の路地、ただ堅子漁港で聞くと地形図上の点線道は
 「舗装はしていないけど車も通っているよ」の事、しかしとんでもない激坂ダートでした、地元車強し。




 ところで的矢からの「県道船」、自転車はそのまま乗せて貰えるだろうと思っていたのですが、地元の小学生に聞くと「たぶん駄目だよ」との事、乗れなくてはパールロードまで登らなければならないので慌てて輪行袋に押し込みます。「県道船」は対岸にいる時は信号機を操作して(的矢側は蛍光オレンジに塗られた腕木式で紐で引っ張る)呼ぶのですが一応時刻表もあります。後で聞くと航路によっては死角になるらしいのです。今日は自転車は「荷物」になってしまったのですが、聞くと自転車のままで乗せるとキリが無いとの事です、通学で利用する的矢小学校と中学校は自転車ごと通学するのを認めていないのかも知れません、同乗の小学生が対岸で兄弟か友達が自転車を持って迎えに来ていました。 大きな声では云えませんがどうやらそのまま乗せて貰える様な... 但し甲板には西部劇で馬を繋ぐ様な手すりがあってそこに括りつける様です。 静かな湾で距離も知れていますが潮をかぶらないとは限りません。 航路は的矢、三ヶ所、渡鹿野島の北側を結んでいて、私は県道走破の為に三ヶ所へ渡りましたが、渡鹿野島へ渡り島の南側の一般に知られた有料の航路で安乗方面へ行く自転車が時々いるそうです。なお的矢側の乗船場は案内がなく判りにくいです。
 無事に三ヶ所へ渡り自転車を組み立てて再び<750>阿児磯部鳥羽線を走ります。 途中で磯部大王自転車道線と交差しますが、写真の様に幅員は変わりません、どちらかと云うと自転車道の方が手入れされている様な。 なお磯部大王自転車道線はれっきとした三重県道129号です。 自転車道と云っても「一般車通行禁止」とあるだけでここには物理的な規制はありません、
 実は自転車道に名を借りた農道です。 阿児磯部鳥羽線を完走し国分(こう)海岸に出て<514>安乗港線を往復しついでに安乗灯台へ寄り道、今は\150で灯台に上がって360度の展望を愉しめるそうですがオッサン一人で登っても面白くないのでやめときました。 実はこの後、波切へ走り大王崎へ寄ってからR260を西進し和具航路に乗り賢島から近鉄特急に乗ってチクワとビールで「プファーッ」と行きたかったのですが... 磯部大王自転車道線を南下していたつもりでいたのが、自転車道の案内板を見て「この案内板の現在地は間違っている」??? まわりを見渡して唖然、上の写真の処へ戻ってきているのです、まるで狐につままれた様な...
 大王崎に向かって自転車道を南下しているつもりが実は北上していて、先に通った阿児磯部鳥羽線と交点に戻ってきていたのです。 まあ「CANNAVI」はこの程度のもんですわ。 意気消沈してトボトボとそのまま自転車道を走り磯部駅から輪行する事に、駅前に停まっていた移動販売車でパン2個を買い、缶ビールではなく缶コーヒーを買って鈍行で帰ってきました。 本日の走行80.7キロ也