信州ツーリング(2日目)

 今日は<67>松本和田線で扉峠を越えR142に入り、ほぼ中仙道で佐久市へ向かいます。 松本市街から薄川沿いに徐々に標高を上げ、入山辺村道路元標へ。






 

 牛立の集落辺りの酒屋にあった看板「最終酒屋」、ちゃんとした酒屋の名前はありますが、この看板に「酒」でなくともサイクリストなら飲料の補給をしてしまいます。 実際この先県道沿いでは和田宿近くまで自販機すらありませんでした。

 ここからも’よもぎこば林道’経由のコースには入らず、扉鉱泉を経由する本来の県道ルートを行きます。 発電所脇の傷んだコンクリート舗装をどうにか漕ぎ上がったもののまだ激坂が続き、たまらず押しが入ってしまいました。
  時間的に扉鉱泉へ勤める人でしょうか、何台かの車に追い越された後は、扉鉱泉より上では全く車には出会いませんでした。 勾配も穏やかになり、標高をあげるにつれ信州の爽やかな空気につつまれて行きます。 こちらのルートをとったのは大正解の様です。

 

 ビーナスラインを行き交う車の音が聞こえてくる様になり、ようやくよもぎこば林道との合流に、れっきとした県道でも、ご覧の標識が並んでいては一般車はちょっと入ってきにくいですね。
 扉峠と云えば今ではビーナスラインの通過点と云ったイメージですが、本来は松本と和田宿を結ぶ県道の峠、古来は中仙道の間道でもあった訳です。
 中仙道和田宿、脇本陣跡が休憩所として整備されていますので、小休止。 それにここには和田村道路元標があります。

 長久保宿に入る手前で白樺湖方面へ少し南下し大門村道路元標、折り返して長久保新町道路元標、長窪古町道路元標を回って中仙道笠取峠に向かいます。 旧道が断続的に残っているので、そちらを選びながら笠取峠を越え、有名な松並木を芦田宿へ下ります。
 扉峠前後は結構涼しかったのですが、信州とは云え今年の猛暑にやはり下界は暑い事。 時間にも余裕があるのでのんびりと中仙道の宿場を辿りながら今夜の宿、東横イン佐久平を目指す事に。

本日の走行83.2キロ

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