「青春18きっぷ」カテゴリーアーカイブ

南紀ツーリング

 信州から帰ってきて中2日「18きっぷ」の残り期間と週間天気予報を見据えると、今日の晴れマークは落とせません、日帰りで南紀を目指すか北陸を目指すか… 始発の時間を考えて未明に奈良まで自走してまでの北陸行きも大変なので、大阪鶴橋まで近鉄を利用した上で南紀へ向かう事にしました。もちろん「WAKAYAMA800モバイルスタンプラリー」絡みなのですが、パーフェクトに届かなかった昨年度の雪辱で今年度も挑戦しているものの、正直な感想としては、昨年と同じポイントだとコース取りが去年とあまり変わらなくなるので、新鮮味がないと云うか面白みがないのですよね、新しく加わったポイントも幾つかあるので、今日はその内の2つを軸に回ってみる事にしてみました。旧日置川町の「えびね温泉」とすさみ町最奥の「佐本渓谷」ここ暫くご無沙汰してますが、紀伊半島のディープな処です。
 近鉄で大阪鶴橋へ出て、天王寺0645発の快速湯浅行きに乗車、3番線からの発車で前4両は関空行きなので注意。和歌山~湯浅間で10数分後ろを走っている紀伊田辺行きに乗り換えます、でも湯浅まで行くと折り返しでホームが変わっちゃうかも、いつも海南で乗り換えます。春まで117系のスジだったのですが、ワンマン対応ロングシートの227系投入で姿を消してしまいました。117系も名車だったと思うけど、ロングシートはともかく綺麗で乗り心地も良くなって輪行袋を置くスペースも充分。紀伊田辺着が0951、この先へは「18きっぷ」の使える普通列車は50分待たなくてはなりません、それだと串本にはお昼過ぎ、南紀は遠いのです。
 駅降りてすぐの「田辺市観光センター」で輪行支度を解きます、サイクルラックはこう云う時にも便利。市内のコンビニで携行食を調達して熊野街道を縫って旧上富田町(現白浜町)域へ越えます。 県道36号上富田すさみ線に入り、生馬橋西詰でR311と交差して富田川を渡ります。
標高で168mまで登って卒塔婆トンネルへ、結構古いトンネルですが、旧トンネルもあったのですが今はどうなんでしょう、それぞれ2回ずつは抜けているかと。なお現在工事で片側交互通行になっています。
 玉伝口の三叉路で県道37号日置川大塔線と合流します「えびね温泉」へは右へ下ります。
 渓流沿いの心地良い道を走り日置川右岸に出ます。
 宇津木で左岸に渡り県道36号とはお別れ、自転車は進行方向とは反対向いています。
 立派過ぎる二級河川です、対岸に八草の滝を望む事ができます。
 久木橋で再び右岸に渡りますが、未開通の県道213号白浜久木線への分岐が、と云っても少し先に久木トンネルが抜けたばかりで工事中です。

 

 対岸に向平キャンプ場が見えます。
 今日2つ目のポイント「えびね温泉」。
 良い時間なので併設の食堂で丼を頂きます、ここのお水は温泉水なので注意。

 


 日置川の蛇行部分を見下ろす、古座川とはまた違った趣きです。
 3つ目のポイント「志原海岸」へ、R42を抜ければ早いのですが、せっかくですのでブルーラインの引かれた県道801号白浜日置川自転車道へ。なおR42を走れば白浜~串本間で唯一のコンビニ(LOWSON)があります。
  次のすさみ町へはR42の日置トンネル(612.6m)と朝来トンネル(918m)他を抜けなくてはならないのですが、旧R42の県道243号日置川すさみ線があり、岬周りの険しい道ですが、太平洋を望む風光明媚なルートなので時間があればお勧めです。紀勢道がすさみ南まで伸びたので、R42もずいぶんと走りやすくなりましたが。
 すさみ町の街中を抜けて県道38号すさみ古座線へ、以前は周参見七川古座線と呼ばれ、山あいの集落を縫って行くのですが、司馬遼太郎の「街道をゆく」にも取り上げられた古座街道そのものなのです。今ではR42と紀勢本線か通う海岸線ですが、大辺路は波が道をさらう厳しいルートだったかと、古座街道はその迂回路としつて機能していたのでしょうね。
 2004年に曲利トンネルが供用されているのですが敢えて旧道へ、結構荒れています。
 せっかくですので小河内の手前にある「雫の滝」に立ち寄ります、階段を150段ばかり下りなければならないのでロード用のビンディングシューズでは厳しいかと、なお手前に「琴の滝」と云うのもありますが、県道から1キロ程入らないといけないのでいまだに行った事がありません。
 獅子目トンネル(605m)を抜けると昭和30年まで佐本村と呼ばれた地域、今日4つ目のポイント「佐本渓谷(佐本公衆トイレ)」を目指してから海岸線を下ろうと、帰りのスジを調べると、輪行支度の時間を考えると「18きっぷ」で帰るにはここで引き返したとしても、かなり厳しい時間になっています、些かのんびりし過ぎたかな。串本を1835に出る「くろしお36号」には充分乗れるのですが「18きっぷ」を無駄にして5,000円以上使って帰るのもね、明日は昼過ぎにでも帰れば余裕なので、何度か使っている太地の「小さな宿Nieche」が取れればそれで良しと。
 今日4つ目のポイント「佐本渓谷(佐本公衆トイレ)」公衆トイレがWAKAYAMA800モバイルスタンプラリーのポイントなのも何ですが、清潔に維持されています。ここ佐本は古座川の支流佐本川の上流域なのですが、その佐本川に沿った県道224号佐本深谷三尾川線は直線距離で1.5キロばかしを残して車道未開通のままなのです、自転車で二度ばかり突破しているのですが、ロードでは乗れない区間もながいので、今日は安全策をとって一山越える事にします。「Nicehe」も無事に予約できて一安心、この先約45キロ、せっかくですのでポイントを2つ拾いながら走る事にします。
 洞谷隧道(309m)を抜けると古座川町添野川。
 湯の花橋を渡るとR371。
 一枚岩、3月にも来たばかりですが。
 古座川に沿って快走、雨に祟られた信州の鬱憤晴らし、今日はミンミンゼミ、ツクツクボウシ、そしてヒグラシの鳴き声につつまれながら夏の終わりを満喫する事ができました。
 古座川町役場の前から2キロ程入った「虫喰岩」、ここも春に通ったのですが新たにポイントに加わりました。このまま県道227号田原古座線で地蔵峠を越えればR42の田原までショートカットできるのですが、日帰りの予定が泊りになって買い物とかもしたいので古座川の町へ戻ります。
  スーパーオークワで買い物の後「イワシの目」の前を通りますので、暗くなったR42を走るより立ち寄ってから「18きっぷ」も使える事ですし、古座駅から太地駅まで4駅輪行するのも良いかなと思ったのですが、残念ながら閉まっていました。
 すっかり暗くなったR42をひた走り1940 無事に「Nieche」に到着、国道沿いで駅近くですが太地の街からは離れていているので、周辺にコンビニがないとか不便な点もありますが、清潔でリーズナブルな宿です。自転車はJAZZの流れるダイニングに入れさせて貰えます。本日の走行123.2キロ。

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WAKAYAMA800 2度目の南紀へ (1日目)

 9日に続いて「WAKAYAMA800モバイルスタンプラリー」、南紀に残る6ヶ所を1泊2日で回る事に、昨年8月31日にR168を自走で南下したのですが、2日に雨で那智駅でリタイヤした残りです。丸1日あれば回れない事もないかとも思えるのですが、18きっぷでは始発に乗車しても紀伊日置駅に着くのはお昼、昔は夜行があったのですがね。1999年10月2日までは新宮行、2000年9月30日までは紀伊田辺行で臨時で新宮まで延長運転、2002年3月22日発までで延長運転は廃止、2010年3月13日から紀伊田辺行から御坊行に短縮。
 1日では無理なので2017年8月の「南の海へ」の時の様に、ヤマト運輸の串本営業所までキャンプ道具を送っておいて潮岬でキャンプをする事も考えたのですが、往復の送料を考えると、前回泊った太地の「小さな宿 neiche」を利用した方が楽チンで安上がり、ただ潮岬と太地ではコース的には無駄がでてくるのは仕方ないですね。
 今日は紀伊日置駅からスタートしたいので、紀伊田辺以遠へできるだけ早く行ける様にと高田駅まで自走する事に、鶴橋まで近鉄で行けば10キロ余りを自走する事もないのですが、そこはせっかくの「青春18きっぷ」ですから、有効に使わなくてはね。先日の王寺まで自走する事に比べれば街灯の明るい街並みの続く旧街道ですから楽なものです。
 高田0529→0545王寺0554→0624天王寺0645→0837湯浅0852→0955紀伊田辺1041→紀伊日置1113、紀伊田辺行きは和歌山始発ですので和歌山で乗り換えても良いのですが、乗り換えの楽だろう海南で待つ事にします。
 やってきたのは3月16日のダイヤ改正で姿を消す117系。
 国鉄時代1972年から東海道山陽線の新快速「シティライナー」として活躍した車両、現在はセミクロスシート化されています。湖西線草津線では緑色のがまだ暫く残る様です。
 紀伊田辺では待ち時間がたっぷりあります鉄ちゃんモードです。
 さて 1113 4時間半以上掛かって紀伊日置駅に到着、平成の大合併で日置川町は白浜町の一部となっています。
 まずはポイントのある「道の駅 志原海岸海来館」に移動、白浜日置川自転車道が海岸沿いを走っていますが、この付近以外は殆ど利用されていません。2006年9月9日にDさんとNちゃんと走っています。(写真右)
 いつもなら岬回りの旧R42である県道243号日置川すさみ線(写真右)を走るのですが、今日は先を急ぐので初めて日置トンネル(1,184m)と朝来トンネルを抜けます。
 暫くは風光明媚な枯木灘海岸を見ながら走る事ができます。阪和道がすさみ南ICまで開通しているので、交通量もずいぶんと少なくなりました、その上追い風に乗って快調に。

 今日2つ目のポイント、道の駅「すさみ」、以前からの道の駅「イノブータンランドすさみ」と紛らわしいですね。すさみ町には違いないのですが「えすみ」とかにして貰った方が。

 道の駅「すさみ」を過ぎると高速から下りてきた車や工事のダンプとかが多くなるのが難点。ようやく潮岬が見えてきました。
 串本町域には「潮岬観光タワー」と大島の「トルコ記念館」の2つのポイントがあるのですが、大島東端の樫野崎近くの「トルコ記念館」まではループ橋と島の中央部を東西に走るアップダウンの多い県道を往復しなければなりません。
 ポイントの「トルコ記念館」とせっかくですので樫野崎灯台へ。
 一昨年8月以来の本州最南端潮岬、過去に何度も来ていますが、意外にもロードでは初めて。無料の「望楼の芝」キャンプ場、最近は有料期間(繁忙期)もある様ですが。
 今日予定していた4つのポイントを無事に巡り終え、今夜の宿のある太地町まで30キロ弱、明るい内に辿り着く予定だったのですが、古座(現串本町)のJAZZ屋「イワシの目」を覗いたのが… レコード4,000枚、コーヒー300円お替り自由、マスターは青春時代に自転車で北海道東北のJAZZ喫茶巡りをしたと云う猛者、今は亡き札幌のJAZZ喫茶の名前で盛り上がりました。で結局はナイトランになってしまいました。本日の走行115.9キロ。

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WAKAYAMA800 日高郡へ

 昨年8月から挑戦中の「WAKAYAMA800モバイルスタンプラリー」、台風禍で閉鎖されたままの道の駅「白崎海岸」が正式にポイントから除外されて計44ヶ所、残りは12ヶ所なのですが、パーフェクト達成はかなり厳しいです、やはり昨年9月の「十津川~南紀ツーリング」の2日目、雨で切り上げたのが堪えます。今日は青春18きっぷのシーズンが始まりましたので、日高郡の2ヶ所を回る事に。
 ただ普通列車より優等列車の方がはるかに多い紀勢本線、JRだけで桜井から御坊まで行こうとすると始発に乗っても10時をまわってしまいます。王寺駅までの約20キロを未明に自走したので、3月とは云え温度計は0℃、この冬一番の寒い思いをさせられる事に。とにかく王寺駅0436発の関西本線で天王寺へ。
 天王寺、和歌山で乗り継いで御坊到着が0756、輪行準備とトイレを済ませて0816、R425の分岐する塩屋まで南下するのですが、県道186号日高港線のヘキサや食料調達に時間を取られてしまいます。
 結局R425に入るのは085に、尾鷲から紀伊半島を横断してきたR425、日本三大酷道と云われたこの道も御坊側は幾つものトンネルや橋が供用されて車には走り易い道となっています。実は旧龍神村の小家谷から西を走るのは10数年ぶり、改良のお陰で里山の中を緩やかなアップダウンが続き、自転車にも走っていて気持ちの良い道です。そのせいかWAKAYAMA800でもおすすめルート「切目~塩屋ルート」として紹介され、ブルーラインも引かれています。
 ただ昔ながらの道への拘りもあって、旧道トレースモードに。印南町田ノ垣内、ここには日高郡の真妻村道路元標があったはずなのですが、JAも幼稚園も今は閉ざされ、人影すら見えません。
 2014年に竣工した切目川ダム、もちろん以前通った時は建設中でした。付近の旧道部分も幅員こそあまり変わりませんが整備されています。
 上洞(かぼら)にある「奥真妻活々倶楽部」が今日1っ目のポイント、元は商店だったのでしょうか、集会所の様になっていますが、食料品とかも売られている様です。
 規模は小さいですが棚田が、この辺りでは「けさがけ」の事を「なるがけ」と云う様です。
 標高440mまで登り詰めて唐尾隧道、今は田辺市となりましたが、旧龍神村域に入ります。

 

 小家谷口でR424と合流、上洞からは1台の車にも遭わずにやってきましたが、R424との併用区間に入ると交通量が増えます。御坊から龍神へは県道とR424を継いだ日高川沿いのルートがメインになっています。

 

 1150 道の駅「水の郷 日高川 龍游」にて2っ目のポイント。
 今度はR424を使って海側に戻る格好になります、切目辻トンネルを抜けて南部川沿いに下ります、こちらのルートを走るのも10数年ぶりです。
 みなべ町にて、南部町道路元標(写真左)、県道201号南部停車場線、熊野街道沿いにあるのですが、後ろの商店は店仕舞いしてしまった様です。
 南部駅に到着したのが1352、この先紀伊田辺以遠へ行ける接続は1558までなく、帰途に鶴橋から近鉄を利用するなら、紀伊日置駅もよりのポイント「道の駅 志原海岸海来館」まで往復する事もできなくないのですが、輪行支度や待ち時間を考えるとあまりにロスが大きいので、今日はここでお開きにして帰途に就く事に、時間的には少々物足りないですが恵まれた天気の下、久しぶりの道を走る事ができて満足です。本日の走行96.1キロ。
 通勤時間帯の天王寺を経由するのを避けて、余分に時間が掛かりますが和歌山線経由で、乗り心地最悪の105系に乗れるのも後僅か。南部1432→1508御坊1533→1636和歌山1651→1824五条1901→1940高田1944→1957桜井と所要5時間25分の旅、往復で5,620円分乗車。五条駅ではへこちらも3月16日のダイヤ改正で姿を消す117系と交換(写真右)。

 WAKAYAMA800は2ヶ所回って都合34ヶ所、残りは紀北に4ヶ所、南紀に6ヶ所はどう考えても厳しいです、と云いますが千葉山と生石山ってあまり気がすすまないのですよね。

 

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高野山~有田川~日高川~御坊ツーリング(2日目)

 せっかくですのでゆっくりしていきたい処なのですが、 まだ暗い5時に「きのくに中津荘」を出発します。日高川左岸の道を行くと暫くで県道193号船津和佐線となります、日高川町と御坊市は右岸の県道26号御坊美山線がメインルートなのですが、途中に一車線区間を残す左岸の道が車も少なく自転車にはお誂え向きの道です。痛んだコンクリート舗装やガードレールのない部分もあって暗くなってから走るのは躊躇してしまいます、昨夜中津に宿を取ったのはこの辺りの事情もあったのですが。

 和佐駅近くから県道25号となり笹峠と云う何の変哲もないピークを越えて塩屋でR42に合流します。
 R42の山側に熊野街道の趣を残す旧道が残っていますので、こちらを走って塩屋王子まで南下します。次のポイントはR42を挟んで海側の「日高港新エネルギーパーク(EEパーク)」なのですが…
 到着0624、なんと開園は10時から、とても3時間半は待てません。
 QRコードは閉ざされた門のはるか敷地内、コンデジ30倍ズームで覗いてみるとQRコードはバイクラックにぶらさがっています、とても読めません。その上何か拾ったのか前輪がパンク、まさに踏んだり蹴ったり。
 とにかくパンクを修理しないとどうにもなりません、隣の公園にお誂え向きの四阿がありますので、チューブ交換を始めようとしたら、なんとタイヤレバーを入れたケースがありません、とにかくマルチツールやらなんやかやチェーンカッターまで工具はありますので、丁寧にすればどうにかなるもんです、替えチューブも3本ありますし。しかしなんで鬼太郎がいるんだよ。
 予定では「日の岬」と「みちしおの湯」でも回って紀伊由良駅から輪行で帰途に就こうかと思っていたのですが、夕方には帰らなけらばならないので、最悪でも11時半には紀伊由良駅には着かなくてはなりません。距離は35キロ程なのですが、標高131mの日ノ御崎灯台まで往復しなければなりません。パンクさえなければ充分読めていたのですが。
 と云う訳で、職員の方が来るかも知れないとぐずぐずしていたのですが、8時前には諦めて帰途に就く事に、挫けついでに御坊市街を走らずに紀州鉄道西御坊駅から乗車する事に、昔は日高川駅が終点だったのですが、1駅分ですが1989年に廃線になりました。
 紀伊御坊駅構内には元大分交通耶馬渓線のキハ600が弁当屋さんに、貴重な2軸車のキテツ1号(元北条鉄道)が旧車留置されたています。
 西御坊0850発に乗車、御坊0908発に乗車、空振りの一日ですがお昼過ぎに桜井に帰投しました。本日の走行26.9キロ。


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道路元標蒐集サイク(石川篇)

 「18きっぷ」はまだ残っているのですが、まとまった休みがないので日帰りの予定で北陸へ、石川県南部の道路元標を巡ります。桜井から「18きっぷ」だけで日帰りしようしても、現地での滞在時間が5時間程しか取れないのです、少しでも早く着こうとJR奈良駅まで20キロ余りを自走する事に、奈良05:46→0647京都07:00→0807近江今津0814→0946 福井10:15→1056加賀温泉のスジで、桜井始発より1時間早く着きます。未明の上街道を走るのですが、そこは走り馴れたる道、その上最近奈良市域に入ると街灯が滅茶苦茶明るいのです。
 加賀温泉駅からスタートする事にしたのは「いしかわ里山里海サイクリングルート」のモバイルスタンプラリーのポイントが駅前にあると云う理由からなのですが、北陸新幹線延伸で新駅となる加賀温泉駅は現在仮駅舎で、ホームから改札まで結構歩かされます。バスの降車場のベンチがお誂え向きだったので早速輪行支度を解きます、先日の事があるのでペダルの取り付けは慎重に。
 まずは江沼郡の庄村道路元標分校(ぶんぎょう)村道路元標を、それぞれ住吉神社と菅原神社の前にあります、明日はその住吉神社の秋祭り、準備が始まっています。今日は曇りの予報を頼りにして出掛けてきたのですが、なんとカンカン照り、でも季節はもう秋なんですね。
 「いしかわ里山里海~」のポイントの自動車博物館を経て山あいへと入って行くとお天気が曇り模様に、粟津温泉近くのローソンで補給の後、県道163号瀬領粟津線、県道161号大杉長谷線と継いで県道43号丸山加賀線へ、2009年6月20日大杉谷村道路元標まで往復しているのですが記憶に残っていません。大杉谷川に沿って緩やかに登って行く走り易い気持ちの良い道が続きます、連日の猛暑に辟易としていただけに曇り模様が過ごしやすく、蝉時雨の道を快走していたのですが、些か雲行きが怪しくなってきました、時折パラパラと。帰りの輪行に万が一泊まりになった場合に着替えを一式は持って来ているのですが、雨具の用意はしていません。
 ただ雨雲レーダーの予報は心配なさそうなので、二度ばかり雨宿りをしつつ先へ進みます、牛ヶ首峠から国道416号線経由で新丸村道路元標を経て、五百峠を小松市街へ下るつもりでいるのですが。
 道が峠道らしくなってくると雨足も強くなってきて本降りに、幸いバッグ類のレインカバーはあるので、荷物は濡らさずに済んでいるのですが、今回はロード故にお尻はビチョビチョ、替えのない靴を濡らしたくないので足を付けずに頑張って登ったのですがドボドボに、結局は無駄な抵抗だった様です。
 1419 標高420mの牛ヶ首峠に到着、峠は国道416号との三叉路になっていますが、右折しても現在は行き止まりです(福井県側へは長年R416の未開通区間だったのですが、今年9月9日に開通するそうです)。残念ながら雨宿りの出来そうな場所もなく、左折して新丸村道路元標へ下る事に。新丸村は1956年に小松市に合併編入され、現在ではかつての村域は廃村同様の状態に、その道路元標ですが、目標物も何もない道端に建っていて、予備知識が無ければ通りすぎてしまう様な場所なのです、幸い見落とす事はなかったのものの、帰宅後写真を確認すると真っ暗で何も見えません、どうやら撮影モードを選ぶダイアルが間違った位置に動いていた様です、いつもならモニターで確認をしたり、スマホのカメラで1枚位は押さえておくのですが、今回は雨の中で何れもしなかったのが。
 道路元標から更に下ると分岐があり左への国道は五百峠へと登り返し、右は大日川に沿って下ります。牛ヶ首峠へ入った辺りから流石のdocomoも圏外で、五百峠の標高とか情報が得られません、スマホ以外にGARMINがありますので、現在位置や標高は把握していますが、この雨の中幾ら登り返さなくてはならないかが読めません、右へ行けば大日川ダムを経て下り基調のまま北陸鉄道石川線の終点である鶴来駅まで行く事ができます。あと「いしかわ里山里海~」の5つのエリアの内残る「白山手取川ルート」を一つだけでもゲットするには鶴来へ下る方が確実なのです。五百峠を越えて尾小屋鉄道の跡を見てみたかったのですが、この雨と残り時間を考えると右へ下るのが最善の選択かと。
 大日川ダム湖畔、雨も収まりと云うか路面は乾いています、雨は峠前後だけだったのかも。ただ湖畔でもまだ圏外、それな湖岸道路にしては結構アップダウンがあって些か参ります。ダムの堰堤まで来てようやくネットに繋がる様になり、鶴来駅までの正確な距離と帰途に就ける最終時間を調べる事ができます。新西金沢駅でJRに乗り換える為、小松へ下るのに比べると遠回りになるので、鶴来駅1651発が最終、それも桜井線の最終が早いために「18きっぷ」のままで帰れるのは奈良まで、結果的に京都から940円払って近鉄で帰る事になりそうです。
 大日川ダムから約30分旧鳥越村へ、行きがかりとは云え鳥越村道路元標を、ここから2001年10月以来のR157へ、実はこれより南R157沿いに未収の道路元標が2基残っているのが…  鶴来駅までは後12キロ。
 鶴来駅まで後少し、「おはぎ屋」の暖簾が気になり覗いてみたい気持ちを押さえて、鶴来駅へ急ぎます。




 「能登半島ツーリング」の折の分に加えて今日4ヶ所、時間があれば後3つ位は回れたのですが、計20ヶ所、全68ヶ所の1/3にも届きませんが、パーフェクト賞以外の抽選権は手にしました。
 結局、手取川流域に入ると再び雨が、それでも時間的には余裕で鶴来駅に到着、輪行支度を整えて予定の1651発に乗車、→1717新西金沢/西金沢1721→1853福井1859→1949敦賀1952→2044米原2054→2148京都/近鉄京都2201→2300大和八木2304→桜井2311と日付の変わる前には無事に帰投しました。本日の走行、奈良駅までの自走20.3キロを含めて88.6キロ也。

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飯田~豊田ツーリング(前日)

 2018夏の「青春18きっぷ」輪行の旅、第2弾は信州飯田へ、連日の猛暑に参って少しでも涼しそうな処へ行こうと云う訳でもないのですが、一昨年8月に天候が怪しくなって中断したツーリング、飯田市から豊田市へR153三州街道沿いの3基の道路元標を巡るそのツーリングのリベンジをしょうと云う事なんです。
 今回も1日目は「青春18きっぷ」での移動のみ。桜井1040→1111奈良1120→1134加茂1142→1305亀山1324→1435名古屋→豊橋1642→2030飯田と云う余裕たっぷり、名古屋駅ホームできしめんを喰らおうと云う行程です。なお今回は「自撮り」もなし身軽にロードで120キロを名鉄の猿投駅まで走り抜ける予定です。
 豊橋からは1642発上諏訪行き、究極の乗り鉄路線飯田線を全線通して走る3往復の中の1本です、流石に私も1本で全線を通して乗車した事はありませんが、飯田まででさえ3時間48分かかるのです、ようやく2030飯田駅着。
 飯田市は城下町なのですが、天竜川の河岸段丘に流れ込む多くの支流が侵食した田切地形の中にあって、道を誤ると結構をアップダウンさせられる難儀な地形で、飯田線そのものも勾配を避けるために飯田駅前後で大きく西側にΩ型に迂回しているのです。その飯田市街に来るのは一昨年以来の2度目になります。宿までは輪行袋を担いで歩くには距離がありますので、駅前で輪行支度を解きます、走り出して右のペダルに違和感、ヴィンディングが悪いのか、クリートが悪いのか、とにかく下り基調ですし、暗くて良く判らないので、そのまま宿まで走る事に。案の定1本南側の道を下った為に激坂と階段を担ぎ上げる事に、結果的に宿の1階側に下っていた様で、宿の受付は4階にあるのです。
 宿は税込2,900円也、民宿を標榜してるのですが、バストイレは共同で労働者向きの宿と云う感じ、気さくな伯母さんと何とローディ御用達かして、ポスターとか色々貼ってあります。そんな訳で自転車も中に入れて貰えます。食料は部屋に持ち込み禁止ですが、飯田市市街の真ん中ですし、遅くまで食事のできる店は空いています。エアコンがコイン式ですが寝るだけなら充分です。7月最終日、本日の走行2.9キロ。

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能登半島ツーリング(5日目)

 ツーリング5日目と云っても今日は七尾駅0500発の始発に乗って「青春18きっぷ」で帰途に就くだけなんですが。七尾0500→0622金沢0702→0825福井0911→1005敦賀1023→1158京都1203→1248奈良1308→1342桜井と淡々と5回の乗換えをこなして6時間半余り、昼過ぎには桜井へ無事帰投、昨夜穴水駅で輪行支度を済ませ、七尾での宿は駅から2分程、宿で風呂に入ってさっぱりしてですから、鈍行の旅にさえ慣れていればいたって快適なもんです、iPodのバッテリが上がってしまったのは誤算でしたが。
 走行距離は1日目から4日目での4日間で計302.9キロ、ちょっと寄り道もありますが羽咋スタートの穴水ゴールでの能登半島でも、300キロは走らないといけません。
 しかし今回程、反省材料の多いツーリングはありませんでした、幾ら重さ自慢の4サイドとは云え、使わなかった機材の多かった事、イス、テーブル、タープ、火器類と… 当初の5泊6日の日程だったら多少マシだったのかも知れませんが、連日の猛暑では日中走るに走れず、キャンプ場で連泊するならともかく、毎日朝夕の涼しい時間帯に距離を稼がなければならないだけに、夜はテントを張って寝るのが精一杯、だったら最小限の装備で身軽にするべきだったかと、でも色々と持って行きたいのですよね。しかしできる事ならこの装備で皆月とか木ノ浦に2泊位しながらのんびりと回ってみたいものです。
 でも重宝したもの、今回なくてはならなかったもの、ソフトクーラーボックス、グランドシート、団扇、いつものショックコード。ホームセンターで売っている安物ですが、酷暑のツーリングをこなせたのも保冷バッグのお陰、少々お高くてももっと保冷能力の高いものはないのかな。他のテントで使っている汎用のシートですが、店を拡げる時あると便利。団扇はコンパクトに扇子でも良いかも知れませんが、テントの中でUSB扇風機なんかどうだろうかと悪だくみ、もう何十年と使っています、輪行時の固定他、フックの形状とかゴムの耐久性とかエバニューのものを対にして使うのが私にはベストです。
 現代のツーリングはバッテリなしでは成り立ちません、アンカーの13,000mAhと10,000mAhを、内蔵バッテリでは瞬断の多いうちのGARMINの外部電源用としても使います。うちのスマホ用のバッテリには中華ブランドの怪しげな品物ですが(コネクタもちゃちい)、充電専用機が売られています、スマホを使用中に充電を繰り返したり、この気候では充電時の温度上昇も劣化の原因ですから、バッテリは予備を持って別途充電がベスト。なお互換バッテリでは「おさいふケータイ」が使えない事が多いので注意。
 道路元標の方は30基の予定が4泊5日となって能登島の中乃島村は難しくなったものの、輪島町をミスった事で、無理はせずに次の事も考え幾つか端折って、結果的には13基で累計1,072基。赤色の7ヶ所を残してしまいました、まぁ次の機会へのお愉しみと云う事で。

 余興程度のつもりだった「いしかわ里山里海サイクリングルート」のモバイルスタンプラリー、68基には遠く及びませんが、意外とポイントを見つけるのに手こずる事もなく16ヶ所を、この大きな青い立て看板が非常に見つけ易かったです。所詮抽選なのですが「里山里海賞」と「エリアクリア賞」の抽選権利が、今期の「18きっぷ」で日帰りですが石川県能美郡と江沼郡の残りの道路元標を回る予定をしているので付近の「白山手取川ルート」と「加賀四湯いでゆルート」のどこかのポイントを回れば「オールいしかわ賞」の抽選権利が。しかし68ヶ所と云うのは県外の人間にはあまりに多すぎるのと、ポイントが幾つも固まっている場所があったりとか、そこそこ回れば参加賞があるとか、もう少し考えてほしいですよね。

交通費(JR) 4,740円(「18きっぷ」2回分相当、12,100円分乗車)
交通費(のと鉄道) 830円
宿泊費(宿) 8,220円
宿泊費(キャンプ場) 920円
食料品・菓子・飲料類 8,608円
運送料(梱包資材含) 5,234円
 計  28,552円
 今回は外食する時間がなかったと云いますか、自販機のお世話になったのがなんと3,000円近いとは。

プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目(総括)

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