年末恒例「第16回 石川ポタ」

大きな画像は「ツーリングの記録」からご覧下さい(要認証)

 今回で16回目を迎える年末の恒例行事「石川ポタ」、元は「ランドナー補完計画」の行事だったかと思うのですが、現在はRRCB(Restoring and Riding Classic Bicycles)の行事として引き継がれています。大阪府柏原市の市役所前に集合し、大和川の支流石川沿いのサイクリングロードを20キロ程往復するだけの真性ポタリング、最初の頃は餅焼き程度のものだったかと思うのですが。ご夫婦やお子さんの参加も歓迎、また参加車種を決めている訳でもなく、小径車やリカンベントも大歓迎、ただ今風なロードバイクは馴染まないかも知れませんが。最近はアウトドアクッキングがエスカレートして、賄い組は食材機材輸送にキャンピング車を連ねて走る機会にもなっています。
 さて今年は12月24日(日)と日程が決まったのが10日、ただ1週間位前になると気になりだしたのが天気予報、一時は降水確率が80%まで上がっていました。過去雪や雨の中での開催もあったものの、さすがにこの季節に降られるのは辛いものがあります。細かな予報がでる頃になると降り出すのは夕方からとの事、ただ今回も往復自走を考えていますので、帰り道が少々心配ですので雨支度をしっかり整えておく事にします。昨年同様賄いの方はD女史とのコラボと云う事で、柏原市役所までは鍋と火器を積んで行くだけですので重量的には楽勝です。
 当初集合時刻は例年通りの10時だったのですが、予報が下り坂と云う事で前日になって9時に繰り上げになっていた由。朝になってそれに気付いて朝食を程々に慌てて7時過ぎに出発、最短コースのR165に沿った旧街道を急ぎます。大和高田までは旧街道の横大路(初瀬街道)を走りますが、その先は概ねR165を走り0844府県境へ。
 一応遅れる旨のメッセージを入れますが、田尻峠を快調に下って9時9秒前に皆さんの待つ集合場所へ滑り込みました。
 他に小径車やリカンベントもいますが、いわゆるマッドガード付き自転車が中心です。
 ほぼメンバーが揃い準備が整った処で出発、大和川を渡り石川左岸の自転車道を一路南へ。
 クリスマスイブとあってサンタさんとトナカイも登場。

 

 10キロにも満たない距離なんですが必ず途中での休憩が、自転車談義に花が咲きます。ほっとくと何時までたっても動きません。
 今回の目玉は何と云っても1946年と1958年のエルスキャンピングの揃い踏み。お飾りでなくちゃんと走っている処が素晴らしいですね。
 通称「OHCHOの森」に到着、さっそく準備に取り掛かります。ところで集合時刻の繰り上げを知らずに10時に柏原市役所に行った人が若干名、追っかけてやってきました。
 お馴染みダイバーてっちゃんはたこ焼き屋さんです。
  しかし天気予報が信じられない最高のお天気です。
 食事の後はもちより景品でのビンゴゲーム。
 凄い豪華景品をつっちーさんがGET! 6リーチでもビンゴできない人も。
 やはり話題の中心は最新の旅する自転車「ランドーナーの本」69頁掲載、H夫人のTOEI/26HEランドナー。
 集合写真の後帰途に就きます。
 帰途も休憩は欠かしません。

 柏原市役所に戻ってきました。名残惜しいですが17時半には橿原まで戻らなけらばなりませんので、一足先に帰途に就かせて貰います。R25を王寺まで走り御幸橋から飛鳥川沿いの自転車道を走り、本日の走行77.9キロ、今年の行事はこれで終了、次は正月3日愛知県豊田市での「新春ラン」です。


 例に拠って集合写真を含む当日の写真をうちのHPのアルバムに順次アップしています、[BYCICLE]→[ツーリングの記録]→[2017]と辿って下さい。1920×1280の大きなサイズもダウンロード可能です、参加者の方には再利用して頂いて結構です。なお認証が必要です、ログインは’2018’、パスワードは2018年の「CanCan謹製カレンダー」の裏表紙右下黄色枠内の4桁の数字です。なお暫くの間2017年のパスワードも使用できます。

イブイブ、バンドネオンの夜

 facebookで隣町の初瀬のゲストハウス「いったん」でバンドネオンとギターのライブがある事を知った。初瀬にゲストハウスがある事も知らなかったのですが、昨年10月にオープンしたとか。自転車仲間、と云っても一緒に走る事は殆んどないのですが、榛原のいまやんも参加するので、メッセージを入れてみると少々馴染みらしい。ならばと云う事で明日の「石川ポタ」の準備もほったらかしで参じる事にしました。
 関西を中心に活躍している生島大輔(バンドネオン)、箕作元総(ギター)にゲストが加わります。ピアソラは勿論、小松亮太のCDなんかも何枚か持っていてもなかなか聞く機会のないバンドネオン、選曲はタンゴ寄りと云うより「Moonglow」「Ornithology」「I’ll Close My Eyes」「S Wonderful」「Autumn Leaves」と云ったJAZZチューンが多くてなかなか愉しめました。「I’ll Close My Eyes」ってなかなか演る人が少ない様なBlue MIchellのRiverside盤(1960)位しか想い浮かばない、後年Dusko Goykovichがフリューゲルホーンでカバーしているけど、そんな曲なんで意外さ充分。「S Wonderful」は日本語歌詞をチョイスして、憂歌団の木村の「All Of Me」を彷彿させる様な… 良かったですね、ただ全体的にはギターの箕作さんのキャラが強い過ぎてバンドネオン目当てだった私にはちょっと物足りなかった様な。
 真っ暗なR165をぶっ飛ばして帰宅、さて明日の準備が大変。

 

旅する自転車 ~ランドナーの本~


 先月5日の「なおちゃんTOEIお披露目ツーリング」の折に、エイ出版のムック「旅する自転車 ランドナーの本」の撮影があって、予定ではH夫人なおちゃんとY先生のTOEI、明日香村のチネリ怪人VIVVAさんのエルス(なんと表紙を飾っている)につっちーさんのアルプスだったのですが、待っている間に表に置いてあったasuka号を編集者に目ざとく見つけられ撮影したいとの由。まぁお付き合いしてきた外交辞令か、万が一の場合の員数合わせ、床の間ならぬこんな下駄箱自転車はボツになるだろうと思っていて、その場での簡単なインタビューとスペックのメモへの問い合わせもなかったので安心していたら、一足早く掲載誌が届いた御仁からasuka号も載っているよとのメッセージが。タイヤサイドはドロドロやし、ダブルレッグスタンドの石突ゴムが片方取れてるし、最低のコンディションでとんだ恥さらしです。ところで載るとは思ってなかったものでAMAZONに予約注文していたものが先に届いていて、掲載誌として送られてきたものとだぶってしまったので、お世話になったある方のお店に進呈する事にしました。
 なお記載のスペックに誤りがありますので、訂正しておきます。ヘッドパーツはタンゲではなくベロオレンジ、ペダルは三ヶ島ではなくシマノのPD-M324、テールライトはブリジストンのSLR110。

 ところでasuka号がメディア露出するのは2回目、2012年8月のシクロツーリスト「旅と自転車 Vol.7」でした。「シクロの家」に行ったムラマサ君と九州のK氏除けば変わらない面子です。

 
 

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12月19日の日記 ~10,000キロ達成~

OBPにて、キャンピングが一番似合わない風景ですね。

 今日は大阪でお世話になっている3軒のお店「アリオリドス」「ナニワ銀輪堂」「アヴィワン」へカレンダーを届けると云うミッション、最初は電車で行くつもりだったのですが、9氏から柿とレモンを頒けて頂いたのを実家に届ける事にしたのですが、提げて行くには大荷物に、そこでasuka号に積んで走って行く事に。重量的にサイドバッグ2個分にも満たないのですが、重心が高くなって些か乗りにくいのですが。
 大阪柏原までは大和川沿いの走り慣れた道を、週末日曜には「石川ポタ」でまた来る事になっているのですが、柏原市役所前です。実家は東成区ですので普通に考えると信号の多い市街を走って行かなくてはならないのですが、大和川から別れた長瀬川沿いに辿って行く事が可能なのです。途中遊歩道になったり一方通行だったりと、とても車では抜けられないのですが、そこは自転車、中央環状線との交差で少し迂回する以外は数える程の信号で片町線の放出駅の近くまで走って行く事ができます。長瀬川は今でこそ幅5m程の水路ですが、宝永元年に付け替えらるまで大和川本流で、戦前までは河川敷きを含めると30mの川幅が残っていたとか。大和川の源流は桜井市ですので、これに沿って実家へ帰れるとは何か因縁の様な。
 高井田から少し西へ走ると深江橋、幼稚園で船場から引っ越して小学校2年の夏まで暮らした街ですが、すっから様変わりしてしまいました。
 しかし大阪市内は信号ばかり、裏道は交差点が危ないし、表通りは車が多いのに路上駐車だらけで走り難い事、しかし一番気を付けないといけないのは車より自転車、逆走に信号無視ともう無法地帯。
 実家で柿の入った段ボールを下ろして多少身軽に。森ノ宮駅まで西進し、大阪城の東をOBP(大阪ビジネスパーク)へ、付近は大阪砲兵工廠の跡地で、私の小さい頃まで不発弾が多いと云う事で手付かずの廃墟のままだった記憶が。開高健の「日本三文オペラ」、小松左京の「日本アパッチ族」、梁石白の「夜を賭けて」の舞台になった場所ですが、今はその面影すらありません。
 天満橋を渡り空心町(東天満)交差点を経て次の目的地「アリオリドス」へ、お昼に野菜のパエリアを頂きカレンダーをお渡しして次は大正です。
 中之島を突っ切って土佐堀通からなにわ筋を南下し大正区三軒家の「ナニワ銀輪堂」へ。中元さんにはGWに「月うさぎキャンプ」でお逢いしているのですが、お店は4月以来で残念なのですが日没までの時間もありませんので、最後の目的地、住吉区我孫子のサイクルハウス「アヴィワン」へ、三軒家から我孫子ってこれと云う道がないのですが、途中紀州街道(住吉街道)を南下します、梅南、玉出と昭和の雰囲気が残っていて良いですね、一度ゆっくりと訪れてみたいものです。「アヴィワン」では大塚親分お手入れののコーヒーを頂きます、すみません年の一度の商売にならない来客に。時間も押してきましたのでお店を後にして帰途に就きます。
 あびこ筋を南下し大和川堤に出ると柏原まで一気に、暗くなるまでに奈良県に入りたかったのですが、柏原ですっかり暗くなってしまいました。御幸橋から飛鳥川沿いの自転車に入り、橿原市で買い物に立ち寄りましたが20時前には無事桜井に帰投しました。
 本日の走行117.1キロ、今年の累積走行距離が10,025.8キロ、3年連続の10,000キロ超を達成できました。

 

 

サイクルトレイン運行社会実験

 今日は奈良県の主催する表記のイベントに参加してきました。桜井線の天理駅から和歌山線五条駅まで団体列車を仕立てて往復すると云うもので、事前の申し込みが必要で、参加資格は奈良県在住または県下に就労就学していると云う事なのですが。
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お久しぶりの延陽伯号

 明日12月16日に行なわれる奈良県の「サイクルトレイン運行社会実験」(桜井線天理駅~和歌山線五条駅)へは何に乗っていこうかと思案していて、今年はがっつり走る事が多くて出番のなかった延陽伯号こと片倉シルクグロワール24にしたのですが、少し整備して走り出したらフロントディレラーのチェーンガイドが破断してしまいました。

 すぐに使える手持ち部品もありませんが、まぁ滅多に使わないインナーですので、このままアウター縛りで行こうかと、今日は気持ちの良いお天気ですし改めて試運転へ。
 飛鳥川沿いの自転車道や下ッ道をのんびりと、タイヤは24×1と、実はロードが26を履いているうちでは一番細いタイヤなんで結構軽快なんです。

 

 三輪山を望みながら大和川河畔を走り桜井へ戻ってきました、走行34.2キロ。

 

 替わりの部品の方はLINEでぼやいていたらWindyのF氏から手持ちを頂戴できるとの事、感謝。

 

 ところでこの延陽伯号、Y先生ちからうちにやってきてもう2年半になりますが、始めて出逢ったのが2012年2月の「大阪渡船ポタ」の折、その時に一目惚れしていた訳なのですが… 落語「延陽伯」の様に、ある日突然箱入娘がとんでもない処に嫁いできた訳です、以来「しまなみ~とびしま」にも遠征、こき使って走行4,500キロになりました。今夜は少々磨いてやって明日に備える事にします。

 

今年最後の東吉野サイク

 恒例の今年最後の東吉野サイク、いつもお世話になっている東吉野村の「麦笑」「よしの庵」「月うさぎ」と宇陀の「おごぽご」にカレンダーを届けるのがミッションなのです。ちなみに昨年は12/10、一昨年は12/5でした。
 ところで東吉野サイクの定番ルートの芋ヶ峠ですが、台風の被害で10月22日から通行止となっています。状況が判らないので吉野口経由を考えていたのですが、昨夜榛原のS氏から11/26に走った人がいて二輪なら通行可能と云う情報が入ってきたので、とにかく芋ヶ峠へ向う事に。
 明日香村側では土砂が流れ込んでいたと思われる部分は撤去が済んだ様で、峠までは全く問題はありませんでしたが、吉野町側、明日香村栢森から4キロ余りの地点で路肩が崩落して四輪の通行は不可能です。工事が始まると自転車も通して貰えない様な状態ですね。
 しかし標高500m超の峠前後は雪が舞って、吉野側は霙交じりで寒かった事、些かウェアとシューズの選択を間違えてきた事、後悔しきりです。路面も最後までウェットでしたし、ゴアテックスのMTB用シューズを履いてきても良い状況でしたね。

 河原屋のローソンで温かいコーヒーで一息入れて東吉野へ急ぎます、対岸の県道を宮滝まで走り川沿いのR370を走って「オオカミ像」までプッ飛ばして50分、お陰で暖まってきました。
 「麦笑」ではカンパーニュ他を買って帰ります。
 「よしの庵」では変わりご飯とのセットを温かいお蕎麦でお願いして、今年の食べ納めですので追加で盛り一枚を頼んで満足、来週で今年の営業を終え来年3月までお休みとなるそうです。
 いつもの高見山を見上げるポイント、案の定高見山は雲の中です、昨年は青空に冠雪の高見山を見る事ができたのですが。
 標高600m超の谷尻(たんじり)まで来ると路肩に雪が残っています。「月うさぎ」も今解けたばかりとの事、番頭さんと来年のキャンプの日程をお話しして一谷峠へ。
 宇陀は寒いと云っても一谷峠を下ってくると、多少暖かい様な気もしないでもありません、芳野川沿いを走り小さな峠を越えて「おごぽご」へ、ぜんざいで温まります。女寄峠を下って「4’season」まで往復して本日の走行94.4キロ、外食以外に饅頭2個とチョコレートを補給していますから消費カロリーより摂取カロリーの方が大きかったかな。今年の走行距離累計9,764.1キロ、後236キロどうにか今年も10,000キロには届きそうです。

 

12月7日の日記

 今年もSさんからのご招待で大阪芸術大学管弦楽団のコンサートへ、昨年はモツレクでしたが今年は年の暮れらしく「第九」とエグモント序曲と云う内容です。
 せっかくの大阪行きですので、「CanCan謹製カレンダ-」専属カメラマンのskuram氏とモデルのsantaさんと昼食を、今年は5月と9月に登場して貰っていますが。

 長いものでかれこれもう20年近くもお世話になっています。
 skuramさん達とお別れした後、コンサートまでは時間がありますので、ちょっと買い物と映画を観に行く事に、実は履き慣れない靴に閉口してしまった歩くのが辛かったのですが。ネットで調べて見つけたのが「永遠のジャンゴ」、偉大なジャズギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトをモデルにした作品が、John Lewis作曲になるMJQの名曲「Django」のジャンゴです。伝記映画と云うより第二次大戦下に迫害を受けたジプシーとしてのジャンゴ達がモチーフになっているのですが。
 肥後橋まで歩いてフェスティバルホールへ、シマノがやっていたOVEがなくなってしまったのがちょっと残念ですね、Sさんと合流し会場へ、いつも良い席をキープして頂いてます。今夜は大学の客員教授をしている高円宮久子さんが見えらているとか、観客席起立の中入って来られるのも出て行かれるのも全く見えませんでしたがね。

 コンサートの後はSさん、D女史と3人でミナミへ移動し居酒屋へ、去年は「季春」さんだったのですが、これも残念。私は翌朝が滅茶苦茶早いスケジュール(3時半起き)なので、二次会は遠慮しまして日付の変わらない内に帰宅する事にしましたがね。
 例年ですと大阪へ出た機会にカレンダーを「アリオリドス」「アヴィワン」「ナニワ銀輪堂」さんにお届けするのですが、「ナニ銀」さんは休房日、「アリオリドス」さんの営業時間の関係で回れませんので、年内改めてと云う事に。

 

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