今年も後2日、asuka号はご覧の様に「石川ポタ」の後もキャリアにサイド枠を付けたまま、正月3日の「新春ラン」に備えてタイヤを28Cに換装して整備しておこうと思ったのですが、お天気もまずまず今年の走り納めと云う事に、ただ他にも年内に片付けておきたい事もあるので山の方へは行かず、大和平野を軽く流すだけに、10月に一部が供用された京奈和自転車道(県道280号大和青垣自転車道)の探索に向う事にしました。
橿原市八木町の札の辻から下ッ道(中街道)へ。
下ッ道は多武峯から桜井市街を経て流れてきた寺川に沿って北上しますが、西側の近鉄橿原線と東側のR24に挟まれた格好になります。
天理市二階堂の地蔵堂、この三叉路を東へ辿ると石上神社です。
途中から県道193号筒井二階堂線(旧区間)となりますが、京奈和自動車道に分断されてしまっています。下ッ道はこのまま真っ直ぐ北へすすむのですが、県道は菅田神社の鳥居をくぐって西へ。
菅田神社の北側をまわって佐保川にかかる三郷橋へ、橋を渡った西詰に石柱があり「左 法隆寺龍田高田高野 左 郡山京」と読み取れます、ここが現時点での自転車道の南端になります。
なお更に南側へ、佐保川右岸の堤防上に道路が続いているのですが、近鉄天理線はくぐれるもののその先の橿原線で行き止まりとなっています。迂回してファミリー公園駅の方へ抜けられなくもないのですが、かなりややこしいです。どの方向に行くにも近道にはなりません。
さて自転車道ですが、綺麗にブルーラインが引かれ「嵐山62キロ」、反対側には「和歌山港 118キロ」と記されています、距離がはっきり出ていると云う事は既に京奈和自転車道全体のコースが決まっていると云う事なんですよね。
県道193号(新道)との交差、それなりの交通量があるのですが、横断帯はおろか県道側に自転車道との交差を知らしめる標識すらありません。
さすがに西名阪道とR25とはアンダーパス化されています。
R25をくぐった処で自転車道は佐保川に架かる筒井橋で左岸(東岸)へ。
杉橋東詰、県道249号大和郡山環状線とも平面交差、こちらも同様です。
大師橋、この付近で佐保川に地蔵院川が合流しているのですが、その背割堤部分に自転車道が整備されています。巻頭の写真がその部分ですが、なかなか絵になるポイント、真っ正面には若草山が。
ならクル C-3 北下ッ道ルートの案内が、従来は西側の佐保川左岸を経由していたのですが。
供用された区間の北端は県道144号大和郡山上三橋線の郡界橋東詰となっていますが、ブルーラインはさらに続き「佐保川の清き河原に鳴く千鳥 河鹿と二つ忘れかねつも」の万葉歌碑の前を通り羅城門橋の手前まで続いています。
自転車道はこの先は秋篠川沿いに進む様ですが、何か作り易い処だけ作ったって感じでして、2020年までに完成とか云っていますが、尻切れトンボならぬ細切れ状態にならない事を願うばかりです。それとこのサイドバッグに干渉する車止めやめて貰いたいものです。
さてこの後、郡山市街から筒井経由で大和川河畔へでて帰途に就きました。本日の走行45.6キロ。
大阪からは大和川から富雄川を北上して慈光院を東に進み佐保川の西岸から奈良市内へ走っていました。
佐保川だけで北上できのは便利ですね。
早く明日香までイッパツで行ける道ができて欲しいです。
大和川右岸から佐保川へのルート、近鉄橿原線との交差が、供用されれば使い勝手がよくなるのですがね。秋篠川ぞいの自転車道に繋ぐ計画ですが、あそこは狭くて歩行者も多く走りにくいのですよね。
なぜ車が走る道と平面交差するんでしょうね。京都の自転車道を参考にして最初から全部アンダーパス化しておけば良いのにと思います。将来、京都・奈良・和歌山が接続された時に絶対に比較されし、奈良だけ走りにくいと思われますね。
立体交差となると費用もかかるんでしょうが、西名阪やR25との交差の様に立派にせずとも、橋梁のたもと川側をくぐる様な方法もあるでしょうに、増水時は通行はできなくなるでしょうが、そこは自転車道ですし。しかし標識や横断帯のない平面交差はいかんとも、既存の自転車道でも散見されますが、横断歩道をつけるには公安委員会とかが絡んでくるのでしょうね。