本隊と云いますか明日香組は朝8時に出発できる様に、明日香村の某所に集合、芋ヶ峠を越えて吉野川~高見川に沿って遡上するルートで「月うさぎ」を目指します。距離的にはR166女寄峠経由が最短になる訳ですが、交通量が多く急坂の続く西峠や女寄峠を避け、距離で倍近くにもなるこのルートを敢えて選択するのは、芋ヶ峠を含め自転車ツーリングにはお奨めのルートなんです。
明日香組往路はvivvaさん、setoさんとつっちーさんに私の4名、vivvaさんがフロント2サイドで他は4サイドの構成、なんとsetoさんは大学以来34年ぶりの4サイドとか。さて顔ぶれが揃って出発準備も整ったので些か早いですが7時半にはスタートする事に。
県道15号桜井明日香吉野線は昨年秋の豪雨禍で吉野側で路盤の崩落があり、以来芋ヶ峠を挟んで明日香村栢森(かやのもり)~吉野町千股の間が通行止となっていますが、歩行者や二輪なら通れる幅が残っています、恐らく復旧工事が始まれば通して貰えないかと思われますが、幸いと云うか今だ手付かずの状態です。山仕事の車以外は車が入って来ない状況ですので、柴や細かい石が散乱していて路面状況は良くありませんが、下りで気を付ければどうって事はありません。崩落箇所(写真右)も乗ったまま通過、皆で渡ればちょっと怖そうです。
吉野川河畔のR169旧道を走って河原屋のローソンにて小休止。今回神戸からのタモさんは吉野神宮駅付近でデポしての出発、幸い対岸路を走っているのが見えましたので、早めに合流する事ができここから5台で走る事に。R169を避けて妹背大橋を渡り対岸県道39号五條吉野線を走り、柴橋で再び右岸に戻ります。
宮滝からは高見川右岸のR370と県道16号吉野東吉野線を行きます、新緑と清流と最高のロケーションです。東吉野村域に入り約5キロで最後のニホンオオカミ捕獲地を記念した「ニホンオオカミ像」ここで小休止、ここまで先頭をお願いしたvivvaさんが引っ張ってくれましたが、些か調子良過ぎ。東吉野村役場近くで京都からのわしはGTさんが待ち構えていました、ここからは6人で高見川左岸を行きます(巻頭写真)。
お馴染みのパン屋さん自然酵母「麦笑」で取り置きして貰っているバゲットとカンパーニュを受け取ります、ここまで結構良いペースでやってきたので縁側を借りて時間調整。
UG兄さんが登場、明日京都で行なわれるアイズバイシクルの「コッパ・デ・バケッタ」に参加する為に今回の「月うさぎキャンプ」は不参加ですが、練習を兼ねてカンビオコルサで津風呂湖から走ってきはりました。続いて遠路川崎からのS氏が「月うさぎ」にデポして下って来ました、せっかくですのでUG兄さんの案内で「ニホンオオカミ像」まで往復されます。
お昼は例によって手打ち蕎麦「よしの庵」で頂きます。「月うさぎ」デポで戻ってきたD女史とダイバーてっちゃんも加わって11名でお邪魔しました。徐々に走りながらメンバーが増えてくるのが最近の「月うさぎキャンプ」の面白い処です。
東吉野村木津(こつ)、関西のマッターホルンとか云われる高見山を見上げるポイント、雲一つない空に高見山をバックに記念撮影を、すみません今回三脚を忘れてきて、日帰り参加のお二人の交替で撮って貰いました。
R166を跨いで県道251号谷尻木津線へ、10名の大所帯になったので適当にバラけて走る事に、谷尻の三叉路では神戸からのskuram組が待ち構えていました。(写真:skuramさん)
14時半には月うさぎに到着。元は分校だったこのスペースがグループでのキャンプを可能にしてくれました。既に着いている面々はテントに設営や料理の準備に余念がありません。 大阪から初参加のnakamuraさん(写真:左)、名古屋を一昨昨日に出発しのんびり走ってきたおつねさん(写真:右)と次々に到着。先に合流した川崎のS氏とおつねさんとは2月の「御前崎オフ」でもご一緒して貰っています。滋賀から自走のniwa-chanにも到着して、本日参加の18名が無事揃いました。
設営と料理の下準備ができた処で、車載組の車に分乗して近くの「たかすみ温泉」まで往復します、距離5.5キロはともかくも標高差が180m程ありますので、さすがに自転車では往復できませんね。
さて温泉で汗を流してさっぱりして宴の始まりです。「月うさぎキャンプ」は自走であれ、何か一品がお約束、料理の苦手な人は何か一本。GWの「月うさぎキャンプ」は陽が長くて良いですね、朝が寒いですすが。
写真はほんの一部です、正直撮ってるヒマがありません。「月うさぎ」からはピザの差し入れ、ここには石窯もあります。(写真はバクローさん、ショコラさんからお借りしました。)
ここでちょっとしたサプライズ、9年間12回の「月うさぎキャンプ」でお世話になった番頭さんとさっちゃんこと「月うさぎ」の瀧口ご夫妻へ参加者一同からお礼のプレゼントを。
所用で参加できない由の「月うさぎキャンプ」常連ヤマタンさんが登場、次々とSNSで状況が流れるので、仕事にならないとか、京都から今夜だけのとんぼ返りです。
陽も暮れて盛り上がってきた処でキャンプファイアーに点火、毎回番頭さんが準備してくれます、多くのキャンプ場では直火禁止の昨今、大きな火を囲めるのも「月うさぎ」ならではです。宴は日付が変わるまで続いていた様な、明日は恒例の村内サイク、高見峠で「峠の釜飯」です。(写真左:川崎のS氏)
なお自宅桜井から明日香村の集合場所までを含めて本日の走行66.8キロ、AVS14.6キロ。
前夜まで 1日目 2日目 3日目 まとめ
お疲れさんでした。
役場からですけど楽しく走らせていただきました。次回はもうチョット鍛えときますので、またご一緒させてください。
それと、写真を何枚か頂きました。