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‘Ride with GPS’を使ってみました①

 先日の記事「ポストルートラボは…」を受けて、とにかく「ルートラボ」の代替として「Ride with GPS」を使ってみる事にしました。日本語化はされていませんがどうにかなるでしょう、なんならGoogle翻訳を使って首をかしげたり笑ったりしながら操作方法や解説を類推するのもの面白いかと。
 まずは「Ride with GPS」のサイトへ行くとアスリートをターゲットにした「Strava」とは趣の違うツーリストを意識した写真が出迎えてくれるのが嬉しいのですが、何と偶然にもうちのHPと同じWordPressのテーマ「Sydney」を使っているではありませんか、ボタンの色までもオレンジ色。さて初めて利用するにはそのオレンジ色の「Sign Up」から…
 Facebookのアカウントをお持ちでしたらそちらを使用する事もできますが、[Your display name (表示名)]、[Email address (メールアドレス)]、「Email confirmation  (確認用のメールアドレス 先と同じもの)」と任意の[Password (パスワード)]を入力します。[Your display name]は[Ride]を公開すると表示されますので、Facebookアカウントを使用する場合は注意して下さい。
 Log In(ログイン)画面です。「Sign Up」での登録手続きを済ませれば、次からはメニュ-バーの[Log In]からになります。

 ログインすると上のどちらかの画面が表示されます。ログインした直後のこの画面が「Dashboard」になります。「Dashboard」画面の「Stat」やサブメニューの「Calendar」や「Frlends」は日々のトレーニング記録を意識したものですから、ツーリングのルート作成を目的としている者にあまり関係ないですね。できれば[STAT]あたりはたためる様にしてほしいです。

 上端に[Jump To][Find][Route Planner][Ride Reports][Help][Search][Upgrade][とメニューバーが表示され、右端には通知アイコン他があります。
 [Jamp To]をクリックするとプルダウンメニューで[Dashboard][Calendar][Routes][Rides][Analyze][Upload][Friends][More]を選択する事ができます。なお同様のメニューが画面の左側(左サイドメニュー)にも表示されますが、そちらは画面サイズが小さい場合などに折り畳むと見えなくなってしまいます。「Analyze」は有償のプレミアム版での機能になっていますので良く判りませんが、[Upload]ではGPX, TCX, FIT, KMLファイルをインポートする事ができ「ルートラボ」で出力したデータを取り込めます。[Friends]は友達の登録、データを公開する場合に公開範囲としたりできます。
 メニューバーに戻り「Find」では公開されている「Ride」データを様々な条件で検索する事ができる様です。
 「Ride to GPS」の概念として机上で作成した軌跡の様に時間情報を持っていないものを「Route」、GPSのログなど時間情報を持つものは「Ride」と呼びます。「ルートラボ」で作ったでインポートしたデータには時間情報がありませんから「Route」になります。
 メニューバー右端のアイコンをクリックしプルダウンメニュー[Profile][Messages][Settings][Upgrade][Help][Sign Out]から[Settings]を選択すると「Profile」画面「Display Name(表示名)」などを編集する事ができます。

 

 まずは[Settings]で是非やっておきたい事、サイドメニューの[Location]から地図のデフォルトの位置を登録しておけば、地図を開いた時の中心となりますので、地方に暮らす人にとって毎回東京からスタート地点までドラッグするストレスから開放されます。
 [Settings]→[Private Zones]、「轍ONLINE」でルートを公開されている方にはお判りになると思いますが、公開される「Ride」データから「Private Zones」で指定したエリアを見えなくする機能で、走行データを公開しても自宅等の位置を知られない様にできます。なお機能するのは「Ride」データに対してで「Route」データには有効にはならない様です。なお有償版では「自宅」と「職場」「妾宅(^_^)」と云った風に「Private Zones」を複数設定できる様です。
 さて最低限の設定を済ませれば、早速ルートの作成に挑戦。トップメニューの[Route Planner]をクリックすると左の画面が、[Location]が設定されてあれば、その位置を中心に地図が開きます。地図はGoogleMapが標準で[航空写真][RWGPS][OSM][OSM Cycle][OSM Outdoor][Esri topo][USGS Topo][USGS Scans]が一応選択はできます。なんと云っても情報量の豊富な「GoogleMap」が魅力ですが、他の地図に切り替えながら使用する事も可能です。
 ルート作成の基本的な操作は「ルートラボ」とさほど変わりません。[右サイドメニュー]の[Follow Roads]が「ルートラボ」の「道ピタモード」、[Draw Line]が「直線モード」に相当しますが、先の「Location」が設定されていれば左サイドメニューの[Jump to a location]の下にある[Jamp to home]で起点として緑色のアイコンが表示されます。編集は[Add/Remove Control]から行い、既に引かれたラインやポイントを新たなルートへドラッグする事でラインを引き直したり、ライン上にポイントを追加したりする事ができます。ラインを引き始めると起点に緑のアイコンが表示されます。少々判り難いですが地図右下の[Undo][Redo]で一つずつ戻したりする事ができます。
 なお「Route with GPS」を紹介している日本国内のサイトで[Add/Remove Control]モードでポイントをクリックすると、そのポイントが削除できるとあるのですが、私の環境ではその操作ができたりできなかったりします、[Undo]が使えるから取りあえずは間に合うのですが、些か不便です。
 右サイドメニューの[Optimize for:]で[Walking][Cycling][Driving]を選択できる様になっていますが、日本では自転車道のデータが未整備で[Cycling]では殆どの場合エラーになってしまいます。[Walking]と[Driving]を使い分けながらラインを引いて行く事になります。[Avoid Highways]チェックボックスで高速道路の使用可否を、自転車ならチェックですね。
 左サイドメニュー内に[OverView][Options]のタブがありますが、[Options]では距離の単位を選択する[Units]の他に幾つかのチェックボックスがあり、[Auto Center]をONにしておくと、新しいポイントをセットすると地図の中心が移動します、「ルートラボ」ではドラッグ~クリックの繰り返しで尺取虫の様な操作が必要でしたが、次に打ちたいポイントが地図内ならドラッグなしで効率よくルートを引いて行く事ができます。その他キーボードショートカットの一覧があります。
 [OverView]タブに戻り[Line color]でラインの色を変える事ができますが、地図によっては見え難くなる色もあります。残念ながら下のプロフィールマップ(「Ride with GPS」ではどう呼ぶのかな)の色は変わりません。
 GoogleMapを使っている強みは[Jump to a location]で目的地を検索し一気にルートを引いてしまえる点で、一歩一歩ラインを繋いで行く手もありますが、後から経由点を動かして行く手法も使えます。
 ルートができたら左サイドメニューの[Save]でルートを保存、必要に応じ[Title][Description][Visibility]を設定して保存します。なお[Clear Map]で描画中のルートを全て削除します。面白いのは[Reverese Route]、起点終点を入れ替える事ができますので帰りのルートが一発で出来上がり。
 残念ながら右サイドメニューの[Add POI]と[Add to Cuesheet]は有償版のみの機能です。この辺りそのうちに1週間のお試しを使って探ってみようかと。
 以上、私が「ルート作成」のみを目的に適当に使ってみた報告で、英文のマニュアルやヘルプを読み解いて解説している訳ではありませんので、エエ加減な点はご容赦を、明日になったら云っている事が変わっているかも知れません。タイトルが「’Ride with GPS’を使ってみました①」となっていますが②に続くかどうかは如何とも。なお指摘いただける点がありましたらコメントなと頂けると有難いです。

ポストルートラボは…
‘Ride with GPS’を使ってみました②
‘Ride with GPS’を使ってみました③


さよならサーバーOS

 先月から進めていたパソコンの更新作業が一段落、長年定期的に再インストールを行う作業を「遷宮」と呼んでいるのですが、今回はWindows7 同様、来春1月14日にサポートが終了するWindows Server 2008 R2に引退して貰う事に。
 NT3.51→NT4→Server2000→Server2003と20数年使い続けてきたMicrosoftのServerOSですが、もう仕事ではないので昨年暮にはActive Directoryドメインもワークグループに変更、SQL Serverも再インストールせず、と云う訳でこれ以上高価なServerOSを使い続ける理由はありません。基本的にファイルサーバーとして使っているのでNASでも構わない様ですが、iTunesを共有させている事や、費用や障害対応を考えるとPCを使っている方が潰しが効くと云う事でWindows10Proに移行すると云う結論に。
 ところでハードの方ですが、未だに数世代前のCPU LGA775マシン4台が現役、せめてCPUとメモリー位はグレードアップしてやろうとCore2Quad Q8400をヤフオクで送料混み1,250円で落としますが、雑な包装で送られてきたのは不良品、再度トライしたのは1円スタート、なんと送料より安い120円で落とせてしまいました、10年前にウン万円していたCPUなんですがね、今度は良品。
 この世代のマザーボードになるとUSBメモリでのBIOSアップデートが出来たりしますので、楽に作業ができます。次はQuad最上位のQ9650でも探してみよう。


 そんなこんなをFacebookに呟いていると、輪童さんから古いパーツがあるから要らないかと云う嬉しいお話、なんとLGA1156のCore i7-870と4Gメモリー付きのインテルマザー、有難く頂戴致しました。
 初めてのLGA1156~H55チップセットに戸惑う点もありましたが、無事にWindows7と10のデュアルブートのクライアントの出来上がり。困ったのはPS/2ポートがキーボードとマウス用が兼用になっている事、まぁ昨今はUSBが主流ですからね、ただKVMスイッチ(切替器)を使っている関係でPS/2でなければなりません、スプリッタをポチらなくてはならないなと思っていたらこんなものが出てきました、主にPS/2ポートしかないノートPCにPS/2キーボードとマウスを繋ぐシロモノですが、繋いでみると問題なく動きました。
 結果的はDVDドライブと電源を買い換えなくてはならなかったのですが、無償アップグレードの終了したWindows10も、色々裏技やヤフオクでアップグレード用DVDが売られていたりする訳ですからね。
 まだまだWindows7でないと動かないハード、ソフトを使わざる得ないのが悩ましい処ですが、ほぼ64bitは完了し少しは快適な環境になりそうです。

いまさらWindows10

 別に何の必要性もないので Windows8, Windows8.1, Windows10と見送ってきたのですが、さすがにそろそろと云う事になったのですが、Window7からの「無償アップグレード」はとっくの昔に終了しているので、普通に考えるとWindows10を1万円以上の出費をして購入しなけらばならないのですが、世の中なんなと方法があるもんで、「Windows10 無償アップグレード」でググれば幾らでもでてくる訳で、ご親切にヤフオクなんかではWindows7から無償アップグレードを行うメディアを200円位で売ってくれる奇特なご仁もおられる訳でして、もちろんハードウェアがWindows10の動作条件を満たしている事は必須なのですが。
 64bit版のWindows7 PROの入っている予備機(左端)をあてがいます。数世代前の Core2Duo 2.6MHz(E6750)ですが、Windows7では充分間に合ってます。



 無事にアップグレードは完了、ただしグラフィックボードのNVIDIA GeForece 7300を認識してくれず、標準ドライバでは1920×1200のモニターでは正しくアスベクト比で表示してはしてくれません。NVIDIAのドライバ更新ソフトを入れてみたのですが、駄目。まぁ結構旧いですからね、さっさと諦めて、ファンレスで格安な玄人志向のGF-GT710-E1GB/HSをポチる事にします。※ 後で判った事ですが GEFORCE 309.08 DRIVERを使えば7300も使えるとの情報もありました。
  巨大なヒートシンクのファンレス、ロープロやエアーフローの悪いケースでは厳しそうですね、無事にインストール完了、16;10モニターは少数派なのですがちゃんと1920×1200以外にも私の様な眼の悪いお年寄り用に1680×1050や1440×900や1280×800他も使えるのが有難いです。
 とにかくWindows10が使える様にはなったのですが、やはり何世代か前のCPUでは荷が重い様な、暫く使えなくなるソフトとか色々検証しながらハードウェアの検討もしなくてはならないかと思う前に、インターフェースの変化に硬くなった脳みそが着いていかないのが最大の問題です。

2月14日の日記

 昨年「能登半島キャンプツーリング」の機会に少し回った「いしかわ里山里海サイクリングコース」のスタンプラリー、運良くエリアクリア賞の抽選に当たったそうで、今日その賞品が送られてきた。地元の名産品と云うことなんで、羽咋って何があるんだろうと思っていたら、金沢市大野の直源醤油の「醤油とドレッシングの詰め合わせ」、大野は北前船の寄港地として栄えた港町で、道路元標も残っているので2009年6月に訪れて「からくり美術館」とか古い街並みとかを少し回った事があります。自転車ツーリングとかでは土産物もロクに買えないのですが、印象に残っていた街の特産品が届いたのは嬉しいものです。しかし大野が竜野、小豆島とかと並んで、江戸時代には五大醤油生産地だったとは勉強不足でした。
 ポイントが68ヶ所(2018年)もあるスタンプラリーは県外からはなかなかパーフェクトは厳しいですが、今年もあったら少し参加してみようかな。
 ところで隣県と云うか我が本籍地和歌山県の「サイクリング王国(WAKAYAMA800)」のモバイルスタンプラリー、45ヶ所のポイントがあるのですが、昨年11月に護摩壇山を回って26ヶ所までは回ったものの、その後は滞っています、期間は来月24日までですので後1ヶ月余り、パーフェクト達成には些かお尻に火がついてきた次第。昨年9月に十津川経由で南紀へ走ったものの、2日目は雨が酷くなってきて太地でリタイア、串本まで進めなかったのが響いてます。ところで昨年秋の台風禍で閉鎖となっていた由良町の「白崎海洋公園」が再開の目処が立たないとの事で実質的にポイントから外れる事が正式に発表された様です。既に残りは「白崎海洋公園」だけになっていた神戸のタモさんはパーフェクト達成かな。さて3月1日から「青春18きっぷ」のシーズンも始まる事ですし、輪行の機動力で残り18ヶ所を頑張って回ってパーフェクト達成を目指す事にします。
※ 関連記事「石川と和歌山 2つのスタンプラリー」

 昨年暮れから手をつけているホームページのリニューアル、暫定的に公開したもののその後なかなか捗りません、しかし部屋の中でぬくぬくと過ごしていると外へ出掛けると云いますか、走るモチベーションが下がったまま、その上に左膝の違和感が今一つすっきりしません、そんなこんなで今月の走行距離はまだ200キロにも達していない次第。
 道路元標とかおかしなものを集めるのが好きでして「県道ヘキサコレクション」、奈良、和歌山、三重の3県ですが、新HPへの移行が完了しました、まぁ自転車で走って回った証だけみたいなものですが。奈良県は後14基、和歌山県は後10基を残すのみなのですが、ただこの中には存在しない事が判っているものが幾つかあるのです。
 奈良県道12号堺大和高田線、大阪府との越境路線で奈良県側は全て国道165号線と重複してしまっています。和歌山県道734号線、これは和歌山県との越境路線なのですが、県境より高野山側は県道53号高野天川線と重複していて、静岡県にある様なヘキサの2段重ねにでもしない限り若い番号が優先されますので存在はしていません。最近はGoogleStreetViewなんて結構なものがあるので、ある程度下調べができるのですが、見渡した限りではどうやら北宇智停車場線や加太停車場線といったのも存在しない様です。
 従来からこのブログのメニューからリンクしていた「リンク集」と一昨年に連載した「自撮りのすゝめ」は少し手を加えてホームページ内に移転しました。
 ホームページのリニューアルでの最大の課題は道路元標を始めとするGoogleMapを使ったコンテンツ、Googleは昨年から有償化を打ち出してきて何らかの対応を迫られていたのですが、ほったらかしにしていた結果Mapが正常に見られない状態になってしまいました。「轍」のK氏は早々とOpenStreetMap他への転換を果たしたので、さてどうしたものかと色々と模索したのですが、結構力仕事になって時間が食われそうなのと、所詮は道路元標なんちゅうコンテンツを覗きにくる物好きは限られているので、300ドルの無料枠を越える事はまずないだろうし、とりあえず「峠」の移行に目鼻がつくまでは暫くこのままGoogleMapを使う事にし、とりあえずGoogleとの手続きを済ませ、少し余裕を持ってOpenStreetMapの検討をしてみる事にします。
※ 2月16日の時点で都道府県別のページでGoogleMapが正常に表示できません。

 さて週末に遠来の珍客(失礼)が奈良におみえになるので、少し走る事ができます。

ホームページのリニューアル

 かねてよりリニューアル中のホームページ、いつまで触っていてもキリがないのでとりあえず公開しています。ホームページを最初に作ったのが1997年、まだ日本ではブログもSNSも無かった頃(mixiは2004年)ですからね、1997年と云えばそれまでのパソコン通信に翳りが見えてきて、アスキーネットと私の参加していた日経mixが終了した年、1995年にテレホーダイが始まって夜中ならINS64の常時接続が使える様になって、プロバイダやレンタルサーバーとか個人でもホームページを持てる様になって、コミニケーションツールとしてBBSが賑やかになってきた頃かな。自転車関係のホームページではナワさんの「自転車・峠おやじ」(1996年)、乾さんの「ランドナー補完計画」、故門岡さんの「自転車ツーリング再生計画」、輪童さんの「自転車散歩」、駒井さんの「サイクル紀行」、skuramさん、布目さんと次々と登場してきました。
 最初の頃の開発ツールはIBMのホームページビルダーだったかと、その後Microsoft FrontpageからMicrosoft Expression Webと使ってきていたのですが、ここ数年は「道路元標」と「ツーリングの記録」のアルバムを更新するだけで、もっぱらブログが中心になってしまいました。2004年5月にNTTデータが実験運用を始めたサービス「doblog」でブログに手を染めたのですが、2009年2月に障害発生、まともに復旧できないまま5月にはNTTデータとあろうものがサービス終了と頓挫、急遽契約しているXServerで使えたMovableTypeに移転、諸般の事情で2017年1月にはWordpressに乗り換えて、ブログの方は今に至っているのですが。
 さて前置きと云いますか昔話が長くなったのですが、陳腐化したホームページをいつまでもほっとけません、昨今はWordpressとかでホームページまで作ってしまうのがトレンドな様ですが、それはちゃうやろと云う気持ちがあって、Expression Webでの開発に拘っていたのですが、最新のExpression Web 4の画面を眺めては溜息がでるだけで、どうにも重い腰があがりません。結局はブログで慣れているWordpressでやっつけるのが最短コースかなぁと云う結論になります。今やWordpressで何かしようとするば、適当なテーマを見つけてやっつけるのが常套手段、無償のテーマで充分満足の行くものが作れるはずです、ただこの適当なテーマを探す作業も結構大変なんですが、結局は今風に格好良くて、実績、定評、情報の多いSidneyに決定、どうにかここまでやっつけたのですが、プラグインてんこ盛りで複数のエディタを使わなければならないとか、操作性は決して良くないと云うのが正直な感想です。
 アドレスは https://canpal.xsrv.jp/wp2/  従来のhttps://canpal.info/hp からリダイレクトしてあるのですが、この辺り今後どうしたものかと。「道路元標」や「ツーリングの記録」「Selfy Photo」を始めとするJalbumを使ったアルバムと云ったコンテンツは従来の場所へリンクして、すなわちWordePressをランチャにして従来のコンテンツに飛ばしているだけなんで、その辺りでデザインの統一感がないのも致し方ないと云うか、テーマにSidneyを使ったのはトップのスライダー画面のためだけと云われても仕方ありませんが。
 と云う訳であちこちで工事中になってますので悪しからず。GoogleMapのサービス変更でマップがまともに見られなくなっている「道路元標」をどうするかとか「峠」はともかくフレーム構造を引きずっている「紀伊半島の道」と云ったコンテンツをどうするかとか問題は山積みです。当面は中身よりちょっと見かけだけのホームページになりますが、どうぞ長い目で見てやって下さいませ。

風邪ひいて、システム再構築

 カレンダーの製作も一段落して、10,13,16-17,20日とフリーなので少し走ろうかと画策、10日からは「青春18きっぷ」のシーズンですし、「WAKAYAMA800モバイルスタンプラリー」絡みで湯浅周辺とか南紀、未収の道路元標訪座を兼ねて中津川まで「栗きんとんめぐり」も良いかなと、色々とプランを練っていたのですが、好事魔多しとはこの事、なにやら風邪をひいてしまいました、幸いインフルエンザではなさそうですが、24日には「石川ポタ」も控えている事ですし、暫く大人しくしている事に。
 そうなると時間ができてしまったので、問題があって10月頃に着手しながら行き詰まっていたサーバーのメンテナンス、あちこちキャンプツーリングやら忙しくなってほったらかしになっていたものを、再び着手する事に。

 さてサーバーの更新、 LGA775世代のCPU E6750(Core2Duo 2.66GHz)マシンでWindowsServer2008R2が動いていたのですが、昨年でしたか自動アップデート後に正常に動かなり、幸いその時はロールバックで元に戻せて事なきを得たのですが、以後更新は停まったまま、2008Serverは再来年1月にはサポートが終了します、今さら仕事でもないので高価なサーバーOSを買い換える余裕はありませんが、このままほっておくのも危険ですので再インストールを考え、この機会にネットワークは運用に神経を使うドメインを止めてワークグループにしてしまおうと、ただサーバーとクライアント全てを一気に降格させてしまうのは、非常にと云うかリスキー極まりないので、以前HTPCにするつもりで組んだものの使わず仕舞いでバラしてあったE6550(Core2Duo 2.33GHz)マシンを組みなおし別の2008Serverを仕立ててデータを移して、順次クライアントを繋ぎ変えてやろうと、10月初めにデータ用に2TByteのハードディスクをポチって作業を開始したのですが、用意したワークグループクライアント(Core2Quad 2.33GHz/Windows7 x64)から、なぜかワークグループサーバーに繋がりません、理屈としてはドメインよりずっと簡単なはずなのですがね。
 2ヶ月もほったかしにしておいたらライセンスがどうのこうのと煩いので再度インストールからやりなおしますが、やはり繋がりません、具体的には共有ができないのですが、そのあたりをキーワードにググってみるとあるんですねこれが。サーバー側で本来動いているべきサービスが3つばかり停まったまま、ドメインでは起こらないワークグループ環境での問題らしいのですが、2008Serverでワークグループ使うってのはニッチな事例なのかな。とにかくこの件は一件落着、ワークグループのクライアント(Windows7 x64)を繋いで一通りの日常作業ができる事を確認します。
 あとサーバー側に課題があって、なんとiTunesが2008Server上で動いているのです、前回は割りとすんなり行ったのですが、今回は最新バージョンのiTunesは2008Serverにインストールしようとすると「Windows7はSP1以上でないとダメよ」と蹴られます、元来2008Serverそのものがインストールを認められて訳でもなんでもないのですが、従来まで問題なく使えてきたので、今はインストーラーがブロックしている事が想像できます。幸い古いバージョンを少し遡るとVer.12.5で無事にインストールをする事ができました。(Windows用の最新/古いバージョンのiTunesのダウンロード) ただこの後も「iTunes Library.itlは新しいバージョンのiTunesで作成されてるため、読み込めません」とか音楽データへのリンクに「file://c:」と云うパスが混在しているのに不都合があるかしてなかなか前に進みません。音楽データだけを引越しさせるだけなら簡単なのですが、やはりiTunesで管理している限りは蓄積した再生データを管理しているライブラリも移したいですからね、それにスキャナとかで読み込んだアルバムアートワークも結構あった気もします、できれば移行したいものです。
 なんとか試行錯誤の末、二晩程かかってライブラリも含めてiTunesの引越しが完了、無事に再生回数やレート、アルバムアートワークへも復元する事ができました。この辺り結構ノウハウを得たのですが、次も同じストーリーが通じるとは限らないのがこの世界でして。

 メインのクライアント(Windows7 x86すなわち32ビット)も先の64ビットクライアントに移行の目処がついて、最後に残ったのはアプリケーションのJalbum、「ツーリングの記録」や「SelfyPhoto(自撮り写真集)」でお馴染みのアルバム作成アプリケーション、なかなか良く出来ていて重宝しているのですが、最新バージョンは17.1.5、今ではシェアウェアになってしまっています、12からはネィティブで64ビット対応になっていますし、最近は動画にも対応しているとか。ところが現在使っているバージョンはなんと9.4.1、全くもって不自由していないので、そのまま新しいクライアントにインストールしようにもインストーラーが手元に残っていません、11まではフリーウェアだった事を知りようやくネットで10.10.8を発見、ダウンロードする事ができました。なお現行バージョンもシェアウェアですが、支払わずに使い続ける事ができるとか。
 とにかくアルバム「ツーリングの記録」に関しては2018年までは従来のwindows7 32ビット環境で動かしているJalbum Ver.9.4.1で作って、新春2019年分からは64ビット環境で動かしているVer.10.10.8で作る事にします。その時になって不具合がでても困るので、12月24日の「石川ポタ」と新春3日の名古屋の「新春ラン」をタイトルにテストしてみます、しかしこの2つバージョン何処が違うのだろう、まぁいずれ64ビットネィティブで動画も扱える新バージョンへ移行する区切りと云う事で。
 同じケースが並んでいますが、アイボリーが5台、黒が2台あります。同じケースだと雑多な付属品が共通で使えて便利だったのですが、今となってはサーバー1台、クライアント2台位で間に合います。さすがにSoket370用のマザーボードなんてもう出番はありませんが、既に数世代前とは云えLGA775なら充分使えます、嬉しいのはヤフオクなんかで探せば上位のE6850が500円、1G のメモリ2枚セット1,200円で出ていました、BIOSが対応してれば手持ちのマザーで高嶺の花だったE8600やQ8400が使えるかもね。風邪がきっかけで始めたパソコンなぶり、暫く続きそう、お陰で今月の走行距離は未だ140キロなり(*_*)

ブログ移転「MovableTypeからWordPressへ」③

 相変わらずリニューアルしたブログと格闘しています、スタイルシートをさわりだすとキリがないのは判っているのですが、細かいところが気になりだすとね。最近ではモニターの解像度が大きくなって従来の横幅1024ピクセル縛りから1280ピクセル(SXGA)まで拡げようと画策したのですが、これがなかなか思い通りには行きません、結局は元に戻す事に、と云うか従来のデータが1024ピクセルでの比率で、画像をレイアウトしているので、見た目にも無理があります。 結局落ち着いたのは従来通り1024×768 (XGA)に合わせたもの、かつで主流だったこのサイズも今では少なくなったのですが、モニターのワイド化で一つのウィンドウをフルスクリーンで見る事もない訳でして。ところでうちのノートPC(Let’sNoteR7)はまだこのサイズです。 スマホに対応した画面がこちら、メインコンテンツは二段階になります。 スマホ版ではPC版の左右のサイドバーが下へと繋がります、広告のある右側が先にくるのがちょっと気に入らないのですが。 ところで過去のデータですが、リダイレクトが巧く行きだすと、MovableType時代の画像データ格納方法のバラ付きでリンク切れがおこって、修正するのにかなりの部分で力仕事になっています。まぁこちらはぼちぼちとやって行く事にします。リンクやコメントがほぼ問題なく移行ができたので上等です。 しかし手間こそ掛かっていますがWordPressに移行して大正解です、不具合のでてきた古いMovableTypeに比べると、情報やツールの豊富さ秀でています、スパムコメントが凄まじく多いのには参りましたが、Xserver側でフィルタを掛けて貰う事で殆ど収まっています。そんなこんなで暫くは自転車ネタが…

ブログ移転「MovableTypeからWordPressへ」①

 2005年からMovableTypeにて運用してきました当ブログ「CanCanの気楽な一日」ですが、セキュリティや機能上の理由から、システムをWordPressに移行する事にしました。お手軽な無料ブログサービスが普及している中で、敢えて専門分野でもない事を解説するのも何なのですが、以下備忘録をも兼ねて移転の顛末をば…
 最初にブログを始めたのは2004年、NTTデータの無料ブログサービス「Doblog」だったのですが、無料とは云えトラブルの挙句にNTTデータは運用を投げ出してしまい、移転やむなく色々と検討の末、契約しているレンタルサーバーであるXserverが提供しているMovableTypeへ2005年に移転したのです。その後MovableTypeのライセンス体系の変化で、Xserver上でのバージョンアップは4.2.4で終わってしまったために、顕在するトラブルやセキュリティ上の問題を含めて見直しが必要になって、色々と情報収集の結果Xserver上で提供されるWordPressの最新バージョン4.7に移転する事にしたのです。
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Motion GIF

先日のMotionGIFを使った「自撮り」画像、MotionGIFは古くから使われている技法で、今も広告バナーとかに良くわれてます。
Twitterでは使える様になったのですが、Facebookでもやろうと開発者アカウントまで取って頑張ったのですが、iframeを使う事は判っているのですが、Facebookへの登録手順がコロコロ変わっていて参考になる情報が少なくてギブアップしました。
まぁMotionGIFが手軽に使えるとケバケバしいFacebookページが増えてしまうので、敷居が高いほうが良いかも知れませんが。