「GPS」カテゴリーアーカイブ

三代目のGPS

 

 先月にも少し書きましたが、自身三代目のGPSを手に入れました、GARMIN GPSmap 60CSx(右)。 実は先代のeTrex LEGAND HCx(中)は山間部等で正しい測位ができない事がままあり(故障ではなく)、閉口していたのです、国内代理店の「いいよねっと」はファームをアップをしろとか、明確な根拠のない事を繰り返すだけで何の役にも立ちません、まぁ単なる「取次ぎ業者」ですからアテにするのも間違いなのかも知れませんし、それに本国GARMIN社も対応できなかった様ですが。 既に旧モデルとなってしまい、できれば新しいのが欲しいなと思っていたところに知人が最新機種を手に入れたので放出する事になり、渡りに舟とばかりに相場も見ずにすぐに「ほしい!」と手を挙げました、結果的に「早いもの勝ち」と云う事で、かなり格安で譲って頂く事ができました。
 
20151021c.jpg 3つ並べてみるとかなり大振りですがハンドルマウントで使用しますので全く気になりません。 asuka号の場合のみフロントバッグにアンテナ部が当たりますので日東のアダプターを利用してステムに沿わせる様に配置してみましたがバッチリです。
 
20151114a.png 話が前後しますが、LEGANDの不具合は近くの芋峠への登りで百発百中で発生します、一昨日GPSmapで早速ログを取ってきました。 ご覧の様に先代のLEGANDは赤線で暴れまくっています、もちろん青線がGPSmap、ほぼ地形図の道路をトレースしています。 この現象は低速度、峠道ですから10km/h未満の歩く様な速度で発生し、下りになる北西行きでは発生しません。 こんなシロモノが大きな顔してGPSとして売られていたのですよね、基本的に地図に掲載されている様な道路を走っている自転車ですから、GPSの位置に頼って遭難する事はまずないでしょうが、山歩きでアテにすると恐ろしいですね。
 
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 こちらも左がLEGAND(2015/9/27)、右がGPSmap(2015/11/12)で、区間は芋峠を越えて東吉野村谷尻までですが県道谷尻木津線に入ったあたりからも乱れていますね。 LEGANDは気圧高度計を内蔵していないモデルですから測位したGPS情報から高度を割り出していますが、時には標高0m以下になる事も。 対してカシミールへ転送し座標(既に狂ってはいますが)と地形図から割りだした標高が緑色の部分です、その誤差は200m以上になります。 いまさらそのエエ加減さに怒りすら覚えますね。
 ともあれ新しいGPSmapでこの問題は解決しました、付けて頂いた内蔵の地図は古いですが、最近はスマホ上での地図や検索機能が充実していますので、フリーの地図をインストールするまでもなく私には充分です、感謝。

 

 

 

10月21日の日記

20151021a.jpg しかし良いお天気が続きますね、雨で始まった10月ですがその後は「月うさぎキャンプ」の1日目の夜に降っただけで、晴れっぱなしやないですか、おかげさまで休足日は1日、7日、18日の3日だけ、14日の6.7キロは別にして他はどっかへ走りに行っている訳ですわ。 既に1,000キロは越えてますし、このまま行くと1,500キロに届くのでは…
 
20151021b.jpg 朝から色々なブツが着弾、午後からは買い物に出かけたりと。
 700x28Cのタイヤはsyokoraさんに教えて貰った、サイクルベースあさひ限定のケブラービートのパセラ、今までasuka号用の28Cは同じパナのツアラーを使っていたのですが、走りは軽いもののちと高いので。 実は先日の「しまなみ」で鍵を忘れてきてしまいましたので代わりをGET、眼の悪い僕には、暗い処でも押し位置を記憶しておけば開錠できるプッシュボタン式が良いのです。
 

20151021c.jpg GPSはGARMINのeTrex LEGEND HCxを2008年5月から使っているのですが、今に始まった事でもないのですが場所によってはどうにも正しくログが取れません、そろそろ代わりが欲しかったのですが、なかなか財政的な余裕がありません。 そこにたまたま買い替えで余剰となったGARMINのGPSMap60CSxを格安で譲ってi頂けるお話が飛び込んできました、相場も何にも判らず、モデル名とほんの最近まで実際に使われていたと云う事だけで、すぐに手を挙げたのです、早いもん勝ちと云う事で結果的に非常に安く手に入れる事ができてしまい、ちょっと申し訳ない気もするのですが、しっかり使わせて頂きます。 LEGENDに比べると一回り大きいですし、カブトムシの様に飛び出たアンテナがasuka号の場合、フロントバッグに干渉するのですが、NITTOのとまりぎを使って取り付け位置を工夫してみましたが、なかなか上手く収まりました。

 
20151021d.jpg さて次の企み、10月25日に「野迫川村紅葉サイク」と云うUG兄さん主催のプランがあるのですが、車に乗らない私には野迫川村の「みちのオアシス弁天」0730は時間的に無理なので模様眺め中。 ところで「ならサイクルスタンプラリー」は吉野郡南部にチェックポイント5ヵ所を残こすのみです、桜井起終点でR169~R425~R168と周回すれば215キロ、健脚なら1日で回って来れなくもないでしょうが、私的にはね。 「18きっぷ」のシーズンなら南紀まで走り抜けて輪行で帰ってくる手もあるのですが、思い付いたのがキャンピングで1泊2日で回ってしまうと云うもの、大台も紅葉とか、精神衛生上良くない新伯母峯トンネルを避け、ドライブウェイを登り辻堂山を下る、折角だから無住地帯の下北山~十津川のR425を避けて、和歌山県の飛び地の村、北山村の「おくとろ公園」で幕営して、R168を北上し24日に野迫川入りすると絵を描いてみたら… 天気予報はおいでおいでしてるけど 2日で240キロ獲得標高5,000m以上、流石にキャンピングでこれは無理やなぁ…
 

今様ヤジロベエ

 

20150117a.jpg正月明けにこんなものポチッてました。 ライトホルダーブラケット(左)とライトアダプター(中)と右は以前から使っているLEDライトGENTOS NEXERA 903Dです。 この組み合わせで前輪ハブ軸にライトを付けようという算段です。 先日の「南紀ツーリング」の往路、真夜中に王寺駅まで20キロ回送した折に、もう少し明るいライティングがほしいなと思ったのと、「スマートフォンフォルダー」の件でKHSのハンドル回りにはスペースの余裕がない事もあっての事なんですが。

 

 

20150117b.jpg組み合わせてKHSに取り付けてみましたが、こんな感じです。 同じメーカーの製品の推奨された組み合わせではないので仕方はないのですが、LEDライトが上下方向にガタつきます、ゴムをかませて径を調整してやると多少はマシになるのですが。 このライトホルダーブラケット、本来はハンドル回りに付けるものなのでしょうが、弾力のあるプラスチックでできていて、片側はボルトナットで締め付ける様に(写真ではハブ軸側)なっているのですが、ライト側ははめ込むだけなのです、今日日中ですが20キロ程走ってきましたが、脱落する心配はなさそうです。 なお固定側とライト側の軸は90度の角度になっているのですが、これは自由に回転させる事ができます、従って径が合えばステムに取り付ける事は可能ですが、アヘッドの太いステムにはどうみても無理そうです。

 

 

20150117c.jpgハブ軸にライトを付けると云えば昔はこれでした「ヤジロベエ」、見たまんまのネーミングです。 これにナショナル製の探検ライトを取り付ける訳です。



 

 

20150117d.jpgこんな感じになります、今も探検ライトの方はお飾りでasuka号に付けていますが。 昔はこんなほの暗い明かりで走ってたんですよね、今の強力なLEDライトの事を思うと信じられません、自転車用LEDライトが出たのはいつ頃だったんでしょうね、金沢まで22時間がかりで走った2000年は当時としては最も明るいCATEYEのハロゲン球のものを何度も電池を入れ替えながら走っていましたからね。

 

 

20150117e.jpg以前から使っているのですが、ライトホルダーには(右)の様なものもあります、こちらはゴム製でハンドル側とライト側をマジックテープで締め付けて固定する様になっています、こちらはハンドル側がどうしても緩くて回ってしまいます。 この両方を足して2で割ったような商品があれば良いと思うのですが。
 ここまで書いておいて何なのですが、ハブ軸にライトを付けるのはあまり好きではありません、光軸が低すぎて、路面の凹凸や小石などの影が長く誇張されて見えるのに違和感があるのです、20吋のKHSはなおさらです。 やはり自転車のライトは可能ならばマッドガードやフロントキャリアに取り付けるのが一番ですね。

 

 

20150117f.jpg余談ですが、一緒にこんなものもポチッてます、GARMINのeTrex用のハンドルバーマウントです、(右)の様に割れてしまいました、ああまた「いいよねっと」に頼まなあかんのかと思っていたのですが、AMAZONにもあるのですね、送料分得しました。 届いた商品には「いいよねっと」のホログラムシールが貼ってあるのを見ると、さすがのAMAZONも「いいよねっと」経由なんですね、売る以上のサポートができない代理店なのにね。

eTrex用ハンドルバーマウント保守部品

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ブツブツ云いながらも6年使っているGPS GARMIN eTrex LEGEND HCx、ハンドルバーマウントのパーツがまた折れてしまった。 何年も使っているんだから仕方がないと云えば仕方がないかも知れないが、材質に問題がある事は間違いない。

20140823c.jpg本体は既に廃版だし、ハンドルバーマウントも現行品とは互換性がない。 GARMIN国内正規代理店のいいよねっとに問い合わせると、この「各種マウント取付用アクセサリー」と云う名のパーツは今もあった、1,512円(送料別途)は安いか高いかともかく、無ければどうしようもないので、早速お願いする事に。 保守パーツをしっかり持っていてくれる、いいよねっとさんに感謝すべきか。 さて次にはあるか。

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各種マウント取付用アクセサリー

一昨日の「道路元標蒐集サイク」で、福知山駅前を出ようとGPSをハンドルバーマウントベースに取り付け様とした途端、ロックの爪が写真のところで折れてしまい、ハンドルに固定できないので一日不自由な思いをしてしまいました。 ハンドルバーマウントはKHSとasuka両方に装着しているのですが、カラー版eTrexになってから、このパーツはGPS本体側の付属品になっているので一つしか持っていません。 帰宅後GARMIN国内正規代理店の「いいよねっと」のHPで探しましたが、名前もよく判らないしオプション品としては売っていない様で、とりあえず修理窓口にメールで問い合わせしてはおきましたが、「いいよねっと」は eTrex LegendHCx の不具合の件で印象が悪いので、あまりアテにはしていませんでした。 その後GPSを扱っている「ログメイト」と云う処でスペアパーツとして見つけました、税込2,100円送料630円也、安いのか高いのか判らないまま、これがなければ話にならないので即注文したら、在庫があって今朝届きましたが、「いいよねっと」の方からも件のパーツの画像付きメールが届き、税込1,470円送料210円(メール便)、カード決済がないのでなんらかの手数料がかかりますが割安、しまったなと思いつつ、このパーツは用途としては樹脂そのものの弾性が低いので、ロックが甘くなってきたら要注意、どうせまた折れそうなのでとりあえず頼んでおきましたが。
 なおこのスペアパーツは「各種マウント取付用アクセサリー」以外にも「アクセサリーマウントアダプター」や「マウント取り付け用ガイド」と云う名前でヒットする様です。

芋練?

走行30.3キロ、今年始めて’みんみんぜみ’の声に気が付きました、帰ってきてからシャワーを浴びて客先へ、いよいよ朝練ぽくなってきました。 GPSはバッテリがあがって検証できず、しかしいつも問題が発生している区間でスイッチオンしても、その時点でほぼ正しい位置が表示されると云う事は、移動を予測や類推するロジックがあって、それが悪さをしていると云う事なんでしょうかね。

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またまた芋峠

Image151.jpgファームウェアの更新ですが、高度0m以下への急潜航はしなくなりましたが、更新前とほぼ同じ辺りから下りはじめます、コースは明らかにずれています、改善されたと云うより、挙動が少し変わったと云うか、逆に異常に気づきにくくなった、と云う事でしょうか…






Image152.jpg芋峠到着時、コースはほぼ戻っていますが、高度は300mは違います、結局はリセットしないと戻りません。








Image150.jpg結果としては良くなっている様にも見えますが、一昨日とは衛星の位置も当然違うでしょうから、ファーム更新が反映しているのかは、判断できませんね。





Image153.jpgさっそくTOPEAKのフロントバックをつけてきました、あまり荷物を入れていませんが、心配していた左右の振れは問題ないようです。

休日のせいか4台が芋を越えて行きました。 本日の走行31.3キロ。  




芋峠まで

Image142.jpg朝5時前から芋峠へ、一昨日の夕方あれ程鳴いていたヒグラシの声が全く聞こえません。 ところで今日はGPSを付けて行ったのですが、別に何も手を入れていないのですから、当然の様に栢森を過ぎて登って行くと案の定狂い出します。 標高はどんどん下がり-33mまで深く静かに潜ってしまいます、役行者コーナーを回り少し登ると突然200m台まで戻りますが、実際は400m近くまで登ってきています。

← トラックも県道からは300m以上ずれて、方角も滅茶苦茶です。



Image143.jpg標高500m弱の芋峠到着、示す高度は53m、衛星は十分に補足していますが10分待っても直りません。 リッセトするとすぐににほぼ正しい高度を表示してくれます。

本日の走行30.7キロ 。





  Image141.jpg
 
帰ってトラックデータをカシミールに、結果はご覧の通り、下りでは問題がないのです、きっと私の登る速度があまりに遅すぎるのでしょうか(^_^;) 今の処余所では問題に遭遇していないので、芋峠と天理ダムには魔物が棲んでいるのでしょうかね、いいよねっとさん。

この件についてはやる気のない「GARMIN/ガーミン社製ハンディGPSナビ正規代理店 (株)いいよねっと」にグダグダ云うのも疲れましたね、まぁ本国ガーミン社が何もやる気がないのでしょうがね。

いざ芋峠へ

暗いうちから超強力LEDライトのテストと、某A氏が心待ちにしている GARMIN eTrex LEGEND HCx の不具合が私の日本語版でも出るかのテストで芋峠へ向かいました。 先月初瀬ダムから笠そば、天理ダムへと結構厳しそうなコースでも問題は出なかったのですが、某A氏の英語版はサンギリ林道でも出ているのそうですから、日本語版にも同様の問題があるとすれば、芋峠は格好のテストフィールドです。

FI2613076_1E.jpg お馴染み、役行者の祠のあるカーブ、昼でも暗い位ですから、まだまだ真っ暗です。








FI2613076_2E.jpg標高497mあまりの芋峠に到着、ここまで暗くてGPSの動作を確認するどころではありませんでしたが、峠に着いても標高は211mを示していて明らかに異常な値です、ここは比較的空が開けて充分に衛星を補足できる場所です、念のため10分程待ってみましたが高度を示す値は殆ど変わりません。



FI2613076_3E.jpg話は変わって超強力LEDライトの方は至って快調、振動に対しても接触不良を起こす様な事はありませんでしたが、20km/h前後でj巡航するには照射角度がやや広い過ぎる様で、逆に照射角度が狭過ぎるマグライト等(右側)との併用が理想的です。 月夜に負けない明るさにナイトランが愉しみです。



FI2613076_4E.jpg帰宅後、早速カシミールにログを落としてみると、案の定明日香村稲渕の関西大学飛鳥文化研究所を過ぎ比売命神社あたりからトラックデータは異常を示しはじめ、栢森を過ぎて林間にはいると200m以上も外れてしまっています、結果的にはトラックデータは芋峠にさえ辿りついていません、芋峠で10分程待機しましたが、正しい位置を補足できずじまい、あえてリセットせずに引き返しましたが、役行者の手前(峠側)からトラックデータはほぼ誤差の範囲に戻った様にみられます。 移動速度は上り6?10km/h、下り20?30km/hですが、某A氏の報告通り、速度の遅い上りで従来機にも劣るどころか異常な値を示しています。

FI2613076_5E.jpg高度(赤線)を見ると異常である事は明らかです、既にトラック(緑)が異常なので比較するのもおかしいのですが、高度の値が34mまで下がってしまっていてこれは論外、ここのポイントの実際の標高は400m前後です。 峠までの同じルートを往復してこれだけ違うのは、補正とか先読みのアルゴリズムに問題があるとしか想像できません。 幸か不幸か今回は道路元標探索のために買った様なものなので、その点では問題の発生する様な処に道路元標はないのですが、峠越えツーリングのお供としてはとてもお話になりません、10km/h以下でこの様な問題が発生すると云う事は山歩きには使えないどころか、使ったら危険なシロモノと云う事になりますね。
ちなみに測地系はWGS84、WAASは有効にしています。

Waypontの管理

GPSを買い換えた理由のひとつは道路元標で、出かける度に資料を整えるのもなかなか大変、ノートPCを持って出るのもネェ。 従来から道路元標の位置をカシミール上でウェイポイントとして管理していて、GPSにデータを転送するのは至って簡単で eTrex LEGEND HCx では最大1000件のウェイポイントが登録できます。
ただカシミールで作ったカスタムアイコンはもちろんの事、GARMIN GPS用以外のアイコンはeTrex LEGEND HCxとは連動できないのが困りものです。 もちろん eTrex LEGEND HCx に付属している’MapSoutce’と云うユーティリティには’Trip & WaypointManager’と云う機能が付いていてウェイポイントの管理ができアイコンも連動できるのですが、あまり使い勝手の良いものではありません。 カシミールではデータを階層構造にできますが、GPS本体や’MapSoutce’では16のカテゴリーに分類はできるものの階層構造にはできません。


← ‘MapSoutce”Trip & WaypointManager’


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