気の効かないバックたち(其の参)

使用している人が結構多いオーストリッチの3気室のサドルバッグ、私のまわりにも数人いる。 2本のベルクロ付きベルトでピラーに、上部で2本のストッパー付きベルト、これが縦方向についていてサドルループへの取り付けを前提としているのだろうが非常に使いにくくブラブラと落ち着かない、どうしてもバッグサポーターやキャリアは必要だろう。


左右のポケットだが写真で判る様にゴム紐で引っ掛ける様になっていて、非常に外れやすく同行者が外れたままで走っていて注意しあったりする事が往々にある。 ゴム紐が外れない様にウェスや軍手等を押し込んでおく様な工夫が必要と云うのも情けない話で、その上ゴム紐を通しているハトメの裏側の始末が悪くしょっちゅう指を傷つけている、「気が効かない」どころか「欠陥商品」とも云える。 ゴム紐はバックル等に比べて応急処置がしやすいと云う意見もあるが、万人が世界一周や日本一周をしている訳でもあるまいに、詭弁としか聞こえない。
 それでも使用者が多いのは国産で旧来の自転車屋の流通ルートで安定的に入手できる事とこの手のデザインの製品が海外製品に少ないからなのだろう。
↑上から見ると大きさが良く判る、殆どの場合足に干渉する。 ただこの3気室のデザインは工具類を分別して収納でき、大きな上蓋でカッパ等も挟み込んで収納する事ができて利便性は良く、冬季に1Dayでもバーナー等を積んで走る時にも重宝している。



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気の効かないバックたち(其の弐)

私の知る限りではバッグサポーターやキャリアを必要としないバッグで最大の収納量では、しかし一気室でこの大きさはかえって使いにくいかも。 2本のベルクロ付きベルトでピラーに、同じく2本のベルクロ付きベルトでサドルレールに取り付けている。 上面にベルトを2本通せる様になっているてサドルループに対応するのだが、コの字型の金属フレームが付属しているのだが、どの様に使うのか理解できない。
 同じ素材を使ったシリーズが現在もあるがこれは現行製品ではない様だ、イトーサイクルで入手。
 ちなみに熊鈴なんぞは付属していません。


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気の効かないバックたち(其の壱)

あまりコメントの付かないうちのブログ、ツーリストにはバッグネタは受ける!?
10年以上になるだろうか相当に長い事使っている、今でははっきりしないがオーストリッチ製品の様だ。 T型の樹脂製ブラケットでサドルレールに、?型の樹脂製ブラケットとゴムバンドでピラーに取りつける様になっている。 ゴムバンドは買って間もないうちにちぎれてビニールテープで補修しているが、いまだにもっている。  左右外側にメッシュのボケットが付いているが、危なっかしくてモノは入れられない、まして口が後ろ向きである。 リフレクタ用のブラケットが付いている、当時は適応するリフレクタがあったのだろうが現在は知らない、キャットアイのベルト用ブラケットを押し込んで使えなくはないが、走っているうちに緩んでくる事があるので注意。
 スペアチューブ2本と携帯工具類程度なら充分実用になる。


ファスナーで収納力は増すが、ここまで開くとだらしないと云うか車種によってタイヤに干渉してしまう人もいるかも。

※オーストリッチ 知らない人なら誤解するだろうこの名前、自転車用バッグや輪行袋等を数多く製造販売しているアズマ産業のブランド名