「あすか鍋」サイクの反省

今年で回を重ねて7回目となる「あすか鍋」サイク、年ごとに参加者が増え出入りがあったものの今年はサイクリングに30名と云う大所帯になってしまった。 実際に30名が同時に走る事はなかったが、初瀬ダム出発時は29名であった。 (ちなみに昨年の芋峠?壺阪峠は17名、一昨年の冬野?多武峰は15名)
 世話役として反省すべき点も色々あったのでまとめてみた。
 おおまかなコースは早くから決まっていたのだが、「めんどや」直行組と初瀬ダムデポ組に、オンロードで高速ダウンヒルの女寄峠越えとダートのシングルトラック男坂のタイムラグを補うために初瀬ダムへショートカットする狛峠コースを考え出した、時間的にはショートカットとはならないのだが、初瀬ダムデポ組のダート走行希望者に納得して貰うための苦肉の策である。 実際越えたのは2名だけだったが、峠おやじN氏はこれで1,326番目の峠を達成されているはずである。
 コースプランの基本はは車の少ない雰囲気の良い道を走る事を第一に考えているのだが、どうしても判りにくい分岐などが多くなってしまって大所帯になると大変である。 先頭と最後を先週の下見でコース経験のある人にお願いし、どうしても走らなければならない交通量の多い国道166号線に入る野依からは4グループに別れて走って貰う事とした。
 当初案の藺生(いう)峠付近を経由する案は、都祁村のスクラップ工場や産廃中間処理場のある処を通らなければならないのと、小夫から小夫嵩方への比較的な楽なショートカット路を見つけたので変更。 鳥見山を下り榛原町中心部を抜け国道370号線を避け、並行する宇陀川堤防上の殆どサイクリングロードとも云える道を南下する区間を微妙に調整した。

桜井から集合場所までご一緒したS氏がパンク、R氏にお任せしてコンピニ補給と長谷寺駅輪行組との合流で先行した処R氏に追い越され、集合場所にはギリギリで到着、始まる前から先が思いやられる始末で出発までバタバタしてしまって、自己紹介を省略してしまいましたが、こういったイベントが始めての様だったN夫妻を始め面識の少ない方々だけでもやっておいた方が良かったかなと反省。
↑集合場所の初瀬ダム駐車場にて、メンバー表を見ながら頭が一杯の私です(^_^;)
(Photo:OHCHOさん)


榛原町篠楽でどうしても国道370号線を少し走らなければならない区間があって、急遽ダートの堤防上の道へと一部を振り分けたのだが、オンロード組には先週の下見で走っている3名が加わっているので安心していた処、信号でちぎれたのか見事に国道370号線を走り続け、オフロード組は延々とダートの対岸路を走り続け、大宇陀町平尾の間まで並行する3つの道を走る珍事が起きてしまった。 離合する区間の説明とオフ組の先頭を少し押さえておくべきだったと反省。 ともあれ一部コースアウトしたグループを除いて国道を殆ど走ることなく大宇陀町野依まで辿り着いた。
↑榛原町篠楽にて、宇陀川の対岸路を走ってくるオンロード組を狙う私、この間にオフロード組はどんどん前へと突っ走って行ってしまいました。 (Photo:OHCHOさん)


「めんどや」では若干予算をオーバーしてしまいました。 例年は皆さんあまり飲まないのですが、今年はエラく盛り上がって飲み物も良くでて、誰が飲んだのか飲んでいないのか訳が判らなくなって、男性4,300円、女性4,000円一律とさせて頂きました。 少し反省。

←「めんどや」にて、くだびれましたわ。 (Photo:輪童さん)


サイクリング経験うん10年のヘテランサイクリストやかつての国体優勝選手から失礼だが経験の浅い方まで、技量や力量の差とパンク等のトラブルを時間的に吸収できるかは難しかったが、最後の明日香村に入るコースをショートカットする事でどうにか「めんどや」16時ジャスト到着と、実走4時間程のコースを昼食休憩を含め6時間40分程で走る事ができた。 後半桜井市倉橋からそれまで先頭をお願いしていたK氏とコースの理解に違いがあってバタバタしてしまった事を反省。
 しかし女寄峠組と男坂組が再合流する桜井市粟原で上下の新旧路を並走する程ドンピシャで時間が合うとはネェ...
 ともあれ事故や怪我もなく今年も無事に「あすか鍋」サイク終えられた事は、サイクリングを愉しむ豊かな心を持つ、参加して頂いた皆様とご協力頂いた方々のお陰となによりと感謝し、また経験や技量、年齢も上の方々にも色々と進行上、失礼のあったかと、この場を借りてお詫び申し上げます。


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