「轍 Wadachi」 Version 2リリース

W氏の手になるGoogle Maps API 自動生成ツール「轍 Wadachi」のVer.2がリリースされました。 今回はBorland C++Builder 2006によるコードの全面的な書き直しで、新たに「デジタル画像データとの連動機能」、「Google Earth対応」の機能が加わりました、詳しくはW氏の「轍 Wadachi」をご覧下さい。
 私的には「複数トラックやトラック名の個別属性設定」、「サムネイル画像作成」「従来隠しパラメータとなっていた項目をユーザーが設定可能」なんてあたりが有難いです。

Google Earthに対応するKML出力機能により、以前に作ったウェイポイントが250近くもある「走破峠リスト」もGoogle Earthを使えば高速に表示できる様になりました。 Google Earthのビューワーソフトをインストールする必要がありますが、さわっていると結構面白いです、でも目がまわって気分が(@_@)
KML版走破峠リスト


←上をズームしたものです。
 残念ながらウチのマシンのビデオカードは殆どがMatroxでGoogle EarthのOpenGLモードに対応せず、DirectXモードでも不安定で←のスクリーンショットをとるのも四苦八苦しました(^_^;) まあ最近の一般的なスペックのマシンなr問題ないと思いますが。


GPSデータと画像データのタイムスタンプを照合してウェイポイントを自動生成すると云う強力な機能が加わってます。 私自身はGPSで走行ログを採っていないのですが。

道路元標探索サイク(その4)

今回は雪が積もる前に丹波丹後の道路元標をやっつけておこうと、往復輪行の予定で丹波方面へ向かう事に、桜井5:38発のJR桜井線で奈良へ、木津で学研都市線に、同志社前では始発の篠山口行きの直通快速に乗換て、これで混雑する大阪市内を座ったまま通過する事ができる。 篠山市域の元標は先月にほぼ履修済なのだが古市駅で下車し国道176号線を北上、遠回りだが先月から通行止の標識が出ていた<77>篠山山南線を使ってJR福知山線沿いに交通量の少なさそうな道で柏原方面に抜けようと企てたのだが... 「通行止」といっても自転車も通れない様なケースは稀なのでタカを括っていたのだが、2キロ程入った処でしっかりしたゲートとフェンスがあって路肩を擦り抜ける事すらできない。 すごすごと国道176号線まで引き返す事に...

今日の予定の氷上郡と朝来郡へ篠山から国道176号線で向かうには鐘ヶ坂峠を越えなければならないので敬遠したのだが、篠山側の標高差は知れていて旧道もほぼ繋がっているので意外な程快適に鐘ヶ坂トンネルにたどり着く事ができた。 その上新鐘ヶ坂トンネルが開通していて旧トンネルの交通量は皆無、こんな事ならわざわざ工事中と書いてある篠山山南線に突っ込まずに素直に国道を走れば良かったと少し後悔、日頃から交通量の少ない道や旧道を縫って走っているもので(^_^;)
 また新鐘ヶ坂トンネルの開通を期に明治期の鐘ヶ坂隧道が整備され通行できる様になっている様である、アプローチが数100mのダートなので今回は遠慮する事に。 なお全長は200m余りだが隧道内には排水路が横切っていて照明もないそうなので、ヘッドライトは必携の様である、煉瓦積みのボータルは篠山側が綺麗に残っているそうである。


氷上郡で幸世村、芦田村、佐治町、遠坂村の道路元標をGET、国道427号線で遠坂峠を越え朝来郡へ入り粟鹿村、簗瀬村、枚田村、東河村と廻り無名の峠を越え上夜久野駅へ下った時には既に15時、あわよくばと考えていた舞鶴へはとても明るいうちにたどり着くのは無理である、随分陽も短くなった事もあるが篠山を朝10時前にスタートしているのだから、まぁ仕方がないだろう。

↑上夜久野、日頃奈良や紀伊半島と風景を見慣れている目には、山の形や瓦の色とかも違っていて新鮮です。


とにかく天田郡金谷村の道路元標をGETするために夜久野から国道9号線を福知山方面に走ります、ツーリングマップルには「交通量の少ない区間」なんて書いてありますが、大型車がバンバン走る自転車にとっては最悪の道、極力旧道や走れそうな歩道をよって走りますが、正直云って二度と走りたくないです。


金谷村元標も無事にGET、福知山市街まであと少しですがお腹もすいてきたしとコンビニで買い食いしていたら、すっかり遅くなって次のポイントへ明るい内に辿り着くのは不可能だと、福知山駅まで走っても乗れる列車に変わりは無いようなので最寄りの山陰本線上川口駅から輪行で帰途に就く事に。


本日の実績 走行ルート
往復輪行所要7時間、実走行5時間、走行距離101.7キロ、
峠×2、道路元標×9で計86基、奈良県下にはまだ16基程残っているので100基達成も射程に入ったのだが、遥か下北山村とか現存が怪しそうな処も幾つかあるので...


幸世村道路元標(兵庫県氷上郡)

明治22年に油良村として発足、明治24年に幸世(さちよ)村となり、昭和30年に近隣5町村が合併し氷上町となったが、平成16年に丹波市となり氷上郡は消滅した。


元標は現在県道<7>青垣柏原線沿いの北小学校正門脇に建っている。


「幸世」の名は郵便局に残っている。


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芦田村道路元標(兵庫県氷上郡)

芦田村は昭和30年に近隣4町村と合併し青垣町となり、平成16年に丹波市となった。


元標は県道からは川をはさんで離れた芦田小学校正門脇にある、旧道脇にも思えないし保存のつもりで移設した様にも思えないが。 また他の氷上郡の道路元標5基は省令に従った形状だが、ここ芦田村と船城村道路元標は形状が異なり、材質も異なる様に思える。


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梁瀬村道路元標(兵庫県朝来郡)

簗瀬村は大正15年に町制をしき、昭和29年に粟鹿村他と合併し山東町となり、平成17年に朝来市となった。


元標は旧街道に沿った大きな屋敷脇に建っている。 なお地名は’山東町矢名瀬’と表記されているが周辺の駅や郵便局は’梁瀬’のままである。


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枚田村道路元標(兵庫県朝来郡)

枚田(ひらた)村は旧和田山町の前身、昭和5年に町制をしき和田山町となり、平成17年に朝来市となった。


元標はJR播但線、県道<104>物部養父線に面した枚田小学校正門脇に保存?されている。


工事中だからなのかも知れないが、正門には門扉は無く撮影する事には支障はなかったが一応は学校敷地内である(^_^;)


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金谷村道路元標(京都府天田郡)

金谷村は昭和30年に福知山市に編入されている。


元標は国道9号線の北側に並行する旧道沿いの空き地の前に建っている、近くにあった金谷郵便局はなくなってしまった様で’金谷’の名前は小学校に残っている位の様である。


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