丹後半島ツーリング前夜

 明日から久しぶりの泊りがけツーリングに行ってきます。 目的地は丹後半島、福知山まで輪行して北上、丹後大宮(京丹後市)で1泊し丹後半島を回り宮津まで、1日目約50キロ、2日目約80キロ、たいした距離でもありませんが、2日目は海岸沿いのアップダウンがいくつも控えています、予定の宮津駅には何時に戻ってこれるでしょうか。 もちろん道路元標も外しません竹野郡と与謝郡の3基を予定しています。 手元には丹後半島を含む5万図が揃っています、と云う事は道路元標以前から計画はしていたんですね、GPSもありますが、やはり紙の地図は安心感が違います、せっかくですので持って行きます。 ところでasuka号の輪行はずいぶん久しぶりの気が、KHSなら先月も明石まで往復していますが、調べてみると2011年10月にシクロツーリスト誌の取材ツーリングで伊勢本街道を走って伊勢市駅から帰ってきて以来の様です。 ガード付きの輪行は大変です、特に往路では部品一つ忘れたり無くしたりで走れなくなってしまうと悲惨です、それに後輪の分割式ガードを壊してしまったままで、普通のガードが付いていますから、余計に大変です。 慎重に自宅で支度をすませて駅まで担いで行きます、とは云っても近鉄なんば駅から南海なんば駅までの距離より短いですがネ。

20140909a.jpg さてasuka号の入る一番大きなTIOGAの輪行袋を拡げてみると、なんと大きく裂けているではありませんか、それにファスナーも壊れていて、一方通行にしか開閉できません。 どうにか押し込んでショックコード2本を巻き、身が飛び出さないように補強します。 しかし帰りの輪行支度も往生しそうです。
 明日の京都府北部の天気予報では午後の降水確率は40%、明後日も曇りのち晴れ、嵩高いですが念のためにポンチョも押し込んでおきます。

ソーラーテールランプの電池交換

20140908a.jpgブリジストンのソーラーテールランプ、いつのまにか点灯しなくなって、ほったらかしにしていたのですが、ネットで調べてみると、なんだ内蔵の充電池の交換だけで直るのか、ちゃんと取扱説明書読んでおけよな(^_^;)
 交換の電池、ニッケル水素ボタン電池(GP40BVH)、結構高いのかなと探してみるとヨドバシカメラで270円(送料無料)を発見、早速入手し、交換。 ネジを緩めて隙間にマイナスドライバを差し込んでこじると、ちょっと勇気が要りましたが、パチンと開きます。 古い電池を外し接点の錆を落として新品と交換、無事点灯。 ただバラしてしげしげと見てみると、バッテリを押さえている構造や、防水対策に問題が多そうな製品ですね。
 なお同形状で一次電池のLR44でも代用できる情報もあります。 GP40BVHがあまりに安価ですぐに入手できたので試してはいませんが、当然充電はできませんし、回路を壊す可能性もなきにしにあらず、自己責任で。
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大和高原石仏巡りサイク

20140907h.jpg今日はUG兄さんの案内で大和高原に残る石仏巡りをするサイクリングをRRCBのメンバー8名で走ってきました。 朝9時布目ダム集合、さすがに走って行く馬力はありませんので、S氏のハイエースに拾って貰いました。

20140907i.jpg出発して1キロも行かないうちに自転車を置いて600mの山道を登って行く事に、先が思いやられます。

 

20140907j.jpg山道と石段を登りつめた処に見上げるばかりの巨岩が、牛ヶ峰岩屋枡形、布目ダムや柳生周辺にはこの様な巨岩が多くある事を初めて知りました。 まわりにはお堂をはじめいくつもの石仏や磨崖仏が。
(Photo:UG兄さん)
20140907k.jpgもちろん石仏巡りの合間には自転車談義も。




20140907l.jpgいつも走っている県道から離れて里山の中の道を登ったり下ったり。

 

20140907m.jpg次はこっちこっち。





20140907n.jpgこんな風景に癒されたりもします。


 

20140907o.jpgそして里山の中を走る走る。





20140907p.jpgみなさんご機嫌です。
(Photo:UG兄さん)




20140907q.jpgニューサイクリングな風景を。


 

20140907r.jpg磨崖仏はいつも走っている県道25号月瀬針線沿いにも幾つかあります。



20140907s.jpg云われなければ気が付きません。


 

20140907t.jpg布目ダム周辺をひと通り回り終え、お昼には一度戻ってきてめいめいお弁当を拡げます。
(Photo:UG兄さん)

20140907u.jpgもちろん食後のコーヒーも。



 

20140907v.jpg午後からは柳生界隈に移動、ダートあり、シングルトラックあり、もちろん激坂も。



20140907w.jpg阪原の磨崖仏にて、今日の案内人、UG兄さん、先週も下見に来られています。



20140907x.jpg足痛地蔵と云うそうです、効果あるかな。




20140907y.jpgみなさん平気でドカドカ走ってますが、28cの私は結構てこずりました。



20140907z.jpg予定の石仏25ヶ所を回り、柳生のギャラリー兼カフェ(ドリンクみんな200円)でお茶に、布目ダムまでの登りをハアハアして無事戻ってきました。
(Photo:UG兄さん)

大和高原を再発見した有意義な一日でした、乗ったり下りたり押したりで51キロ、日頃使わない処を使って疲れました。 下り基調とは云え走って帰る余力はなく、帰りはUG兄さんのハイエースにお世話になって帰ってきました。

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道路元標蒐集サイク(但馬編)

 

 

9月に入っても落ち着かない天気予報が続きますね、9月10日までが有効期間の青春18きっぷ、後2回分を残していて、知多半島と但馬方面を予定しているのですが、知多半島は列車ダイヤと混雑の関係から土日でと考えているので、今日はいわゆる但馬地方、兵庫県城崎郡と出石郡に残っている未踏の道路元標を巡る事にします。

 

20140902a.jpg桜井を始発に乗ってもスタート地点の山陰本線江原駅へはお昼前になってしまいます。 そこで奈良まで約20kmを自走する事に、暗いと云っても勝手知ったる上街道、それに集落の中を縫って走る旧街道ですから、街灯もあって結構明るいんです。 5時前には奈良駅に無事到着、余裕でコンビニで補給を済ませて輪行支度、0522発の京都行きに乗車します。
 
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京都と福知山で乗り継ぎ、先月の豪雨禍からの復旧後も徐行運転が続いていて福知山周辺でダイヤが乱れ気味で、福知山での2分接続にはハラハラさせられましたが、0938の定刻には少し遅れたものの江原駅に到着、早速支度を始めます。 江原駅は元の日高町の中心地にありますので、結構大きな綺麗な駅です。
 

 

20140902c.jpgまずは城崎郡の三方村と西気村へ向かいます。 ただ西気村は標高350m程の神鍋高原の上にあり、KHSでは結構辛いものがあります、ただ登るにつれて霧雨っぽい天候で涼しかったのが幸いして足を止める事なく登りきってしまいました。

 

 

20140902d.jpg神鍋高原のリゾートな雰囲気の中を過ぎて古くからの集落の中へ、少し行過ぎてしまい探しましたが西気村道路元標を確認、元の役場跡でしょうか西気地区コミュニテイセンターの前にあります。

 

 

20140902e.jpg道の駅で暫し休憩の後、快調に江原駅近くまで下って来たのですが、後輪に違和感がと思ったらパンク、幸いと云うかコンビニが目の前、建物の影に入って早速チューブ交換です、しかしタイヤそのもののサイドにかなりダメージが、ここまで気付かなかったのは不注意、まだ50km以上走らなくてはならないのにこの状態、不安を抱えて走る事になります。

 

 

20140902f.jpg出石町近くで公民館裏に倒置されている室埴村道路元標を見つけ出した後、折角ですから出石そばを頂く事にします、丁度お昼過ぎですし、パンクの事を気にしなければ時間の余裕もありますし、出石は6年ぶりです。

 

 

20140902g.jpg出石郡の高橋村道路元標日本モンゴル民族博物館の入り口に保存されていると云う情報なのですが見当たりません。 一体どういう経緯の博物館なのか知りませんが一応豊岡市立です、受付で恐る恐る尋ねてみると、それらしきものが裏にあると云う事で、案内して頂きました、感謝。

 

 

20140902h.jpgそこには倒置された高橋村道路元標と共に次の予定の資母村道路元標も再建されています、以前の場所が立ち退きになったとの事です。 これで今日の予定は片付いたと思う反面、道路元標は元の位置に建っていてほしいなと云う気持ちも。 なお日本モンゴル博物館のある但東町中山は旧資母村村域で高橋村は帰途に通る登尾峠への途中にあたります。

 

 

20140902i.jpg登尾峠への途中で久しぶりの100km超、それもKHSで。 今日の予定は90km程だったんですが、奈良までの自走21.3kmが加わっています。 帰宅して調べてみると90km台は幾つかありますが、100km超は昨年5月以来です、KHSに限れば2009年9月に四万十川を走って以来でした。

 

 

20140904j.jpg新登尾トンネル(1,780m)の入り口までやってきました、標高的には朝の神鍋高原より楽なんですが、100km超の後では結構堪えました。 旧道もあるのですが、旧トンネルが塞がれていて越える事ができないそうです、たとえ通れても今日は行きませんがね。 なお新登尾トンネルは広めの歩道があり、自転車も安心して通れます。

 

 

 

20140902k.jpg17時半、山陰本線の上川口駅まで下ってきました。 福知山駅まで後1駅なんですが、パンクの不安を抱えて国道9号を10km走る気にはなれませんし、例え福知山まで行っても帰る時間には差がありません。 輪行支度を済ませ朝買っておいたおにぎりをほおばり1842発まで山峡の駅でのんびりと過ごします、つくつくぼうしの鳴き声が夏の終わりを感じさせてくれました。

奈良0522→0625京都0637→0837福知山0839→0938江原/上川口1842→1849福知山1858→2119大阪2125→2222奈良2252→2320桜井 6.700円分乗車

走行116.7キロ

【1005】 兵庫県 城崎郡 三方村 (現 豊岡市) 
【1006】 兵庫県 城崎郡 西気村 (現 豊岡市) 
【1007】 兵庫県 出石郡 室埴村 (現 豊岡市) 
【1008】 兵庫県 出石郡 高橋村 (現 豊岡市) 
【1009】 兵庫県 出石郡 資母村 (現 豊岡市)

二年半ぶりの月間500km超

20140830a.jpg今日は色々プランもあったのですが、昨夜夜更かしをし過ぎたせいか起きられず。 結局お昼前になってから近場を走る事に、後55kmで今月500km達成になるので、大和川河畔~飛鳥川河畔を周回するコースへ向かいます。

20140830b.jpgこのコースを走るのは6月以来ですが、先月からの栢森詣でが効いているのか不思議な位に快調です、いつも休憩する庵冶町のセブイレは通過して太子橋から飛鳥川河畔へ、三宅町のローソンで休憩です。

20140830c.jpg今井町の道路元標まで戻ってきました。 これからお昼をしに「よろづ」へ向かいます。

20140830d.jpg「よろづ」を後に明日香村へ、いつもの栢森までやってきました、今月13回目、先月の末頃から夕方の涼しい時間にひぐらしの声を聴きながら走ろうと思いたったのがきっかけです。 少し寄り道をしながら56km走って帰宅、2年半ぶりの月間500km達成です。 一昨年体調を崩して以来、ずいぶん良くなりました。 3月には足首を捻挫したりもしましたが、体重も3ヶ月で7kg減、走りも軽くなりました。

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木ノ本村道路元標へ

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後1回分残っているスルッとKANSAI3dayチケット、使用期限が月末に迫ってきたので、和歌山市に残している木ノ本村道路元標へ行ってきました。 午後から仕事の予定にしているので、桜井を朝一番に出発、大阪なんば経由で和歌山へ向かいます。

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関西の方ならご存知でしょうが、近鉄と南海の難波駅は相当離れています、接続時間は11分、ラッシュ時に輪行袋を担いで、切符を買っていたりするとちょっと難しい時間です。 日本橋~天下茶屋経由とか、スルッとKANSAIでなければJRで鶴橋~新今宮経由と云う手はありますが。

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南海難波0638発の和歌山港行き急行に乗車、和歌山市の一つ手前、紀ノ川駅で加太線に乗り換えます、初めて乗る路線です。 しかし単線と云え朝夕は1時間4往復は走っている割には草ぼうぼう、本線と違い2両編成でのんびり走っています。

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木ノ本村道路元標もよりの八幡前駅に0807到着、駅員が愛想良く昇降客に挨拶している印象の良い駅です、元標が残るとされる場所まで約1.5キロの道のりです。
今まで未踏の道路元標の位置はカシミールで管理しGARMINに落して利用していましたが、最近GoogleMapのMyMapにも登録したので、今回はスマホでナビしてみました。 ただスマホのバッテリ消費量がバカにならないのが欠点、エネループは必携ですが、訪れる場所が多いと追っつかないかも。

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道路元標は事前の情報通りの場所に基部がついたまま俯けに倒置されています。 しかし住宅街の道路脇にいつからこの様に転がっているのでしょうか。
和歌山県16基目、残すは難関の東牟婁郡色川村です、過去に何度も横を通っているのですがねぇ。

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道路元標を後に急いで取って返し、京都のクライアントへ、そして夕方から再び大阪へで出て日本橋へ、スルッとKANSAI3dayでなければの無駄な行程です。 近鉄、南海、計4,720円分乗車、都合11,590円分乗車した計算です。

本日の収穫 【1004】 和歌山県 海草郡 木ノ本村 (現 和歌山市)

eTrex用ハンドルバーマウント保守部品

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ブツブツ云いながらも6年使っているGPS GARMIN eTrex LEGEND HCx、ハンドルバーマウントのパーツがまた折れてしまった。 何年も使っているんだから仕方がないと云えば仕方がないかも知れないが、材質に問題がある事は間違いない。

20140823c.jpg本体は既に廃版だし、ハンドルバーマウントも現行品とは互換性がない。 GARMIN国内正規代理店のいいよねっとに問い合わせると、この「各種マウント取付用アクセサリー」と云う名のパーツは今もあった、1,512円(送料別途)は安いか高いかともかく、無ければどうしようもないので、早速お願いする事に。 保守パーツをしっかり持っていてくれる、いいよねっとさんに感謝すべきか。 さて次にはあるか。

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TOPEAK Mini Morph

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愛用のインフレーター、asuka号で使っているRoad Morph(写真下)のバルブ部分が無くなっているのに気が付いた、路上でパンクしからでなくて幸い。 KHSで使っているMini Morph(真中)の足で押さえる部分が折れているので、早速Mini Morphの方をネットで購入AMAZON で3,327円也、もう少し安い処もあったが送料無料で最安を選択。 インフレーターとしては安くもないがこれはお勧め品、当然Road Morphの方が大きい分エアーが良く入るが、短いMini MorphはKHSのシートチューブに収まる。 前回買ったのは2009年だった。 取り付け具も3個目なので丁度良し。 なおカタログスペックでは11bar(160psi)とある。

馬見村道路元標(奈良県北葛城郡)

20140822a.jpg 道路元標フリークにはちょっとショッキングな画像(^_^) 奈良県は北葛城郡の馬見(うまみ)村道路元標の現況です、さて何処にいるのでしょう。
 奈良県の道路元標探索のバイブルとも云える上田倖弘著「道路元標」を尋ねてによると昭和63年(1988年)の時点で、折損していて頭部が元の設置場所近くに放置とあるが、2006年9月に私が訪れた時には既に無かった。 それが昨年になってネット上で再発見された情報がでてきた。 自宅から15キロ足らずの広陵町、元の設置場所から西へ300m程、祐福寺の墓地に他の墓石や石仏と一緒に保管?されているとある。 その窮状を見るに偲びないので、ついつい後回しにしていたが、いつまでもあると思うな何とかと道路元標、朝和村道路元標の例もあるので、今になって向かう事に。

20140822b.jpg「馬見」の文字を残して頭部40cm程、前出の「道路元標を尋ねて」掲載の写真と変わりはないが、その記録を知らなければ道路元標だったと云う事は忘れ去られてしまっている。 どうやらここが終の棲家となってしまいそうである。

20140822c.jpg元は広陵町疋相のこの辻に建っていたされる(2006年9月撮影)。 馬見村は昭和28年に町制を施いた後、昭和30年いわゆる昭和の大合併で百済村、瀬南村と合併し広陵町となり現在に至る、馬見の地名はその後、香芝市に跨る真美が丘ニュータウンの語源ともなった。

 本日の収穫 【1003】 奈良県 北葛城郡 馬見村 (現 広陵町)