先月にも少し書きましたが、自身三代目のGPSを手に入れました、GARMIN GPSmap 60CSx(右)。 実は先代のeTrex LEGAND HCx(中)は山間部等で正しい測位ができない事がままあり(故障ではなく)、閉口していたのです、国内代理店の「いいよねっと」はファームをアップをしろとか、明確な根拠のない事を繰り返すだけで何の役にも立ちません、まぁ単なる「取次ぎ業者」ですからアテにするのも間違いなのかも知れませんし、それに本国GARMIN社も対応できなかった様ですが。 既に旧モデルとなってしまい、できれば新しいのが欲しいなと思っていたところに知人が最新機種を手に入れたので放出する事になり、渡りに舟とばかりに相場も見ずにすぐに「ほしい!」と手を挙げました、結果的に「早いもの勝ち」と云う事で、かなり格安で譲って頂く事ができました。
3つ並べてみるとかなり大振りですがハンドルマウントで使用しますので全く気になりません。 asuka号の場合のみフロントバッグにアンテナ部が当たりますので日東のアダプターを利用してステムに沿わせる様に配置してみましたがバッチリです。
話が前後しますが、LEGANDの不具合は近くの芋峠への登りで百発百中で発生します、一昨日GPSmapで早速ログを取ってきました。 ご覧の様に先代のLEGANDは赤線で暴れまくっています、もちろん青線がGPSmap、ほぼ地形図の道路をトレースしています。 この現象は低速度、峠道ですから10km/h未満の歩く様な速度で発生し、下りになる北西行きでは発生しません。 こんなシロモノが大きな顔してGPSとして売られていたのですよね、基本的に地図に掲載されている様な道路を走っている自転車ですから、GPSの位置に頼って遭難する事はまずないでしょうが、山歩きでアテにすると恐ろしいですね。
こちらも左がLEGAND(2015/9/27)、右がGPSmap(2015/11/12)で、区間は芋峠を越えて東吉野村谷尻までですが県道谷尻木津線に入ったあたりからも乱れていますね。 LEGANDは気圧高度計を内蔵していないモデルですから測位したGPS情報から高度を割り出していますが、時には標高0m以下になる事も。 対してカシミールへ転送し座標(既に狂ってはいますが)と地形図から割りだした標高が緑色の部分です、その誤差は200m以上になります。 いまさらそのエエ加減さに怒りすら覚えますね。
ともあれ新しいGPSmapでこの問題は解決しました、付けて頂いた内蔵の地図は古いですが、最近はスマホ上での地図や検索機能が充実していますので、フリーの地図をインストールするまでもなく私には充分です、感謝。