フォトブックを作ってみました

20151117a.jpg
 

 最近、ネット上からオーダーするフォトブックが思いの外安価に作れる事を知って試しに作ってみました、もちろん「自撮り」写真集です。 月曜未明にネットから注文して土曜にはメール便で届いていた様です。 148×148のスクエアサイズ無線綴じ48頁(写真46枚、カバー付き)でメール便送料込みで635円、この価格でミニ写真集ができるのはなかなか愉しいです。

 
20151117b.jpg 自分の写真がこういう風に印刷され製本されて届くのはなかなか感激ものです。 私が頼んだのは「しまうまプリント」、文庫サイズ36頁198円からA5サイズ144頁998円まで(税別)の15種類があり、レイアウト次第で最大285枚の写真を入れる事ができます。 48頁でも4.5mm厚程の冊子になりますから、手に取るとなかなか立派なもので、それに写真表紙のカバーが付きます。
 
20151117c.jpg レイアウトはあらかじめ冊子サイズ毎に用意されている19種類のフォーマットに、アップロードした画像(JPG)を配置して行くだけで、フォーマットには見開きや1頁2枚のものもあり、一部はコメントを入れる事ができます。 なお画像のアスベクト比はフォーマットによってまちまちですが、原稿との合わせ方は一応選択できます。
 
20151117d.jpg さて肝心の写真の品質ですが、ハイライトの飛びやシャドーの潰れ、特に暖色系の発色などこんなものかと思わせますが、写真品質をうたう高価(10倍近いものも)なフォトブックとは比べようもないのかも知れませんが、この価格で手軽にこれだけのものを手にする事ができるのはうれしいですね、コストパフォーマンスを考えるとお勧めです。
 と云ってもやはり気になるのはハイライトの飛びと暖色系の発色。 写真の自動補正の有無を写真毎に選ぶ事ができますので、最初の1冊は全て自動補正で行ってみましたが、どうやら私が思うに肌色を綺麗に見せるために一律に調整している様です。
 

20151117e.jpg

 そこでほぼ同じ内容のものを、自動補正なしで注文してみました。 出来上がったものうち気になる頁を並べて比較してみると、左が自動補正で右が補正なしです、自分のイメージとしては右の方が近いかなと云う感じです。 ただ全体的にみれば補正ありの方が圧倒的に良いと云えますし、どちらもほぼ同じ結果の画像も少なくありません、概ね自動補正でオーダーするのが間違いないでしょう。 理想的には納得できる画像をアップし、補正なしでオーダーする事でしょうが、私の場合あまり目が良くないかしてモニターの輝度値は高めになっている様で、モニターでこんなものかと思っている明るさだと、補正なしでは暗めの仕上がりになる様です。 モニターの輝度やコントラストはともかくキャリブレーションまで云いだすと、シロウトの手を出す範疇ではないのかも知れませんし、そこまで云々する方は高価な写真画質のフォトブックサービスを選ぶべきでしょう、少なくとも私には少し工夫すれば充分なものが出来上がります。
 今やライフワークの「自撮り」、次々と新作が生まれる訳で、オフラインでこんな写真撮ってますと紹介できる安価でスピーディなフォトブックは重宝しそうです。
 
PS : 「しまうまプリント」は鹿児島から送られてくるのですが、午前中にオーダーするとなんとその日の夜に出荷案内メールが届きます、クロネコではなく郵政メールですから奈良県へは中4日掛かる様です、それに日曜配達なしなので、火曜正午までのオーダーだと配達は翌週月曜になりました。
 スマホでもオーダーできるアプリもありますが、ハングしたりバグがあったりとかで評判は悪い様です、PCからとマイアルバムや編集中のブックの共有はできない様ですから、PCユーザーにはあまりメリットはなさそうです。
 文庫サイズ、A5サイズはいずれも縦長ですので、私の様な圧倒的に横位置の写真の多い者にはA5横向サイズがあれば良いのですがね。
No tags for this post.