夏の忘れ物

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 午後から少し出掛ける事に。 明日香村まで「自撮り」のロケハン程度のつもりですが、一応は機材は整えて出掛ける事に。しかし何ですかこの暑さ、予報では30℃に迫る気温だとか、先週からニッカスタイルで走っていたのですが、さすがに暑いのでほぼ夏の格好に戻って走り出します。
 
20161018d.jpg お目当ては稲渕の棚田を見下ろす回廊の様な道からの俯瞰、写真は7月1日に撮ったものですが、今度は黄金色に輝く棚田を狙いたかったのですが、もう稲刈りが終わっているのではないかとの心配が案の定、綺麗に刈り取りが済んでいます。はさ掛けでも並んでいれば絵になるのですが、いささか殺風景な案配。やはり連休前後に来るべきだったかと、その頃は「月うさぎキャンプ」だったり、お天気も悪かったですからね。毎年の事なんですがこのテーマなかなかモノにできません。
 
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 しかし見上げると真夏の雲ですねぇ、ふと思い出した事が。私の「自撮り」写真にはあるパターンがあって、背景を対象物で埋めつくす、例えば花であったり、紅葉であったりと、そう云ったイメージでこの夏は空と夏の雲をバックに「夏!」と云う感じで撮ってみたかったのですが、なかなかその様なシチエーションに出逢う事はありませんでした、何しろ雲ですからね。
 

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 ところで「自撮り」って走っている途中で良いポイントを見つけたら撮っているだけと思われているかも知れませんが、絵コンテとまでは行かずとも、それなりのイメージやシナリオを幾つか抱えていて、相応しい場所を探しながら走っているものなんですよ。 
20161018c.jpg 案山子ロードの坂を登って行くと、朝風峠の碑の先に白い雲が、棚田の方は諦めこちらにトライしてみる事に。
 平日なのでハイカーも少ないのですが、時折雲に遮られて日影になるのと、コース取りが難しくて、坂道を行ったり来たりで、撮り直す事テイク8まで一時間余り。
 
20161018f.jpg 結果的に満足の行くものは撮れませんでしたが、シルエットにするならともかくとして、空との輝度差が大きすぎるので結構強い陽射しが必要な事、夕方近くなら条件が整ってくるのですが、色温度が下がってきて青空が青空にならない、雲が真っ白にならないとか、それはそれで面白いのですが、なかなか難しいものがあります、それに流れる雲だけはねぇ。もくもくと湧きあがる入道雲に向かって峠道を登って行く、そんな写真が、来年の夏への課題です。

下ッ道と中ッ道

20161016m.jpg えぇ~世の中悪い事はできんもんでして、天理界隈を走ってまして交差点で立ち停まった処、反対側にランドナーを見掛けましたんでペコりと会釈しますと「cancanさんですね?」と、ブログの読者でグランボアのユーザーで奈良市の方とか、大和川河畔の公園までご一緒しまして暫し歓談のあとお別れしましたが、何処で誰が見ていないとも限らない訳で、おかしな事はでけんもんですわ
 
 さて金曜日に続いて大和郡山へ向かう事に、実は郡山の市街を南北に走る柳町の通りと下ッ道を結ぶラインを辿ってみるのが今日の目的です。 下ッ道とは7世紀には出来ていたとされる、奈良盆地を南北に結ぶ古代の道路で、同様に上ッ道、中ッ道などが存在しました。 近世には上ッ道は上街道と、下ッ道は中街道としてほぼ近いルートで継承され、古い街並みや集落を結ぶ旧街道として残っていますが、中ッ道はほぼ失われてしまっています。
 
20161016h.jpg 飛鳥川沿いの道から下ッ道へ入ります。 JR桜井線畝傍駅の東側の踏切(写真左上)から、八木町道路元標、横大路と交差する札の辻(写真右上)と北上し、田原本町道路元標(写真左下)から二階堂の古い街並み(写真右下)へ。
 
20161016i.jpg 二階堂で近鉄天理線を跨いで左へ、佐保川に架かる三郷橋を渡ります。 西詰には「右 郡山京 左 法隆寺龍田高田高野」の道標が(写真右上)、ただ左と示される佐保川右岸の土手の道は、残念ながら近鉄の線路で分断されてしまっています。 「洞ヶ峠」で日和見の代名詞みたいにされてしまった筒井順慶の墓所に立ち寄ります(写真左下)。 暫く行くと南に向って「右 長安寺平端村役場所在地 電車停留所近道 左 二階堂田原本八木」と記された大正13年の道標が(写真右下)。 佐保川の東側を真っ直ぐに北上する下ッ道より、郡山の町が成立した戦国時代以降は、こちらルートの方が利用されていたのではないでしょうか、従って二階堂以北では下ッ道=中街道とはならないのでは、上ッ道同様にルートの変遷を踏まえ、一括りに捉える事には気をつける必要があるかと。
 
20161016j.jpg 国道25号線と交差する現在は西筒井と称されている交差点のの南西角に筒井村道路元標があります。 現在、大和郡山市となっている範囲には8基の道路元標があったと考えられますが、現在ではこの筒井村の他に片桐村、治道村、富雄村の計4基が現存しています。
 
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 筒井の街並みを過ぎると、左に近鉄橿原線を見ながら暫く田園風景の中を、やがて郡山の街並みへ入り、一昨日も立ち寄った「金魚ボックス」を横目に、休日とあって人だかりが、結構な観光スポットになっているのですね。 柳町の通りは市役所の南側の三叉路、「菊屋」の前で終わります。 一昨日食べ損ねたので今日こそ「城之口餅」を頂く事に。 ちなみに郡山町道路元標はこの「菊屋」の角にあったと云われています。
 
20161016l.jpg 郡山市街を後にし、県道<144>大和郡山上三橋線を東へ、<745>木津横田線と交差するロータリーを南へ折れ<51>天理環状線に入ります。 天理環状線のうち西側の南北に走る奈良市今市町から天理市九条町までの区間が中ッ道と符合すると云われています。 集落を縫って走る上ッ道、下ッ道と比べると中ッ道は田園地帯の中を走っており、却ってそれが廃れてしまった原因かとも思えます。 ただ幾つかの道標が残っており、その中には「吉野」や「大峯山上」と云った表記もありますので、近世まで南北を結ぶルートとして利用されていたと思われます。 大和川を渡り桜井市に入ったあたりからは現在の車道で辿る事は難しくなりますが、中ッ道は香久山を正面に見ながらこの先も続いていたのでしょう。
 

ちょっとそこまでが… 58.3キロ

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大和郡山 箱本館「紺屋」にて
 
20161014a.jpg 車を持たない生活をしていると、なかなか買い物とか不便な事が多いのですが。歩いて行ける近くならともかくとして… カゴの付いた買物自転車などの持ち合わせはありませんので、そんな時に活躍するのがキャンピング支度のasuka号、ちょっとポタリングも兼ねて橿原方面に向ったのですが。
20161014g.jpg 先月から続いた鬱陶しい天気のお陰でここ暫くあまり走れていません、今日は少し肌寒い位なものの爽やかなお天気、こんな日に走っておかなければと、橿原まで来た処で飛鳥川沿いの自転車道へ。途中ランニング中の顔なじみの女性ローディに声を掛けられたり、今頃になって草刈りをしている自転車道を怪訝に思いながら走ります。
 
20161014h.jpg ここの自転車道を利用する人ならお馴染みの三宅町のローソンでコーヒーブレーク。 いつもならこの先で大和川に出た処で桜井への帰途に就くのですが、もう少し走ってみたいのとそろそろお昼時にもなりますので最近出た季刊誌サイクルの秋号を貰いがてらお馴染みの「まんま亭」に向う事にして、富雄川沿いの自転車道へ入ります。大和郡山市街を越えたくなかったので少し手前から東へ、特産の金魚の養魚池の並ぶ田園地帯を行きますが、Facebookのお友達が最近、郡山の観光案内所が運営する藍染の体験もできる箱本館「紺屋」に出向されているのを思いだし、折角ですので覗いてみる事に。リンクのあるOpenStreetMapでは場所が市役所の北側となっています、ところがそこには何もありません、再度HPから辿ってみると全く違う場所です、もとより郡山に土地勘のない私ですから、迷った挙句にどうにか到着。
 
20161014d.jpg 箱本館におられるお友達はなんと私と同姓、代々大和郡山の方で和歌山がルーツの私とは繋がりがある訳でもないのですが、同姓の好でで町家の建物や藍染体験コーナーを案内して頂きます。 なお5名までのグループで一人千数百円程度の料金で藍染体験ができます(要予約、エプロンや手袋も貸して貰えます)、また「ならクルサポーター」でもありますので、駐輪用のバイクスタンド(駐車場の奥なのでちょっと判り難い)や無料休憩所やトイレが利用させて貰えます。
 
20161014i.jpg すっかり長居をしてお邪魔をしてしまいましたが、箱本屋を後にして知る人ぞ知る「公衆金魚ボックス」へ、昔から存在は知っていましたが現物を見るのは初めて、箱本屋で場所を教えて貰ってやってきました。説明は不要、金魚の街「大和郡山」ならではのモニュメントです、柳町の通りとキタサイクルの前の道が交差する辻の北東角の珈琲屋の前にあります。
 余談ですが、郡山の旧市街を南北に貫く柳町の通りと下ッ道(中街道)との関係にちょっと興味がでできました。同じ奈良盆地にあっても桜井にいるとあまり大和郡山って通らないと云うか行かないのですよね、ですから「菊屋」と「とんまさ」くらいしか知らない訳でして、ちょっと探ってみようかな。
 
20161014e.jpg キタサイクルの前を通り、JRの踏切を渡って佐保川に出て北上します。しかしこのサイドバッグ泣かせの車止めには参ります。 
 
 
 
20161014f.jpg 県道<122>京終停車場薬師寺線に出た処で東へ、大安寺村道路元標の前を通り、桜井線京終(きょうばて)駅の北側の踏切を渡り「まんま亭」までの坂を登りやっとこさ今日のお昼にありつけました。
 まんまママと世間話をして、<188>高畑山線を帯解(おびとけ)まですっ飛ばしてから上街道をのんびりと南下、ようやく買い物と云う今日本来のミッションを済ませて帰途に、ずしりと重くなったフロントバッグの感触に、またキャンプに行きたくなってしまった、そんな本日の走行58.3キロでした。

第10回月うさぎキャンプ(3日目)

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Photo : skuramさん
 
20161010b.jpg 予想はしていたのですが、夜中はかなり冷え込みました、10月とは云え標高600m超えの「月うさぎ」を舐めいてはいけません、5℃は切っていたでしょうかね、用意してきたホカロンを取り出し寝袋にくるまって休みます。 しかし夜中ずっと犬が騒がしかった事、きっと鹿かなにかがうろついていたのでしょうが、そのうち疲れて泣き止むだろうと思っている内に、こちらが眠ってしまいました。 さて昨日と打って変わった爽やかな朝を迎えました。
 
20161010c.jpg 3日目の朝、爽やかな空気の中で撤収作業が始まります。みなさん思い思いにテントを乾かしたり、サイドバッグに荷物を押し込んだり。
  
 
 
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 第3のキャンピング女子を育成中。
 
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 アリオリ組は村内サイクリングに出掛けると云う事ですので、自走組の私たちは一足先に失礼する事に。吉野川沿いにデポしているショコラさんとたもさんですが、大宇陀の久保本家酒蔵へ寄ってから、関戸峠を下り津風呂湖畔を走って帰ると云う事ですので、大宇陀までLibertyさんと4台で走る事に。さて前回第9回の9台、前々回第8回の7台に比べると些か寂しいですが、恒例のキャンピング車を並べてのヤラセ写真の撮影会です。
 

20161010f.jpg さあ出発です!(Photo : 竹元さん、バクローさん)

20161010g.jpg 一谷峠を越え、稲刈り真っ最中の芳野川沿いの田園風景の中を走り、菟田野の旧い街並みの中を行きます。キャンピング車を連ねて走る至福の時間です。
 
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 大宇陀でショコラさん達とお別れし、Libertyさんと松山街道を北へ、途中城門跡へ立ち寄ります。実はLibertyさんとは2012年3月に門岡さんの「自転車ツーリング再生計画15周年オフ in 奈良」の折にも立ち寄りましたが、門岡さんはその2年後の2014年9月に亡くなられたのでした。
 女寄峠を下り、寝屋川まで帰られるLibertyさんを上街道で天理までお送りし桜井へ引き返して、第10回の「月うさぎキャンプ」を無事に終える事ができました。今回は区切りの10回目と云う事だったのですが。皆さんの予定が重なったりおかしな天気周り、参加者は少々寂しかったのですが、その分まったりと過ごす事ができて、これはこれで良かったかなと思っている次第です。
 
 1日目  2日目 3日目
 

第1回 2010年10月10~11日  第2回 2011年 4月29~30日  第3回 2011年10月8~10日  第4回 2012年 4月28~30日  第5回 2013月10月12~14日  第6回 2014年10月11~12日  第7回 2015年 5月4~6日  第8回 2015年10月10~12日  第9回 2016年5月3~5日

 集合写真を含む「第10回 月うさぎキャンプ」の写真をうちのHPにアップしています。[BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2016]と辿って下さい、大きなサイズの画像もダウンロードできます、参加者の方は再利用して頂いて結構です。なお認証が必要です、パスワードをご存知でないとご覧になれませんのであしからずご了承下さい。ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号下4桁です、CanCan謹製カレンダーの奥付等でご確認下さい。

第10回月うさぎキャンプ(2日目)

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なにより気掛かりだったお天気、予報では昨夜までに降りだす様な話で気が気でなかったのですが、結局降り出したのは日付が変わって1時半頃だったでしょうか、明るくなっても降り続き、そうなると誰もテントから這い出してくる気配もありません。 2日目恒例の村内サイクリングも叶わず、起こしてまわる事もないだろうと、こちらもテントの中でのんびり過ごさせて貰う事に、真夏なら暑くてそんな事も云ってられませんが。 結局テーブルを囲んでごそごそやりだしたのは11時頃だった様な、とにかくいままでで一番まったりと、のんびり過ごした「月うさぎキャンプ」でした。これもまた好し。

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 今日9日からの参加予定者が何人かいるのですが、ショコラさんが下市口(大淀町)デポでこちらへ向かっているとの連絡が、途中「よしの庵」でお昼を頂いてとの事なので、時間を見計らってお出迎えに、隣の車は?と怪訝に思っていると神戸からskuramさんがドタ参です。
 
20161009j.jpg 続いてバクローさん親子が車載で到着です。バクローJrにとって「月うさぎキャンプ」は待ち遠しい行事、ただ今回は学校の運動会の日程と重なっていて参加できそうになかったのですが、運動会が昨日強行されたお陰で、今日参加できる事になったそうです。写真はすっかりお友達になったお隣さんと、お隣と云っても「月うさぎ」からお隣まで900mあるのですが。
 
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 設営風景、左手前の三角形の小屋、サンルームかなと思っていたら、流れ星観察用に作ったものだそうです。
 残念ながらあびさんとなおじさんは今日帰らなくてはいけない由、今夜ははシェフ2人の到着で、おいしい料理と酒が一杯あるのに残念な事で、デポ地の大宇陀に向かって帰途に就きます。
 
20161009f.jpg あびさん一行と入れ替わりに、大阪からアリオリ組が到着です。前々回に続いての参加ですが、今回は直前まで開催が危ぶまれた事もあって、荷物を送る事ができず車載での参加となりました。走りたらない分は明日頑張って貰いましょう。前後してLiberty(麦)さんが到着、今夜はバクローJrを入れて11名と賑やかになりました。
 
20161009e.jpg 一部ですが今回の参加車両たち、今回は珍しく東叡か2台。
 
20161009g.jpg 今夜はスペイン料理「Alioli Dos」のマスター竹元さんとわがRRCBの誇るショコラシェフとのプロアマ対決、今夜「月うさぎ」がキッチンスタジアムになる!ってまずはギョーザかい、写真右下は「月うさぎ」現地調達の栗まではいった松茸ごはん。
 
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 なにやらもう屋台村状態です。
 
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 そして「月うさぎキャンプ」恒例のキャンプファイヤーです、宴は日付が変わるまで続いた様です。 1日目 2日目 3日目

第10回月うさぎキャンプ(1日目)

20161008e.jpg 「月うさぎキャンプ」は2010年から行なわれている、キャンプ装備の自転車で奈良県吉野郡東吉野村の古民家カフェ「月うさぎ」に集うと云うものです。 今年で7年目になるのですが、年に二度行なわれた年もあるので、今回で10回目を迎える事になりました。
 今回は5月に続いて2回目の開催と云う事になったのですが、先月から続いている不順な天気もあるのでしょうか、台風一過の爽やか秋晴れを期待したものの、前日まで開催を危ぶむ予報が続いていました。7日朝の予報では8~10日の降水確率はは70%-60%-30%の数字が、9~10日の一泊二日と短縮も考えてみたのですが、9日午後からは快方に向かうだろう事と、降水確率は高くても予想される降水量1mm以下と極めて低い事から酷い降りにはならないだろうと、予定通りに二泊三日で開催する事にしました。
 その様な訳で準備の方も直前になって始めた様なものなのですが、前日は風邪をひいたような体調でテンションも上がらず。 明日は例年の吉野川~高見川遡上ルートも同行者がいないので、ほぼ最短距離となるR165西峠を越えて行こうかと、ただ交通量が多くて愉しくも何もないコースなのが。
 
20161008a.jpg 8日朝、少なくとも雨は降っていません、最新の予報は午後から明日の未明との事です。 経由ルートを決めかねていましたが、最初の一踏みで吉野経由に決定、芋峠を越えて吉野川沿いに入るために明日香村へ向かいます。
 
20161008b.jpg 余談になりますが、「ならクル」の案内標識の距離誤標記は今以て直っていません、県道路環境課に報告してから既に5ヶ月。
 
20161008c.jpg 吉野町窪垣内でR370と別れ、県道<16>吉野東吉野線に入り、高見川右岸を行きます。
 
20161008d.jpg 東吉野に入ってから丹生川上神社の手前の自然酵母のパン屋さん「麦笑」でバケットを仕入れて行きます。この先お馴染みの蕎麦屋さん「よしの庵」があって、お昼時でもあって寄って行きたい処なのですが、今日は一人ですし早く「月うさぎ」に着いて設営や仕込をしておきたいので、今日はパスさせて貰う事に。ところで「よしの庵」さん「ミシュランガイド奈良2017特別版」に「わざわざ訪ねたい飲食店」のひとつとして紹介されたそうです。自転車仲間の皆さんにも紹介してきただけに、私もちょっと鼻が高いです。
 
20161008g.jpg R166沿いに出てから酒屋まで往復したので少し遅くなりましたが、13時半には「月うさぎ」に到着。芋峠を越えて吉野町から吉野川~高見川沿いの道を遡上するこのコースで本日の走行61.4キロとなりました。 
 
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 「月うさぎ」には数匹の犬と猫がいるのですが、桃太郎店長亡き後、跡目をめぐって熾烈な争いが続いています。 さてテントの設営を済ませ、今夜のポトフの仕込をしていると、今日の参加者が次々と到着します。和歌山県から九度山人さんが今回は車載で、三重県からあびさんと愛知県からのなおじさんが大宇陀の道の駅デポで、兵庫県からたもさんが吉野神宮デポで到着。天気の怪しい今回ですが、少しでも走って「月うさぎ」にはキャンプ装備で乗り込もうという皆さんの意気込みです。
 
20161008i.jpg テントの設営を済ませるとテーブルを囲んで夕食の準備を、兵庫県は神戸市から来られているたもさんは、朝一に丹波篠山まで車を走らせて、採れたての丹波黒豆を仕入れてきてくれました、早速茹でて頂きます。
 
20161008j.jpg あと参加予定だったギンタロウさんが仕事が片付くのが遅くなったとの事で不参加に、結果的に1日目の参加者は都合5名となり、第1回以来の少人数となりましたが、全員が8月の「十津川~龍神キャンプツーリング」の参加者と云う気心の知れたメンバーです。九度山人さんの車に便乗して「たかすみ温泉」まで往復し温泉でゆっくりした後、「月うさぎ」の番頭さんとさっちゃんも加わって夜の宴が始まります。今夜は満点の星空もキャンプファイアーもお預けですが、それ所以まったりと大人のキャンプの時間が流れて行きます。
 
 1日目 2日目 3日目

「自転車のいる構図 Ⅱ」

20161003a.png うちのHPにはGallery「自転車のいる構図」と云うコンテンツが以前からあるのですが、もう4年近くほったらかしで更新していません。最近は「自撮り」ばかりでこの手の写真は撮っても、ブログで使用して後はほったらかしだったのですが、久しぶりに「自転車のいる構図 Ⅱ」としてまとめてみました。そんな写真あったなとウロ覚えの記憶はあるのですが、さていつ撮ったのか、ブログなどを遡ってみたのですが。もう少しテーマに沿って絞った方が良かったかな。
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2016年9月の実績


 キャンプツーリングの企画も中止になったりと、走るに走れない9月でした。 結局は25ヶ月ぶりの低水準、603.9キロでした。 雨に濡らせたくないので「延陽伯」号の出動はなし、チェーンが切れたasuka号に代わりErba号で若干。 ところでグラフからKHSのデータがなくなりました、そうなんでバラバラにしたまま1年間出番がありませんでした。 今年の累計走行距離は8,196.2キロ、年間10,000キロに届くか。 しかしグラフを見ると妙な規則性が見えますね。
 体重の方は底を打ったと云うか、一応の目標には遠いです、っか格段の努力も何もしていないのですから。
 
 「自撮り写真集」、新作は3枚だけなのですが、題材が旬のものですから、更新しておきます。
 

9月27日の日記

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奈良県高市郡明日香村栢森にて
 
20160927b.jpg ほんと何度も云ってますが、天気予報に翻弄されている9月です。 昨日も東吉野へ行く話があったのですが、前夜に中止。 夜のうちに確かに降ってはいたのですが、結局は日中は降らず終い。 さて今週の予報と云えばご覧の通り、今日を逃すと安心して走れそうな日がありません、夕方から所用があるのですが、今月は距離的にも走り足りないので午前中だけでも走ろうかと。
 
20160927c.jpg 朝目覚めるとお天気は最高なんですが、なにからグズグズと準備をしていて、走り出したのは7時、取り敢えず昨日予定していた東吉野方面へ向かおうかと明日香村から芋峠を目指します。 吉野側へ下って時間が足らなければ関戸峠を越えて帰ってきても良いかと。
 ところが走り出しても1キロも行かない内に、チェーンが外れた様な感触、見るとチェーンが切れたではありませんか。 確かに一昨日の「彼岸花の乱」でも異音がする時があって気にはなってだいすけさんと話をしていたのです、それに昨日はディグリーザーでチェーンを洗った時にも異常は見当たらなかったのですが。 一応チェーンカッターも持ってきてはいるのですがメーターは0.88km、何もここで店を拡げる事はあるまいとトボトボと推して帰る事に。
 さて気を取り直してErba号で仕切り直す事に、7月に「ヴィンテージレーサー鑑賞会」で伊賀上野へ行って以来です、相変わらずディレーラーの調子が思わしくないのと、更に出遅れてしまったので、取り敢えず明日香村まで行って、自転車道を大和川河畔まで出て川沿いに走り、途中でイオンバイクに寄って替えのチェーンを仕入れて来ようかと。 ところが明日香村に入った処で写真を撮ろうとして、スマホを忘れてきた事に気が付きます、コンデジは持ってきてはいたのですが。 まぁ午前中くらい電話が使えなくてもどうって事はないかと先へ進む事に。
 
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 明日香村稲渕にて。
 
20160927e.jpg 明日香村栢森にて、明日香村の彼岸花も、色褪せたものが目に付く様になってきて、今年の盛りも過ぎようとしています、月が変わると稲刈りが始まり、秋の光景が入れ替わって行きます
 
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 同じく栢森にて。
 
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 明日香村を後にして、自転車道を八木界隈まで走ってきた処で、今度は栢森にボトルを忘れてきた事に気がつきます。 ただのペットボトルにカバーだけで、大したものでもないのですが、使い勝手が良いと云うか気に入っているので、再び明日香村へ引き返す事に。
 
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 結局は桜井市、明日香村、橿原市の中をウロウロしているうちに時間もなくなってきて、大和川河畔まで行く事もな帰宅、本日午前中の走行46.6キロ、今月の走行距離500キロは越えましたが、明日からの天気回りを考える、今年最低になりそうな。 さてチェーンを継がなくては。
 

「彼岸花の乱」こと葛城ポタ

20160925g.jpg 今日は輪童さん主催の恒例「葛城ポタ」に参加してきました、今年もだいすけさんとNKO48さんが参加されますんで「彼岸花の乱」のタイトルが。 最初は9/18の予定だったのですが、天候不順の今月、一週間順延となりました。 しかし今日も午後は降水確率60%に一時なっていた様な。 続きを読む 「彼岸花の乱」こと葛城ポタ