LGA1150マシンがやってきた

 先月の事ですが自転車仲間のT氏から「パソコン要りませんか?」との連絡、なんでもIiyamaのBTOでCPUがIntel Core i7-4790 (3.6GHz) 、Memory 16G、SSDに2.5吋HDDとBDドライブ搭載 … 2012年に購入したものとの事ですが、LGA1150ソケットの Core i7 の新第4世代 、当時の最上位CPUではありませんか、うちにあるPCで一番マシなのは LGA1156ソケットの Core i7-870(2.93GHz)  のCore i7 第1世代ですから、非常に嬉しいお話、いずれバラして組みなおす事になりますが、有難く頂戴する事になり、今月3日にわざわざ届けて頂きました。
 ところでLGAと云ってもパソコンのハードウェアに詳しくない人には判らないと思いますが、CPUを取り付けているソケットの規格、LGA(Land Grid Array)即ち接点のピンがCPUではなくソケット側に付く様になってからの規格で2004年に登場した LGA775 → 1156 → 1155 → 1150 → 1151 → 1200 → 1700 → 1366 → 2011 → 2011-v3 と進化?して最新はLGA2066ですから、決して今どきのものではないのですが。うちにはノートPCは別にしてもLGA775が2台、LGA1156が 4台が現役です(PGA478ソケットの Celeron2.4GHz のベアボーンも動いたりして)。動画編集がゲームでもやらない限りこれでも十分間に合っているのです、まぁそれなりの工夫はしているのですが。ただこれからのWindows11には対応できないのは悩ましい処。
 さてミドルタワーケース7台が鎮座しているうちPCスペースですが、ロープロファイルが上手い具合に収まるスペースがありません。

 棚板を組み替えて、横置きで入れるスペースを確保、縦置きを前提としたスリムタワーとしてデザインですので、横向きに置くとちょっと不細工ですが、機能的にはうまく収まりました。

 BTOと云っても典型的なメーカー製スリムタワーの構成、キャラクタベースのBIOS画面に慣れた年寄りには戸惑うBIOS画面。Windows 10 Homeが入っていますので一旦SSDを切り離してWindows 10 Pro版をインストールし直す処からスタートですね。
 余剰部品としてCPU Core i3-4160(3.6GHz)と4Gと8GのDDR3メモリ、HDMI出力が必要なために付けていたビデオカード(GT710)が付けてくれています。
 どうやらT氏が最初に買った時はCore i3 4GメモリでWindows 8か8.1が入っていて、その後CPUのグレードアップとメモリ増設、SSD化が行われたのでしょう。1150マザーを見つけてきたら手持ち部品でもう1台組める按配、触りたくてウズウズしているのですが、梅雨入りまで我慢我慢。

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5月11日の日記


 今日は休日なのですが、昨日走った事ですし、自転車は日常生活の足として。延陽伯号を駆ってまずは横大路(竹之内街道〜初瀬街道)を西へ、大和高田のかかりつけの酒本先生の処へ、しかし勿体ないお天気です。

 4月28日からロードショウされていた映画「せかいのおきく」、奈良県下では橿原アルルのTOHOシネマズが唯一の上映画館でした、今日11日が最終日、8日にも時間があったのですが、バリアフリー日本語字幕が付いての上映だったのでパス、と云うより最近はそんなのがある事を知った次第。今どきの事ですからデジタルでしょうが、作品はいわゆる35mmスタンダードサイズのそれもモノクロ作品(ネタバレになるかも知れませんが厳密にはパートカラー)。カラー作品が当たり前になった1960年代以降もモノクロ作品は洋画には「シンドラーのリスト」を始め結構ありますが、邦画となると小林正樹監督の「切腹」(1963)、森谷司郎監督の「首」(1968)年以降ちょっと思い付きません。映画に限らずモノクロ表現に対してノスタルジックなと云った表現がありますが、テレビも写真もモノクロが当たり前だった時代に育った私の世代と、モノクロ表現もエフェクトの一つだろう今の世代とでは違うのでしょうね。また「せかいのおきく」では「肥え」が重要なアイテムですが、通学路にあった畑の片隅には野壺があり、夏休みに明日香村の母方の実家で過ごし、祖父の牽く肥えの入った桶を積んだリヤカーを推した経験のある自分には、この映画はあまりにリアル過ぎて…
 で映画はどうだったのと聞かれるとね、素晴らしい作品だと思いますし、肥えを積んだ天満船が輝く川面を滑るシーンなどモノクロならではの映像美、ただ全体的には評価が別れるでしょうね。私には父親と声を失った主人公「おきく」の変わり様が十分には納得できません。いずれにせよ日本映画ファンは見ておきたい映画です。
 肥えを汲み移す時のドボドボと云う音があまりにリアル過ぎて、こと音に関して非常に拘りが感じられ、映画館で観た価値はそこにあったかも。

 終演が14時半、遅くなりましたが帰り道に4seasonに寄って遅い昼食を、ところで4seasonが今年の「モバイルグランフォンド奈良・吉野」のチェックポイントになっています。本日の走行26.2キロで今月は既に400キロ超、明日からお天気は下り坂とかで500キロで折り返すのは無理かな。
そうそう昨日頼んでいたムックが届いていました、最近は紙の本を買う機会が少なくなってしまいましたが、鉄なサイクリストにはなかなかお勧めの一冊です。関西では阪堺電車、京阪京津線、近江鉄道、関西本線が紹介されていますが、遠いところで篠ノ井線旧線、わたらせ渓谷鉄道、久比岐自転車道。一畑電車、メイプル耶馬サイクリングロード、宮原線廃線跡が興味深いです、九州は遠いけど篠ノ井線旧線は夏に考えてみようかな…
CycleSports「鉄道と自転車の旅」Ril &Ride

遠回り通勤サイク(東吉野)

県道28号吉野室生寺針線 吉野郡東吉野村瀧野 染谷峠 

 今日は「自撮り」の準備を整えて、芋ヶ峠を越え東吉野方面へ向かう事にしますが、なぜか足が重くてペースが上がりません、栢森にて。

 いつもより休憩多めで 1030 どうにか芋ヶ峠(497m)に到着。

 今日は最短距離となるだろう津風呂湖南岸を行く事にします。

 入野(しおの)から入野トンネルを抜けて窪垣内へ下ります。
 先週も走った高見川右岸の県道16号吉野東吉野線を行きます。東吉野は新緑のこの時期が一番好きです。

 今日は小(おむら)回りで県道220号大又小川線から県道221号小村木津線を継いで走りますが、藤の花とシャガの花が盛りです。
 1320 高見山を見上げるいつものビューポイントまでやってきました。

 国道166号の旧道を暫く走り出合から県道28号吉野室生寺針線へ、「モバイルグランフォンド奈良・吉野」のチェックポイント「たかすみ温泉」へ立ち寄りますが、温泉の前のよろず屋で飲み物とお菓子をアイスクリームを買い求めて、チェックポイントの前で小休止。
 瀧野集落を過ぎて染谷峠(710m)への本格的な登りとなります。2ヶ所で「自撮り」にトライしますが、もう少し強い陽ざしがほしかったのですが、今まで何度も来ていますが、これと云う1枚が撮れません。昨年5月
 1526 染谷峠に到着、国道369号旧道の大内峠へ下り更に下ります。

 時間が押してきていますが、内牧から水呑峠でショートカットして菟田野へ、先週目を付けておいた芳野川沿いの小径へ。

 GoogelMapによると近くに「なんじゃもんじゃの木」があるそうで、丁度開花時期だと思うので見て帰る事に、激坂を押し上げた上の民家の庭先にあり、白い花を付けている今の時期はなかなか存在感があります。
 女寄トンネル経由で17時には帰宅、本日の走行86.2キロ。

2023年春 18きっぷ輪行旅総括

 既に1ヶ月が経とうとしているのですが、ようやくブログの更新が追いつきましたので、今春の「18きっぷ輪行旅」の総括です。今年は「全国旅行支援」を活用できる貴重な機会ですし「18きっぷ」を11回分を利用して走り回りました。なお端数を譲ったりヤフオクで落としたりしているので5の倍数ではありません。

3月10~13日 「10年ぶりの関東遠征」 三鷹のギャラリーで行われていた故合田佐和子さんの回顧展と、以前からお邪魔したかった川崎市百合ヶ丘のサイクリストの集うお店「Coffee & Beer 轍 Wadachi」への訪問を兼ねて東京、埼玉と群馬あわよくば長野の道路元標を巡るサイク、久しぶりに延陽伯号を担いで出掛けたのですが、道路元標の方は長野どころか東京都と埼玉県の19基を回るのが精一杯でした。次のシーズンには長野県側から山越えで向かうプランを温めています、熊谷とかはあまり夏には行きたくない気もするのですがね。
■ 3月10日 桜井→名張→名古屋(近鉄利用)/名古屋1216→1309豊橋1323→1357浜松1410→1521静岡1524→1641熱海1646→1708小田原 4時間52分(待ち35分)の旅 5,170円分乗車/小田原→百合ヶ丘→成城学園(小田急利用)
■ 3月11日 成城学園→新宿(小田急利用)、新宿→三鷹→熊谷 走行92.0キロ。
■ 3月12日 熊谷→籠原駅 走行46.9キロ、籠原1446→1518高崎1528→1538新前橋1542→1636水上1642→1817越後川口1829→十日町→戸狩野沢温泉→豊野→2129長野 6時間43分(待ち41分)の旅 5,170円分乗車(豊野→長野間しなの鉄道別途260円)。
■ 3月13日 長野0631→0811塩尻0816→1028中津川1049→1213名古屋1307→1409亀山1414→1535加茂1539→1554奈良1558→1627桜井 9時間56分(待ち1時間33分)の旅 6,930円分乗車。
 3月19日 2023年春 18きっぷ輪行旅「若狭路へ」 近畿でありながら自転車で走った事の若狭の海岸線を走る、一応ロードで舞鶴~敦賀を考えたのですが、結局は小浜止まり、でも「自撮り」の方で成果がありました。
■ 奈良0522→0622京都0637→0721園部0725→0825綾部0851→0920東舞鶴 3時間58分(待ち46分) 走行71.9キロ(奈良駅まで自走20.9キロを含む)小浜1729→1834敦賀1849→2047京都2105→2201奈良2204→2234桜井 5時間5分(待ち36分)、往復で7,480円分乗車。 
 ところが19日若狭から帰ってきてからとんでもない事をやらかしてしまいました、なんと「18きっぷ」をアノラックのポケットに入れたまま洗濯してしまったのです。きれいに伸ばして並べたのがこの有様、関東遠征で3回使った残りはDさんに譲る予定にしていたので、新たに買ったものを1回使ったきり、JR桜井駅に駆け込みますが、若い駅員は端末を操作して再発行はできない(そらそうでしょ)、だからこのまま使ってくれとの事、ただ桜井駅の一駅員の主観に依る判断ですので、桜井駅では良くても他の駅でどう判断されるか判りません。実はJRの旅客営業規則第149条「券面表示事項が不明又は不備の乗車券類」で再交付の請求ができるのですが、話を難しくしてやはりこれは使えないと判断されると元も子もありません。少なくとも桜井駅で乗車してどこかで下車して、無人駅で乗車して桜井駅へ帰ってくる様なパターンだとこのままでも大丈夫でしょう、車内で検札を受ける場合もありますが、桜井駅で乗車時に入鋏(スタンプ)している限り有効性は桜井駅が判断した事になるでしょう。と云う訳で今後予定を考えると3回程度のマトモな「18きっぷ」がほしい処、上手い具合にヤフオクで額面割れで落とせたんですよね。
 件の「18きっぷ」はこれ以上ボロボロにならない様に粘着フィルムで裏打ちしてPP袋に入れて使う事に。

3月22日 自転車抜きで金沢へ そんなこんなで天気予報の思わしくない一日、ボロボロの「18きっぷ」で未収の道路元標巡りで金沢往復。来年春には北陸新幹線の敦賀延伸で在来線が3セク化されて「18きっぷ」で金沢に行けるのも後1年、現時点で確認されている石川県に残している道路元標は後9基です。
■ 桜井0622→0650奈良0654→0753京都0819→0950敦賀0953→1050福井1113→1242金沢 6時間20分(待ち1時間3分)/金沢1717→1854福井1901→1951敦賀1953→2044米原2054→2148京都2153→2253奈良2257→2325桜井 6時間8分(待ち28分)、往復で10,340円分乗車。 
3月28日 2023年春 18きっぷ輪行旅「再び若狭路へ」
リベンジと云いますか、山陰本線山家駅をスタートし若狭路へ、小浜を越えたものの風光明媚な海岸線に沿って走ろうとする限り私の脚力では敦賀は難しいですね、小浜線十村駅で終了。途中に通った田烏(たがらす)の棚田は「自撮り」の準備して再訪したい処です。
■ 桜井0543→0616奈良0619→0723京都0734→0820園部0822→山賀0922 2,310円、走行81.0キロ、十村1755→1834敦賀1849→2042京都2105→2201奈良2204→2234桜井 3,410円 計5.720円分乗車
3月30日~4月1日 2023年春 18きっぷ輪行旅「高山~富山」 黄砂に阻まれ一昨年は拝む事ができなかった冠雪の立山連峰と未踏の高山本線沿線へ、自転車で高山へは二度ばかり行っているのですが、高山~飛騨古川間を除けば高山本線沿線は未踏区間ですし「18きっぷ」で富山県へ行くのは高山本線は今や唯一のルートです。
 「全国旅行支援」での割引きやクーポン、日頃から安宿にしか泊まらない貧乏人には宿泊料金最大20%割引にメリットは少ないですが、平日旅の多いは私には2,000円(平日は)のクーポンは大きいです、贅沢しなければ夕食と朝飯位は賄えてしまいます。今回も埼玉に続いて、岐阜県と富山県で有難く使わせて頂きました。高山本線での列車を入れた「自撮り」ポイントは新緑か紅葉の季節に再訪したいとプランを練っています。
■ 3月30日 桜井1013→1041奈良1107→1151京都1207→1319米原1330→1404大垣1411→1422岐阜1445→1815高山 5,720円分乗車。
■ 3月31日 高山→富山 走行108.9キロ 
■ 4月1日 富山→若栗駅 走行53.2キロ、若栗1154→1309電鉄富山(富山地鉄利用)/富山1412→1505猪谷1508→1908美濃太田1912→1942多治見1949→2032名古屋 6時間20分 4,840円分乗車 /近鉄名古屋2100→2238大和八木2246→2252桜井(近鉄利用)
4月4日 2023年春 18きっぷ輪行旅「和田山~播磨新宮」 
「18きっぷ」の有効期間が迫ってしました、週間天気予報と勤務ローテーションの睨めっこ。日帰りで兵庫県の未収道路元標を求めて山陰本線和田山駅へ。
■ 奈良0522→0622京都0637→0721園部0725→0927和田山
和田山→播磨新宮 走行99.1キロ(奈良駅までの自走20キロを含む)。
播磨新宮1811→1842姫路1856→1958 大阪2012→2110奈良2117→2148桜井
4月9日〜11日 2023年春 18きっぷ輪行旅「四国へ」「18きっぷ」の有効期限のかかる場合は復路に「18きっぷ」のメリットのないプランにする事が多いのですが、今回は往路で高知まで利用し、復路は小豆島経由で山陽電鉄飾磨駅から私鉄を乗り継いで帰ってくるプランです。私鉄を乗り継いでと云っても時間は掛かるものの飾磨駅から桜井駅まで改札を通らず、上手くすれば2回の乗り換えそれも階段を使わずに「18きっぷ」1回分より安い2,220円で帰ってこれるのです。
■ 4月9日 桜井1013→1041奈良1045→1137大阪11:45→1248姫路13:05→124相生13:32→1438岡山1442→1520坂出15:30→1543多度津15:59→1706阿波池田1748→2027高知
■ 4月10日 高知→土佐山田駅 走行77.4キロ、土佐山田→高松
■ 4月11日 高知港→土庄港 走行70.0キロ 姫路港1715→1855飾磨駅 走行70キロ、飾磨2011→2134尼崎2137→2203鶴橋2208→2248桜井(山陽・神戸高速・阪神・近鉄利用)

 と云う訳ですが安上がりに「18きっぷ」と云っても、倍以上も時間をかけて普通列車を乗り継いで行くのですから、効率的だとは云えませんし、余程好きでないとやってられません。それでも懲りずに夏のシーズン(7月20日から9月10日)に向かってプランを練っている訳ですから、我ながら物好きだとしか。まぁプランを練るのも愉しみの一つなのですが。

遠回り通勤サイク(吉野~宇陀)

  高見川河畔 県道16号吉野東吉野線 を行く

 一昨日の疲れも取れましたし、昨夜はゆっくり仮眠も出来ましたので、勤務明けから特にコースを決めずに走り出しました。このGWはあまり良くない天気予報でしたが、高気圧が頑張ってくれているお陰で明日まで良いお天気とか。先日から始まっている「モバイルグランフォンド奈良・吉野」(以下MBGF)、今年はもういいやって気もするのですが、取り敢えず通りすがりは拾っておこうと近鉄飛鳥駅前のチェックポイント「道の駅飛鳥」へチェックイン。

 県道120号五條高取線を走り土木遺産にもなっている薬水拱橋(きょうきょう)をくぐって福神へ登ります。
 京奈和自転車道のルートは重阪(へいさか)峠を越えずに、遠回りして福神から大阿太を越え梁瀬橋を渡って吉野川べりを五條に向かうのですが、この辺りも土地勘が無いと判りにくい処、ブルーラインも途切れていて、目標物のない果樹園の拡がる中を走ります、と判っている筈の私が曲がり損ねてコースアウトしてしまいました。京奈和自転車道なら大淀町佐名伝に下らなければならない処を、引き返す事もないだろう五條市東阿田町へ下り、国道370号を走り梁瀬橋を渡り吉野川左岸の県道39号五條吉野線へ、自転車道ルートとは逆に遡ります。
 下市町のAコープで補給、菓子パンをかじりながらコースを考えますが、走行が20キロを超えた位から、背中の左側、肩甲骨の外側辺りから痛みが、長距離を走ると出てくるのですが、一昨日に走った折に怪我をしている右手をかばっていたせいなんでしょうか、左側にだけに出ているのかも。様子を見ながら走る事にします
 千石橋南詰を経て引き続き県道39号を行きます。GWとあって吉野川の河川敷は賑やかです。
 宮奥大橋で吉野川右岸に渡り国道370号から県道16号吉野東吉野線へ、いつもの定番コースになってきましたが、今日は「よしの庵」も休みですので小(おむら)回りは次の機会にして、小川(写真右)から鷲家方面へ向かいます。
 鷲家でMBGFのチェックポイント「小さな道の駅 ひよしのさとマルシェ」へ、岩端のOさんのトゥクトゥクが停まっています、食事に来たそうですがどこでも人気者ですね。


 国道166号線を少し走り旧の木津隧道へ、木津側の木々が伐採されて高見山が見える様になったのですが電信柱がネェ… ポータルは今風ですが補修されています、先日の由良洞隧道みたいなのはつくづく残念です。
 そのまま旧道を走り県道251号谷尻木津線へ入り一谷峠へ、今日は「月うさぎ」が営業、既に14時を回っていますが電話をしてみるとまだOKとの事ですので、お昼をお願いします。

 一谷峠から10分で「月うさぎ」に到着、GWとあって結構賑わっています。「月うさぎキャンプ」が終わって早5年、皆んなで集まる機会も無くなりましたが「宝箱」でパーッとやりましょうと番頭さんからのリクエスト。
 いつもの芳野川沿いの道を走ります。回廊の様な道、山路の辺りで草刈りがされていてちょっと良さげな「自撮り」ポイントかも、次は準備をして来ましょう、東吉野も新緑の季節が一番ですしね。
 チェックポイントの榛原の「宇陀市榛原総合センター」に立ち寄って西峠経由で17時には帰宅、本日の走行95.3キロ。

信楽~伊賀上野サイク

県道138号信楽上野線 御斎峠にて(写真 : バクローさん)

 今年のGW、カタギの人には面白くない週間予報になっていますが、2日は良いお天気と云う事で走る仲間を緩く募った処、若干2名と現地合流1名が釣れちゃいました。行き先は信楽から伊賀上野と時々走っている定番コースです。

 近所のK君と5時半には桜井を出発、上街道を北上し奈良阪から大仏線跡に沿って加茂へ、恭仁大橋(写真右)で木津川を渡ります。(写真左は奈良少年刑務所跡)
 大阪から走ってくるF1さんとは和束ローソンを9時にスタートできる様にとの約束で走っていたのですが、なんと8時過ぎには着いてしまいました、ところが既にARAYA  EXCELLA Sportif の姿が…

 早々に面子が揃ってしまったので8時20分には和束のローソンを出発、府道5号木津信楽線を一路信楽へ。GW中の平日のせいなのでしょうか車が多い様な、それでも湯船を過ぎると殆どの車がR307を経由するため交通量は少なくなります。周りの風景は和束川の渓流、茶畑、田植えの始まった田園風景と趣を変えながら京滋府県境へ向かいます。
 0913 府県境の無名の峠に到着、和束ローソンから53分ですからランドナーでは上等なタイムです。ところで信楽で合流予定のバクローさんですが、信楽町中野のコンビニの近くのお寺で待っているとのめっせ。
 無事、R307の旧道でバクローさんと合流。ここから伊賀上野までフロントバッグにマッドガードの付いた自転車を連ねて4人で走ります、ただタイヤ径が700C、650A、20吋とマチマチなのはご愛嬌。(写真 : バクローさん)

 一旦信楽駅前へ、まだ10時前ですが「しがらき駅前陶器市」が開かれていて駅周辺は結構な人出、R307も渋滞しています。お昼は近くのコンビニで買い出しをして「鶏鳴の滝」で食べようと云う事に。

 「鶏鳴の滝」は大戸川上流にある滝で、県道334号多羅尾神山線の途中から800m程入った処にあります。国道422号を跨いで県道に入りますが、殆ど車はやってきません。(写真 : バクローさん)

 駐車場から押し担ぎで少し進むと「鶏鳴の滝」、真夏に来ると最高ですが、ここまで来るのがね。

 思い思いに食事の後は再び県道に戻り御斎(おとぎ)峠へ向かいます、伊賀上野側から登るのも大変ですが、結構ダルいアップダウンが…

 1206 御斎峠(570m)に到着、現在の県道の峠は切通しですが、少し下ると上野盆地の展望が開けます。「御斎峠なのか御斉峠なのか」
 上野では「鍵屋の辻」に立ち寄りましたが「数馬茶屋」はお休み。後から聞いた話では「数馬茶屋」が廃業する話がでているのだとか。
 上野市駅前でバクローさんとお別れし、猪田道から伊賀神戸へと南下し、初瀬街道に入ります。
 名張から赤目と走り、奈良県へ戻ってきました、既に100キロ超。道の駅「宇陀路室生」で最後の休憩、旧街道で海老坂峠を越え、室生ダム湖畔を走り、女寄峠を下って17時過ぎには桜井に帰ってきました、大阪へ帰るF1さんとはここでお別れ、どうぞご安全に。本日の走行146.2キロ、センチュリーランには届きませんでしたが、気温も程良く日が長いこの季節は距も延びます、久しぶりにガード付きを連ねてがっつり走りました。