輪行袋の再生


 世間は3連休の方も多い様ですが、私は3日と5日が出勤で何処へも行けず、結構なお天気が恨めしい限り。なんでもすみれちゃんを筆頭にゆるゆるCCの有志は信州は小熊黒沢林道へ行っているとか、くそっ熊に食われっちまえ!と。
 ところで暫く輪行ツーリングの予定はないのですが、現在輪行袋は幾つかあって主に使っているのは OSTRICHの L-100 とデモン太用にマルトのZD(筒型タイプ)の上部をスナップ止めに加工して使っている2つです。
 そしてエンド幅の違う車種に対応させる為に自在エンド金具を用意してあるのですが、最近のエンド保護金具は今時のロングケージに対応する為に背が高くなっています。実際asuka号とErba号はそちらの方が使い勝手が良いので出番が多くなってしまいました、エンド幅の狭い延陽伯号の時は自在金具を持って行くので、間違えると話になりませんので、袋と金具はセットにしておきたい処。
 そうなると輪行袋がもう一つあれば良いのですが、24吋の延陽伯号と云えども以前KHSで使っていたチビ輪では窮屈すぎます。そこで埃を被っている OSTRICHのE-10(Emu) が目に留まりました。
 ところがこいつが曲者でして、縫製が悪くてファスナーを縫い付けている処が解れてくるのです。輪行支度中に解れた生地がファスナーに絡まって閉まらなくなったりと、急いでる時に腹立たしい事極まりない代物なんです。Facebookのお友達の中に同色の Emu を使っている人がいて、やはり解れてきたそうです。明らかにロット不良ですね、今も現行商品ですのでご注意を、同社の製品はあまり好きではないのですが、品質はこんなもんなんでしょうね。

 いつまでも使えないものをおいておくのも、そこで思いついたのはテントやレインウェアの補修用に使うシームテープを解れてくるファスナーを縫い付けている部分に貼り付けてしまおうと云うもの。油汚れの付いた輪行袋をよく洗濯して拡げます。シームテープの使用方法は本来の目的に使う場合となんら変わりはありません、あて布をしながら低温のアイロンでテープ接着面を溶着させる訳です、簡易な裾上げテープと同じですね、ただ貼り付ける距離が長いのでちょっとコツが要りますね、アイロン台があればバッチリ。
 テープの分だけゴワゴワ感がありますが、畳んで保管していてもテープが剥がれてこなかったら成功と云う事で、乞う御期待。